こんにちは、ham(@ham50865160)です。
今回ご紹介するのは、人気のドメブラであるGraphpaper(グラフペーパー)から定番的に出ているこちらのシャツ。
Thomas Mason(トーマス・メイソン)という生地メーカーの生地を使ったシャツであり、正確な商品名は
Graphpaper × Thomas Mason L/S B.D Box Shirt。
Graphpaper×Thomas masonシャツについては、こちらの記事で19SSベストバイ第3位に選んでおり、買った当初からお気に入りではあったのですが、改めてその魅力について語りたいなと。笑
Graphpaper(グラフペーパー)というブランドついては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
目次
Graphpaper × Thomas Mason L/S B.D Box Shirtsを正直レビュー
分かりづらい商品名ですが、『L/S』は『ロングスリーブ(長袖)』、『B.D』は『ボタンダウン』という意味。
シャツの品名にはよく出てくるので覚えておくと便利ですよ。
そして私が持っているのがこちら。
- ネイビーストライプ
- グレーストライプ
最初に買ったのがネイビーストライプの方ですが、あまりに良いシャツだったので、その後にグレーストライプも色違いで購入してしまっています。笑
ではこのシャツの何がそんなに良いのか?色違いで買うほどなのか?、その魅力をご紹介していきましょう。
ロイヤルワラントを賜った、上質なブロード生地
Thomas Mason(トーマスメイソン)は、イギリス発祥の生地メーカー。
上質なブロード生地(※)を得意としており、ロイヤルワラント、いわゆる「英国王室御用達」の称号を持っていることでも有名です。
ブロード生地とは、コットンやウールなどの細い糸を平織りにした生地のこと。
経糸を横糸よりも高密度で織るので、横方向に畝ができるのが特徴。
シャツ素材としては定番であり、滑らかで光沢感がある上に丈夫というメリットがある反面、シワになりやすいというデメリットもあります。
また「ブロード」というのはアメリカの呼び方で、イギリスでは「ポプリン」というそうですね。
日本でいうと、「宮内庁御用達」みたいな感じですかね。
ただ宮内庁御用達は、宮内庁から特別な許可が出ているわけではなく、言ったもん勝ち状態らしいですが…笑
一方ロイヤルワラントはれっきとした称号であり、その称号を受けるにはきちんとした審査があります。
しかもロイヤルワラントには数年ごとに更新があり、保持し続けるには高い品質を維持し続ける必要があります。
つまりロイヤルワラントの所持というのは、
一定のクオリティを保ち続けているブランド
ということの証明になるんですね。
そんなThomas Masonの生地を使ったこちらのシャツは、光沢感・高級感に溢れ、非常に上品な質感になっています。
これに関しては、本当に見て触ってほしい。
言葉で表すのは難しいくらいに、繊細で何とも言えない上品さを持った生地感ですので。
程よくオーバーサイズなシルエット
ロイヤルワラントを持ったThomas Masonの生地を使っているということもあり、どうしても生地に注目されることが多いGraphpaper×Thomas masonのシャツ。
しかし生地だけでなく、シルエットも特徴的かつ魅力的なんです。
Box Shirtsの名の通り、身幅を大きくとったボックスシルエットで、袖丈や着丈もかなりゆったりめ。
ただし上品なThomas Masonの生地のおかげで、だらしなさは皆無です。
また多めに取られた後ろ身頃の生地が、風にフワッてなる感じがたまらなく良いですよね。
そしてもう、とにかく着ていて楽。
ちなみに私は179cm、76kgの比較的ガッチリ体型で普段はLサイズの服を着ることが多いのですが、こちらのシャツはサイズ2(Mサイズ相当)を選んでおり、それでもかなりゆったり着られます。
サイズ感でいうと、
- Graphpaper × Thomas Masonのサイズ2
- COMOLI(コモリ)のコモリシャツのサイズ3(Lサイズ相当)
が同じくらいか、Graphpaperの方が少し大きいくらい。
コモリシャツも結構ゆったりしていますら、Graphpaper × Thomas Masonシャツがいかにビッグシルエットか分かりますね。
また襟はボタンダウン仕様になっていて上品なブロード生地ながらもカジュアルに着られます。
キレイめでフォーマルなブロード生地と、リラックスシルエット+ボタンダウンでうまくバランスをとっている感じですね。
発色の良いカラー
Thomas Masonの生地は発色も非常に良く、特にネイビーやブルー系がめっちゃキレイ。
