- やっぱ定番アイテムが好き
- パパさんファッションブロガーってどんな服を買っているの?
- ベストバイ企画って年末っぽくていいよね
という声にお応えして、今回は私が2023年に買ってよかったものランキングを、ベスト5に絞って発表していきます。
個人的な話ですが、2023年は子供もだんだんと大きくなってきてとにかく色々とお金がかかる日々でした…(保育料高過ぎんか?どうなってんねん日本!!)
そんなわけで服にかけられるお金がなくって全然買えてない!…なんてわけもなく。
手持ちの服を売ったりこのブログの僅かな収益をなんとかかんとかやりくりして、振り返ってみれば結局かなりの服を買っていましたね。笑
ただやはり服に使えるお金が限られてくると、限られたお金の中で絶対に失敗したくないという思いもありまして。
例年にも増して定番アイテムを多く買った1年だったように思います。
というわけで、今回のランキングにも定番アイテムで今シーズン来シーズンでも買えるものがいくつかあるので、ぜひ最後まで読んでいってください。
パパだってこんなにファッションを楽しめるんだぞってところも見て欲しいですね
- 嫁と子供と服を愛してやまない30代既婚男性
- 20代後半で突然目覚めた遅咲きの服好き
- 年間100万円以上を服を買う服バカ
- シンプルで素材にこだわったドメブラが好き
【ベストバイ】2023年に買ってよかったものランキング
第5位 allery(アレリー) コットンリネンショーツ
第5位にはallery(アレリー)のコットンリネンショーツがランクイン。
alleryは5525gallery(ギャラリー)とユナイテッドアローズの協業ブランド。
ちなみに5525galleryは「日本のモノづくりを世界と」をコンセプトに、ディレクターのTITO氏が手掛ける日本のブランドです。
このショーツは私の価値観を変えてくれたアイテムでして、2023年の夏はめちゃくちゃ穿きましたね。
そもそも私今まではショーツに抵抗がありまして、真夏でもフルレングス派でした。
ショーツってコーデは子供っぽくなるし、お見苦しい足を見せるのも申し訳ないし…
たまに挑戦したい気持ちは出るものの、適当なものを買ってみては結局穿かない、みたいなのを繰り返していたんですよね。
そんな私が初めてガチで気に入って穿きまくったショーツが、alleryのコットンリネンショーツなんです。
デザインは深めの2タックが入ったシンプルなタックショーツで、裾幅は太めの今穿きやすいシルエット。
そして何よりコットンリネンの生地が素晴らしい。
リネンが入ることでツヤ感がかなり強く出ていて、非常に大人っぽい表情になっています。
洗濯をするとシワ感が出てきますが、これがタックによるドレープと合わさることでめちゃくちゃ表情豊かな生地感になるんですよ。
ツルツルピカピカではない、ジワっと光沢のあるした大人な雰囲気になっていきます。
しかもこのデザインこの生地感で定価が1万円、セール込みで8,000円弱で買えたのも最高でした。
私にとってショーツはチャレンジングなアイテムだったので、手の出しやすい価格で良品があったのは幸運でしたね
このショーツに出会えたおかげで来年の夏からはもっと色んなショーツにチャレンジしてみてもいいなと思えるようになった、そんな私の価値観を変えてくれた1着だったので第5位としました。
来シーズンも継続される可能性があるので、私のようにショーツを食わず嫌いしている人にはぜひ見てみて欲しい1着です。
第4位 BATONER(バトナー) ウールTシャツ
今年はウールTを何枚か買ったのですが、その中でもバトナーのウールTは抜群にクオリティが高かったです。
なんせ生地感がなめらかで、まったくチクチクしないんですよ。
最近は多くのブランド、特にセレオリやインフルエンサーブランドなどが「この価格でウール100%!全然チクチクしません!」みたいな売り文句でコスパウールTを作っています。
でもあれって言い方は悪いですけど、嘘ばっか。(本当に言い方が悪い笑)
だいぶ色んなブランドのウールTを着ましたが、実際に着てみると普通にチクチクするやんけ、みたいなのがほとんどです。
ただバトナーのウールTはマジでチクチクしない。
比較的薄手ではあるので(そもそもウールTって薄いものですが)インナー使いがメインですが、着ていて本当気持ちが良いんですよね。
願わくば毎日でも着ていたい、部屋着でも着ていたいというくらい。
