こんにちは、ham(@ham50865160)です。
2020年は新型ウイルス禍の中で他にお金を使うところが少なかったのもあって、例年にも増して服を買っている気がします…
間違いなく年間被服費の過去最高額を更新していますね。笑
さて今回はそんな2020年に購入した全ての中から、本当に買ってよかったと思うものをランキング形式で5つご紹介します。
いや〜2020年も良いものいっぱい買えましたよ!
ちなみに去年のランキングはこちら。
服好きファッションブロガーの2020年本当に買ってよかったものランキング【過去最高額】
第5位 CIOTA(シオタ) 本藍スビンコットン13.5ozストレートデニム
岡山県の縫製工場・生地商社が運営するファクトリーブランドであるシオタ(CIOTA)。
最高級コットンであるスビンコットンを贅沢に使ったアイテムが人気のブランドですが、2020年はちょっと異常なまでの人気っぷりでしたね。
こちらのデニムもどのショップでも入荷するそばから完売していたものですが、なんとか偶然手に入れることができたので、運命を感じて第5位にランクインです。笑
足を通した瞬間、めちゃくちゃにスッベスベで「本当にこれはデニムか?」って心配になるほど。笑
シルエットは腿周りはゆったり、腰元はキュッと締まっている独特なストレートシルエットでどんなスタイルにも合わせやすくて汎用性は抜群ですし、「気付くと履いてしまっている」そんなデニムですね。
シオタのデザイナーさんは1〜2サイズアップでゆったりと履くことを推奨しているんですけど、先述のように2020年はちょっと人気過ぎてサイズを選んでいる余裕などなく、私はジャストサイズの32インチを購入しています。
まあ32インチでも全然カッコよく履けるんですけど、欲を言えばもっと色んなサイズを試着して買いたかったなあと。
ちなみにこの12月にリリースされた21SSでは少し人気も落ち着いてますし、各ショップもかなり数を積むようになってだいぶ選べるようになっていますね。
まあそれでもかなり動きは早い方なので、欲しいって人は急いだ方がいいアイテムなのは間違いないです。
21SS分は記事投稿時点でかなり厳しそうでして、これから探すなら大手セレクトなど入荷の遅いショップ、CIOTAの公式オンラインショップくらいしかないかな…
第4位 COMOLI(コモリ) ウールセットアップ
人生最大の衝動買い。
そんなつもりはなかったのに、ちょっと出来心で試着しただけなのに、気付くとパンツを買っていた。
パンツだけだと決めていたのに、ジャケットはもう売り切れだと思っていたのに、気付くと血眼になって探し回ってジャケットも買っていた。
そして実はこれ私としては初めてのドメブラのジャケットセットアップでして、そういう意味でも思い出の深い1着です。
まあセットアップで着ることはあんまりなかったかも知れませんが、これ上下別でもめちゃくちゃ使えるやつでして、特にパンツはよく履きましたねー。
もちろんセットアップでもフォーマルになり過ぎずに肩肘張らずに着られるので、ちょっとおしゃれな所に行く時なんかは重宝しました。
一見ネイビーでウールのテーラードジャケットセットアップってビシッとかしこまっちゃいがちですけど、コモリ(COMOLI)はこういう抜け感を出すのが抜群にうまいですよね。
セットアップって意外と使える、2021年も何かテーラードジャケットのセットアップが欲しい、そう強く思わせてくれるセットアップでした。
第3位 KaILI(カイリ) アクションバッグ
バッグって毎日使うものだからこそ、良いモノが欲しいですよね。
カイリ(KaILI)のアクションバッグは、そんな私の好みドンピシャのリュックでした。
カイリは福岡発祥のバッグブランドで、「違和感のあるデザイン」をコンセプトに、ミニマルながらも一癖あるような魅力的なバッグを作っています。
アクションバッグの最大の特徴は、ゲームポケットと呼ばれる大きなポケットでしょう。
左右両側からアクセスフリーで開口したゲームポケットは、パスケースやキーケース、スマホなんかの頻繁に取り出すものを入れておくにはぴったり。
元々ゲームポケットの由来がゲームハンティングで狩った獲物を入れるためということもあり、容量もかなり多いのでペットボトルなんかも全然入っちゃいます。
アクセスフリーと言っても中の容量に対して開口部は小さめ、また入口裏側には返しも付いているので荷物が落ちる心配は(ほぼ)ありません。
その他にも日常使いする上で便利なギミックが多く散りばめられているアクションバッグですが、私が最も惚れ込んだのはその見た目なんですよね。
ミニマルな雰囲気の中にところどころギア感があって、本当にバランスの良いデザインだなあと。
確かに価格はかなり高いんですけど(税込36,300円)、こんなにカッコいいバッグを毎日使えるって考えると十分にコスパが良いなあと思えるバッグでした。
第2位 J.M.WESTON(J.M.ウエストン) シグネチャーローファー180
2020年に購入したものの中で、1点での価格が最も高いのがこちらのJ.M.ウエストンのシグネチャーローファー180ですね。
先に言っておくと、なんと110,000円(税込)もします。
純正のシューツリーも付けたら120,000円超えてきますから、これはなかなかにやばいヤツ。笑
世界的にも名作と名高いJ.M.ウエストンのシグネチャーローファーですけど、やっぱり実際に履いてみると改めて思う、とにかく本当に美しいローファーです。