ネイビーストライプは1番人気のカラーですし、Graphpaper × Thomas Masonのシャツといえばこのネイビーストライプを想像する方も多いでしょう。
気になる点も…
アイロンが面倒
まずはブロードシャツであれば避けられない運命なのですが、とにかく洗濯ごとのアイロンがめんどくさい。
Thomas Masonに生地は非常に美しく上品な分、上品さを失わないためにシワは厳禁。
特にストライプ柄は、シワ部分のストライプがずれるので余計にシワが目立ちやすいんですよね。
上で触れたコモリシャツのように、洗いざらしでも雰囲気が出るシャツもありますが、残念ながらGraphpaper × Thomas masonはそのようなシャツではありません。
多少面倒ですが、毎回パリッとするくらいにアイロンをかけてあげるのが、1番カッコよく着られる状態だと思いますね。
ちなみに洗濯後はアイロン必須ですが、1回着た後などであれば衣類スチーマーでサッとシワを伸ばしてあげるだけでもOK。
価格が高い
こちらのGraphpaper × Thomas Masonのシャツは確かに素晴らしいシャツなんですが、価格が27,500円(税込)と、シャツとしては非常に高価。
UNIQLO(ユニクロ)なんかでは3,000円も出せばそこそこのシャツが買えてしまう中で、27,000円はおいそれと出せる金額ではありませんよね。
特に服好きじゃない人がシャツ1枚に出せる金額って、いっても上限10,000〜15,000円くらいまでじゃないでしょうか?
でも安心してください、今回はそんな方へのおすすめもご紹介しちゃいます。
良いシャツなのは分かったけど、高過ぎて買えないというあなたへ…
というあなたに、最後にひとつだけGraphpaper×Thomas masonの廉価版になる得るアイテムをご紹介します。
URBAN RESEARCH(アーバンリサーチ) Thomas Mason Over Shirts
そのシャツというのがこちら。
大手セレクトショップのURBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)が、Thomas Masonの生地を使って定番的に出している、トーマスメイソンオーバーシャツというアイテムです。
Thomas Masonの生地を使ったシャツでは最安値
近年Thomas Masonの生地を使ったシャツは、Graphpaperを筆頭に様々なブランドから出ているのですが、このシャツはそれらの中で最安値。
なんでもThomas Masonの生地を使ってシャツを出す際には、Thomas Mason側から提示された『この価格より下げてはいけない』というラインがあるそうなんです。
そしてそれが13,000円とのこと。
こちらのURBAN RESEARCHのシャツは、そのラインギリギリの税別13,000円となっています。(20AWでは15,000円程度になっているよう)
クオリティはセレオリ以上
価格はGraphpaperの半額以下ですが、生地の質は(素人目には)遜色ないレベルですし、正直セレオリレベルのシャツではクオリティが頭1つ抜けていると思いましたね。
シルエットはレギュラーとオーバーサイズがありますが、よりGraphpaperに近いオーバーサイズがおすすめです。
大手セレクトショップはドメブラに比べて品数が段違いに多いですし、定期的に再入荷もあって手に入れやすいのもメリットですね。
ZOZOTOWNやamazon、楽天でもカラーによっては再入荷の予約販売がされているようなので気になる方は要チェックです。
まとめ
Graphpaper×Thomas masonのシャツは、もちろん1枚でもビシッとキマりますし、インナーとしても使えばオールシーズン活躍できるシャツです。
確かに価格は高いですが、勝負シャツとして1着持っておくのもアリなシャツなんじゃないでしょうか。
今のところ19AWでは私の持っているストライプではなく、無地のものが展開されているようですので、もしストライプの方が欲しいという方はメルカリなどで探すか、来年の春夏まで待たなければいけない状況です。
20SSでもGraphpaper×Thomas masonのシャツは発売されましたが、今季は
- レッドストライプ
- ブラックストライプ
- ブルーチェック
の3色展開となっているようです。
取り扱い店で聞いたところでは、昨季非常に人気だったブルースとライプは今季は出ないようですね。
今季のものも良い色味ではありましたが、やはり昨季までのブルーストライプも出して欲しかったな…
皆さんもロイヤルワラントの上質な生地のシャツに、身を包んでみてはいかがでしょうか?
ではまた!!
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