こんにちは、ham(はむ)です。
皆さん、2021年前半はどんな服を買いましたか?
おしゃれな服を着て思いっきり遊びに出かける、なんてこともしにくいご時世でしたので、服に使うお金が少なくなったって人も多いんじゃないでしょうか?
かく言う私もさすがに今年は服に使うお金がめっきり減って…
…ないんですよね笑
我ながら意味分かんないんですけど、どこに出かける訳でもないのに服は欲しくなるんですよ。
ということで今回は、2021年の春夏で本当に買ってよかったものランキングを発表したいと思います。
【ベストバイ】2021年春夏で買ってよかったものランキング【21SS】
第5位 Maison Margiera(メゾンマルジェラ) レプリカ マッチャメディテーション
第5位はメゾンマルジェラのレプリカという香水シリーズから。
マッチャメディテーションは今年の5月から新たにラインナップに加わった新作で、その名の通り抹茶を中心とした落ち着いた香りが特徴の香水です。
またメゾンマルジェラの香水にはそれぞれ『香りの記憶』として、年代や場所ごとの思い出の香りが設定されているのですが、マッチャメディテーションの『香りの記憶』はメゾンマルジェラで初の日本が舞台となっているんです。
2008年、東京で開かれた茶会での思い出。
穏やかな午後、抹茶椀に注がれた温かな抹茶を嗜む静かな音とともにゆっくりと流れる時間の中で、凛と五感が研ぎ澄まされていくような感覚。
肝心の香りは、
スッキリとした抹茶のトップノートから華やかなフローラル香るミドルノートへ変化し、ラストはホワイトチョコレートの上品な甘い香りに落ち着いていく
というものなのですが、これがまた使いやすいんですよ。
非常に落ち着いた大人の香りなので職場や学校にも付けていきやすいですし、私も購入してから1番よく使う香水になっています。
マッチャメディテーションについてはこちらの記事で詳しくご紹介していますので、気になった方は是非読んでみて下さい。
>>【香水レビュー】メゾンマルジェラのマッチャメディテーションはまろやかなお茶が香る万能香水です
第4位 forme(フォルメ) ボタンシューズ
forme(フォルメ)のボタンシューズは正確には2021年に購入したわけではなく、2020年の9月にオーダーしたものなんですけど、完成したのが今年なのでランクインさせてもらいました。
このボタンシューズに関してはもう「最高」の一言。
もう本当に美しいし、本当にカッコいいし、本当に履き心地が良いんですよ…
formeのボタンシューズは19世紀から20世紀初頭のボタンブーツをベースにしたもので、古き良きヨーロピアンな雰囲気が漂うクラシックなデザインが特徴の革靴。
ボタンシューズって普通の革靴とは違ってやや女性らしさも感じられるような繊細な雰囲気なんですけど、個人的にはこの少しアンニュイな雰囲気がformeの流線型の木型と非常によくマッチしているように感じるんですよね。
また今回は浅草にあるformeのアトリエでの個人オーダーということで、デザインと革種、製法を下記のように選ばせてもらっています。
- デザイン:ストレートチップ
- メインアッパー:ベビーカーフ
- ボタン部分の切り返し:ヌバック
- 製法:グッドイヤーウェルト製法
これは私がformeで最初に購入したプレーントゥシューズとできるだけ被らないようにカスタムしたのですが、本当に大正解でしたね。
ちなみにプレーントゥシューズについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
>>【正直レビュー】forme(フォルメ)のプレーントゥシューズは、まさに日本人のための革靴でした
自分でオーダーしておきながらその見た目の美しさにも惚れ惚れするんですが、formeの革靴の魅力はやはり何と言っても履き心地の良さ。
formeの革靴って履き下ろしの瞬間から、靴擦れすることがマジで全くないんですよね。
革靴を購入したことがある人ならよく分かると思うんですけど、どんなに高級ブランドの高い革靴でも履き始めって必ず靴擦れするもんです。
