- コンバースってカッコいいんだけど履き心地は良くないよね…
- オールスターってファッションに興味ない人もみんな履いてるアレでしょ?
- そういえばおしゃれな人が履いてるシーティーなんとかっていうコンバース、結局あれって何なの?
という人に向けて、履き心地が良くて他人と被らない、そして履くだけでおしゃれになってしまうという最強のコンバース、CT70(正確にはChuck Taylor 70s)というモデルをご紹介します。
CT70は誰もが知っている、あのABCマートで売っているコンバース・オールスター(以下日本版オールスターと呼びます)とは似て非なるものでして、簡単に言うと海外版のコンバース・オールスターです。
そしてその履き心地やクラシックなデザイン、海外でしか手に入らない(ここは後で詳しく解説します)希少性などから、服好きや古着好きの人たちから絶大なる人気を誇っています。
おしゃれな人は必ずと言っていいほどCT70を履いていると思いますよ(逆に言うと服好きで日本版オールスターを履いてる人ってほとんどいないです…)
私はCT70を2足(ハイカット・ブラック、ローカット・サンフラワー)持っていて2年ほど履いているのですが、この記事ではそんな私が、CT70について以下の内容について詳しくご紹介していきます。
- そもそもCT70ってどんなスニーカーなのか?日本版との違いは?
- CT70を実際に履いてみたレビュー(サイズ選びやカッコよさの秘密、逆にちょっと気になるところも)
- 失敗しないCT70の買い方
- CT70が買えないって人におすすめした日本版のオールスターたち
この記事を読めばCT70のことが大体分かると思うので、CT70が気になっていたという人はぜひ最後まで読んでみてください!!
\名作中の名作スニーカー/
- 嫁と子供と服を愛してやまない30代既婚男性
- 20代後半で突然目覚めた遅咲きの服好き
- 年間100万円以上を服を買う服バカ
- シンプルで素材にこだわったドメブラが好き
CT70ってどんなスニーカーなのか?日本版との違いは?
日本のコンバースと海外のコンバースは違う?
まず最初に押さえておきたいのが、コンバースという企業の成り立ちと歴史について。
コンバース(CONVERSE)は1908年にアメリカで誕生したシューズブランドであり、1920年代から長くスポーツシューズ(バスケットボールシューズやテニスシューズなど)が人気を博していきますが、2001年に経営難で一度倒産します。
その後コンバースは2003年にナイキに買収されることになるのですが、この買収の際にナイキが管理するコンバースUSAと日本国内で販売を行うコンバースジャパン(伊藤忠商事が管理)が全く別のブランドとして切り離れてしまったのです。
そしてここが日本のコンバースファンにとっては運命の分かれ道でした。
結論から言うと、コンバースUSAの商品は基本的に日本国内で買うことはできません。
コンバースUSAとコンバースジャパンは完全に別会社ですから、当然作っているスニーカーは別物です。
伊藤忠商事は日本の月星化成(現在のムーンスター)と提携して日本独自のモデルを展開していくわけですが、これが現在ABCマートなどの量販店やコンバースショップで購入できるものとなります。
そして伊藤忠商事の人はこう思うわけです。
同じコンバースっていう名前の商品がアメリカから輸入されるとうちの商品が売れなくなるな。よし、コンバースUSAの商品は輸入禁止にしよう
そして2010年にコンバースUSAの商品を輸入していた企業を相手に商標権の侵害ということで訴訟を起こし、この訴訟に勝利します。
こうして2023年現在でも、コンバースUSAの商品は日本国内で「基本的には」購入できなくなっているというわけです。
もうお分かりかと思いますが、今回ご紹介するCT70はコンバースUSAのモデルです。
え、それじゃあ買えないじゃん!
安心してください。ちゃんとCT70を買う方法はありますので、後ほどちゃんと解説していきます(早く購入方法が知りたいという人はこちらから飛べますのでどうぞ)
CT70とは?
