こんにちは、ham(@ham50865160)です。
私は今29歳なのですが、20代後半〜30代になるとだんだんファッションの幅というか、系統が自ずとある程度絞られてくると思います。
20代前半の頃と違って、年齢的に(体型的にも)モードやパンク、お兄系などは厳しくなってきますからね。
となると、
- ナチュラルなリアルクローズ系
- ミリタリー、テック系
- アメカジ系
- イタリア伊達男系
- 服に興味ない系
あたりになってくると思いますが、是非私はこの中で、『ナチュラルなリアルクローズ系』を推したい。
その理由は
やり過ぎないおしゃれで、大人の余裕を感じさせられるから。
ナチュラル系のファッションは、程良く力の抜けたシルエットで余裕を醸しながらも、生地やデザインで服へのこだわりを感じられます。
そこで今回は、大人が今着るべきおすすめのナチュラル系ドメブラを5つご紹介していきます。
目次
今大人が着るべきナチュラル系ドメブラ5選
AURALEE(オーラリー)
AURALEE(オーラリー)は2015年にデザイナーの岩井良太さんが立ち上げたブランド。
素材からデザインを考える。
というコンセプトの通り、非常に素材にこだわったブランドであり、そのゆったりとしながらもどこか品のあるデザインで一躍人気となりました。
とにかく上質で、触り心地のめちゃくちゃ良い服が多く、素人にも分かりやすく良い服といったイメージがぴったりのAURALEE。
2018年にデザイナーの岩井さんがFashion Prize of Tokyoを受賞し、2019年からはパリコレにも進出している日本のみならず世界的にも注目のブランドですね。
価格は結構高めで、シャツでも20,000円くらいから、アウターなら100,000円越えもザラです。笑
特にパリコレ進出くらいからやや値上がりした感じがありますね。
あとはとにかく人気のブランドなので、服好き界隈ではかなりの確立で人と被ると思います。
しかしそんな爆発的人気もうなずけるクオリティを擁するブランドなので、ナチュラル系ドメブラで最初に手を出すべきブランドと言えるでしょう。
- とにかく生地や素材にこだわっていて、素人でも良い服だと分かりやすいほどに上質
- 価格はやや高め
- 人気過ぎて被りやすいかも?
COMOLI(コモリ)
COMOLI(コモリ)は2011年にデザイナーの小森啓二郎さんが立ち上げた日本のブランド。
コンセプトは、
全ての洋服の原型は欧米から生まれ、ある目的の為に作られた物である。
今の日本の気候と日本人の体型に合った、上質でシンプルな服を作る。
となっています。
COMOLIの服は、もちろん生地や縫製にもこだわってはいるのですが、一見しただけだとちょっと良さが分かりにくい。
視覚では伝わりにくい上質さなんですよね。
では何故こんなにも服好きたちに人気なのかというと、抽象的な言葉になってしまいますが、着た時の『雰囲気、空気感』が格別なんですよ。
まさに『空気を纏う』という表現がぴったりのブランドです。
これは本当に着てみてもらわないとお伝えできない部分だと思いますね。
ただしCOMOLIの服を試着する時は要注意。
着たら必ず欲しくなってしまいますから…笑
試着したら最後…
恐ろしいブランドやで…#comoli#ファッションブログ
https://t.co/t2tm95GhF9— ham(はむ)@遅咲きファッションブログ (@ham50865160) February 1, 2020
価格はAURALEEと同じくらいか、それ以上に高いですが、しっかりと価格相応の価値があるブランドですね。
- もちろん素材や縫製は良いが、一見しただけでは伝わりにくい上質さ
- 独特の雰囲気・空気感を持っている
- 着たら最後、確実に虜になってしまう
- 価格はAURALEEよりも更に高め
YAECA(ヤエカ)
YAECA(ヤエカ)は2003年に服部哲弘さんと井手恭子さんという、男女2人のデザイナーが立ち上げたブランド。
必然的にシンプル。
をコンセプトに、非常にミニマルで上質な、いわゆる『日常着』を作り続けています。
YAECAではシーズン毎にテーマを設けず、ルックやコレクションがないのも特徴。
定番アイテムを少しづつアップデートすることで、決して流行を追わずに、ひたむきにベーシックウェアを追求しているブランドですね。
YAECAは、安定感のある定番アイテムばかりなので、
なんてことが起きにくいのも嬉しいポイント。
定番アイテムの中でも、特にワイドテーパードデニムはブランドを代表するアイテム。
私が服にハマるきっかけとなった思い入れのあるアイテムでもあり、キレイなワイドテーパードシルエットが非常におすすめなデニムですね。
