こんにちは、ham(はむ)です。
- とにかく生地が良いシャツを着たい
- ゆったりと雰囲気があり、それでいてとびきり美しいシャツを探している
- グラフペーパーのシャツが良いらしいけど、実際のとこどうなの?
という人に向けて、今回はこちらの超おすすめシャツをご紹介します。
グラフペーパー(Graphpaper)の定番人気となっている、トーマスメイソン(Thomas Mason)の生地を使ったシャツです。(正式な商品名は『Thomas Mason L/S B.D Box Shirt』)
ちなみにGraphpaper(グラフペーパー)というブランドついては、こちらの記事で詳しくご紹介していますので、気になった方はぜひ読んでみてください。
【レビュー】Graphpaper(グラフペーパー)のThomas Mason(トーマスメイソン)シャツは紛れもない名作でした【サイズ感や代用品もご紹介】
トーマスメイソンの美し過ぎるブロード生地
アイテム名にもあるように、このシャツにはトーマスメイソン(Thomas Mason)という生地メーカーのブロード生地が使われています。
トーマスメイソンはイギリス発祥(現在はイタリアのアルビニ社に買収されている)の生地メーカーで、ロイヤルワラントいわゆる「英国王室御用達」の称号を持つほどの老舗。
ロイヤルワラントは日本の「宮内庁御用達」と違って賜るために審査があったり、更新するにも審査を通過しなければならないとあって、そのクオリティは折り紙付き。
そしてこちらのシャツに使われている生地も、キメの細かい光沢感を帯びた非常に高級感のある、それはそれは美しいコットンブロード生地。
また糸の発色も鮮やかで、ネイビーブルーとホワイトのコントラストがとても美しいんです。
生地の触り心地や光沢感、発色までのすべてがとても繊細で、たかだか1枚のシャツなんですけど気品が溢れているというか、ものすごく上品な雰囲気を纏っています。
少し大袈裟に聞こえるかも知れませんが、まさに英国貴族が着ていそうな生地感ですよ。
このようにトーマスメイソンの生地って、本当にめちゃくちゃ分かりやすく「良い生地だなあ」ってなるんですよね。
このグラフペーパーのシャツのヒットもあって?ここ数年トーマスメイソンの生地を使ったシャツが色んなブランドから出るようなったんですが、たくさんのシャツが並んだラックの中にあっても「お、これ多分トーマスメイソンだろうな」ってなんとなく分かりますから。
上質な生地を贅沢に使ったゆったりシルエット
シルエットはリラックス感溢れるボックスシルエット。
このゆったりとしたサイズ感とトーマスメイソンの上質な生地とあいまって、もう最高に着心地が良いんですよね。
とにかく着ていてノーストレスです。
特に身幅やアームホールはかなり広めに作られていて、普段多くのブランドでLサイズを着ている私(179cm75kg)でMサイズ相当のサイズ2を着ていますが、それでも結構ゆったりと着られますからね。
これはあくまで私の感想ですが、他のブランドと比べてみると
- トマースメイソンシャツのサイズ2
- コモリシャツのサイズ3(Lサイズ相当)
- ユニクロのシャツのXLサイズ
がざっくり同じくらいのサイズ感でしょう。
また襟はボタンダウン仕様になっていて上品なブロード生地ながらもカジュアルに着られます。
キレイめでフォーマルなブロード生地と、リラックスシルエット+ボタンダウンでうまくバランスをとっている感じですね。
鮮やかなネイビーストライプが美しい
生地の良さや絶妙なサイジングなど、トーマスメイソンシャツの魅力はたくさんありますが、私がこのシャツのどこに惚れたってもうその美し過ぎるネイビーの色味ですよ。
いやもうこのトーマスメイソンの生地の発色が本当に良くって、目の覚めるようなネイビーブルーと、パキッとしたホワイトとのコントラストがまあ鮮やか。
細めなストライプ柄ということもあって、遠くから見るとどこか霜降りのような、フェード感のある色味になるもの魅力ですよ。
そしてこのパキッとしたネイビーストライプが淡めのボトムスに良く合うんです。
定番のベージュチノや、ここ数年トレンドになっているホワイトパンツなんかと合わせるとお互いの色味が際立って上品なコーデになるんですよ、これが。
実際に着てみると、ちょっと気になる点も…
とまあ本当に素晴らしいトーマスメイソンシャツですが、実際に着てみると少し気になることもあります。
まずはブロードのシャツであれば避けられない運命なのですが、とにかくシワが目立ちます。
