- 寒がりだけど電車で汗をかくのも嫌だ
- ヒートテックって乾燥が気になるんだよね
- ぶっちゃけ発熱インナーってユニクロと無印どっちがいいの?
という人のために、今回はユニクロが誇る発熱インナーの王様「ヒートテック」と、無印良品の「あったか綿インナー」をあらゆる面から徹底的に比較していきます。
ユニクロのヒートテックは、今や日本の冬になくてはならない、一種のライフラインのようなアイテム。
ヒートテックの誕生で日本人の冬の服装がかなり変わったと言われるほど、その存在感は絶大なものです。
そんなヒートテックを追うようにして今では多くのブランドから発熱機能を持ったインナーが出ていますが、やっぱり「発熱インナー=ヒートテック」というイメージは定着しています。
でもね、ヒートテックが苦手だよって人もいませんか?
一般的なヒートテックって100%化学繊維ですし、敏感肌の人なんかは乾燥が気になるって人も多いんじゃないでしょうか?
そんな人にとって有力な選択肢になりうるのが、無印良品から出ているあったか綿インナー。
ユニクロと同じく国民的なブランドである無印良品が作った発熱インナーですが、こう思っている人も多いことでしょう。
ユニクロのヒートテックと無印のあったか綿インナーって、結局のところどっちがいいの?
今回はこんな疑問にお答えするために、ユニクロのヒートテックと無印良品のあったか綿インナーをどちらも新品を購入して以下の5項目について徹底的に比較していこうと思います。
- 素材
- 暖かさ(発熱機能の高さ)
- シルエット
- 着心地
- コスパ(価格・着用・洗濯による劣化を含む)
ちなみに私の結論は「2023年版のあったか綿インナーは完璧」です
- 嫁と子供と服を愛してやまない30代既婚男性
- 20代後半で突然目覚めた遅咲きの服好き
- 年間100万円以上を服を買う服バカ
- シンプルで素材にこだわったドメブラが好き
【2023年最新版】ユニクロのヒートテックと無印のあったか綿インナーを徹底比較【素材・機能・着心地など5項目で比較】
素材
ユニクロのヒートテックと無印良品のあったか綿インナーの何が違うって、何と言っても素材ですよね。
というか素材の違いによって他の様々な要素に違いが出てくるわけなので、素材こそが最も重要なポイントになってくるわけです。
ユニクロのヒートテックと無印良品の綿であったかインナーの素材の詳細は以下の通りとなっています。
- ヒートテック:ポリエステル40%、アクリル32%、レーヨン21%、ポリウレタン7%
- あったか綿インナー:コットン53%、レーヨン41%、ポリウレタン6%
最も大きな違いは、ヒートテックが100%化学繊維なのに対して、あったか綿インナーはその名の通りコットンという天然素材が含まれるということ。
ちなみにちょっと前(2021年頃)のあったか綿インナーはコットン94%、ポリウレタン6%の組成となっていましたが、2023年ではレーヨンが41%含まれるようになっています。
以前のものは肌触りが少しガサガサしていたので、そこを改善するためのレーヨンでしょうね。
一応レーヨンもセルロースという植物由来の成分を加工した素材なので、オーガニック路線を行く無印的にもギリ許容範囲といったところなんでしょう。
レーヨンを加えることでだいぶ質感はしっとりとして、以前よりもヒートテックに近い生地感になっていますよ
なおヒートテックは世界的な化学繊維メーカーである東レと共同開発で、研究に研究を重ねて実現した複雑な素材組成となっています。
コットンのような天然素材こそ使っていませんがユニクロがこだわり抜いた素材ですし、単純に「化学繊維は悪!天然素材こそ正義!!」ではないところには注意が必要です。
生地表面を比較してみるとこんな感じ。
見た目はヒートテックが化学繊維らしいツルッとスムースなハイゲージ、あったか綿インナーはコットン特有の杢っぽい素材感になっています。
触り心地としては、ヒートテックがサラサラとして柔らかいのに対して、綿であったかインナーは若干ざらっとしたコシがあるように感じます。
