こんにちは、ham(@ham50865160)です。
今回はご紹介するのは
Graphpaper(グラフペーパー)
です。
当ブログでは既に何度も出ていますから、以前から読んで下さっている方にはお馴染みのブランドでもありますね。


- シンプルで上質な服が好き
- 定番アイテムを長く着たい
- ゆったりとしたシルエットが好き
- 洗練されたおしゃれな雰囲気のセレクトショップが好き
Graphpaper(グラフペーパー)とは
クリエイティブディレクター南貴之さんが手がけるショップ、ブランド

Graphpaperディレクターの南貴之さん(出典:https://sst-online.jp/magazine/3841/)
Graphpaper(グラフペーパー)とは、クリエイティブディレクターである南貴之(みなみたかゆき)さんが、2015年にOPENしたセレクトショップの名前。
そして16SSからは、同じく南さんがディレクトするブランドとしてのGraphpaperがスタートしています。
ブランド紹介の前に、南さんの経歴にも少し触れておきましょう。
南さんは1996年、後に有名セレクトショップとなるCANNABIS(カンナビス)を手がける会社に入社し、そのCANNABISの立ち上げにも関わります。
その後2008年に独立して自身の会社Alpha(アルファ)を設立、そしてAlphaで最初に手がけたショップが、あの有名な1LDK(ワンエルディーケー)。
ちなみに1LDKは「日常の中の非日常」をテーマに
- 東京に3店舗
- 名古屋
- 札幌
- フランス・パリ
- 韓国・ソウル
と数多くの店舗を構える超人気セレクトショップです。

ギャラリー型セレクトショップGraphpaper
セレクトショップとしてGraphpaperのテーマは、
ギャラリー機能を持つキュレーション型ショップ
ということで『アイテムを見せる』ことにとても注力したショップになっています。
アイテムのディスプレイが本当に特殊で、表参道にある本店では壁の引き出しの中に陳列されていたり、ヒビヤセントラルマーケット店ではラックが壁毎動いたり。
最初訪れたときは訳が分からなくて店員さんの助けが必要ですし、ちょっと見にくいという意見もあるでしょうが、とても面白い試みにはなっていると思います。
ブランドとしてのGraphpaperはセレオリではない
ブランドとしてのGraphpaperを語る際に、『セレクトショップGraphpaperのオリジナルブランド』とされることが多いです。
しかし実際はブランドとしてのGraphpaperは、ショップとしてのGraphpaperとは別物。
つまり
Graphpaper(ブランド)は、Graphpaper(ショップ)のセレオリではない
ということなんです。(や、ややこしい…笑)



確かにそうです。
でもディレクターである南さんは、両者をハッキリと違うコンセプトで運営しており、
ショップとブランドは根本的に違う
とまで言っています。
元々「Graphpaper」という名前の由来は、第1号店である青山店をオープンする際に、図面を上から見てなんとなく「方眼紙(グラフペーパー)みたいだな」と思ったからだそう。



こうしてショップ名の方が先に決まり、ブランド名は違う名前にしようと思ってはいたそうなんですが、良いものが思い付かずに面倒だったから同じ名前にしたとのこと。笑
そういうわけでショップとブランドは別物なんだけど、名前は同じになっているんです。
ちょっとややこしいんですが、まあとにかくGraphpaper(ブランド)はセレオリではないんですね。



シンプルで洗練された「今」っぽい定番アイテム
南さんはアイテムを作る際に、ほとんどトレンドを意識せず自身の『気分』を重要視していると言うのですが、それでもGraphpaperのアイテムは非常に今っぽい。
- 普遍的でシンプルながらもどこか遊び心のきいたデザイン
- ゆったりとしてとても着心地の良いシルエット
- こだわり抜かれた素材や生地
と、どれをとっても本当に今着たいと思える服ばかりなんです。
またGraphpaperは、シーズン毎にあまりテーマを設けずに、定番アイテムを作り続けるのも特徴。(19SSからはテーマを設けているようです)
シーズン毎に細かくテーマを設けると、



