- スニーカーが好きだけど、有名ブランドはどうしても周りと被るのが気になるよね…
- ちょっとだけ玄人っぽいスニーカーで他の人に差を付けたい
- 「それどこのスニーカー?」って聞かれたい
って人いませんか?
スニーカーって汎用性は高いし履き心地も良いし、革靴よりも気を使わずに履けるから服好きじゃなくたって1足と言わず何足でも持っていたいアイテム。
でもあまりに王道ブランドの定番モデルばっかりじゃ芸がないし、周りと差別化できないからコーデとしてもおしゃれにも見えないし…
スタンスミスやオールスター、エアマックスもいいけれど、たまにはもうちょっと玄人っぽいスニーカーも履きたいですよね
そこでこの記事では、そんなわがままさんたちに向けて服好きファッションブロガーである私が厳選した「ちょっとマニアックで知る人ぞ知る、でもデザインも履き心地も最高に良いスニーカーブランド」を5つご紹介していきます。
- 嫁と子供と服を愛してやまない30代既婚男性
- 20代後半で突然目覚めた遅咲きの服好き
- 年間100万円以上を服を買う服バカ
- シンプルで素材にこだわったドメブラが好き
周りの人と被らない!玄人向けのスニーカーブランド5選【履き心地&デザインにもこだわり抜いてます】
REPRODUCTION OF FOUND(リプロダクションオブファウンド)
リプロダクションオブファウンド(REPRODUCTION OF FOUND)は、ミリタリースニーカーを中心に展開するシューズブランド。
ミリタリースニーカーとはその名の通り軍用に支給されていたシューズのことですが、ここ数年はファッションアイテムとして非常に人気となっているシューズですね。
ミリタリースニーカーといえばメゾンマルジェラのジャーマントレーナーが最も有名で、その「マルジェラのジャーマン」をきっかけにミリタリースニーカーの人気に火が付いたわけですが、リプロダクションオブファウンドはその後を追うようにして数多くのミリタリースニーカーをリリースし一気に人気ブランドへと駆け上がりました。
リプロダクションオブファウンドはまさにミリタリースニーカーブームの先頭を走るブランドと言えるでしょう
2016年に日本で始まったリプロダクションオブファウンドですが、ブランド名の意味はFOUND(見つけ出す)、そしてREPRODUCTION(再現する)。
ブランド名の通り、1950〜80年代の世界各国のミリタリーシューズを現代ファッションに落とし込みやすいデザインで復刻させるというコンセプトを持っています。
またリプロダクションオブファウンドが再現するのはデザインだけでなく、当時ミリタリーシューズの生産が盛んだったスロバキアの工場で、それも一足一足ハンドメイドで作っているということで、生産背景にまで非常にこだわっているんですね。
そんなリプロダクションオブファウンドで最も人気の高いモデルはもちろんジャーマントレーナー。
元々がファッション用ではなくオリジナルはやや野暮ったいシルエット・デザインのジャーマントレーナーを、これでもかというくらいスタイリッシュに、そして都会的なファッションに落とし込みやすいようにリデザインされた名作スニーカーと言えるでしょう。(こりゃあ人気出るわって素直に思います)
スマートなシルエット、上質なレザーの質感、清潔感のあるカラーリングなど、ファッションアイテムとして履いて抜群にカッコいいのがリプロダクションオブファウンドのジャーマントレーナーなんですよね。
私もレショップ別注のジャーマントレーナーを持っていますが、上品なデザインとシルエットでスニーカーと革靴の中間的な使い方ができるので、とても重宝していますよ
ただそんな超人気のジャーマントレーナーを差し置いて、あえて私がおすすめしたいのがフレンチトレーナーです。
フレンチトレーナーはフランス軍の軍用シューズをモチーフにしたモデルですが、ジャーマントレーナーよりもスポーティでややぽってりとしたシルエットと、トリコロールの鮮やかな色使いが今の気分にたまらなく刺さるんですよ。
やはりこれくらいのスポーティさがあってあえてやや野暮ったいシルエットの方が、今トレンドのCOMOLIを中心とした、ともすると少し汚らしい(言い方悪い笑)アイテムには合うんじゃないかと。
私自身、次に紹介するZDAのマラソンと最後まで迷って匿名性を重視してマラソンを選びましたが、デザインだけならフレンチトレーナーがめちゃくちゃカッコいいと思っています
\はむすけイチオシモデル!!/
ZDA(ゼットディーエー)
リプロもいいけど、もうちょっとマイナーでまだ世間に知られていないブランドってないの?