ここ最近のトレンドである古着に寄せたシャツなんかでは「洗いざらしで着られます」っていう売り文句が流行っていたりもしますが、このシャツに関しては洗濯後のアイロンは必須ですね。
特にトーマスメイソンの生地は上品さが売りな分、シワくちゃになった時の残念さが際立ってしまうんですよ。
またストライプ柄ってシワによってストライプがずれたように見えるので、余計にシワが目立ちますし。
あとは何と言っても価格が27,500円(税込)と、シャツとしては非常に高価ってのも気になります。
私みたいな金銭感覚のぶっ壊れた服好きにかかれば「このクオリティで2万円台ならそこそこ安いな」とすら思ったりもしますが、一般的に考えるとシャツに約3万円ってありえないですからね。
良いシャツなのは分かったけど、高過ぎて買えないというあなたへ…
というあなたに、最後にひとつだけグラフペーパーのトーマスメイソンシャツの代用になる得るアイテムをご紹介します。
URBAN RESEARCH(アーバンリサーチ) トーマスメイソンオーバーシャツ
大手セレクトショップのアーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)が出しているこのシャツ、トーマスメイソンの生地を使っていながらセレオリ価格という、かなりのコスパを誇る隠れた名作シャツなんです。
このトーマスメイソンオーバーシャツですが、トーマスメイソンの生地を使ったシャツをしては最安値となっています。
なんで最安値って分かるのかというと、トーマスメイソンの生地を使ってシャツを作る上で「これ以上価格を下げてはいけない」っていうラインがあるらしいんです。(このラインはトーマスメイソン側がブランド価値を下げないために設定しているもの)
そしてそのラインというのがアーバンリサーチのトーマスメイソンオーバーシャツの価格である13,000円。
またこのアーバンリサーチのトーマスメイソンオーバーシャツは、コスパだけでなくクオリティもかなり高いのが魅力。
トーマスメイソンの生地を使っているというだけあって、生地感はグラフペーパーのものを遜色ないほどなめらかです。(同じブランドの生地を使っているんだから当たり前っちゃ当たり前かも知れませんが…)
さらにシルエットに関しては、正直グラフペーパーのものよりも使いやすいんじゃないかってくらい。
やはりグラフペーパーのようなドメブラってちょっとやり過ぎってくらいにオーバーサイズだったりするもんですが、その点アーバンリサーチはセレオリなのでやり過ぎていない、でもトレンド感は出せるちょうど良い塩梅のサイズ感なんですよね。
最後に大手セレクトショップのオリジナルアイテムってことで、手にとって見やすかったり返品などが自由にできるのも大きなポイント。
ここ数年は毎シーズン定番で出してくれていますし、定期的に再入荷があったり予約販売があったりと、グラフペーパーのシャツと比べると手に入りやすさは段違いですよ。
さらには下のように幅広いECサイトで取り扱いがあるので、自分が普段から使い慣れている、またはポイントを貯めているサイトで購入できるってのも嬉しいですね。
- ZOZOTOWN
- Rakuten fashion(楽天)
- Amazon
- アイルミネ
- アーバンリサーチ公式ECサイト
【Graphpaper(グラフペーパー)のThomas Mason(トーマスメイソン)シャツは紛れもない名作でした】まとめ
グラフペーパーのトーマスメイソンシャツはまさに勝負シャツとして1枚は持っておきたい、そんな素晴らしいシャツです。
確かに価格は高いですがそれだけの、いやそれ以上の価値があるシャツだと思いますよ。
ちなみに今回私がご紹介したネイビーストライプの柄は2019年春夏のモデルとなりますが、現時点(21AW)では同じ柄はリリースされておらず、それ以降ではミニマルなチェック柄や無地のものなどがリリースされていますね。
まあバリエーションが豊富なのは良いですが、同じ柄でリリースされることがないので、もし過去のモデルが欲しいってなったら古着かメルカリなどで探すしかないのが現状です。
グラフペーパーのトーマスメイソンシャツはドメブラ中でも屈指の名作シャツなので、皆さんもぜひ一度袖を通してもらって、本当に上質なシャツってやつを味わってみてください。
ではまた!!
最後まで読んでくれたあなたにはこちらの記事もおすすめ!!
>>【レビュー】空気を纏うシャツ、コモリシャツの魅力を徹底解説【サイズ感や生地感、気になる点も】
>>【コスパ最高】おすすめの低価格帯ドメブラ6選【セレオリ価格で大満足】
コメント