いやー、2024年も終わっちゃいますね
ということで、今回は私が2024年に本当に買ってよかったアイテムをランキング形式で5つご紹介していきます。
2024年は第二子が生まれたこともあって、特に下半期は例年に比べて服が買えなくはなっていたのですが、数が少なくなった分厳選して本当に良いものを選ぶようになった気がします。
いつも通り定番アイテムも多いので、皆さんのお買い物にも参考になると思いますよ。
ちなみに2024年上半期のベストバイについてはこちらの記事でご紹介していますが、上半期のベストバイアイテムも通年のベストバイにランクインしているものがいくつかあります。
さらに数ヶ月使ってみて上半期終了時点での評価が逆転していること(上半期は2位だったアイテムが通年で4位に、上半期で3位だったアイテムが通年では2位になっている、みたいな)もありますので、もしよかったらその辺にも注目して見てくれればなと。
- 嫁と子供と服を愛する30代男性
- 20代後半で服に目覚めた遅咲きの服好き
- 年間100万円以上買う服バカ
- シンプルで素材にこだわるドメブラ好き
- 179cm74kgのがっちり体型
【ベストバイ】本当に買ってよかったアイテムランキング2024
第5位 NICENESS(ナイスネス) LOWE-MIDI
2024年に買ってよかったもの第5位は、NICENESS(ナイスネス)のレザーバッグLOWE-MIDIです。
NICENESSは「イイものはイイ=Just good is good」をコンセプトに独特なデザインと贅沢な素材使いが魅力のドメブラですが、LOWE-MIDIはそんなNICENESSの定番人気アイテムとなっています。
LOWE-MIDIは私にとってサイズ感が本当にちょうど良いバッグだったので、もうめちゃくちゃ使っていますね。
A4の書類が問題なく入るサイズ感で、ノートPCは流石に入らないですが、財布とスマホとハンカチとペットボトルなど必要なものを全部入れてもバッグの形が崩れなくって。
ここ数年トレンドだった小さいポーチや大き過ぎるショルダーバッグとは違って、普遍的に使いやすいサイジングですよ
あとはシンプルにデザインが超カッコいいですよね。
バッグ本体の上質なホースレザーが非常に美しいのはもちろんのこと、ストラップの金具がくすんだヴィンテージ感のあるゴールドでカッコよ過ぎますって。
さりげなく施されたNICENESSのNNマークもデザインとして効いています。
またLOWE-MIDIはデザインだけでなく機能性も意外と充実しています。
内部には家の鍵などの小物を入れておくポケットがありますし、外側NICENESSのマークの反対面にはスマホやパスケースなどを入れられるフラップポケットもあります。
さらにショルダーバッグとしてだけでなくハンドバッグのように使えるので、その日のコーデに合わせて使い分けられるのも嬉しいところですよ。
カシミヤニットなど繊細な生地の服にショルダーストラップが食い込むのが嫌な時、ショルダーストラップでトップスのシルエットが崩れる時などはハンドバッグとして使っています
価格は税込73,700円と非常に高額ですが、使用頻度が高いこと・長く使えることを加味すると決して高過ぎるということはないんじゃないかと思いますよ。
ちなみにLOWE-MIDIを約1年使ったものがこちら。
質感は全体的にクタッと柔らかくなり、表面は美しいツヤ感が出ています。
元の革質が良いのもあって、かなり良い経年変化をしているんじゃないかと。
使っているうちにどんどんと美しくなっていくのはレザーバッグの醍醐味ですよね
第4位 cash & barba(キャッシュアンドバルバ) モンゴリアンカシミヤ エルボーパッチ クルーネック
cash&barba(キャッシュアンドバルバ)はMARKAWARE(マーカウェア)のデザイナー石川俊介氏が展開するカシミヤ専業ブランドですが、そんなcash&barbaのカシミヤニットが第4位にランクインしました。
cash&barbaは「日常に行き届くラグジュアリー」をコンセプトとして、上質なカシミヤアイテムをリーズナブルな価格で作っているブランドですが、実際に着てみてやはりこれはコスパが良過ぎます。
外モンゴルの広大な土地で放牧した上質なカシミヤ山羊の毛を使用したモンゴリアンカシミヤは、言わずもがな極上の触り心地で、もうふわっふわのさらっさら。
特に私の購入したナチュラルベージュは、カシミヤの毛を染色をしていないため素材本来が持つ柔らかさをそのまま味わえるとあって、さらに極上の生地感となっていますよ
やや薄手の12Gニットなのでインナーとして着た時に嵩張らないという利点がありながら、カシミヤが持つ暖かさのおかげで真冬でも問題なく着られるっていうのも嬉しいんですよね。
あとはニットで1番擦れによる劣化が出やすい肘部分に、本革のレザーパッチで補強が施されているのも嬉しい心遣いでしょう。
レザーパッチはデザインとしてもアクセントになっていますね