という人にはZDA(ゼットディーエー)を推したい。
ZDAはリプロダクションオブファウンドと同じEYEFOUNDという会社が運営するスポーツスニーカーブランド。
元々は1950〜80年代にスロバキアでスポーツシューズを中心に作っていたブランドでしたが、一度休止した後に2016年に50〜80年代当時に使っていたソールや型、製造機器をそのまま使って復刻しています。
リプロダクションオブファウンドと同じ会社が運営するだけあって、デザインも似ているモデルがいくつかありますね
ZDAのスニーカーはレトロなデザインとスポーツシューズならでは履き心地の良さが特徴。
人気モデルの1つであるマラソン(MARATHON)はその名の通り当時のマラソンシューズをモチーフにしており、独自のマラソンソールが生み出す抜群の履き心地と、複数の素材・色で構成されたアッパーのクラシカルな雰囲気が魅力の1足となっています。
特にZDA独自のマラソンソールは今トレンドのシャークソールっぽいところがあって、デザインとしても結構良い感じに効いているんですよね。
私もこのマラソンを持っているのですが、ギザギザのマラソンソールはグリップ力が強くてとても歩きやすいですし、レトロで少しダサかわいいようなデザインなのでカジュアルなスタイルによく合うんですよ。
何よりZDAというブランドの匿名性が良いですよねー。これこそ知る人ぞ知るブランドというか
ZDAのスニーカーはデザイン的にはどこにでもありそう、でも探すと意外とないよねっていう、痒いところに手が届くスニーカーになっていますよ。
\クラシックなデザインと抜群の履き心地がクセになる!/
SHOES LIKE POTTERY(シューズライクポタリー)
シューズライクポタリー(SHOES LIKE POTTERY)は日本が誇る老舗シューズメーカーのムーンスターが運営するスニーカーブランドです。
ブランド名である「SHOES LIKE POTTERY」は「焼き物(陶器)のようなくつ」という意味であり、その由来はヴァルカナイズド製法の工程の中で最後に窯に入れて加熱するのが、まるで焼き物を作っているように見えたから。
そしてこのヴァルカナイズド製法というのがシューズライクポタリーの最大の魅力。
ヴァルカナイズド製法は加硫製法とも呼ばれ、ソールを圧着するのに特殊な釜の中で加熱・加圧することで、ソールのゴムと硫黄が化学反応を起こし圧着するというもの。
現在日本国内でも数えるほどの工場でしか行えない製法であり、より安価で簡易な接着剤を使ったプレス圧着に比べて、しなやかで柔らかく、強度も高いソールになると言われています。
ヴァルカナイズド製法は加水分解にも強いので、お気に入りの1足を長く履きたいって人にとっても嬉しいですよね
そんなシューズライクポタリーのおすすめモデルと言えば、やっぱりキャンバス地のローカット。
上質なキャンバス地を使ったアッパーにはデザインらしいデザインはなく非常にシンプルなスニーカーですが、シンプルなデザインだからこそ作りの良さが活きています。
かと思えばソールは鮮やかなブルーだったり、ソールのゴムテープに縄目の型押しがあったり、ゴムテープの繋ぎ目には封蝋(昔の手紙で封をするために使った蝋のこと)を模したパッチが付けられていたりと、遊び心も忘れていないのがまたグッとくるんですよね。
また価格が約1万というコスパの良さも魅力の1つ。
国産で、ヴァルカナイズド製法でこの価格はかなり頑張ってると思いますよ。
ブランドの立ち上がりは2010年とそこそこな老舗ではありますが、知名度だけで言うとまだそんなに高くないブランドでもありますし、まさに履いていて「おっ、それどこの?」となるようなブランドなんじゃないかな
OAO(オーエーオー)
ミリタリースニーカーやミニマルなスニーカーもいいけど、もう少しデザインの効いたTHE・おしゃれなスニーカーが欲しいいな、という人におすすめしたいのがOAO(オーエーオー)という日本のスニーカーブランド。
OAOはIT業界をバックグラウンドに持つクリエイターたちが2020年に立ち上げた、異色の出自を持つまだ比較的新しいスニーカーブランドです。
そんなOAOのスニーカーの最大の特徴は、すべてのモデルが「アート(芸術)をモチーフにしている」ということ。
例えばOAOを代表するTHE CURVE 1というモデルは、建築家ザハ・ハティド氏がデザインした幻の新国立競技場がモチーフとなっています。