ヒートテックはいかにもインナーって感じですが、あったか綿インナーはちらっと見えてもギリギリ大丈夫なくらいの生地感ですね
暖かさ(発熱機能の高さ)
単純な暖かさ(発熱機能の高さ)で言うと、ヒートテックの方が暖かいです。
発熱インナーは、体から発せられた湿度や水分を吸って発熱するという機能を持っています。
これは生地の繊維の中に水蒸気を取り込み、水蒸気を取り込む際に発する熱エネルギーを利用する吸湿発熱という仕組み。(詳しくはこちらを参照)
この吸湿発熱をヒートテック、あったか綿インナーともに吸湿力の高いレーヨンによって実現しているわけです。(以前のあったか綿インナーは特殊な加工を施したコットンによって実現していました)
さらにヒートテックではアクリルを混紡して保温性も高めることで、レーヨンで作り出した熱をアクリルで閉じ込めるという高効率な発熱機能になっているんですね。
あったか綿インナーも以前のコットン中心のものよりも、レーヨンを混紡した現在のモデルの方が発熱機能は向上している感じはしますが、やはり発熱機能でいうとヒートテックに一日の長があるかなと。
なおヒートテックには保温性をさらに増した「極暖」や「超極暖」、あったか綿インナーにもシンプルに厚さを増した「厚手」とウールを混紡した「あったか綿ウール」という上位シリーズがあります。
これらの上位シリーズを比較しても、シンプルな暖かさでいうとヒートテックの方が優れていると思いますよ。
上位シリーズ同士の比較も後ほどやっていくので、気になる人は最後まで読んでみてください
シルエット
シルエットはどちらもインナー専用ということで大きな差はなく、身体にフィットするジャストなサイジングとなっています。
サイジングはほぼ変わりないのですが、唯一違うのはヒートテックは9分袖なのに対して、あったか綿インナーは長袖(10分袖)ということ。
ヒートテックが9分袖なのは上に着たトップスの袖からはみ出ないための配慮ですが、正直あったか綿インナーにしても袖から出ることはまあないので、そこはどちらでもいいですね。
着心地
着心地はぶっちゃけ一長一短ではあるので、好みや体質の問題になってきます。
個人的には、新品の時点ではあったか綿インナーの方が着心地が良いなと感じましたね。
ヒートテックはいかにも「化学繊維の服着てるな」という感触がありますが、その分肌当たりは非常にスムースで引っ掛かりのない着心地。
あったか綿インナーは化繊っぽさはないものの、どうしても若干チクチクするというかガサガサするというか、少し粗野な感じの着心地なんですよね。
ただこの粗野感も以前のコットン含有率が90%以上のものよりも、現在のレーヨン混のものではかなり改善されています。
あったか綿インナーの着心地に関しては、良い意味でヒートテックに近付いていますね
ヒートテックは素材の性質上、吸湿力がかなり強いため、汗や不感蒸泄(体が無意識的に発散している水分のこと)だけじゃなく、肌の保湿に必要な水分までも吸収してしまいます。
保湿用にアルガンオイルも添加されているのですが、着用と洗濯を繰り返すほどオイルが抜けていくのか、乾燥を強く感るようになってくるんですよね。
当然ヒートテックは100%化学繊維ですので、化学繊維に対してアレルギーがある人は着れませんし。
またヒートテックは吸湿保温性は高い一方で、速乾性に欠けます。
電車や建物の中などの暖房がよく効いている場面では、ヒートテックが汗を吸ってビショビショになり、なかなか乾かなくて気持ち悪いって人も多いんじゃないでしょうか?(私はよくなります笑)
さらにその汗を吸ってさらに発熱してもっと汗をかく…みたいなオーバーヒート状態にもなって、本当に不快ですよね。
しかもこれって気持ち悪いだけじゃなくて、長時間肌に汗が触れているとかぶれや肌荒れの原因にもなりますからね。
特に私のような暑がりさんは、この理由でヒートテックを敬遠しているって人もいるんじゃないかな?
