こんにちは、ham( @ham50865160)です。
私はと言うと「だいぶ買ったし、これで今年の秋冬は買い納めかな〜」と毎回思うのですが気が付くと新しいアイテムを買ってしまっています。笑
そして今回はこれで今年の大きい買い物は最後(のはず)であり、最後にふさわしいアイテムを購入したのでご紹介します。
MARKAWARE(マーカウェア)の
『ORGANIC COTTON SELVEDGE CORDUROY CLLASIC FIT TROUSERS』
です。
気が遠くなるほど長い商品名ですが、要するにコーデュロイパンツです!笑
いやーブラウン系のコーデュロイパンツはこちらを持っていたのですが、MARKAWAREのコーデュロイパンツのあまりの出来の良さについつい同系統のものを買ってしまいましたね。
この投稿をInstagramで見る
MARKAWARE Organic Cotton Selvedge Corduroy Classic Fit Trousers
光沢感も肌触りも日本最高級のコーデュロイ生地
まず見てもらって最初に目につくのが何と言ってもこの光沢感でしょう。
高級なコーデュロイ生地(※)というのは自ずと光沢を帯びるものですが、今季のMARKAWAREのコーデュロイはまさに光沢を前面に押し出している生地感です。
本当に美しく、かつ全然いやらしくないんですよ、これが。
こういう嫌味のない光沢を帯びた生地はMARKAWAREというブランドの得意とするところ。
コーデュロイとは別名「コール天」とも呼ばれるパイル織物の一種。
パイル織物とは生地表面にパイルと呼ばれるループ状の下地を織り出したもので、そのループをカットするものとカットしないものに分かれます。
コーデュロイやコーデュロイによく似たベルベット、ベロアなどはパイルをカットしており、パイルをカットしないものの代表がタオル生地です。
パイルを切った生地を水に浸して揉み込むことで生地が縮みコーデュロイ特有の畝が現れるそう。
コーデュロイの畝の太さをウェール(Wale)といい、これは「1インチの中に何本の畝が入るか」を表しているためウェールが大きい方が細畝ということになります。
ちなみに今季のMARKAWAREのコーデュロイは9ウェールで中太畝といったところです。
こちらは静岡県掛川市のカネタ織物という会社で作られたコーデュロイ生地なのですが、実は静岡県のこの地域は国産コーデュロイの95%ほどのシェアを誇るというコーデュロイの一大産地なんです。
とは言っても今は国内に出回るコーデュロイ生地のほとんどが海外製になってしまっているそうなんですけど…
まあとにかく素晴らしい生地を作ってくれたもんです。
光沢に加えて肌触りも極上で、旧式のシャトル織機で織られた生地はふわっふわ。
もう裏地までふわっふわなので履き心地も最高です。
いやもうほんとに生地に対してこれほどまでに『美しい』という感情を抱いたのは初めてです。
この生地だけでも購入の決め手になる、そんな究極のコーデュロイ生地ですね。
Pegtopとはまた違うゆったりとしたシルエット
MARKAWAREのパンツと言えば、こちらの記事で19SS買って良かったもの第1位に選ばせてもらったPegtopというシルエットが有名ですが、実は最近のMARKAWAREは他にも様々なシルエットを出していて今回購入したClassic Fitもその1つです。
今季だと上から細い順に、
- Tight Fit
- Straight Fit
- Pegtop
- Classic Fit
- Wide Fit
などのシルエットが出ていますね。
ちなみにPegtopと言うのは英語で「(イチジクの形をした)コマ」という意味で、イチジクの果実のように先細りになったシルエットということです。
なおこちらのコーデュロイ生地使ったPegtopパンツもあるので、やっぱりPegtopが好きという方にも対応可能。
対して私が購入したClassic Fitは大きくゆとりを持ちながらも緩やかなテーパードをしているので、野暮ったくはならず絶妙なリラックス感を演出できるシルエット。
またPegtopと違ってフルレングスのため少し靴にかぶさってクッションができるのですが、その際にできるドレープ感がたまらなく美しい。
これも最高級の国産コーデュロイ生地を使うからこそ生まれる魅力ですね。
元々かなり股上の深い作りですし、腰パンをして履いてしまうと不自然に足元に生地が余ったりするのでハイウエストで履くのがおすすめですね。
腰元には深めのタックも入っているのでタックインしてもいいかもしれません。(私はスタイルに自信がないのでしませんけど。笑)
MARKWAREらしいセクシーな色味
私が購入したのはOLIVE BROWNというカラーですが、こちらのパンツには他にもBLACKやBLUE GRAYというカラーもあります。
どれも本当にキレイな色味ですが、特に今季はBLUE GRAYが人気だったようですね。
BLUE GRAYはアイテムとして見た時はめちゃくちゃキレイな色味なんですが、実際に履いてみてサマになるかは別の話しで、結構難易度高めですね。
かなり履く人の雰囲気やセンスを問われるカラーだと思います。
その点OLIVE BROWNはブラックやネイビーのアウターとも相性が良いですし、非常に使いやすいのがメリットですね。
生地の光沢があるので見る角度によってブラウンに見えたりオリーブに見えたり、はたまた白っぽく見えたりするのもとても面白い。
ちなみにこちらのコーデュロイ生地でジャケットやCPOシャツもあって、セットアップとしても着られるのですが、生地に高級感がありすぎて全身をこのコーデュロイ生地で揃えちゃうと、私のような凡人では服の美しさに負けてしまいます。(一応セットアップで試着はしてみたんですけどね)
セットアップって流行ってる流行ってる言われていますけど、やはりかなり上級者向けのスタイルなので着こなすにはそれなりの覚悟と慣れが必要です。
セットアップの難しさについてはこちらの記事でも触れていますので、よければ読んでみて下さい。
Parkingの店員さんのようにスタイル抜群・雰囲気もりもりの人はいいですが、一般人向けではないですね。
この投稿をInstagramで見る
価格も最高級
こちらのパンツ、なんと39,600円(税込)。
それでもコーデュロイの生地感はもちろん、その最高級生地を贅沢に使ったワイドシルエットなど、じっくりディティールを見ていくとまあ価格相応なのかなと。
ただあくまで価格相応であり「40,000円ですらその品質に対しては安いです」というのは言い過ぎ、さすがに高いです。笑
まあパンツ1本に40,000円も出すんですからこれくらいのクオリティじゃなきゃ困りますよね。
でもやはり今季最高のコーデュロイパンツだと思っているので一切後悔はしていません。
まとめ
実はこのパンツに関しては発売当初から気になってはいたのですがなかなか踏み切れず、完売寸前になってやはり諦められなくなって駆け込み購入したものになります。
いやーほんとなんなんですかね、この現象?笑
【服好きあるある】
今回は見送ろうと思っていたアイテムをインスタで見続けているうちに、「やっぱ買おう!」ってなるけど売れ残っているショップがほとんどなくなって、Google検索めっちゃ下位の地方セレクトショップで買う。#メンズファッション#ブログ初心者#服好き— はむすけ|はむのファッションブログ (@ham50865160) September 26, 2019
その価格からかまだ在庫のあるショップもあるようですし、めちゃくちゃ良い生地過ぎて来季以降同じ生地のものが出るかどうか分かりませんので、気になった方は是非早めにチェックしてみてください。
ではまた!!
コメント