こんにちは、ham(@ham50865160)です。
今回は久しぶりのブランド紹介です。
第5回目となったブランド紹介ですが、今回満を辞してご紹介するのは
CURLY(カーリー)
です。
CURLYについてはこちらの記事でもおすすめしています。
もうここはシンプルにめちゃくちゃ買っています。
特にインナーとして使うカットソーは全部CURLYでいいんじゃないかって本気で思うくらい。
あ、ちなみにここで言うインナーとは見せる(または見せてもいい)インナーですよ。
見せないインナーならUNIQLOで十分だと思います。笑
- カットソーが好き、上質なカットソーを探している。
- 高品質な服が着たいけどそこまでお金はかけられない。
- 服の作りが良ければブランドのネームバリューは気にしない。
目次
CURLY(カーリー)とは
CURLY(カーリー)は香川県でカットソーを専門に作っていた川北縫製という縫製工場が2009年に立ち上げた、いわゆるファクトリーブランドと呼ばれる形態のブランドです。
CURLYの母体となっている川北縫製は1963年創業の由緒ある縫製会社であり、初期は香川県の名産である手袋を中心に作って、現在は国内生産の約9割を占めるほどになっているそう。
そんな中、2009年にセレクトショップで企画やバイイングを行なっていたデザイナーさんを招いて立ち上げたのがCURLY(現在の正式名称はCURLY & Co.)です。
ファクトリーブランドにはデザイナーがいるブランドといないブランドがありますが、やはりデザイナーがいる方がアイテムの質が良くなるのは明らか。
工場が母体となるファクトリーブランドなのでどこも技術の高さは折り紙つきなのですが、このデザイナーの有無によってブランドとしてのスタンスが決まると言っても過言ではないですね。
実際メゾンブランドからの発注を受けている工場のファクトリーブランドでも、デザイナーがいないと本当にただ作りの良い服というか、流行もデザインもない、言ってしまえばおもしろみのない服になってしまいます。
そんな中CURLYはしっかりとデザイナーを招聘しているのでデザイン性も十分、過度なデザインや極端に流行を追うことはありませんが、今着たいと思えるようなシンプルで素晴らしい服ばかりなんです。
難しいんですが、この「シンプル」と「デザインがない」というのはイコールではないことに気付かせてくれるようなブランドですね。
CURLYはカットソー工場を母体としているので、全てのアイテムをカットソー生地で作っています。
それこそコートやジャケット、カバンまでカットソー生地なんですがそれもそのはず、CURLYのコンセプトは、
「カットソー=Tシャツ」という概念を超えるカットソーブランド。
なんです。
実際にCURLYのアイテムを見てみると、本当に全てカットソーなのか?と疑いたくなるくらいに表情豊かな様々なオリジナルカットソー素材が多く使われています。
CURLYのおすすめアイテム
CCR LS CN TEE
私がCURLYのおすすめアイテムと言われて真っ先に思いつくのがこのTシャツ。
とにかくおすすめ、本当におすすめ。
もうこんな記事読んでないで早く探して買って。笑
こちらのTシャツはシーズン毎に使う素材が微妙に変えてくるのですが、今季はアメリカ・カルフォルニアで栽培されるスーピマコットンの中から1〜2%しか採れないという超長綿を使用。
シーズン毎で多少素材は変わるものの基本的な質感は変わらず、ハリと光沢を持った天竺編みのカットソー生地なんですが、これが本当に良い生地。
もうスッベスベ。笑
興奮してボキャブラリーが崩壊するくらいの良い生地。笑
そしてその質感が着込んでいっても劣化しないのも魅力。
コットンのTシャツって着込んで洗濯を繰り返すうちにヨレてきたり全体的に柔らかい雰囲気になっていくもので、それが良いという考え方もあるのですが、こちらのTシャツはほとんどそういった劣化をしません。
まあまだ何年も着たわけではないですが、少なくとも今年の夏に20回は着たでしょうけど購入時から全く劣化は感じられませんね。
また洗濯後でもシワにならないのも面倒くさがりの私には嬉しいポイントです。
素材だけでなくシルエットも秀逸で、流行に流されないスタンダードなシルエットでインナーとして使いやすい形になっています。
さらにラウンドカットされた裾はインナーとして見えた時や1枚で着る際にもサマになり、前身頃と後身頃で別々のパターンを用いた立体構造によりキレイなシルエットで動きやすさも実現しているそう。
ネックバインダーが細いので若干の下着感は否めませんが、細いことによってヨレやすいといったことは一切ありません。
袖の長さが半袖、5分袖、長袖の3つのバリエーションがあり、さらにシーズンによってはVネックのものもあるので、様々な形から自分好みを選べるのも嬉しいポイントですね。
個人的なおすすめは5分袖または長袖のクルーネックですね。
ちなみに私は5分袖のホワイト1着と、長袖のホワイト、グレー、グレージュをそれぞれ1着ずつ持っています。
価格は8,580円(税込)でTシャツとしては別に安くもない。
しかし価格に対する品質・価値の部分ではかなりコスパの良いTシャツと言えるでしょう。