CT70はコンバース往年の伝説のモデルであるチャックテイラー(Chuck Taylor)を復刻したモデル、もっと正確に言うと1970年代に販売されていたチャックテイラーを復刻したものです。
だからCT70(Chuck Taylor 70s)というんですね。
なお「チャックテイラー( Chuck Taylor)」と「オールスター(All Star)」という2つのモデル名は基本的には同じモデルのことを指します。
元々オールスターという名称で誕生したモデルでしたが、1930〜70年代に生産されたものに限りチャックテイラーと呼ばれ、それ以降1980年代からは再びオールスターというモデル名に戻ります。
そして現在もオールスターという名称で売られているため、一般的に「チャックテイラー」というと1930〜1970年代に作れられていたオールスターということになりますね。
チャックテイラー(Chuck Taylor)というモデル名の由来は、同名のバスケットボール選手です。
元々コンバースが発売していたバスケットボールシューズは現在と同じ「オールスター(All Star)」という名前でしたが、当時バスケットボール選手だったチャックテイラー氏はオールスターを愛用しており、その魅力に惚れ込んだことでオールスターの良さを全米に宣伝して回ります。
チャックテイラー氏の宣伝もありオールスターは全米で人気となり、さらに彼はオールスターを改良する際にアドバイザー的な役割も果たしていたため、その功績を称えてチャックテイラー氏の名前がそのままモデル名になったわけです。
CT70と日本版オールスターの違い
ぱっと見は同じに見えても、CT70と日本版オールスター(ABCマートで売ってるやつ)の違いはたくさんあります。
違う点はこんな感じでして、一つ一つ簡単にご紹介していきましょう。
- ソールの厚みによる履き心地の違い
- 小指の当て布
- ヒールパッチ
- トゥーキャップとソールテープ
- アッパーとシューレースの素材
違い①:ソールの厚みによる履き心地の違い
CT70と日本版オールスターの決定的な違いはソールの厚みと、その違いによる圧倒的な履き心地の違いです。
CT70はインソール、ミッドソール、アウトソールの3層すべてで日本版オールスターよりも遥かに厚みがあって機能的なため、めちゃくちゃ履き心地が良いんですよ。
CT70の履き心地の良さの理由はコンバースUSAの親会社であるナイキ社のテクノロジーが使われているから、なんてよく言われますが、とにかくそれくらい履き心地に関しては正直天と地ほどの差があります。
履き心地についてはレビューで詳しく述べますが、とにかくCT70と日本版オールスターの履き心地は全く違っていまして、この履き心地の良さだけでCT70を買う価値がある、と言っても過言ではないくらいのものとなっていますよ
違い②:小指の当て布
CT70には日本版オールスターにはない小指部分の当て布があります。
これは元々バスケットボールシューズだった頃の名残で、激しい運動の中でもアッパーが破れないように補強したものとなっています。
現代ではなかなかアッパーが破れるということはないかも知れませんが、デザインとして最もCT70らしいものはこの当て布でしょう。
街でオールスターを履いている人を見かけた時も、この当て布があると「お、CT70かな?」ってなります
違い③:ヒールパッチ
スニーカーの顔とも言えるヒールパッチもCT70と日本版オールスターでは違っており、CT70は70年代に実際に使われていたものを復刻した黒を基調としたクラシックなデザインなのに対し、日本版オールスターでは白地に黒でALL STARと記載されたものとなっています。
またCT70のヒールパッチは剥がれ防止のコーティングもされており、ツヤのある見た目になっているのも特徴です。
ちなみにCT70の中でも2種類のヒールパッチがありまして、私が持っているものと同じ3つ星(First String)とPremium Chuckと呼ばれる1つ星のものがあります。
1つ星の方は2017年に廃止となっているため希少性が高く高価で取引されることが多く、私の持っている2足も含めて現行品は全て3つ星となっています。
ヒールパッチに関しては完全に見た目の好みの問題ですけど、ヴィンテージスニーカーでは年代を判別するのにも用いられますし、スニーカー好きとしてはこだわりポイントなので気になる人は気になるでしょうね。
違い③:トゥーキャップとソールテープ
オールスターの特徴的なトゥーキャップとソールテープにも違いがありまして、CT70は日本版オールスターよりもトゥーキャップが小ぶりで、ソールテープにかけて全体的にツヤのある質感となっています。