実際私も今までにパラブーツやJ.M.ウエストン、バーウィックなどの革靴を履いてきていて、どれも初めて履いた時には踵やくるぶしが擦れて痛くなっていましたが、formeの革靴は最初に買ったプレーントゥシューズも含めて靴擦れが全くない。
本当に日本人の足に合った革靴なんだな、と驚かされます。
届いてすぐに梅雨の時期に入っちゃったり、暑くてサンダルを履くことが多くなってきたのでまだあまり履けていないのですが、これからどんどん履き込んでいって自分だけの最高の革靴に育てていきたいと思っています。
第3位 COMOLI(コモリ) ヨリ杢シャツ
COMOLI(コモリ)は軽い気持ちで試着してはいけない、着ると絶対に欲しくなるから。
このヨリ杢シャツも本当は別のアイテム目当てで寄ったショップにたまたま1着だけ残っていて、試しにと軽い気持ちで着てみたら最後、気付いたらお会計終わってました笑
COMOLIのヨリ杢と呼ばれる生地はブラックシャンブレーを着古して色落ちした、いわゆる「ごま塩」と呼ばれる古着の生地をモチーフに作られたもの。
昨シーズン(20SS)ではこの生地を使ったオープンカラーシャツが出ていてこれまた人気でしたが、今季(21SS)ではレギュラーカラーのベーシックなデザインでさらに着やすくなって登場しました。
元が古着を再現した生地ということもあり、新品時からクタっと柔らかい生地感でして、ゆったりとしたシルエットと合間って非常に余裕感のあるCOMOLIらしい1着になっていますね。
これはもうバサッと羽織るだけで他は何も考えなくても自然と良い感じになってしまうという、COMOLIというブランドの魅力や勢いみたいなものを存分に味わえるシャツなんじゃないかなと。
ヨリ杢シャツに関しては、今シーズンめちゃくちゃ着ましたね。
のっぺりとしたグレーじゃなく奥行きや情報量のあるグレーの色味なので、どんなパンツに合わせても「あれ?なんか足りないな…」とか「ありきたりかな?」とかそういう心配がいらなくって、本当に使いやすいんですよ。
また前立てが付いていたりステッチがベージュで目立っていたりと、細部に見えるワークな雰囲気も今のミリタリーブームにがっちりハマる感じはありましたし。
とにかくこのヨリ杢シャツは、今シーズン最高の衝動買いでした。
>>【ブランド紹介】COMOLI(コモリ)ってどんなブランド?【空気を纏う服】
第2位 Hanes(ヘインズ) Beauty&Youth別注Beefy-T(ビーフィー)
Hanes(ヘインズ)のBeefy-T(ビーフィー)と言えば定番中の定番アイテムではあるんですが、今シーズンなぜか急に3着も買いました笑
と言っても購入したのは通常のインラインのビーフィーではなく、ビューティーアンドユース(B&Y)別注のビーフィー。
B&Y別注はインラインよりもワイドで今っぽいシルエットにアレンジした、サラッと1枚で着るのに適したカットソーとなっており、多くのブランドが別注をかけているビーフィーですが、シルエットまで細かく別注しているのはB&Yだけというこだわりよう。
インラインと比べて全体のバランスとしての着丈は短めになっているので、よりボックス感が際立つようなシルエットになっています。
ただし、私が今季3着も購入するきっかけとなったのはサイズ感ではなく生地感。
数年ぶりにビーフィーを購入したんですけど、こんなに生地良かったっけ?ってくらい生地感が良くてびっくりしたんですよね。
コットン100%で厚手ながら非常にスムースな触り心地で、少し大袈裟ですがどこかの生地にこだわるドメブラが出していてもおかしくないくらいの生地感ですから。
この生地感でシルエットもキレイなカットソーが2,000円ちょっとで買えるなら、他のブランドは選択肢に入ってこないなと。
なおB&Y別注は大きめのサイズからサイズ欠けが出てきてはいますが、正直インラインでも十分この夏の勝負Tシャツとして着ていけるほどの完成度だと思いますよ。
第1位 CIOTA(シオタ) スビンコットンウェザージャングルファティーグパンツ
2021年春夏で買ってよかったものランキング、堂々の第1位は私がこの1年どハマりしているCIOTA(シオタ)から、スビンコットンウェザージャングルファティーグパンツです。