むしろこれよりもコスパの良いTシャツがあったら教えて欲しいくらいです。
RAFFY ZIP PARKA
こちらもブランドの代表的なアイテムで、CURLYといえばこのパーカーを連想する人も多いはず。(私も春夏Verを持っています)
一見何の変哲も無いスウェットパーカーなんですけど、細部にこだわりが散りばめられていてまさに「上質なシンプル」といった感じの服です。
このパーカー最大の魅力はフードの立ち上がりがとても良いところ。
パーカーってこのフードの立ちが命みたいなとこがありまして、フードの立ちが悪いとどうしてもふにゃふにゃで安っぽく見えてしまいます。
その点CURLYのパーカーはフード裏に別地を入れてフードがキレイに立ち上がるよう設計されているというこだわりよう。
これによってジップを開けていても閉めていても本当にフードがキレイに立ち上がります。
素材はこちらも超長綿のコットンを数種類混紡して使っており、キレイな色むらがあり非常にふっくらとして着心地の良い生地感になっています。
春夏と秋冬では素材感が異なっており、秋冬は裏起毛になっていて暖かく着られるようになっていますが、個人的には春夏仕様の方がおすすめ。
秋冬仕様ですと少し厚みが出てもっこりしてしまいますし、春夏仕様でも標準的なスウェットくらいの厚みはありますのでペラペラということは一切なく、これくらいがちょうどインナーとしてもアウターとしても使いやすいくらいの厚みだと思いますね。
さらにジップ(ファスナー)にもこだわっており、CURLY別注のYKK社製EXCELLAファスナーをダブルジップで使用。
EXCELLAファスナーは1つ1つに磨きがかけられていてとても高級感がありますし、国内シェアNo1のYKK製ということで安心感もあります。
またダブルジップなのでジップの開き具合によって様々なスタイリングができるのもメリット。
ただこちらのジップ、私のだけかもしれませんがどうも開け閉めしにくい。
私の技術不足もあるかもしれませんが、なんかスムーズに開閉できないんですよね。
価格は18,480円(税込)です。
ちなみにジップアップパーカーというのはメンズファッションにおいて基本的なアイテムながら結構コーディネートが難しいアイテムでもありまして、その辺はこちらの記事でお話ししているのでお時間ある方は読んでみてください。
TRACK JACKET & TROUSERS(セットアップ)
Tシャツ、パーカーに次ぐCURLYの人気アイテムと言えば、こちらのジャージー素材のセットアップです。
ブランド創設時より継続的に出されており、少しづつアップデートしているこのセットアップ。
ジャージー素材のためビシッと決まりながらも非常に動きやすく、Tシャツと同じ縫い方で縫い糸の張りがなく長時間の着用でも疲れにくくなっています。
こういうテーラードジャケットのセットアップっていうといかにカジュアルに、スーツっぽくなく見せるかがポイントになってきますが、CURLYのセットアップは柔らかな素材感、パッチポケットなどの細部のデザインなど、絶妙なバランス感覚でカジュアル感を出してくれています。
結婚式の2次会やちょっとしたパーティまで男性って大人になると意外にカジュアルセットアップが必要になる機会が多くなるんですが、そういったときに1着持っていると便利なセットアップですね。
しかも上下合わせて40,260円(税込)とかなりお買い得。(消費税増税前は3万円代だったのに…笑)
AURALEE(オーラリー)やCOMOLI(コモリ)でセットアップを買うと余裕で100,000円近くいきますから、上下で40,000円はかなりリーズナブルです。
もちろん上下別でも着られますが、私はやっぱりセットアップでの着用をおすすめします。
CURLYはどこで買えるの?
CURLYはthe Weftという直営店が南青山にあります。
こちらはCURLYの直営店ですがセレクトアイテムも取り扱っており、私の大好きな革靴であるforme(フォルメ)も取り扱っています。
南青山のこの辺りは有名セレクトショップの1LDKや私の好きなBOOM and BRANCHなど素敵なセレクトショップに加え、AURALEEやCOMOLIの直営店もあって服好きにはたまらない街になっているので行ったことないという人は是非行ってみることをおすすめします。
ちなみに1番最近できたCOMOLIの直営店の詳細はこちらでどうぞ。
その他にもCURLYは全国のセレクトショップで取り扱いがあり、私がよく見るのは
- Cotyle
- Diffusion
- Discovery
あたり。
Cotyle、Diffusionはこちらの記事でもご紹介したお気に入りの地方セレクトショップです。
今あげたのは全て地方のセレクトショップですが、都内ってなると意外と取り扱っているセレクトショップは少ないので直営店に見に行ってしまいますね。
まとめ
今回はCURLYについてご紹介しました。
正直2019年になってから私が1番アイテム数を買っているブランドだと思いますが、やはりそれだけ低価格で品質の良いアイテムが揃っているのです。
これから秋冬にかけてコートなんかも4万円代で買えるものもありますので、是非見てみてはいかがでしょうか?
ではまた!!