その点あったか綿インナーはコットンを含むため、肌の水分を奪われるみたいな乾燥は感じにくいですし、汗をかいてもヒートテックよりは乾きやすい実感はあります。
ただやっぱり肌触りとしては若干ガサつくので、ヒートテックしか着たことがなくてスムースな着心地に慣れている人は最初は「あれ?」ってなるんじゃないかと。
着心地についてまとめると、ヒートテックは乾燥しやすく汗も乾きにくくて暖房下ではオーバーヒートする可能性があるけど、肌触りは非常にスムース。
あったか綿インナーは乾燥や速乾性は気にならないけど、若干のガサつきがある、といったところでしょう。
敏感肌や乾燥肌の人、私のように30歳を超えて肌の潤いが減ってきた人には、割としっかり着心地の違いが分かるんじゃないかなと(若い頃はヒートテックで乾燥するなんてまったく感じなかったのになあ…笑)
コスパ(価格、着用・洗濯による劣化を含む)
ここでは価格そのものはもちろん、着用や洗濯による劣化も含めてコストパフォーマンスを比較していきます。
インナーってほとんど毎日着るものなので、劣化のしやすさも非常に重要なファクターになってきますからね。
まず上位シリーズ含めて価格をまとめたものを以下に示します。
税込価格 | |
---|---|
ヒートテック | 1,290円 |
ヒートテック極暖(通常) | 1,990円 |
ヒートテック極暖(ワッフル) | 1,990円 |
ヒートテック超極暖 | 2,990円 |
あったか綿インナー | 1,290円 |
あったか綿インナー厚手 | 1,990円 |
あったか綿インナーウール | 2,990円 |
上の表のように、ヒートテックとあったか綿インナーでは上位シリーズ含めて価格に差はありません。
しいて言うなら、ユニクロは週末などで値下げをしていることが多いので、その分安く買える機会は多いかも知れませんね。(無印も定期的にセールはしていますが、ユニクロの方が頻度が高いです)
またこの手のインナーは冬の間はほぼ毎日着るものですから、着用や洗濯によってどれくらい劣化するのか=どれくらい長持ちするかも非常に重要。
インナーは1度着たら洗濯すると思うので、同じインナーを3日に1回着用するとしても、大体1シーズン(4ヶ月)で30〜40回くらいは着用・洗濯を繰り返しますからね。
結論から言うと、耐久性は以前までは化繊オンリーのヒートテックの方が優れていましたが、2023年ではほぼ変わらないでしょう。
我が家では洗濯後に乾燥機まで使用するので、洗濯・乾燥をする前提での耐久性評価になりますが、ヒートテックは洗濯・乾燥で若干の縮みは出るものの伸縮性が高いのでほぼ気にならないレベル。
一方で、以前のあったか綿インナーは最初の洗濯・乾燥でめちゃくちゃ縮んでまして、普通に2サイズダウンくらいしてつんつるてんになってしまって乾燥機の使用は現実的じゃありませんでした。
ただしこの縮みは2023年版ではかなり改善しています。
2023年版は数回の洗濯・乾燥ではほぼ縮みはなく、洗濯・乾燥での短期のサイズ変化はヒートテックとほぼ遜色ないと言って良いでしょう。
そして長期間での耐久性は、ヒートテックは着用・洗濯を繰り返すうちにどんどんと伸びて、生地はやせ細って薄くなり発熱効果も弱くなります。
あったか綿インナーに関しては、最初に買った2021年のものは洗濯・乾燥による縮みで着用不可になってしまっており、2023年に購入したものはまだ1シーズン着ていないので長期での耐久性は分からない、というのが正直なところ。
ただ2023年版は短期間での劣化はヒートテックとほぼ変わらない上、コットンなのでそこまで伸びることはないと考えると、長期の耐久性はヒートテックよりも高いんじゃないかと。
今はまだ予想の範囲ですが、この先数年使ってみてのレビューもしていきたいですね
【追記】上位シリーズも比較してみる
ここまではヒートテック、あったか綿インナーともに最も安価な通常モデルを見てきましたが、ここからはそれぞれの上位シリーズの比較をしていきたいと思います。
比較するのは「ヒートテックコットンワッフルクルーネックT」と「あったか綿インナーウール」の2つ。
価格で言うとヒートテックコットンワッフルクルーネックTは上から2番目(1,990円)、あったか綿インナーウールは最上位(2,990円)となりますので、純粋に同レベルの比較とはなりませんがそこはご愛嬌ということで。
まずはそれぞれのアイテムを簡単にレビューして、最後にざっくりと比較していきますよ。
先に言っちゃうと、ヒートテックコットンワッフルクルーネックTがやばいくらい良かったです
ヒートテックコットンワッフルクルーネックT