YAECAの価格帯はこれまた比較的高く、シャツは20,000円程度からですが、AURALEEやCOMOLIに比べると少し安いかな。
- 流行に捉われない、シンプルでベーシックな服を作っている
- 定番アイテムが多く、毎シーズン出してくれるので買い逃しても安心
- 価格は比較的高いが、AURALEEやCOMOLIよりは少し安い
MARKAWARE(マーカウェア)
MARKAWARE(マーカウェア)はデザイナーの石川俊介さんが年に立ち上げたメンズブランドで、何を隠そう私が今最も愛するブランド。
コンセプトは、
大人のためのハイエンドガーメント。
MARKAWAREの特徴と言えば、何と言ってもこだわり抜いた最高級の素材。
ドメブラってどこも素材にある程度はこだわっているものですが、MARKAWAREのこだわり方はちょっと異様。笑
デザイナーが素材の生産工程を見に、わざわざ地球の裏側まで行くんですから。笑
素材の質だけでなく、生産背景も重要視する稀有なブランドなんです。
ちなみに私はそんなMARKAWAREの生地が醸し出す、上品な光沢感が大好物です。
MARKAWAREは特にパンツが人気。
私も買いに買ったりMARKAWAREだけで合計5本ものパンツを持っています。
定番のPegtopと呼ばれるテーパードパンツも素晴らしいシルエットですが、私は最近Classic Fitというワイドシルエットにドハマり中ですね。
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- 素材の質だけでなく生産背景(サスティナブルさ)にもこだわっている
- 特にパンツが人気で、生地・シルエットともにめちゃくちゃ美しい
- 価格は高めで(AURALEEと同程度)
CURLY(カーリー)
そうなんです、ここまでご紹介したのは結構お高いブランドでした。
しかしそれに比べてCURLY(カーリー)は、かなりリーズナブルな価格帯で、とても良質なアイテムを揃えるブランド。
それはファクトリーブランドだから。
ファクトリーブランドについてはこちらの記事で詳しく解説していますが、要するに服を作る工場が運営しているので、ブランディングやデザイナーにかかるコストが低くなっているのです。
CURLYはここまでご紹介したブランドの、リアルに半額くらいの価格設定になっていますね。
それでもデザイン的にダサいと言うことは全くなく、シンプルで使いやすいものが多いし、縫製・素材のクオリティも一定以上です。
愛媛県の紡績工場を母体に持つCURLYは、ほとんどのアイテムをカットソー生地で作る、正真正銘のカットソーブランド。
とにかくカットソーの質がめちゃくちゃ高いのですが、その中でも高級コットンを使った天竺カットソーはまさに出色の出来。(シーズン、使っている生地によって商品名が異なってきます)
高級コットンを使った生地(19AWはカリフォルニアのスーピマコットンを使用)はとても滑らかで、同時に柔らかな光沢を帯びています。
1枚で着るというよりはインナーとしての使用を想定していますが、肌触りが最高に良いし、アウターから見えた時も全く下着っぽくなりません。
インナーなんてユニクロでいいよって思っている方も、CURLYのカットソーを着てみればちょっと考え方が変わると思いますよ。
私も毎シーズン、ついつい何着か買い足しては奥さんに怒られています。笑
ファッションブロガーとしての信用のためにも、あんまり手放しでブランドやアイテムを褒めないようにしているのですが、このカットソーは本当に素晴らしいです。
しかも価格は長袖のもので、8,000〜9,000円くらい。
しかしこのカットソーは素材や縫製が良いので、洗濯を繰り返してもほとんど劣化しません。(実際2年前に買って着倒したものと、昨年買った新しいものでは、生地感だけではほとんど区別が付かないくらいです)
CURLYのカットソーは、消耗品としてでなく、長く着られるものとして買うことができるんですね。(一生ものとまでは言いませんが…)
一度騙されたと思って買ってみて欲しい、本当に珠玉のカットソーです。
- 紡績工場が母体のファクトリーブランド
- 天竺カットソーのクオリティが異次元
- 今回紹介するブランドの中では、圧倒的に価格が安い
まとめ
私が考える、大人が着る服(ブランド)の条件は、
- シンプルかつベーシック
- 素材や生地にこだわっている
- 長く、普遍的に良いと思えるもの
です。
そしてこの条件は、この先歳をとってもあまり変わらないんじゃないかと思います。
今回ご紹介したブランドは全て、この条件に当てはまるブランドばかりになっています。
そして30代40代となっても着られるブランドばかりですので、その中から1つでも皆さんのお気に入りブランドになってくれるといいなあ。
ではまた!!