上の写真は私のCT70(27.5cm)と奥さんの日本版オールスター(23cm)でかなりサイズの差があるのでややわかりにくいですが、同サイズを比較すると結構トゥーキャップは小さく感じますよ。
CT70のツヤのある質感はやや好みの分かれるところかなと思いまして、個人的にはこちらは日本版のマットな質感の方が好きかも知れません
またトゥーキャップとソールテープを含むソール全体が、CT70ではかなりクリームっぽい色味となっているのも特徴です。
ソールの色味の違いは履いていても結構分かるもので、やっぱりCT70の生成りソールはヴィンテージ感があって雰囲気出ますよね。
ソールの色味はCT70の方が断然カッコいいと思います
違い④:アッパー&シューレース(靴ひも)の素材
CT70は日本版オールスターよりも厚手のコットンキャンバス素材が使われているため、耐久性が高い上に質感もややがっしりとしたものとなっています。
これはCT70が元々バスケットボールシューズとして使われていたモデルを復刻しているということに由来しますね。
またCT70ではシューレースがコットン100%になっているのに対し、日本版オールスターではコットンポリエステルの混紡素材になります。
ただシューレースについては、「だから何だ」という程度の違いなので特に気にする必要もないような気がします。
実際にCT70を履いてみてのレビュー【サイズ感や気になるところまで詳しく】
日本版オールスターよりも遥かに履き心地が良い
服好きの人が日本版ではなくわざわざCT70を選ぶ理由として、1番はやっぱり履き心地だと思います。
しつこいようですが、それくらい履き心地に関して日本版オールスターとは全く違うんですよ。
日本版オールスターを履いたことのある人なら分かるでしょうけど、オールスターが元々バスケットボールシューズだったと聞いて「あのペラペラのスニーカーでよくバスケなんてやってたな笑」って思いませんか?
それもそのはず、日本版オールスターは街履き用に作られたモデルであってスポーツ用ではありません。
それに対して、CT70はバスケットボールシューズとして作られたチャックテイラーを再現しているので履き心地が良いんですね。
バスケットボールシューズCT70の履き心地であれば、「あー昔はバッシュとして履かれていたのも分かるな」って思いますよ
日本版オールスターってソールがペラいから歩き回ると足の裏が痛くなるんですけど、CT70はふかふかのインソールと分厚くクッション性の高いミッドソールのおかげで長時間歩いていても疲れにくいですし、ふわっと沈み込むような履き心地は何より履いていて気持ちが良いんです。
もちろんオールスターということでアッパーも軽量ですし、スタンスミスやエアフォースなんかの現代のローテクスニーカーと比較してもかなり履き心地は良い方だと思いますよ。
「オールスターって見た目はいいけど履き心地がねえ…」と思っていた人には、ぜひ一度CT70を履いてみて欲しいです!
\日本版と比べると圧倒的に履き心地が良い/
クラシックなデザインはめっちゃカッコいい
個人的にはオールスターの見た目ってスニーカーとして完成されている、めちゃくちゃカッコいいデザインだと思っているんですよね。
そしてCT70は日本版オールスターと比較して、よりクラシックでとても雰囲気のあるデザインになっています。
特にトゥーキャップとソールテープが生成りっぽくなっているところとか、個人的に大好きなんですよね。
ソールが生成りなだけでパンツやトップスとの馴染みも良くなってコーデ全体にこなれ感が出ますし、70年代のデザインを忠実に再現しているとあって古着っぽい渋さがあって雰囲気は抜群だなと。(日本版オールスターのパキッとしたホワイトも悪くはないですが、全身で見た時に足元だけ浮いてしまうこともあるので…)
さらにデザインだけでなく機能性も備えた当て布やがっしりとしたコットンキャンバスのアッパー、経年変化の出やすいシューレースなど、あらゆるディテールがCT70のクラシックな雰囲気を形成してくれています。
ここ数年流行っている古着っぽいスタイルにもバッチリドンピシャで合いますよ
希少性・レア感がたまらない
CT70は日本では販売が規制されているということで、どうしたって希少価値は上がりますしレアなスニーカーになります。
「日本では売っていない、過去の名作を復刻したレアスニーカー」っていう響きだけでたまらないですよね。笑
ファッションにおいて希少性や他人と違う、めずらしいっていうのはこの上ない付加価値になりますから、CT70はその存在だけでファッショナブルなスニーカーなんですよ。
服好きじゃない人からしてみる理解できない価値観かも知れませんが、そういうのって服好きとしては1番テンションの上がる部分じゃないかなと。
