こんにちは、ham(ham50865160)です。
今回ご紹介するのはこちらのホカ オネオネ(HOKA ONE ONE)のオラ リカバリースライド(ORA RECOVERY SLIDE)。
リカバリーサンダルは2018年くらいからじわじわと人気に火が点き、今ではすっかり定番サンダルの仲間入りを果たしていますが、まさにその火付け役となったのがこちらのホカオネオネのサンダルなんです。
今回はそんなホカオネオネのリカバリーサンダルを2018年に購入して以来履きまくっている私が、
そもそもリカバリーサンダルってなんなのか?
ホカオネオネのリカバリーサンダルの履き心地やサイズ感
実際に履いていてちょっと気になるところ
を詳しく、そして正直にレビューしていきたいと思います。
そもそもリカバリーサンダルとは?
リカバリーサンダルとは、ランニングやトレイルランなどの運動後に足を休めること目的として作られたサンダルのこと。
ソールが分厚く衝撃吸収性に優れており、履くことにより足の疲労を回復するというものですね。
逆にソールの反発性がないため、長時間の歩行には向かないと言われています。
このように元々はかなり実用的なサンダルとして履かれていたリカバリーサンダルですが、近年ファッションアイテムとしても注目されてきています。
今回ご紹介するホカオネオネの他にも、oofos(ウーフォス)やSALOMON(サロモン)などのスポーツギアメーカーからも様々なリカバリーサンダルが出ていますね。
HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)とは?
ホカ オネオネ(OKA ONE ONE)は2009年にフランスで誕生した、トレイルランや長距離ランニング用のシューズを作っているブランド。
ブランド名の「HOKA ONE ONE」とは、マオリ族の言葉で「Time to Fly」という意味だそう。
創業から一貫して競技用のシューズを作っていましたが、2017年くらいからボリューム感のあるデザインと、圧倒的な履き心地でファッションアイテムとしても人気になってきます。
ロードラン用のBONDAI(ボンダイ)シリーズやCLIFTON(クリフトン)シリーズなんかは、今やカジュアルシューズとして定番になりつつありますね。
中でも特にBONDAI 5の人気は凄まじかった。
ブーム時にはほぼ全ての取扱店で完売し、2次市場ではプレミアが付くほど。
(下記リンクは後継機であるBONDAI 6)
ホカ オネオネ(HOKA ONE ONE)のオラ リカバリースライドを正直レビュー
ホカ オネオネのリカバリーサンダルには2種類ある
まず、ホカオネオネのリカバリーサンダルには
- スライドサンダル型のオラ リカバリースライド(ORA RECOVERY SLIDE)
- ビーチサンダル型のオラ リカバリーフリップ(ORA RECOVERY FLIP)
の2種類があります。
私は足の親指の付け根が擦れるのが嫌だったのでリカバリースライドを選びましたが、ホールド感を求めるのであればリカバリーフリップの方が良いかも知れません。
ちなみに私が購入したのは2018年モデルで、現在購入可能な2019年モデルとはデザインが少し異なります。
2019年モデルは2018年モデルと比べて、アッパーのロゴがオミットされてよりシンプルなデザインになっていますね。
ソールの柔らかさは感動的
ソールのふわふわ感は、最初に履いた時にかなりビビりました。
普通のサンダルでは考えられないほどミッドソールが分厚く、その柔らかさに感動すら覚えます。(そもそも通常のサンダルではミッドソールという概念すらないですが笑)
ミッドソールはホカ オネオネが独自に開発した特殊な二重構造になっており、クッション性抜群で足への負担を軽減してくれます。
このミッドソールこそが、リカバリーサンダルたる所以ですね。
前に前に、勝手に足が出る感覚
ホカオネオネのソールには、メタロッカーテクノロジーという特殊な技術を採用されています。
これは、かかとから地面に着いたときに自然に車輪のようなローリング運動が働き、体重移動が促され次の1歩が踏み出しやすい構造のこと。
つま先とかかとがかなり反り返っていて、ゆりかごのような形をしていますよね。
いやいや実際に履いてみると、想像以上に足の踏み出しやすさを感じますよ。
さっと履けてめちゃめちゃ楽!
スポーツサンダルを除くサンダル全般に言えることですが、やはりさっと履けるのは魅力。
ちょっとコンビニまでとか、必ずと言っていいほどこのサンダルを履いてしまいます。
またグリップ性があるソールなので、多少の雨なら全然滑らず履けます。
革靴はもちろんお気に入りのスニーカーを履いて出かけた時に、急な雨に降られるとテンションガタ落ちですが、このサンダルなら濡れても全然OKですしね。
汚れた時もまるっと水洗いができます。
サイズ感は比較的ゆったりめ
サンダルなのでサイズ感も何もないんですが、スライドサンダルということであまり大き過ぎるとカパカパして歩きづらいかな。
そしてホカオネオネのサンダルは、気持ち大きめのサイズ感。
私はスタンスミスなど一般的なスニーカーを27.5cmで履いているのですが、こちらのリカバリースライドは27cmを選んでいます。
かかとが少し沈んできた感じはありますが、割とジャストで履けていると思いますね。
ソールのゆりかご構造ゆえに、バランスが取りにくい
上で説明した特殊なソール形状は、確かに足を踏み出すのを助けてくれるのですが、そのゆりかご構造ゆえに少しバランスが取りづらく感じます。
私の歩き方の問題かも知れませんが、歩いていて足首が少し疲れるというか…
ゆりかご状のソールは、ぺったりと地面に着くことがないため、常にどこかが浮いている状態になります。
そこでバランスを取ろうと足に自然に力が入っているのでしょうね。
長時間歩行は逆に疲れる…
まあ元々リカバリーサンダルは長時間歩行用ではないので当たり前ではあるのですが、ソールに反発力がないためか、なんだかぐにゃぐにゃして長時間歩いていると結構疲れます。
それに加えて私が履いているオラ リカバリースライドは、つっかけのようなスライドサンダル。
足があまりホールドされなくてかかとはパカパカなってしまうし、それも疲労の原因になっているでしょうね。
よくこの手のレビューで
とかって言っている人がいますが、さすがにどんな良い靴(サンダルも)でも1日中歩いていて足が疲れない靴(サンダル)なんてことはないと思いますよ。笑
まとめ
今回はホカ オネオネ(HOKA ONE ONE)のリカバリーサンダル、オラ リカバリースライドを、魅力や弱点も含めて正直にレビューしました。
- 分厚いソールでクッション性抜群
- 足が勝手に前に出て歩きやすい
- さっと履けてケアも楽
- ゆりかご構造のソールでややバランスが取りにくく足首に負担がかかる(個人差あり)
- 高吸収低反発ソールのため長時間歩行は疲れる
まあ良いところもあれば悪いところもあり、手放しで
最高のサンダルです!
とは言い切れませんが、短時間であればその歩き心地は素晴らしいものがあります。
価格も税込8,640円と比較的お求めやすいのですし、リカバリーサンダルの1足目としてはかなりおすすめはできるんじゃないかな?
ただまあoofosのリカバリーサンダルなんかもかなり評判良いみたいですし、この記事も参考にして色々比較してみるのも良いでしょう。
さあ皆さんも、今年はリカバリーサンダルデビューをしてみてはいかがでしょうか?
ではまた!!
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