となっても、次の年に同じアイテムを買うことはできませんよね?
しかしGrappaperのように、定番アイテムを継続して出してくれれば、例え今年買い逃したとしても来年また出てくれるという安心感がある。
またそのアイテムを気に入って着潰したとしても、また同じものを買えます。



コラボや別注アイテムも豊富
Graphpaperは、様々なブランドやメーカーと積極的にコラボしたり、別注アイテムを多く出すのも特徴。
今年だけでも
- Thomas Mason(トーマスメイソン)
- Loopwheler(ループウィラー)
- Mackintosh(マッキントッシュ)
- ATON(エイトン)
- FILA(フィラ)
- FUTUR(フューチャー)
などなど、数多くのブランドやメーカーとのコラボアイテムを出しています。
しかもそれぞれの元ブランドの良さを残しつつ、Graphpaperっぽさを出すのが本当に上手なんですよね。
元ブランドのファンもGraphpaperのファンもどちらも存分に楽しめる、そんなコラボを得意としているので、毎シーズン次はどんなブランドとコラボするのか楽しみになってしまいます。
Graphpaper(グラフペーパー)のおすすめアイテム
Graphpaperに関してはブランド紹介をボリューミーにし過ぎていしまいましたのでおすすめアイテムは2つだけご紹介します。
下でご紹介するアイテム以外にも個人的にはコックパンツやボーダーTシャツなんかもおすすめですので是非一度見てみて下さい。(ボーダーTシャツは19SSで私も購入しています)
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Thomas Mason(トーマスメイソン)生地のブロードストラプシャツ


出典:https://www.fashion-press.net/collections/gallery/45885/789216
Graphpaperのおすすめアイテムとしてまずご紹介したいのが、Thomas Mason(トーマスメイソン)のブロード生地を使ったストライプシャツ。


Graphpaperと言えばこのシャツを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?(私も1記事まるまる使っておすすめしてますし笑)
Thomas Masonは、ロイヤルワラント(イギリス王室御用達)の称号を得るほど上質なシャツ生地メーカーで、こちらのシャツに使われているブロード生地は上品な光沢感が特徴。
手触りはもうめっちゃすべすべです。(語彙力w)
またとにかくブルーの発色がキレイ。
GraphpaperでThomas Masonの生地を使ったシャツにはホワイトなどのカラーもありますが、私のおすすめは断然ブルー系のカラーですね。
シルエットは身幅を大きくとったボックスシルエットで着心地が良く、キレイなストライプが目を引きます。
1枚で着るドレスシャツでおすすめはあるか?と聞かれてまず最初に思い浮かぶ、そんなシャツです。
毎シーズン発売後すぐに売り切れてしまうので、狙っている方はインスタなどで発売状況をリサーチしておくとよいでしょう。
20SSでもGraphpaper×Thomas masonのシャツは発売されましたが、今季は
- レッドストライプ
- ブラックストライプ
- ブルーチェック
の3色展開となっているようです。
取り扱い店で聞いたところでは、昨季非常に人気だったブルースとライプは今季は出ないようですね。