圧倒的にキメの細かいアッパーレザーはほとんど磨かなくても光り輝きますし、デザインは一切の無駄のない完成されたもの。
革靴と言うよりは1つの芸術品のような、いつまでもずっと眺めていたくなるよう靴なんですよね。(言い過ぎか?笑)
とまあ眺めているだけならいいんですけど、実際に履くとなると途端に牙を剥いてくるのがJ.M.ウエストンの靴。
「万力締め」と呼ばれるJ.M.ウエストン特有の超タイトフィッティングでは、履きおろしてから数ヶ月〜1年くらいは地獄の修行期間があるんですよね。
直営店の店員さんは「ここ数年はだいぶゆったり履く人も多くなってきた」とは言っていましたし、購入した際のフィッティングでは万力締めってほどでもなかったように思ったんですけど…
購入から半年ほど経った今でも、長時間履いていると足が締め付けられるような感覚は残っていてまだまだ修行が足りないんですけど、この厳しい修行期間を乗り越えた先には「革の靴下」というほど極上のフィット感が待っているそう。
いやー私の人生でこれほどまでに美しく、同時に履きこなすのが難しい革靴には出会ったことがない。
間違いなく、これから一生付き合っていきたい1足ですね。
第1位 CIOTA(シオタ) EDIFICE別注スビンコットンモールスキンベイカーパンツ
2020年最も買って良かったアイテムは、シオタ(CIOTA)のEDIFICE別注モールスキンベイカーパンツです。
2020年に爆発的な人気となったシオタですが、そのシオタの中でも最も人気が高く、また最も入手難易度が高かったのがベイカーパンツでしょう。
各ショップで発売日当日には開店前から100人を超える行列ができたり、オンラインショップではアップ後数秒で完売したりと、ちょっと冗談みたいな人気っぷりでしたからね。
私が入手したのは大手セレクトショップであるEDIFICE(エディフィス)の別注モデルなんですけど、これも開店前から並んで抽選、それもおそらく倍率は3倍以上でしたから、手に入れられたのは本当にラッキーでした。
ちなみに私が手に入れたEDIFICE別注モデルはインラインのものと生地が違っていて、バックサテン生地のインラインに対して、EDIFICE別注ではモールスキン生地が使われています。
このモールスキン、ヌラヌラ感がやばいんです。(語彙どこいった?笑)
ただ表面がキラキラしているとかじゃなくて、生地の奥からジワっと滲み出てくるような底深い光沢感。
何とも形容し難いんですけど、とにかく非常に魅力的な生地であることは間違いないです。
また当然スビンコットンを使っているので肌触りは極上。
緯糸のみがスビンコットンになっている先述のデニムと違って、こちらのモールスキンは経糸緯糸ともにスビンコットンなので生地感、特に足を通した時の感触は段違いに良いです。
触り心地だけでなく見た目にも美しくって、元はワークやミリタリーに源流を持つベイカーパンツですが、生地1つでここまで上品に仕上がってしまうのかと正直驚きを隠せませんね。
シルエットはスタンダードなストレートシルエットなのでどんなスタイルにも合わせやすいですし、生地の厚みは真冬以外の3シーズンで長く履けるちょうど良い厚みで汎用性は抜群。
価格も26,400円(税込)とそこまでお高くもないですし、個人的には是非一度は手にとって履いてみて欲しいパンツですね。
なおインラインのベイカーパンツは21SSでもおそらくかなりの人気っぷりにはなると思いますが、各ショップ入荷数も増やすでしょうし20AWよりは供給数が増えそうです。
とはいえやはり超人気アイテムであることに変わりはありませんし、おそらく20AWでの人気っぷりをみた転売ヤーも多く参入してくることでしょう。(滅びろ)
この記事執筆時点ではまだデリバリーはされていませんが、気になる人は取り扱い店に入荷日を問い合わせておいて、当日は準備万端で臨むことをお勧めしますよ。
ちなみに今年もEDIFICE別注があるかどうかは、現時点では不明です。
【服好きファッションブロガーの2020年本当に買ってよかったものランキング】まとめ
2020年は社会的にも個人的にも本当に色々あった、正直言えばとても大変な1年でした。
でも読者の皆さんがいてくれるおかげで、何とか細々ではありますがこのブログも続けられています。
ブログのお問い合わせにSNSでのコメントやDMなど、ちょっとした反応があるだけで本当に嬉しくって、私にとってはこれ以上ない大きなモチベーションになります。
本当にありがとうございます。
またこうやってブログやSNSを続けていて思うのは、服やファッションの力って本当に大きいなということ。
どんなに辛いことや苦しいことがあっても、それこそ外出できずにずっと家にいなきゃいけない時だって、人はいつでも服を着ています。
そして大好きな服を着ていると、どんなに暗く沈んだ気持ちもほんのちょっとだけ明るくなるんですよね。
こういう服やファッションの素晴らしさを皆さんに少しでも届けられたら嬉しいですし、それで皆さんが今より少しでも服やファッションが好きになってくれたりしたら、もう最高です。
さあ、2021年はどんな素晴らしい服たちとの出会いが待っているんでしょうか。
今からワクワクが止まりませんね〜。
ではまた来年!!
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