究極の自己満足を楽しめるっていうのは、ファッションの大きな魅力の1つなんじゃないかと思いますね。
周りの誰に気付いて欲しいってわけでもなくて、自分自身が「これはレアなモデルなんだ」って分かっているだけで履いた時のテンションが全然違うんですよね
カラーバリエーションがめちゃくちゃ豊富
CT70はカラーバリエーションが非常に豊富で、誰もが必ず好きなカラーを見つけられるというところも大きな魅力です。
今現在、何色で展開されているのか分からないくらいにめちゃくちゃたくさんのカラーがありますし、無地だけでなくカモ柄やデニム生地などちょっと変わり種のモデルもありますからね。
定番のブラックや生成り、ホワイトだけじゃなく、私の持っているサンフラワーやドラえもんブルーと呼ばれる鮮やかなブルーなど色鮮やかなカラーパレットは見ているだけで楽しくなりそうですし、足元からコーデの幅を広げてくれるでしょう。
ただまあそんな豊富なカラーバリエーションも、そのほとんどが国内で実物を見ることは難しいですんですけど…
\あなたの好きなカラーも絶対に見つかる/
実際に履いてみて気付いた、CT70の気になるところ…
と、ここまではCT70を実際に履いてみて感じたCT70の良いところでしたが、ちょっと気になる部分もあるので正直にご紹介していきましょう。
「履き心地が良い」と言っても、あくまで日本版オールスターと比較しての話
「CT70は履き心地が良い」と言いましたが、それはあくまで日本版オールスターと比較しての話です。
ネットに溢れるCT70のレビューには「履き心地がめちゃくちゃ良いです!!」とか「一日中歩いても疲れない!」みたいな大袈裟なものをよく見かけるのですが、正直言ってそこまでではないかなあ…。
確かにCT70のインソールはふかふかですし履いていて気持ち良くはあるんですが、ニューバランスや履き心地の良いハイテクスニーカーと比べると確実に見劣りはしますし…
CT70はどうしても比較対象が決して履き心地が良くない日本版オールスターということで、過大評価されがちな部分はあるんじゃないかなって思いますよ
足の形によってはサイズ選びが難しいかも
CT70は日本版オールスターと比べてやや幅狭で縦に長いシルエットなため、人によってはサイズ選びに注意が必要です。
ざっくり日本版オールスターよりもハーフサイズ(0.5cm)アップで履くとちょうど良い感じになるんじゃないかと。
私は↑こんな感じの足のサイズで日本版オールスターを27.0〜27.5cm、CT70をUS9(27.5cm)で履いていますが、幅も窮屈ではないですしつま先も余り過ぎずちょうど良いサイズ感で履けています。
ただね、なんせ日本で売っていないCT70ですから、気軽に試着して色々サイズを比べて…なんてことができないのがツラいところなんですよね。
なので迷ったら少し大きめのサイズを選ぶことをおすすめしますよ。
オールスターって元々ちょっとデカ履きするくらいがカッコいいですし、特にCT70ではサイズアップするとその伸びやかなシルエットが映えるんですよ。
ミッ○ーみたいに靴がデカ過ぎる!みたいなのは変ですが、CT70に関しては大きめのサイズをシューレースをギュッと縛って履くのが通の履き方みたいなとこありますからね
海外限定のため手に入れづらい
CT70最大の弱点は「手に入れにくいこと」でしょうね。
シルエットやデザイン、履き心地など申し分ないモデルですが、やはり手に入らないんじゃどうしようもないですから。
ということで、次の項目では「CT70の買い方」についてご紹介していきます。
偽物とプレ値に気を付けろ!失敗しないCT70の買い方
CT70のようなコンバースUSAの商品は日本国内への輸入が禁じられていると言いましたが、日本にいながら絶対に買えないというわけではありません。
CT70を購入する主な方法を下にまとめます。
- 海外に行った時に現地で購入して持って帰ってくる
- 海外通販サイトから購入する
- Amazonで購入する
- メルカリやBUYMAなどで個人から購入する
この中で私がおすすめするもの、注意すべき点について詳しくご紹介しますね
2021年の規制強化以降、個人輸入や海外通販サイトからの購入の場合でも税関に引っかかる可能性があるようです。
しかも具体的にどのような場合で引っかかるかは明確ではなく、「運次第」というのが実際のところらしいです…
ただ海外通販サイトによっては税関をパスしやすいところ、引っかかりやすいところ、みたいなものもあるようなので過去の取引実績(口コミや評価など)をしっかりと見てから買うのをおすすめします。
大手の海外通販サイトから買うのが理想