しかも素材マニアのデザイナーが自らモンゴルまで出向いて見つけてきた極上のカシミヤを100%使用していながら、定価は税込33,000円ですからね。
ドメブラでカシミヤ100%のニットとなると5万円〜みたいな価格帯になっている中で、税抜き3万円は破格と言っても過言ではないでしょう。
cash&barbaのカシミヤニットは私の購入したクルーネックの他にも、タートルネックやカーディガン、ドライバーズニットやセットアップなど種類が非常に豊富ですし、カラーもカシミヤらしい発色の良いカラーがたくさんあるのも魅力です。
24AWはcash&barbaというブランド自体にかなり人気が出て、各モデル各色完売が相次いでいるので来シーズン以降でも気になった人は早めにチェックしておきましょう。
第3位 forme(フォルメ) ローファー
上半期買ってよかったものランキングで堂々の1位だったforme(フォルメ)のローファーが、通年ランキングでは3位にランクインです。
formeは2006年にスタートした日本のシューズブランドで、東京・浅草の靴職人の手によって「日本人の足に合う靴」を作っている私も大好きなブランドです。
そんなformeの作るローファーは、シンプルながらformeらしい曲線的な美しさと抜群の履き心地が魅力。
特にこのforme独特のアッパーデザインは個人的に大好きでして。
非常にシンプルかつミニマル、そして繊細で奥ゆかしい雰囲気がありながら、どこか色気もあるようなシルエットが本当に美しくないですか?
formeの繊細な雰囲気はとても日本的だなって思いますね
そして履き心地の良さこそfomreの真骨頂。
日本人の小さなかかとを包み込むように設計されたヒールカップは、決してキツくないのにかかとをしっかりホールドしてくれるので、シューレースのないローファーにはピッタリな仕様となっています。
また上質なイタリア産カーフレザーを使用しているため履き初めから足馴染みが良く、某有名インポートブランドのローファーを履きこなせずにドロップアウトしてしまった私でも履き下ろし以外は大きな靴擦れなく快適に履けています。
いやーね、formeのローファーについてはここでは語り尽くせないのでぜひこちらの記事を読んで欲しいのですが、本当に買ってよかった1足ですね。
価格は約8万円と高額ではありますが(それでもインポートブランドに比べるとかなり安いですが)、全く後悔はありません
定番で毎シーズンリリースされてはいるものの人気ゆえに完売することも多いモデルなので、こちらも気になった人は早めにチェックしてみるか、受注会に行ってみてください。
第2位 AURALEE(オーラリー) WASHED FINX TWILL SHIRT
第2位は、春夏で買ったAURALEE(オーラリー)のウォッシュドフィンクスツイルシャツです。
ウォッシュドフィンクスツイルはAURALEEが独自に開発した生地で、エジプトの超長綿であるフィンクスコットンを高密度に織り上げ、何度も叩きながら揉み洗いをすることによって独特なぬめりと光沢感を出したというもの。
端的に言ってコットンとは思えないシルクのようなぬめりと光沢、そしてなめらかな肌触りと美しいドレープ感が魅力の極上の生地感となっています。
個人的には数あるドメブラのコットンシャツ生地の中でも、頭一つ抜けて良い生地だと思っています
私がこのシャツに魅了されたもう1つの理由が、この絶妙なイエローの色味。
彩度を抑えてくすんだような淡いイエローなのですが、生地の美しさからくる透明感もあって、本当に「絶妙」としか言えない素晴らしいカラーになっています。
この淡くて美しいイエローはAURALEEにしか出せない色味ですよ
パキッとしたイエローではないので様々なコーデにも合わせやすくって、ただの白シャツやアイボリーのシャツでは決して出せないシャレ感が出るのも良いんですよね。
サイジングはAURALEEの中では比較的スタンダード寄りで、オーバー過ぎずに大人も着やすいリラックスシルエット。
私は179cm74kgでサイズ5(Lサイズ相当)を着ていますが、オーバー過ぎないけどゆったり感はちゃんとあるという、ちょうど良いサイジングで着られています。
シャツとしてのデザインやステッチなどのディテールが非常にミニマルでドレス寄りなので、サイジングに関しては少し大きでカジュアルさを出す方がいいかなと思いますね。
AURALEEというブランド力、圧倒的な生地の良さ、AURALEEにしか出せない色味、ミニマルで美しいディテール、程良いサイジング…
これだけのシャツが35,200円(税込)なのは、お手頃感すらあると思います。
今後色違いでも集めていきたいような、ガチで素晴らしいシャツです
第1位 COMOLI(コモリ) デニムレザーワークジャケット
2024年1番買って良かったものは、COMOLI(コモリ)のデニムレザーワークジャケットです。
