こんにちは、ham(ham50865160)です。
今回は夏以外の3シーズンに大活躍間違いなしのブランドをご紹介します。
それが、crepuscule(クレプスキュール)です。
crepusculeは日本のニット専門ブランドですが、クオリティが非常に高く、それでいて価格は抑えられた、最強のコスパニットブランドなんです。
- コスパの良い高品質ニットを探している。
- ナチュラルで優しい雰囲気のニットが好き。
- 彼氏彼女または夫婦でお揃いのニットコーデをしたい。
crepuscule(クレプスキュール)とは?
crepuscule(クレプスキュール)は、様々なブランドでニット作りに携わってきた男女2人のデザイナーが、2012年に立ち上げたニット専門のドメスティックブランド。
確かな技術に裏打ちされた高品質なニットと、いい感じに力の抜けたリラックスシルエットが昨今のビッグシルエットブームにがっちりハマり、急速に人気を集めてきたブランドですね。
実際に私もいくつかcrepusculeのアイテムを持っていますので、そちらも参考にcrepusculeの良い点・気になる点をご紹介していきましょう。
高品質低価格でコスパ良好
crepusculeのニットは、とにかくコスパが良いと言われています。
ウールやコットンといった上質な天然素材を使いながらも、手編みだけでなく機械編みも上手に取り入れることで、その価格は16,000〜20,000円程度に抑えられています。
確かにUNIQLOなどファストファッションと比べちゃうと高いですが、他のドメスティックブランドなんかではニット1着で30,000円を超えることもザラですからね。
このクオリティでこの価格は、十分に低価格と言えるでしょう。
またcrepusculeのニットはとてもシンプルなデザインが多く、飽きが来ないので長く着られるという意味でもコスパが良いと言えますね。
ゆったりとしたシルエットと絶妙なカラー
冒頭でも言ったように、crepusculeはバチッとキメ過ぎていない、余裕感のあるシルエットで男女や年齢を問わずとても着やすいのが特徴。
ほぼ全てのニットが肩が落ちるようなサイズ感になっておりサイズ選びには注意が必要。
サイズ1〜3の展開が多いですが、単純に3がLだ思って着るとこれがかなり大きいです。
私は普段L〜XLサイズを着ることが多いですが、crepsuculeのアイテムはサイズ2(Mサイズ相当)でややゆったりと着られます。
またcrepusculeにしか出せない絶妙なカラーリングも魅力。
その代表はなんといってもベージュ。
crepusculeといえば優しくて柔らかいベージュを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
明る過ぎず暗過ぎず絶妙なバランスのベージュなのですが、crepusculeはこういった原色系ではない中間色を出すのが本当に得意なんですよね。
何色っていうのか分からないけど、めっちゃ良い色みたいな。笑
最近ではミントっぽいライトグリーンや、グレーがかったライトブルーといったカラーも人気でしたね。
ユニセックスで着られる
crepusculeのアイテムは全てユニセックスとなっています。
ニットの柔らかな質感とcrepuscule独自の優しい色合いで、女性が着てもとてもかわいらしくなること間違いなし。
また個人的にはニットキャップも女性におすすめ。
カップルや夫婦でお揃いにしたり、プレゼントにもおすすめです。
crepuscule(クレプスキュール)のおすすめアイテム
moss stitch(鹿の子)ニット
moss stitch(モススティッチ)と呼ばれる鹿の子編み(※)のコットンニットは、crepusculeを代表するアイテム。
その人気はcrepusculeといえば鹿の子、鹿の子といえばcrepusculeみたいな感じになっているほど。
鹿の子(かのこ)編みとは表編みと裏編みを交互に繰り返すことで、表面に凹凸の編み目や透かし目を表現する編み方。
鹿の子供の背中にできる斑点模様に似ていることから「鹿の子編み」と言われるそうです。
凹凸により肌への接触面積が少なくなって涼しく着られるため、ポロシャツの定番素材となっていますね。
crepusculeの鹿の子は粒が大きく、表面の凹凸感が強いのが特徴。
1枚で着ても物足りなさや「情報不足」を感じにくいニットですね。
この「情報不足」についてはこちらの記事で少し説明しています。(おしゃれ初心者の方は「情報不足」には要注意ですので是非読んでみてください)
moss stitchシリーズはプルオーバータイプだけでなく、カーディガンやニットキャップなどcrepusculeを代表する様々なアイテムがラインナップされています。
またこれらの多くがコットン100%で作られており、ニットにも関わらず家庭で洗濯が可能というのも大きなメリット。
ウールやカシミアのニットって静電気で毛玉ができやすい上に、基本的にはファブリーズで、たまにクリーニングに出す感じになりますから清潔度、ランニングコストの面でコットンニットの方が優れていますね。
そしてmoss stitchシリーズは非常に厚手でしっかりしているので防寒性もある程度あり、11月くらいまでなら1枚でも着れるし、真冬にはコートのインナーとして使えます。
そんなメリットづくめのmoss stitchシリーズですが気になる点を挙げるとすると、ゆったりとしたシルエットに加え、厚手でしっかりとした生地感ですのでがっちり体型の人はその体格の良さがより強調されます。