最初に言っておくと、ヒートテックコットンワッフルクルーネックT(以下ヒートテックコットンワッフルT)はヒートテックの弱点を克服した最強のヒートテックです。
ヒートテックの弱点は、主に以下の2つでした。
- 化繊オンリーの生地による乾燥
- チラッと見えた時に絶望的にダサいこと
まずは化学繊維による乾燥ですが、ヒートテックコットンワッフルTでは肌に触れる部分が100%コットンになっているため乾燥がしにくくなっています。
これはダブルフェイスと呼ばれる仕様でして、生地の表と裏で素材を変えてあるんですね。(裏面=肌に触れる面はコットン、表面はアクリル、レーヨン、ポリウレタン)
またダブルフェイスのため生地自体の厚みが増しており、暖かさは通常のヒートテックの1.5倍の「極暖」シリーズに位置付けられています。
さらに裏面は起毛されているため肌当たりも非常に柔らかで、1枚のカットソーとしての着心地は通常のヒートテックと比べてかなり改善されていますね。
次にチラ見えした時ですが、ヒートテックコットンワッフルTではその名の通り表面がワッフル地なので見えても全然大丈夫。
というかこれ、完全に見せるインナーとして作られてますね。
上述のように生地の厚みも1枚で着るのに十分ですし、見た目もサーマルカットソーのようなので、見せるインナーとして普通に使えるレベル。
デートに着ていく勝負服としてはどうかと思いますが、デイリーユースでジャケットやシャツのインナーとして着るなら全然アリでしょうね。
そんなヒートテックコットンワッフルTの弱点は、極暖なので屋内でのオーバーヒートがやや心配なことと、コットンを含むので通常ヒートテックよりも洗濯・乾燥で縮みが出やすいこと。
通常ヒートテックよりも厚みもあって暖かさも1.5倍なので、ニットのインナーとかに使うとちょっと暖かすぎるかも知れません。
個人的にはシャツのインナーに使うか、見せるインナーとしてジャケットの下に挟むという使い方が良いんじゃないかと思いますね
また洗濯・乾燥によって1サイズほど縮むので、特に見えるインナーとして着るなら乾燥機を使う人は2サイズアップ、使わない人は1サイズアップくらいで買っておくのが良いでしょう。
あったか綿インナーウール
あったか綿ウールはあったか綿インナーシリーズでは最上位モデルとなっており、当然1番暖かく、価格も通常のあったか綿インナーの倍以上の2,990円となっています。
ただねえ、正直こちらはあまりおすすめできないかな…
もう洗濯・乾燥で縮み過ぎる。
通常のあったか綿インナーと違いコットン94%、ウール6%で100%天然素材なのですが、この素材のせいでまあ縮むわ縮むわ。
体感では最初の洗濯・乾燥で2サイズくらい縮みましたし、着丈に関してはマジで10cm以上短くなりましたからね。
首元のリブ部分も結構ヨレちゃいましたし、こりゃあもう着られないだろ、と…
インナーって基本的にパンツにインしますから、着丈短いのは致命的なんですよ。
コットン94%ポリウレタン6%だった数年前のあったか綿インナーと同じく、乾燥機に弱過ぎますよ…
もちろん100%天然素材、しかも高級素材であるウールを使用しているとあって肌触りはふわふわで柔らかいし、化繊アレルギーの人でも問題なく着られるのは魅力でしょう。
通常のあったか綿インナーで気になっていたチクチク感も緩和されていますし。
ただしウールが含まれているとはいえたった4%なので、ウールインナーでよく言う「温度や湿度を適度に保ってくれる」とか「防臭・消臭効果がある」みたいなのはありません。
また中空糸といって中が空洞になった糸を使うことで、生地の中に空気を多く溜め込むことで保温性を増しているため、1枚でもかなり暖かいというのも寒がりさんには大きなメリット。
生地厚も通常のあったか綿インナーと比較して倍くらいあるので、シンプルに暖かい上に、1枚で着た時に下着感がないのも嬉しいところですね。
見た目としては、生地表面は細かなリブのような模様になっていて、生地自体に厚みがあることも相まって「見せるインナーとしても使えないことはないかな」くらい。
ただギリ見えても恥ずかしくないってレベルなので、ジャケットのインナーだとか、シャツのインナーでシャツのボタンを開けて着るとかっていう着方はおすすめはしないかな。
とまあ悪いところばかりではないのですが、とにかく洗濯・乾燥での縮みが痛過ぎるので、私のように普段から乾燥機を使用する人は候補にも入らないでしょう。
乾燥機を使わなければ、ウールを含む100%天然素材の割に低価格で、発熱効果もあって全然アリだと思うんですけどね
ざっくり比較結果:ヒートテックコットンワッフルTの圧勝
もうお分かりかと思いますが、比較するまでもなくヒートテックコットンワッフルTの圧勝です。