ちなみに私は今年レショップ別注の無地半袖とインラインのボーダーの長袖を購入しています。
無地の半袖はシャツのインナー、ボーダーの方はジャケットなどの見せるインナーとしてもうめちゃくちゃ着ましたね。
価格は半袖でインラインは税込19,800円、私が買ったレショップ別注なら税込17,600円、長袖は税込24,200円。
正直かなりお高めなのでポンポン買える金額ではないのですが、それでも何枚も集めたくなる最高のインナーTシャツだと思いますよ
第3位 FOOTWORKS(フットワークス) レザーサンダル
2023年購入した靴・サンダルの中で最も履く機会が多かったのが、FOOTWORKS(フットワークス)のレザーサンダルです。
FOOTWORKSは元々オーダーメイドのインソールを作っていたブランドですが、COMOLI(コモリ)の小森氏のために作ったサンダルがあまりに出来が良く、「これは量産すべきだ」となったのが始まりという面白い経歴を持ちます。
そのためFOOTWORKSのレザーサンダルには、「姿勢や歩き方を矯正することで身体の様々な不調(腰痛や肩こりなど)を改善する」という矯正靴ならぬ矯正サンダルとしての一面もあります。
なので履き心地やサイズ選びがちょっと独特なんですが、慣れれば非常に歩きやすいですし、もちろん履き続けていれば姿勢矯正効果もあります。
ただし私が思うFOOTWORKSのレザーサンダルの最大の魅力は、ミニマルなデザインで合わせるコーデを選ばないってところ。
月並みな表現になりますが、本当にどんなコーデにも合うんですよね。
高級感のあるGUIDIレザーはカジュアルになりがちな春夏のコーデを足元から引き締めてくれますし、ややフェミニンな雰囲気のあるストラップは大人っぽさと上品さを加えてくれます。
とりあえずこのサンダルを履いておけば、コーデがワンランク上がる感覚があるんですよ
またアイテムの成り立ちからも分かるように、COMOLIの服とも相性はバッチリ。
COMOLIのルックブックにも使われたことがあって、COMOLIというブランドが公式に推しているようなものですからね。
服好きな人なら何かしらCOMOLIの服を持っているでしょうから、そのCOMOLIと相性抜群なのは嬉しいですね
価格は税込52,800円とサンダルとしては非常に高額ですが、個人的にはその価値のあるサンダルだと思うので、気になる人はぜひ来シーズン(24SS)でも見てみてください。
FOOTWORKSのレザーサンダルについては、こちらの記事でも徹底的にレビューしていますのでぜひ読んでみてください。
第2位 MAATEE & SONS(マーティーアンドサンズ) 俺のチノパン(通期)
こちらも私の価値観を変えてくれたアイテムだったのと、単純によく穿いたので第2位にランクインです。
俺のチノパン、通称「俺チノ」はMAATEE&SONSを代表するアイテムで、デザイナー自身が今穿きたいチノパンを1から作ったというもの。
深いタックとセンタークリースの入ったデザインで、スラックスのようにカッチリとトラッドに穿けるのが特徴となっています。
チノパンはワークウェアの代表格、アメカジには欠かせないカジュアルなパンツだと思っていたのが、その価値観を根底から覆されましたね。
シルエットはしっかりと太い腿周りから足首にかけてキレイに細くなっていくワイドテーパード。
もうこのデザイン・シルエットがキレイでキレイで。
また超強撚三重織のコットン生地が使われており、ハリ感の強いドライな質感が特徴。
ドライと言ってもカリカリガサガサしているわけでなくて、サラサラとなめらかな生地感です。
見た目にはうっすらと表面に霜が降りたような光沢感もあって、こりゃあ良い生地だなと。
俺チノの特徴である「ダサベージュ」と呼ばれる少し野暮ったいようなカラーリングも、この生地の良さがあってこそ引き立ちますね。
元々やや薄手だった俺チノを改良して、真夏以外の全シーズンで穿けるようにした通期モデルなので、生地の厚みもちょうど良い。
全体的にはおじさんっぽいパンツなんですが、おじさんと言っても完全にイケおじのパンツなんですよ。
バブアーみたいなトラディショナルなブランドのアウターと合わせたくなるチノパンですね
なお価格は44,000円(税込)とチノパンとしては最高レベル。
俺チノは生地によって多少価格の違いがありますが、24ss以降もこれくらいの価格だと思われます。