このデニムレザーワークジャケットは、COMOLIの24AWでも最も人気が過熱したアイテムと言っても過言ではないでしょう。
またおそらくAURALEEのデニムと並んで、この秋冬で最も転売されたアイテムでもあると思います。
ではなぜそんなに人気が出たかというと、見た目のカッコよさはもちろんのこと近年のCOMOLIらしからぬ優しい?価格設定が大きかったかなと。
COMOLIのアウターで8万円って、今はかなーりお安い部類に入りますから
私も実店舗では見ることすらできず、オンライン解禁日の0時に全力待機して奇跡的に買えたということもあって思い入れはひとしおなアイテムでして。
そういう経緯もあって今回買って良かったランキング第1位としました。
まあ何はともあれクッソカッコいいですよね。
ボディは15ozの重厚なブラックデニムで襟部分のみがシープレザーになっているのですが、この異素材のコントラストがもうカッコよくてカッコよくて。(語彙どっか行った)
形としては比較的シンプルなカバーオールタイプで、大きめのポケットが左右に付いていて全体的に無骨でワークな雰囲気となっています。
裏地は厚手のコットンフランネルとなっているため防寒性も結構あって、インナー次第で真冬でも全然いけそうですね。
シルエットは今季のCOMOLIの他のアイテム同様かなり大きめで、ざっくりたっぷりと着る感じになります。
正直サイズ感はかなり難しく、生地もがっしりと硬くて張り出したような落ち感のないシルエットになるので、ある程度の体躯がないと着こなすためのスタートラインにも立てないような、非常に難易度の高いアイテムだと思います。
実際私も179cmでがっちり体型でCOMOLIはいつもサイズ3(Lサイズ相当)を着ており、デニムレザーワークジャケットもサイズ3を買っていますが、かなり大きいので正直サイズ2でも良かったかなと思いますし。
サイズ感の難しいアイテムなので本来であればしっかりと吟味して選びたかったのですが、人気過ぎてそれどころではなかったのが悔しいところですね
価格は税込85,800円と、COMOLIのアウターにしてはかなりお安いのも嬉しいところ。
このデニムレザーワークジャケットは、色んな意味でCOMOLIらしくないアイテムになっていまして。
とにかく硬いデニム生地で服そのものにかなり重量がありますし、基本的には軽くて柔らかくて着心地を良いCOMOLIの服とは正反対なんですよね。
価格が安いのもCOMOLIらしくないと言えばそうですし。
大きめのサイジングに加えてCOMOLIらしくない硬い生地や重量感のある着心地など、決して簡単な服、コンフォータブルな服ではないのですが、それでも着たいと思わせてくれるような着甲斐のある服だなと。
魅力や難しさなど、ここでは語り尽くせないアイテムなので気になる人はぜひこちらの記事を読んでみてください。
またこちらのデニムレザーワークジャケット、なんと家での洗濯ができるということで「実際に洗濯してみた」という記事も書いていますので、こちらも気になる人はぜひ。
なおこのデニムレザーワークジャケットは発売直後から記事執筆時点(2024年12月)までメルカリなどではかなり高額転売されています。
アイテムそのもののカッコよさはもちろんのこと、人気インフルエンサーが紹介したこともあって定価の倍以上という超プレ値になっているんですよね。
ただ実際に着てみて思うのですが、正直言ってそこまで出して買う服じゃないですよ。
言っても無加工デニムですし裏地もコットン、襟にはレザーが使われていますがごく小さなパーツですし。
これだけ褒めちぎっておいてなんですが、私も定価が10万円以上だったら買っていなかったですね
転売ヤーから買うのも自由ではありますけど、服そのものに本当にその価値があるのか、そして転売ヤーに利益が渡ることについて今一度考えてから購入して欲しいと思います。
【本当に買ってよかったアイテムランキング2024】まとめ
ベストバイを毎年選んでいて思うのは、やっぱりシンプルかつ定番のアイテムが強いなってこと。
着回しの効くアイテムはそれだけ着用回数も増えるので、自然と愛着が湧いてきますしね。
実際ベストバイ2024の5位から2位までは、シンプルかつ定番のアイテムを選んでしまいました。
ただやはりシンプルばかりではつまらないのがファッションというもの。
今回第1位に選んだCOMOLIのデニムレザーワークジャケットのように、アイテムとしてはクセがあって難しいからこそ愛が深まる服もあります。
「どう着ようか?」とか「何に合わせようか?」と考えて試行錯誤する時間が楽しいんですよね
最後になりましたが、2024年も当ブログを読んでくださって本当にありがとうございました。
2025年も皆さんに有益な情報をお届けできたり、暇つぶしになるブログを目指していくのでぜひともよろしくお願いします。
ではまた来年!!
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