今回は私が2024年春夏シーズンで購入したものの中から、「これはマジで買って良かった」というベストバイをランキング形式でご紹介します。
ちなみに購入総数は14点、購入総額は驚異の約50万円となっています。
いやほんとに我ながら、大して給料も良くない妻子持ちの一般サラリーマンで、こんだけ服買ってるなんてドン引きです…
パパになって大人しくなるかと思ったら、全然そんなことなかった…
まあとにかく、そんだけ服を買った中から本当に選りすぐりのアイテムをご紹介していきましょう。
- 嫁と子供と服を愛してやまない30代既婚男性
- 20代後半で突然目覚めた遅咲きの服好き
- 年間100万円以上を服を買う服バカ
- シンプルで素材にこだわったドメブラが好き
【ベストバイ】2024年春夏で買ってよかったものランキング
第5位 NICENESS(ナイスネス) LOWE-MIDI
NICENESS(ナイスネス)のLOWE-MIDIは、今季最高の小物でした。
LOWE-MIDIは NICENESSの中でも定番人気のレザーバッグ、LOWEを一回り大きくしたモデル。
LOWEではちょっと物足りない、もう少し荷物を持ち歩いたり出先でも荷物を入れたい、という人にぴったりなサイズ感となっています。
このサイズ感が本当にちょうど良くって。
過不足なく、入れたいものを入れたいだけ入れてちょうど、スカスカでもなければパンパンでもない、という。
2020年頃のミニバッグのトレンドが過ぎ去り、ここ数年は逆に大きめのショルダーバッグなどがトレンドとなっていますが、LOWE-MIDIはどちらのトレンドにも属さない絶妙なサイズ感でしょう。
だからこそトレンドを気にせず長く持てるというのも魅力。
特に男性はLOWEではちょっと物足りないという人が多いでしょうから、LOWE-MIDIはほんとにおすすめですよ。
荷物が少ないのって憧れるけど、結局必要なもん色々持ってたら結構な量になっちゃうんですよね
スマホはパンツのポケットだとしても、財布にハンカチ、文庫本や折りたたみ傘、出先で買ったペットボトルなどなど。
あとはLOWE系列の特徴として、ストラップを外せばハンドバッグのようにも使えるというのがあります。
これが結構嬉しいポイントでして。
ショルダーバッグとハンドバッグの2wayで使えると、コーデの雰囲気を変えるのにも一役買ってくれますよ。
欠点は価格が高いのと、春夏で薄着の時はストラップの接続部分の金具があばら骨に突き刺さるということくらい。
あばら骨に突き刺さることを考慮しても、十分にクオリティの高い名作バッグだと思いますよ
第4位 MAATEE&SONS(マーティアンドサンズ) LIAN
今季はMAATEE&SONS(マーティアンドサンズ)にちょっとハマって数点購入したのですが、その中でもLIAN?LYAN?(ライアン)というシャツはお気に入り。(取り扱いショップ表記は「LIAN」だが、デザイナーは「LYAN」と呼称している)
LIANは23AWから登場したブランドの中でも変化球的なシャツでして、通常のシャツよりも開いたセミワイドスプレッドという形の襟が特徴。
この開いた襟によって、第一ボタンを開けた時の首元がラフな表情になり、大人の色気が出ます。
デザイナー自身も「とにかく第一ボタンは必ず開けて着て」と推奨しており、首周りの色気に全振りのシャツですね。
マーティのシャツは元々シルエットが大き過ぎないですが、LIANはマーティの他の定番シャツよりもウエストがややシェイプ気味。
ブランドコンセプトでもある「ドレスシャツをカジュアルに着る」を地で行くシャツですね
落ち着いた色味のイエローとグリーンのチェックで、服単体で見るとちょっとオタクっぽいというかナードな雰囲気なんですけど、着てみると意外なほど馴染みが良くって。
この絶妙に垢抜けない色味と柄が、LIANというシャツの持つ色気と非常に良くバランスが取れているんですよね。
生地にはコットンとシルクを混紡したものが使われており、めちゃくちゃ柔らかくて肌触りも抜群。
ただちょっと引っ掛けたら破けてしまいそうな、儚げなほど繊細な生地感でもあります。
第一ボタン、なんなら第二ボタンくらいまで開けてガバッと首元を開いて、クシャっと腕まくりをしてラフに着るのが最高にカッコいいシャツですよ。
唯一の欠点は価格ですね。
第3位 MAATEE&SONS (マーティアンドサンズ) not a plain shirt
マーティのシャツはもう1着ランクイン。
not a plain shirtは、その名の通りまったく普通じゃないシャツ。
あらゆるところに変態的なこだわりが詰め込まれていて、普通なところを探す方が難しいくらい。
ピッチ幅が一定でない細ストライプ、意味をなさないポケットのフラップ、完全な1枚仕立てのために打ち込みまくったステッチ、ガサっとドライなコットンリネン生地…
良い意味で「こんな変なシャツ見たことない」ってくらい、独特過ぎるディテールが詰め込まれたシャツです。
まさに変態が作ったシャツですよ。笑
特に1枚仕立てのために打ち込まれたステッチの量は驚異的。
襟や前立て、裾やガゼットに至るまで、本当は生地を重ねてないのに重ねているように見せかけるためのステッチが死ぬほど施されています。
しかもこれ、ベテランの職人さんが1人で手作業で作っているようで、もうむちゃくちゃ手が込んでますよね。
インスタでデザイナーも言っていましたが、こりゃあ絶対に大量生産はできないですよ。
これまたラフにボタン全開で腕まくりをして、シャツジャケットのように着るのがカッコいいんじゃないかなと。
生地の厚さや質感的にはギリ真夏もいけるので、タンクトップの上にバサっと羽織ってショーツを合わせる、みたいなスタイリングで楽しんでいきたいです。
欠点は価格です。(本日3度目)