まず上記4つの購入方法の中で、最も理想なのが①の「海外通販サイトから購入する」です。
その理由は最も定価に近く、最も偽物の可能性も低いから。
CT70はその希少性や履き心地から非常に人気が高いスニーカーである分、偽物が流通していたり定価(日本円で約9,000円)よりも遥かに高い金額で販売されていることがあります。
つまり日本国内でCT70を買うには「偽物の危険」と「価格」という2点がポイントになるわけですが、特に「偽物の可能性」について注意すべきですね。
「価格」に関してCT70の国内相場は2023年現在で15,000〜20,000円程度となっていますが、そもそも日本では販売が規制されているものを購入するわけなので、ある程度の上乗せされるのは致し方ないんですよ。
数千円ケチって偽物をつかまされたんじゃ元も子もないですし
上記2点から言うと大手の海外通販サイトは非常に優秀でして、やはり海外通販サイトとしても偽物を売ったり、定価より高い価格で売るのは信用問題に関わりますからね。
ただし海外通販サイトで問題になるのが上述の販売権問題。
海外通販サイトが大手であれば大手であるほど伊藤忠商事(コンバースジャパン)が黙っていないわけで、残念ながら2023年現在では実質これといったおすすめできる通販サイトはありません…
元々はSSENSE(エッセンス)やSNS(スニーカーズエンスタッフ)といった大手通販サイトで購入するのが王道だったんですけど、2021年10月以降に輸入規制が強まったことでこれらのサイトはCT70の取り扱いを中止してしまったんですよ。
偽物がほぼ100%なく、ほぼ定価(なんならセールとかもあった)ということで非常に良い選択肢だったのですが…
この時期を機に、日本国内でCT70難民が大量に発生したんですよね…
ちなみに2023年時点でCT70を購入できる海外通販サイトでいうと、韓国のRARETEM(レアテム)というところがあります。
一応いろいろ調べた感じ本物を売ってはいそうですが、どうしてもSSENSEやSNSほどの信用があるかと聞かれたら微妙なところ。
価格に関しては海外でのCT70の定価が9,000円程度(円安の影響で今はもっと高いかも)のところRARETEMでは18,000〜20,000円となっており、法外に高いということはなさそうです。
ただしRARETEMでは返品が不可となっているので、その点は了承の上で購入する必要があります。(SSENSEとかは返品もできんで、本当に最強だったんですけどね…)
最後は自己責任になってしまいますが、SSENSEやSNSほどおすすめはできないとしても、RARETEMもアリだとは思いますよ
Amazonも割と良い
2021年10月の規制強化以降、SSENSEやSNSに代わってCT70を買うならココ!と言われるようになったのがAmazonです。
Amazonの最大のメリットとしては、室内での試着のみであれば返品が可能ということ。
一応Amazonでは本物のCT70が買えると評判ではあるようですが、やはりそこはAmazonマーケットプレイスということで多少の不安は付き纏いますから返品できるってのは嬉しいですよね。
ただし価格はサイズやカラーによってかなり幅があって(最大で5万円とかもある)平均としてはやや高めなので、安心感と価格のバランスを考えて「良いな」と思った時はじめて購入を検討する感じかなと。
Amazonでは必ず出品者の評価や所在地を調べて、少しでも不安を感じたものや不自然に安いものは避けるようにしましょう
\試着のみなら返品可能なので安心/
メルカリ(フリマサイト)は避けた方がいい
CT70はメルカリなどのフリマサイトでも購入することができますが、正直言っておすすめしません。
ぶっちゃけメリットがほとんどなくって、しいて言えば多少の値引き交渉ができるというくらい。
メリットがほぼないのに対してデメリットは非常に大きく、とにかく偽物が怖いです。
フリマサイトの商品写真だけでは偽物を見抜くことは不可能な上、返品不可が基本ですし。
ネット上では「CT70の偽物の見分け方」みたいなものが指南されてはいますが、メルカリの商品写真自体が本当に撮ったものかどうか怪しいんですよ。(実際のところ商品写真だけは本物のものを使っている場合もあります)
それに加えてフリマサイトでは出品者自身が偽物だと分かっていない、偽物を本物だと思って売っている場合まであるのでもう手が付けられません…
とにかくフリマサイトはリスクがいっぱいなのですが、どうしてもフリマサイトで買いたい(例えばポイントを使いたい、など)の場合は下記項目を徹底的に精査した上で、覚悟を持って買ってくださいとしか言えません。
- 販売履歴は多いか?アカウントは新しくないか?