このブログを読んでくださっている方にはもうお馴染みかも知れませんが、CIOTAは岡山県の縫製工場・生地屋さんである株式会社シオタが運営するファクトリーブランド。
>>CIOTA(シオタ)ってどんなブランド?【究極のファクトリーブランド】
CIOTAは生地選定から縫製までを一貫して自社で行い、コットンには全て最高級のスビンコットンを使用するなど「一切の妥協なき服作り」をしているブランドであり、作るアイテムのどれもが最&高。(古いか?笑)
特にパンツ類の人気は凄まじく、2020年はデニムとベイカーパンツが飛ぶように売れていましたね。
CIOTAのジャングルファティーグパンツは、アメリカ軍の3rdタイプと呼ばれるモデルをモチーフにしたもの。
いわゆる軍パンのデザインやディテール、シルエットなどを忠実に再現しているのですが、生地だけはCIOTAオリジナルのものを使用しており、CIOTAオリジナルですから当然この生地がまた素晴らしいのなんのって。
ウェザークロスとは薄手で軽く撥水性があり、元はこちらもミリタリーウェアで使われるような生地なんですが、CIOTAではこのウェザークロスを最高級のスビンコットンで作ることで、ウェザークロスが持つ軽さや快適性はそのままに、生地表面が微光沢を帯びた非常に上品な生地感に仕上がっているんですよ。
もうお分かりかと思いますが、このスビンコットンウェザークロスの穿き心地が良いのなんのって。
この春夏で間違いなく1番穿いたパンツですね。
スビンコットンのなめらかな生地は足を通した瞬間本当に気持ち良いですし、薄手のワイドシルエットなので最近のようにジメッとする季節でも穿いていても快適そのもの。
しかも水に濡れても大丈夫(撥水性がある上、家庭洗濯ももちろん可能)なので、どんな天候・どんな場面でも気兼ねなく穿けるってのが嬉しくって、ついつい手に取っちゃうんですよね。
また生地だけでなくシルエットが使いやすいのも魅力で、CIOTAのジャングルファティーグパンツはかなりワイドなシルエットなんですけど、このワイドさが春夏のコーデではとっても万能。
春夏ってどうしてもトップスのボリュームがなくなるので、そこにワイドパンツを穿くだけで簡単に「Aシルエット」が完成します。
トップスはTシャツ1枚だったとしても、CIOTAのジャングルファティーグパンツくらいドカンとワイドなパンツを合わせることで、自然とスタイルが良く見えてかつ今っぽいコーデになるんですよ。
また一方で最近の大型化したトップスにもボリューム負けすることもないですし、月並みな表現ですが「何にでも合わせられるパンツ」となっています。
さらにはアメリカ軍ファティーグパンツの3rdタイプを踏襲しているということで、随所に散りばめられた軍パンのディテールが男心をくすぐるんですよね。
- ツルッとした見た目のノンリップ生地
- ウエストアジャスターでサイズ調整が可能
- 両腿に付いたカーゴポケット
- 膝を曲げやすいように入れられたニータック
- 裾はドローコードで絞ることができる
少し熱く語り過ぎてしまったかも知れませんが、CIOTAのジャングルファティーグパンツはそれくらいに素晴らしいパンツだと思いますし、とにかく本当に買って良かったパンツですね。
【2021年春夏で買ってよかったものランキング】まとめ
いやー今年の春夏もたくさんの素敵な服と出会えました。
また年末に2021年のベストバイをまとめると思いますが、CIOTAのジャングルファティーグパンツなんて必ずランクインしてくるでしょうね。(まあ私のさじ加減なんですけど笑)
なかなか気軽に人と会えなくなったり仕事も在宅になったりして、自分の見た目や服装に気を使う意味や価値ってものが少し希薄になりそうなご時世ですが、こんな時だからこそ自分の本当に好きな服や自分が本当になりたい姿を見つめ直すこともできるってもんです。
ファッションって、ただ服を着ているだけで幸せな気持ちになれたりするものですから、是非新型ウイルスなんかに負けず、これからもファッションを楽しんでいきましょう。
ではまた!!
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