実を言うと私も比較的がっちりしていますので、moss stitchシリーズを着るときは
- ボトムスは細身のものを選ばない。
- プルオーバータイプは1枚で着ずにインナーとして使う。
といった点に気を付けています。
また体格が気になる人はカーディガンタイプを選ぶと、縦のラインが強調されてガタイの良さが緩和されるのでおすすめです。
あとはニットベストなんかも肩の部分がないので肩幅が強調されなくていいかも。
ちなみに私はmoss stitchシリーズではプルオーバーとカーディガンを1着ずつ持っています。
どちらもキレイな色味で春秋には大活躍してくれますが、体格の問題もあってカーディガンの方がよく着るように思います。
ホールガーメント
ホールガーメントニットとは3Dで立体的に編むことにより1着を丸ごと編み上げ、縫い目を無くしたニットのこと。(2018年あたりからUNIQLOでも同じ製法のニットが出てちょっと話題になりましたね)
ちなみにこの「ホールガーメント」という言葉は製法を開発した島精機製作所という企業の商標登録です。
このニットには縫い目は一切無く、すべて編み目になっています。
このことにより縫い目が身体に当たらないかったり、立体的で身体のラインに沿うようになるので着心地が良いとされています。
ホールガーメントは消費者側より生産者側にメリットが大きい製法らしいんですね。
人件費が減るとか、複雑なニットが作れるとか。
まあ消費者としてはなんとなく変わった製法なんだなーくらいかと。
服好きとしては、他のニットと違う製法ってのは魅力的に映りますけどね。
100%ウールでとても暖かい上にcrepusculeらしい柔らかな色味が冬のコーデに映えるので、でコートのインナーとして重宝しましたね。
今年もガンガン着ていくつもりです。
ミラノリブ
ミラノリブニットもcrepusculeの人気シリーズ。
ミラノリブとは編み方の種類の1つで、ゴムのような伸縮性とソリッドな質感が特徴。
その名の通り、イタリアはミラノで生まれた編み方です。
crepusculeのミラノリブは、プルオーバーからニットパーカーまで様々なアイテムに用いられていますね。
特にニットパーカーは人気で、極厚の生地感によるフードの立ち具合やシルエットの形成力は抜群。
パーカーってフードの立ちが命!みたいなとこありますから、その点でこのパーカーのフード周りはかなりサマになります。
ただ本当に極厚でかなりずっしりと重いです。
あとはニットの柔らかさや温かみは感じにくい素材になっていますので、ニットらしいニットが欲しい人にはちょっと違うでしょうね。
crepuscule(クレプスキュール)はどこで買えるの?
直営店はないが、セレクトショップでの取り扱いはかなり豊富
前述したようにcrepusculeは、ビッグシルエットブームに乗ってかなりポピュラーになりつつあります。
なので今では様々な大手セレクトショップで取り扱いがあり、比較的手に入れやすいブランドと言えますね。
中でもBEAMS、Bshop、417 by EDIFICEあたりでは、かなり取り扱いが豊富。
特に417は過去にcrepusculeと共同でtaupe(トープ)というコラボラインを出していましたし、今でも毎シーズン定番的に別注のアイテムを出しています。
別注といっても極端にデザインや色味を変えてくるわけではない(むしろどこが違う?ってものもあります)ので、インラインで買い逃したアイテムもここをチェックしてみると似たようなのがあるかも。
他にも全国のセレクトショップで幅広く扱われていますので、調べてもらえばお近くのどこかにはあると思いますよ。
ちなみに私がよく見るのは、
- Bshop
- BEAMS
- 417 by EDIFICE
- 着楽
あたり。
各ショップで別注カラーやモデルも豊富
417 by EDIFICEはもちろん、こちらの記事でもご紹介した三重県のセレクトショップ『着楽』も別注カラーやモデルが魅力。
今季(19AW)インラインのmoss stitchシリーズでは、エルボーパッチが付いていましたが、着楽別注では例年のインラインのようにプレーンタイプでした。
昨年(18AW)もそうでしたが、最近インラインでは少しデザインを効かせたものが多くなっている印象です。
カーディガンがクルーネックになっていたり、ジップ開閉になっていたり。
今のところインラインでデザインを効かせたシーズンは、別注で通常タイプを出すっていう流れになっているので、これはこれでバランスが取られているのでしょう。
今季(19AW)でいうと
- Bshop
- BEAMS
- 417 by EDIFICE
ではすでに別注の通常タイプが出ています。
すでにサイズ欠けや完売しているものも多いので気になっている方は早めにチェックしてみてください。
【crepuscule(クレプスキュール)の魅力とは?】まとめ
crepusculeは近年爆発的に人気が出た上に、1番人気のmoss stitchなんかはかなり特徴的なアイテムですので少し他人と被りやすいかもしれないです。
しかし価格帯的にもセレオリ以上ドメブラ未満という感じで手を出しやすいですし、1枚でバッチリとサマになるニットですので、シンプルで汎用性の高いニットをお探しの方は是非一度手にとってみて下さい。
ではまた!!
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