こんにちは、はむすけです。
- ユニクロユー22SSで何を買えばいいのか分からない
- 春に向けて新しい服が欲しい
- とにかく安くおしゃれを楽しみたい
という人に向けて、今回は本日1月28日に発売が開始したユニクロユー(UNIQLO U)2022年春夏コレクションの中から、「これは買いだな」っていうおすすめのアイテムを5つに厳選してご紹介します。
ご存じの人も多いとは思いますが、ユニクロユーは日本を代表するファストファッションブランドのユニクロと、世界的なデザイナーであるクリストフ・ルメールとのコラボコレクション。
ユニクロ価格で有名デザイナーのデザインが楽しめるということで、「ただのユニクロでは物足りない、ドメブラやインポートは高過ぎる、セレオリはいまいち価値を感じにくい…」という、いわばファッション的に中間層の人に刺さるようなコレクションとなっています。
きっと今まではセレオリがこの層の受け皿になっていたんですけど、ファッションに関する色んな知識が簡単に手に入るようになってしまうと、どうもセレオリってコスパ悪いんじゃない?って思う人が増えてきたんですよね。
とまあそんな感じで人気になったユニクロユーですが、話題のコラボも6年目ともなると新鮮さに欠けると言うか、毎シーズン同じようなアイテムばかりでマンネリ化してきていたところに、2020年にジルサンダーとのコラボであるユニクロ+Jが復活したりしてだいぶ存在感が薄れてしまいました…
しかし2021年秋冬を最後にユニクロ+Jは終了し、ユニクロユーが名実ともにユニクロのコラボコレクションのエースとして返り咲いたのが、今回のユニクロユー2022年春夏コレクションなんです。
ユニクロの気合いの入りっぷりが感じられるような、久しぶりに良品が多いコレクションになっていましたね
この記事を読めばユニクロユー2022年春夏コレクションで目を付けておくべきアイテムが分かるので、店舗に行って「どれを見ればいいんだ〜」とか「全部のアイテムを見るのなんてしんどい…」ってなりません。
人気が落ち着いてきているとは言え、良いアイテムは即完することもあるユニクロユーなので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください
- 嫁さん大好きな30代既婚男性
- 20代後半で突然ファッションに目覚めた遅咲きの服好き
- 年間100万円以上を注ぎ込む生粋の服バカ
- シンプルなデザインで素材にこだわった服が大好き
ユニクロユー(UNIQLO U)2022春夏コレクションのおすすめアイテム5選【久々の当たりコレクション】
ステンカラーコート
ユニクロユーでは毎シーズン定番で展開されているステンカラーコートですが、今季のものは特に生地感が良かったです。
コットンとポリエステルの混紡で見る角度や光の当たり具合によって色味が変わる、いわゆる「玉虫(たまむし)色」と呼ばれる色味をしています。
また触り心地もジワッとヌメりのある生地感で、高級感がありますね。
光沢感もあって、これは価格以上の価値を感じやすい生地ですよ
裏地のない軽い生地感のスプリングコートなので、これから春先から梅雨前まで、そして秋にも活躍してくれそうなライトアウターですね。
デザインとしては至ってシンプル。
太ももくらいのミドル丈で、襟は少し開いてバルカラーコートのようになっています。(ステンカラー、バルカラーの違いはしっかりとした定義がないのですが、こういう襟が寝ているものをバルカラーっていうことが多いですね)
最近はロングコートの流行りもだいぶ落ち着いてきていてこれくらいのミドル丈のアウターに勢いがありますが、ちょうどその勢いに乗っかったような形で良い丈感になっていると思います。
これくらいの丈感だと身長が低い人でも着やすくて良いですよね
またアーム周りや身幅など、適度にゆとりのあるシルエットなのも汎用性が高くて良いポイント。
ジャストめに着ればビジネス用としても使えますし、カジュアルに着たい場合は少しサイズを上げてガバッと着てあげるのが良いでしょう。
生地がポリエステル混になっているお陰で価格もかなり抑えめになっていて、12,900円(税込)とアウターとしては手を出しやすいのも嬉しいですね。