- 過去に購入した人からの評価は良いか?
- 明らかに実物と分かる写真を掲載しているか?
また個人から購入するのにはBUYMA(バイマ)という選択肢もありますが、メルカリに比べるとBUYMAの方が遥かに安心です。
BUYMAは別途料金を払うと運営が偽物鑑定をしてくれるサービスがあるので、多少の時間とお金がかかりますが絶対に使ったほうがいいです。
ただやはりトラブルが面倒なので、個人からの購入はおすすめしませんね
CT70って買いにくいよね…って人は
CT70って買うだけで結構めんどくさいんだね…
っていう人は無理に海外限定のCT70を買わなくてもいいかも知れません。
というのも、コンバースジャパンでも通常の日本版オールスターとは別にハイエンドなオールスターをいくつか展開しているからです。
例えばオールスター100周年を記念して作られたオールスター100やメイドインジャパンにこだわって作られたオールスターJは、いわば日本版オールスターの正統進化版となっており、見慣れたデザインはそのままに通常モデルよりも履き心地を向上させてあります。
\オールスター100周年を記念して作られたモデル/
\メイドインジャパンですべてがハイクオリティなオールスター/
またCT70の人気を受けてコンバースジャパンでも古き良きオールスター(チャックテイラー)を復刻したオールスターUSオリジネイターというラインを展開しており、こちらはCT70のようなクラシックなデザインで履き心地も向上させていながら、CT70の海外定価とほぼ同じ9,350円(税込)で買えるというお得なモデル。
\日本版のCT70/
さらに究極は、コンバースジャパンが誇る最高級オールスターであるコンバースアディクト(CONVERSE ADDICT)。
アディクトに関してはCT70の上位互換とも言えるモデルとなっており、往年のチャックテイラーを忠実に再現しながら最新のテクノロジーを使っているため履き心地はCT70以上で、まさに「究極のオールスター」の名にふさわしいモデルでしょう。
アディクトは年に数回限られたモデルのみのリリースとなっており、欲しいモデルが発売されるかどうかも運次第ですし、定番モデルは激しい争奪戦になることでも知られています。
入手難易度はCT70以上となりますが、オールスターにこだわるなら誰もが一度は手にしたいモデルでしょう
\CT70越えの究極のオールスター/
【コンバース(CONVERSE)の超名作CT70についてサイズ感や履いてみた感想、失敗しない買い方までを徹底解説】まとめ
今回はコンバースUSAの名作であるCT70ってどんなスニーカーなのか?、CT70の正直レビューやCT70の買い方からCT70の代用となる日本モデルまで、まさに「CT70のすべて」をご紹介しました。
CT70は履き心地が良くってデザインもカッコいい、そして名作スニーカーとしてのストーリーもある上に希少性が高いから所有欲もバッチリ満たしてくれる。
この記事を書いていて改めて感じたんですけど、CT70って本当に素晴らしいスニーカーなんですよね。
それこそCT70だけで何足も持っているような熱狂的なファンもいるくらいなんですが、カラー違いやハイカット・ローカットで何足も揃えたくなる気持ちはよく分かりますよ。
個人的にはすべてのスニーカーの中でもトップクラスにカッコいいと思っていますし、私もまだまだこれから何足も買い足していきたいって思っています
ぜひ皆さんも一度CT70を履いてみてください。
ではまた!!
\永遠の定番にして、最強のローテクスニーカー/
最後まで読んでくれたあなたにはこちらの記事もおすすめ!!
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