第2位 AURALEE(オーラリー) WASHED FINX TWILL SHIRT
今季はとにかくシャツにハマったシーズンなんですが、中でもAURALEE(オーラリー)のウォッシュドフィンクスツイルシャツは本当に良かった。
ウォッシュドフィンクスツイルは、AURALEEオリジナルのブランドでも定番の生地。
エジプトの超長綿であるフィンクスコットンを高密度に織り上げ、何度も叩きながら揉み洗いをすることにより、コットンとは思えない柔らかさと上品な光沢感を出した生地なのですが、この生地がまあ素晴らしくって。
ありきたりな表現ですが、まるでシルクのような光沢となめらかさで、個人的にはドメブラが作る生地の中でも屈指の出来だと思います。
あとはもうこの色味ですよね。
淡く透明感のあるイエローが本当にキレイ。
本来華やかで活発なイメージ、ともすると子供っぽくなりがちなイエローを、完璧に大人のカラーへと昇華しています。
このキレイなイエローの色味は、完全に購入の決め手になりましたね
それにイエローのトップスって意外と使い勝手が良くて、ボトムスのカラーはブラック・ネイビー・グレー・オリーブなど、結構守備範囲が広いんですよ。
シャツとしての作りは、極上の生地を活かしたシンプルなものとなってます。
カラーキーパー付きで幅広な襟、繊細なステッチ、袖のタックなどのディテールはドレッシーなシャツのそれ。
シルエットもゆとりはあるもののオーバーサイズというほどではなく、シンプルかつキレイに着られるシャツですね。
そしてこんなキレイなシャツを、あえて洗いざらしで着るのがたまらなくカッコいいんですよ。
やっぱり生地が良いので洗いざらしでもだらしない感じにはならず、程良く抜け感のあるスタイルになります。
この生地でこのクオリティ、そしてのAURALEEというブランド力を加味すると、価格も割と手が出しやすいですし。(金銭感覚どっかいった)
ちなみにAURALEEには似たようなモデルとして、「WASHED FINX TWILL “BIG” SHIRT」があります。
こちらは私の購入したモデルよりも身幅の広いシルエットで、さらに大きめの胸ポケットも付いていてよりカジュアルな雰囲気。
ステッチなどのディテールも”BIG”なしのシャツほどドレッシーではなく、価格もちょっとだけお安くなっています。
取り扱いショップの数的には、”BIG”が付く方がメジャーなモデルですね
第1位 forme(フォルメ) Loafer
映えある2024年春夏で最も買って良かったアイテムは、ずっと欲しかったforme(フォルメ)のローファーです。
formeのローファーの何が良いって、シンプルなのにどこか個性のある見た目はもちろん、とにかく履き心地が良いんですよね。
他ブランドでも良い革使ってるとか、見た目がカッコいいっていうローファーはいくらでもあると思うのですが、formeのローファーほど見た目の美しさと履き心地の良さが両立したローファーはないでしょう。
まずは見た目の部分。
formeのローファーはいわゆるコインローファーというデザインで、ローファーの中では最もオーソドックスな形をしています。
モカやタン、サドルといったアッパーのディテールは小さめで、全体的には縦に長いスマートな印象です。
ただ実際は意外と幅広な作りになっていて、これは幅広な日本人の足の形に合わせたもの。
「幅広なのにスマートに見える」
これがformeのローファーが、見た目は伸びやかで美しいのに圧倒的に履き心地が良い理由となっています。
履き心地に関してはもう本当にすごくて。
私は以前J.M.ウエストンのローファーを履いていたのですが、辛い修行を経てなんとか履けるようになったのに、どうしても最後まで窮屈さが取れずに結局手放してしまっています。
ローファーって靴紐がない分タイトめなサイジングでかかとが抜けないようにして、アッパーはキツイけど気合いで伸ばす、みたいな履き方が一般的なんですよね。
しかしそれだと私のように修行を乗り越えられない人もいて。
アッパーが伸びて足に馴染むまでは、ただもうひたすらに我慢するしかないですからね。
その点formeのローファーはかかと(ヒールカップ)が小さめで、履き口に向かってすぼまっていることでかかとをしっかりホールドしてくれるため、アッパーがキツキツじゃなくてもかかと抜けしないんです。
これ私のようにアッパーキツキツで挫折した人にとっては革命的な履き心地ですよ
この小さめのかかとも、もちろん日本人の足に合わせたもの。
このかかとは、formeが我々日本人にとっていかに素晴らしい靴作りをしてくれているかがよく分かりますよ。
formeのローファーについてはこちらの記事でさらに詳しくご紹介しているので、気になった人はぜひ読んでみてください。
formeのローファーは今シーズンの中では最も高額(約8万円)でしたけど、これに関しては「欠点は価格です」なんて言いませんよ。
むしろこのローファーが8万円は、インポートブランドなんかと比較してもかなりお手頃価格だなと思っています。
シンプルなコインローファーを探している人には激推ししたい1足です
【2024年春夏で買ってよかったものランキング】まとめ
2024年購入したものは以下の通りでした。
- カットソー:4着
- シャツ:3着
- パンツ:4本
- シューズ:1足
- バッグ:1個
- ベルト:1本
1つ1つのアイテムに関しては、インスタの方に投稿しているので気になった人は見てみてください
ファッション的にはもう秋冬シーズンが始まっているとはいえ、季節的にはこれからが本格的な夏。
24SSで買ったものを着まくって、アツいアツい夏を乗り越えていこうと思います。
ではまた!!
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