曲線美が特徴のザハ・ハティド氏の建築のように、THE CURVE 1では複数のパーツを組み合わせて美しい流線を描くようなデザインが多用されていますね。
他にも日本の彫刻家イサム・ノグチ氏のAKARIという照明作品をモチーフにしたSUNLIGHT(サンライト)や、有名なジャンクアートから着想を得たSCULP TANK(スカルプタンク)など、独創的でデザイン性の高いスニーカーを作っているOAOは、より個性的なファッションスタイルの人やモード系の服装が好きっている人には刺さるんじゃないかなと。
またOAOはデザイン性だけでなくサスティナブルなスニーカー作りや、上質な素材にもこだわっているブランドなので、気になった人はこちらの記事をのぞいてみてください。
STUDIO NICHOLSON(スタジオニコルソン)
スニーカー専門ブランドではないのですが、スタジオニコルソン(STUDIO NICHOLSON)も非常におすすめできるスニーカーを作っています。
スタジオニコルソンは2010年に女性デザイナーのニック・ウェイクマン氏が立ち上げたイギリスのブランド。
クリーンでミニマルなデザインのアイテムが多く、丸みのあるシルエットや柔らかな色使いなど全体的にジェンダーレスな印象が強いブランドですね。
またデザイナーのニック・ウェイクマン氏は日本文化にも影響を受けており、日本のブランドとも数多くのコラボアイテムをリリースしていたり、日本でも人気高いインポートブランドと言えるでしょう。
そんなスタジオニコルソンでは定番アイテムとして、日本は久留米のスニーカーブランドMOONSTAR(ムーンスター)とのコラボレーションしたキャンバススニーカーを展開しています。
ブランドのコンセプト通り非常にミニマルかつ匿名性の高いデザインで、知らない人が見たらまさかそんな良いブランドのスニーカーだとは思わないでしょう。
ただそこはやはり日本が誇るスニーカーブランドとのコラボなので、こだわり抜かれたヴァルカナイズド製法だったり細かい作りの部分だったり、スニーカーとしてのクオリティはかなりのもの。
あとはもうなんと言ってもこのカラーリングでしょう。
アッパーにソール、シューレースやハトメまでのすべてが一色で統一されており、特にクリーム系の色味はスタジオニコルソンらしい中性的な優しさがあって良いんですよね。
履き込んでちょっと汚れた時なんかも雰囲気出そうですよ、これ
シルエットもスマートでスッキリと履くことができてクリーンなアイテムやコーデによく合うので、ナチュラル系のコーデが好きな人にはたまらないスニーカーでしょうね。
価格は17,600円(税込)で、スタジオニコルソンの中ではかなり手を出しやすい価格となっています。
スタジオニコルソンのスニーカーというとほぼこの1モデルのみとなりますが、それでも紹介したいくらいの名作なので、気になった人はぜひ見てみてください
\ナチュラル系ブランドの最高峰が展開するミニマルな名作スニーカー/
【周りと被らない!玄人向けのスニーカーブランド5選】まとめ
今回ご紹介したブランドの特徴をまとめるとこんな感じです。
REPRODUCTION OF FOUND | ZDA | SHOES LIKE POTTERY | OAO | STUDIO NICHOLSON | |
---|---|---|---|---|---|
ブランド創設年 | 2016年 | 2016年 | 2010年 | 2020年 | 2010年 |
どこのブランド? | 日本 | 日本 | 日本 | 日本 | イギリス |
どんなブランド? | 世界のミリタリーシューズを今履きやすいデザインで復刻 | スロバキア製のちょいダサなデザイン&抜群の履き心地が魅力 | 老舗シューズメーカーのムーンスターが運営するブランド | アートをモチーフにデザインされた都会的なデザイン | ムーンスターとコラボした究極のミニマルスニーカー |
おすすめモデル | フレンチトレーナー | マラソン | LOW | THE CURVE 1 | メリノヴァルカナイズドシューズ |
誰もが持っているスニーカーという定番アイテムだからこそ、ちょっとだけマニアックなブランドを選んで、周りと差を付けてみてはいかがでしょうか?
ではまた!!
最後まで読んでくれたあなたにはこちらの記事もおすすめ!!
コメント