一万円ちょっとでこの生地感のコートが手に入るっていうのは、今回のラインナップの中でもコスパ的にはかなり良い方だと思います。
まああとはここ数年で流行り尽くしたことで完全に食傷気味になっているロングコート(このくらいの丈感でも一応ロングコートのくくりでしょう)に、今さら手を出すのか?っていう部分ですね。
ロングコートを持っていない、少し良いスプリングコートを探しているという人は買っておいて損のないコートでしょう。
生地感はかなり良いので、一度実際に見てみて欲しいコートではあります
トレンチコート
これはラインナップが発表された時はあまり期待していなかったんですが、実物を見て印象がガラッと変わったアイテム。
そしてこちらのトレンチコートに関しては、ナチュラルの1点推しです。
まあダークグレーの方も良かったのですが、少しつまらないというか、この色ならユニクロユーで買わなくてもいいんじゃない?という感じでしたね。
エポーレットやガンフラップなどのディテールをオミットすることでミリタリー感を抑えて着やすくした、言ってしまえば今風なデザインのシングルトレンチコートです。
デザイン面で特に言うことはなく、過不足のないバランスの取れた良いコートだと思いますが、このコートは生地感と色味が良かったですね。
凹凸のあるシワ加工が施されたナイロン100%の生地なのですが、これがしっとりと柔らかくて、まあ手触りが良いんです。
化繊特有の安っぽさはありませんし、むしろ生地の軽さと撥水性を活かして春先から梅雨前くらいまで長く着られるような息の長いライトアウターでしょう。
ナイロン100%なので耐久性も高そうですし、良い意味で雑に着られるコートですね
また胴裏にコットンポリエステル、アーム部分にポリエステルの裏地が貼ってあるので、袖通りがなめらかで静電気も起きにくいってのも嬉しいところですね。
そして何よりこのナチュラルの色味が良い。
少しくすんだクリームのような落ち着いたホワイトで、生地にも表情があるので大人っぽく垢抜けた印象になるんですよ。
大人っぽいホワイトだから、メンズでもさほど抵抗なく着られると思います
今季(22SS)は白アウターが本当に流行っていて、ドメブラでも多くのブランドから白アウターが出ていますが、よほどの服好きじゃなければトレンドの白アウターに何万円もかけられませんよね?
そんな中でこのコートならトレンド感満点の白アウターが税込12,900円なので、少しでも安くトレンドを楽しみたいっていう人にはぴったりなんじゃないかと。
やや大きめのボタンが悪目立ちしているような気がしなくもないのですが、価格を考えればまあギリ許容範囲のうちかな。
サイズ感は大げさ過ぎないリラックスシルエットとなっており、さらに今っぽく着るなら1サイズアップでも良いかも知れません。
179cm75kgの私ならXLにすると思います
オーバーサイズフーデットジャケット
コットン100%の軽い生地感のショートブルゾン。
これは間違いなく今回のコレクションの目玉アイテムでしょう。
冒頭でも言った通り、ここ最近のユニクロユーって毎年似たようなアイテムが多かったんですよね。
ステンカラーコートだったりカジュアルセットアップだったりデニムカバーオールだったり…
そんな中でこのオーバーサイズフーデットジャケットは、今までにはないとても新鮮なアイテムですね。
ショート丈かつ身幅の広いボックスシルエットで、腕周りはかなり太めに作られたスポーティなブルゾンです。
袖にはリブが付いていて、太いアームをリブでキュッと締めることで腕周りに生地がたまる感じもちょっとドメブラのような雰囲気がありますし、裾がドローコードで絞れるっていうのもブルゾンのディテールとしては今っぽい。
胸元から背中にかけての切り替えはすべてベンチレーション(空気穴)となっており通気性抜群なので、それこそちょっとした運動時だったり季節的にも夏前までは十分活躍できる、出番の多いブルゾンだと思います。
カラー展開はブラックとパープルの2色ですが、おすすめは俄然パープルの方。
むしろこのアイテムを買うならパープルいかなきゃ意味ないでしょってくらいに、パープルがアイコニックで良い色味です。
淡く透明感のあるパープルで、ぱっと見ではAURALEEの服かな?っていうような、良い意味でユニクロらしくない色味になっています。