Loopwheeler(ループウィラー) for Graphpaper スウェット
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こちらもGraphpaper秋冬の定番としてリリースされている、Loopwheeler(ループウィラー)とのコラボスウェット。
Loopwheelerは、
「世界一、正統なスウェットシャツ」を。
をコンセプトに、旧式の吊り編み幾を使った非常に上質なスウェットを作り続けている日本のブランド。
Loopwheelerインラインのスウェットは比較的細身でスッキリしているのですが、こちらのGraphpaper別注のスウェットはかなりのオーバーシルエット。
スウェット生地はLoopwheelerが作っているので間違いのない、ふっくらもっちりとした柔らかな肌触り。
さらにオーバーシルエットな分、生地を贅沢に使っていますのでインラインよりも更にふっくら感があります。
同様の生地とシルエットでプルオーバー、ハイネック、ジップアップパーカー、ハーフジップと様々な形があるのも魅力で、どれも素敵なんですが私は19AWでハイネックスウェットを購入しています。
そんでこれがまた最高。
タートルネックやハイネックって、首が締まる感じがあまり好きじゃなかったんですが、このハイネックスウェットはある程度ネックの高さがありながら締め付け感は皆無。
かなり首元がゆったりとしているので、ノーストレスで着られます。
オーバーシルエットなんですが、何とも言えない上品さもありますし。
ただかなりのオーバーサイズなので、インナーとして着るにはアウターを選びそうですね。
個人的にはハイネックってインナー使いした時に真価を発揮すると思うのですが、まあ着心地は最高ですし一長一短と言ったところでしょう。
Graphpaper(グラフペーパー)はどこで買えるの?
東京と仙台に計3店舗の直営店
Graphpaperには直営店(セレクトショップとしてのGraphpaper)が
- 青山
- 日比谷
- 仙台
に計3店舗あります。(仙台はフランチャイズ店舗)
Graphpaperは上記の3店舗に加えて、2020年2月にGraphpaper Frameworkという新店舗を南青山にOPENします。(ECサイトは2020年2月19日開設))
Graphpaper Frameworkでは、
退屈でない普通。
をテーマに、Graphpaperのコレクションの中から定番アイテムだけを集めた店舗になるそう。
またGraphpaper Frameworkでは、店頭はショールームとして試着のみ、購入はECサイトで行うという、まさに私がおすすめする服の販売形式を取るそうです。


さらにさらに、まだ詳細は不明なんですが2020年4月末には、京都にもGraphpeperの店舗をOPENすることが決まっているとのこと。
京都なんで私はなかなか行けないとは思いますが、今まで関西にはGraphpaperの店舗がありませんでしたので、関西のGraphpaperファンには朗報ですね。
いやーそれにしてもブランドとしてかなり勢いがあるんだなと。
ますます今後が楽しみになってきますよね。
私は東京在住なので仙台以外の2店舗にはたまに行きますが、どちらもとても洗練された空間です。
ただファッション初心者や、私のように自分に自信がなかったり人見知りだったりする人にとっては、とにかく入りにくいショップに感じるはず。笑
ようやく入っても通常では考えられないようなディスプレイしてますし。笑
まあここを面白いと捉えるか、入りにくい・見にくいと捉えるかは人それぞれでしょうけどね。
あと青山店は地理的にめちゃくちゃ行きづらい。笑
表参道と青山と渋谷の間みたいな所の路地をうねうねと進んでいって、やっとたどり着くような場所にあります。(マップ上で直線距離は近いんだけど全然道がつながっていなかったりもします)
初回はGoogle Mapがないと無理ゲーです。
それに比べるとヒビヤセントラルマーケットは日比谷ミッドタウンという商業施設に入っているので比較的行きやすいし入りやすいかな。
上でも触れましたがヒビヤセントラルマーケットは、Graphpaperだけでなく施設内をまるっと南さんが監修していて、本当に世界観がすごいので一度行ってみて欲しいですね。
Graphpaperの他にも、CABINET OF CURIOSITIESというセレクトショップも
- AURALEE(オーラリー)
- COMOLI(コモリ)
- MARKWARE(マーカウェア)
といった私の大好きなブランドを取り扱っていて非常におすすめですし。




卸しもやっているので全国のセレクトショップでも買える
Graphpaperは直営店でも取り扱いだけでなく、卸しもやっていて各地のセレクトショップでの取り扱いがあります。
この辺もGraphpaperというブランドがセレオリではなく1つのドメブラとして認知される要因ですよね。(価格も完全にドメブラですしね笑)
ちなみに私はこちらでご紹介した着楽やARKnets、BENTOあたりでよく見ます。
特にBENTOは人気アイテムでも在庫が残っていやすく、個人的にはGraphpaperのアイテムを探す時に最後の砦的な感じで使っているショップですね。


【Graphpaper(グラフペーパー)の魅力とは?】まとめ
今回は私のお気に入り度が高く、かなり長文になってしまいましたが、Graphpaperの良さが分かっていただけたでしょうか?
個人的には店舗を含め、洗練された雰囲気作りが非常にツボなブランドです。
もし少しでも興味が湧いたという方は、行けるのであれば是非Graphpaperの店舗に行って洗練された雰囲気を味わってくるのをおすすめしますよ。
ではまた!!


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