24ss以降はまったく同じ生地ではないかも知れませんが、本当に素晴らしいチノパンなので気になる人はぜひ狙ってみて欲しいですね。
ちなみに私はメルカリで新古品を3万円ちょっとで買えたので、高過ぎる!という人はフリマアプリや二次市場も要チェックです
第1位 HEUGN(ユーゲン) Albert(アルバート)
2023年買ってよかったアイテム第1位は、HEUGN(ユーゲン)のAlbert(アルバート)です。
Albertに関しては、
- 最近買った
- ずっと欲しかった
- 運命的な出会いだった
というのもあって、本当にテンションぶち上がるアイテムです。
AlbertはHEUGNの秋冬を代表する定番コートでして、元ネタは1940年代フランス軍のモーターサイクルコート。
モーターサイクルコートというとサンプリングされ尽くした感がありますが、Albertの元ネタはそれらとは一味違います。
これまでのものはトレンチコート様で着丈が長く、腰のベルトやエポレット、胸ポケットなどがついていましたが、Albertは着丈が短めでシンプルなステンカラー仕様。
腰のベルトや胸ポケットといった装飾的な要素はオミットし、落ち着いた大人が着やすいデザインになっていますね。
また生地には創業150年の尾州の機屋が織ったというウールギャバジンを使用。
高密度ゆえに綾目がカリッと立っていて、触るとザラザラとするようなかなりソリッドな生地感になっています。
見るからに高級な生地、というわけではないですが、なかなか他では見ない希少な生地ですね。
初見では「本当にこれウールですか?」と疑いたくなるような、硬い質感の生地です
ずっしりと重さのある生地なので落ち感もすごくて、袖や裾がズドンと落ちることによりシルエットもキレイに出ます。
とはいえ実際に着てみるとそこまで重いわけではなくって、この辺はパターンで上手に重さを分散してるのかなと。(良いパタンナーが作る服は肩だけでなく全身で重さを支えるので、着た時に重さを感じにくいです)
シルエットは裾の広がったAラインで、着丈は膝くらい。
膝下のロングコートが全盛だったここ数年で、Albertくらいのハーフコートっぽい着丈感は新鮮で良いですね。
全体的に非常にミニマルでシンプルなコートですが、着た時のダンディな雰囲気というか、大人の空気感はさすがですよ。
HEUGNの服はやっぱりこの大人っぽさ(こういうと途端に安っぽい表現になりますが)が真骨頂だなと。
正直膝下のロングコートって若い時はいいですが、40歳になった時に着ている姿をあまり想像できなかったんです。
でもこのAlbertは40代50代になっても着ていたい、そんなコートなんじゃないかと。
ちなみに私が購入したのは22AWのAlbertになります。
いやーリユースショップでマイサイズのほぼ新古品が見つかった時には心躍りましたね。
リユースショップといっても価格が価格(約12万円)ですからかなり迷いましたけど、今では本当に買って良かったなと思っています。
なおAlbertは23AWでは生地違いのモデルが出ており、定価は253,000円(税込)となっています。
22AWのウールギャバは当時定価が165,000円ほどだったので、生地によって大きく価格は変わりますが、どちらにしろバカ高い。
今後も定番として展開していくコートだとは思うのですが、なかなか一般庶民は定価じゃ手が出ない価格になってしまいそうです。
そういう人は、私のようにリユースショップやフリマサイトも積極的に探してみてください
【2023年に買ってよかったものランキング】まとめ
2022年のベストバイ記事は投稿が3月とバカみたいに遅れてしまって、2023年こそは年内に絶対投稿する!と気合いを入れていたのですが…
まさかの2年連続でクリスマス明けからコロナに罹るという超絶持ってないムーブをかましてしまい、結局間に合いませんでした。
いやー、本当に申し訳なかったです。
やっぱりもうおっさんですからね、体調には気を付けねば
というわけで今さらではありますが、2023年も大変お世話になりました。
読者の皆さんがいてくれるからこそ、なんとかやめずにブログを続けられています。
本当に、本当に、ありがとうございます。
2024年も私なりのペースでブログもファッションも楽しんでいけたらと思うので、ぜひ皆さんも一緒に楽しんでいきましょう。
ではまた!!
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