簡単な色味ではないけど、ぜひ挑戦してみて欲しいカラーですね
生地はコットン100%でハリがあり、ちょっとメタリックな光沢感もあります。
この生地感が結構独特で、実際に着ているとパリパリと乾いた音がするので、気になる人は気になるかも知れません。(化繊100%のシャカシャカとはまた違う、パリパリというかポリポリというか、そういう音です)
一見するとスポーティな生地感ですがコットン100%なので安っぽさや偽物っぽさはなく、シワ感も含めて風合いのある生地と言えるでしょう。
襟はスタンドカラーとなっており、中にフードを収納しているのでその分で立体感が出て、前を開けて着た時にも襟の立ちは良いです。
ただフード自体はかなり簡易なものとなっており、基本的には収納しておいて「襟の立ちを良くするためのもの」というイメージですかね。
フードを出すのは、本当に急な雨で困った時くらいでしょう
またフードもそうですし、ジップの引き手とか細かい部分で若干安っぽい印象もあるので、ディテールにこだわる人は気になるかも知れません。
ただし価格は7,990円(税込)とアウターの中では比較的安いので、冒険しやすいと言えばしやすい。
デザインやカラー的には決して簡単なアイテムではないのですが、うまく着こなせばかなり雰囲気の出るアイテムだとは思うので、我こそはという人はぜひ挑戦してみて欲しいアイテムです。
ちなみに服の難易度的にはセール落ちしてもおかしくないようなアイテムですが、アイコニックなカラーとデザインで発売当日から結構売れていたみたいですね。
私が行った店舗では普通に在庫ありましたが、オンラインストアでは既にパープルは完売していますし、店舗によっては売り切れている可能性もあるでしょう。
確かにアイコニックで目を引きますが、そんなに誰でも着こなせるようなアイテムでもないと思うので、近いうちにメルカリに溢れかえりそうだなあ…
セルビッジレギュラーフィットジーンズ
ユニクロユーでは定番でリリースされ続け、名作と名高いセルビッジレギュラーデニム。
そして今回おすすめしたいのはナチュラルというクリーム色、オフホワイトという呼び方もするような色味の、いわゆる白デニムってやつです。
2020年頃からファッション感度の高い人たちの間で爆発的に流行ってきた白パンツですが、今では春になると本当に色んなブランドから出ますからね。
そんな白パンツが飽和した昨今で白パンツを選ぶにあたって、「白い」ということ以外のどこで差別化できるか?が重要になってくるわけですが、このセルビッジレギュラーデニムではそれが生地感とコスパでしょう。
元々ユニクロの中でもデニムって評価の高い生地でして、特にユニクロユーのセルビッジデニムはこのブログでも度々おすすめしてきたアイテムです。
今回の白デニム生地にもしっかりと厚みがあって安っぽさは皆無ですし、ナチュラルの発色もキレイ。
パキッと真っ白なパンツって逆に色味の主張が激しくなるので、メンズにはなかなか難しい部分もあるのですが、このデニムはややくすんだクリームのような落ち着いた色味です。
ブラウンやカーキ、ネイビーといったカラーと相性が良いのはもちろん、暖かくなってきたら白シャツや白Tシャツを合わせてホワイトのグラデーションコーデも作れますね。
そして税込4,990円と、何より価格が安過ぎるので、下手なデニムブランドとかで買うよりも絶対に良いだろって思いますよ。
なおデザインは従来と同じく至ってシンプルな5ポケットデニムで、今さらこれと言って言及するようなこともないのですが、非常にミニマルで使いやすいデザインですね。
シルエットはレギュラーストレートですが、ユニクロのデニムはサイズ展開が豊富(28〜35インチ)なので、サイズの上げ下げである程度好みのシルエットに調整することが可能です。
今っぽく穿くなら最低でも1〜2サイズアップくらいがおすすめですね。
私は179cm75kgで普段32インチを穿きますが、今っぽくするなら34インチか、思い切って35インチでもいいかも知れません
レングスは裾上げしなくていいように元からちょうど良いくらいの丈感にはなっていますが、ナチュラルの色味的には裾上げをしても違和感はないです。(ユーズド加工がされているデニムは裾上げすると裾だけ色落ちしてないっていう現象になります)