見た目・着心地・耐久性・価格と、すべての面でヒートテックコットンワッフルTの方が優れていますね。
見た目は当然ワッフル地になっているヒートテックコットンワッフルTの勝ち。
ヒートテックコットンワッフルTはカラー展開も豊富ですし、特に23AWで新しく出たヘザー(杢っぽい見た目。私が購入したもの)は言われなきゃヒートテックだって気付かないくらいです。
着心地としても、好みの問題はありますが、同じふわふわでもヒートテックコットンワッフルTの方がスムースな感じがします。
耐久性は言わずもがな。
乾燥機を使用する我が家としては、あったか綿ウールの縮みっぷりはちょっと許容範囲を超えてます。
これで価格もヒートテックコットンワッフルTの方が1,000円安いんだったら、もう勝負ありでしょう。
まあね、ここまでくると比較とか関係なく、ヒートテックコットンワッフルTが本当に優秀ですよ。
ヒートテックコットンワッフルTはVネックやタートルネックもありますし、この冬もう1,2枚は買い増そうかと考えています
私の結論:あったか綿インナーが良い
ここまで色々と比較してきましたが、結局のところどっちが良いのかっていう話。
身も蓋もない感じはありますが、「どちらが良いのかは人それぞれ」というのが私の結論です。
ここまで比較してきたように、ユニクロのヒートテックと無印良品の綿であったかインナーでそれぞれに特徴や長所・短所がありますからね。
その上で私の話をさせてもらうと、私は今後あったか綿インナーを買います。
やはりあったか綿インナーの方が乾燥を感じにくくてオーバーヒートもしにくい上、以前までは絶望的なネックになっていた洗濯・乾燥にともなう縮みが改善されたのが何より大きい。
私にとって、あったか綿インナーはほぼ完璧な発熱インナーになったと言っても過言ではないかと。
ただし普段から乾燥が気にならない人や、ちょっとでもチクチクするのは耐えられないという敏感肌の人、感謝祭などで安く買える機会が多い方が良いって人にはヒートテックも素晴らしい選択肢。
要するにみんな自分の好みで選んだらいいわけですが、「発熱インナー=ヒートテック一強」では決してなくって、あったか綿インナーもめちゃくちゃ良い発熱インナーだということは覚えておいて欲しいですね。
今までヒートテックしか着たことないって人も、ぜひ一度あったか綿インナーを手に取ってみて欲しいです
【ユニクロのヒートテックと無印の綿であったかインナーはどちらが良いのか?】まとめ
ユニクロのヒートテックと無印良品のあったか綿インナー、似たような商品かと思いきや意外にもそれぞれ特徴が違っていて、良い意味で棲み分けができていました。
それぞれの特徴は以下の通り。
ユニクロ ヒートテック | 無印良品 あったか綿インナー | |
---|---|---|
素材 | 100%化学繊維 | コットンを含む |
暖かさ | 暖かい | ヒートテックに比べると劣る |
シルエット | ジャスト | ジャスト |
着心地 | やや乾燥する | 乾燥はしないが若干ザラつく |
コスパ (価格・耐久性) | 1,290円(税込) 耐久性高い | 1,290円(税込) 耐久性高い(2023年版のみ) |
以上の特徴の通り、どちらかが圧倒的に優れているというわけではなく、自分に合ったインナーを選ぶことが重要ですよ。
私が思うに、それぞれに向いている人はこんな感じかな。
- 寒がりな人
- 乾燥が気にならない人
- スムースな着心地が好きな人
- 暑がりな人(電車の中で汗をかくのは絶対に嫌だ!)
- 乾燥肌の人
- 多少のチクチクは気にならない人
私もあったか綿インナーを買うまでは「発熱インナーと言えばヒートテック一択、それ以外は言っても模倣品でしょ?」なんてちょっと凝り固まった考えだったんですが、やっぱりこういう考え方って損しますね。
普段おしゃれで着ている服とは違って、こういう生活必需品的な服で良いものに出会えるとリアルに生活が変わりますから。
皆さんも是非自分に合った発熱インナーを見つけて、長い冬を快適に乗り切って欲しいですね。
ではまた!!
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コメント
コメント一覧 (2件)
結構な期間ヒートテックを着ていたけど、敏感肌なせいか肌が痒くなる事が多いし汗をかいた時に不快すぎて普通の綿のロンTにした。暖かさはヒートテックのほうが上でも少なくとも肌着は自然なものを身につけたほうがいいというのが自分の見解。
私も30歳を過ぎて「ヒートテックは乾燥する」の意味が分かるようになってきてしまいました笑
やっぱり肌着は体に合う快適なものを身に付けたいですよね!