白パンツってトレンドアイテムなので、できるだけ安く良いものを手に入れたいところ。
そういう意味でも、今回のセルビッジレギュラーデニムはかなりおすすめできる白パンツなんじゃないかと思いますよ。
もちろんインディゴの方もデニムとしてのクオリティはかなり高くって、デニム生地に関してはインディゴは某メゾンブランドと同じ会社の生地を使っているほどのこだわりよう。
シンプルなストレートデニムを持っていないという人にはインディゴの方もおすすめです
ワイドフィットベイカーパンツ
ここ最近のミリタリーブームの後押しもあって、すっかり定番パンツの仲間入りを果たしたベイカーパンツ。
今ではドメブラからセレオリまで幅広いブランドがベイカーパンツを出していて、これがまた人気なんですよね。
有名なところだとファクトリーブランドのシオタ(CIOTA)のベイカーパンツなんかは、それこそ一時期はまったく手に入らないくらいの人気っぷりでしたから。
シオタのベイカーパンツについてはこちらの記事で詳しくご紹介しているので、気になる人はぜひ読んでみてください。
特徴的なディテールのおかげで割とどのブランドが作ってもそれっぽくなるベイカーパンツですが、今回のユニクロユーのベイカーパンツも結構良かったですね。
アイテム名にあるようにシルエットはしっかりワイドになっており、すっきりとした9分丈のレングスがシルエットをさらにワイドに見せてくれます。
ベイカーパンツの特徴的なディテールであるパッチポケットはかなり大きめで、内側のステッチがそのままタックのようなデザインになっているのがおもしろいなと。
遠目から見ると深いインタックが入ったタックパンツのようにも見えるという、普通のベイカーパンツとはちょっと違うデザインの効いたパンツになっています。
また両腿にはツールポケットという、ペインターパンツなどによく見られる小さめのポケットが付いており、これは元々筆やハンマーなど様々な道具を入れるためのポケットですが、ベイカーパンツに付いているのは割とめずらしいですね。
ただ個人的にはこれが蛇足じゃないかと。
全体のデザインがごちゃごちゃしちゃうのと、ちょっとワーク感が強過ぎるんですよね。
パンツのデザインとしてはタック風のパッチポケットだけで十分ですし、コットンキャンバスの生地感がかなりワークテイスト強めなので、ツールポケットまで付けちゃうと作業服っぽくなっちゃうんですよ。
特にナチュラルはグレーがかったホワイトなので、モロに作業服…
ということでナチュラルはおすすめしませんが、ブラックとオリーブは悪くない色味です。
特にオリーブは彩度の低い落ち着いた色味なので、カジュアルになり過ぎず大人っぽく穿くことができそうですね。
コットンキャンバスの生地は良くも悪くもない普通の生地感なのですが、パッチポケットのデザインとシルエットは非常に良いので、1本持っているとコーデの幅が広がるようなパンツでしょう。
価格は税込3,990円とお手頃なので、ミリタリーパンツを持っていないって人にはおすすめできるパンツだと思います
【ユニクロユー(UNIQLO U)2022春夏コレクションのおすすめアイテム5選】まとめ
ご紹介したアイテムを見ていただければお分かりかと思いますが、今回はアウターとパンツが良かったですね。
特にアウターは結構攻めてるアイテムが多くて見ていて楽しかったです。
今回ご紹介したアイテムの他にも、カットソーやシャツは目新しいものはなくてもいつも通り安定して良かったですし、セットアップもここ最近の中ではかなり出来は良かったと思います。
+Jがなくなったからか、全体的にレベルが上がっていたように感じましたね
良品が多かったとは言えここ最近でだいぶ人気が落ち着いているユニクロユーなので、そこまで急がなくてもある程度は焦らずに見られそうです。(実際発売当日の旗艦店でも結構ガラガラでしたし笑)
ご時世もご時世ですし、皆さんも無理せずゆっくり見てみて欲しいです。
まだまだ寒くて今すぐ着られるアイテムも少ないですし、ある程度はセールまで残るものもあるでしょうから、のんびりじっくり考えて春服を楽しんでいけたらいいですね。
ではまた!!
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