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はむすけ
遅咲きファッションブロガー
都内在住で普段はしがない医療従事者をしている30代既婚男性|20代後半にして突然ファッションに目覚めた服好き|素材にこだわるナチュラルなドメブラが大好き|ファッションがもっと楽しくなる情報を発信していきます

【現代の民族服】MITTAN(ミッタン)の大麻シャツをご紹介

 

こんにちは、ham(@ham50865160)です。

夏も終わってTシャツ1枚のコーデにも飽きてきた今日この頃。

皆さんもそろそろシャツを着たい欲が溢れ出てきてますよね?(あれ?私だけ?笑)

そんなこんなで今回は長袖シャツを購入したのでご紹介していきます。

今回購入したシャツはこちら。

相変わらず写真が下手くそでごめんなさい…笑

 

MITTAN(ミッタン)というブランドの大麻シャツです。

大麻と言っても着ているだけで気持ちよくなってきたりするようなやばい服ではないのでご安心を。笑

 

目次

MITTAN(ミッタン)とは?

MITTAN(ミッタン)はデザイナーの三谷武さんが京都で立ち上げた日本のブランド。

三谷さんは現代のファッション業界で巨額のお金が動いている背景に、貧しい国で過酷な労働を強いられている人々がいることを疑問に思い、「そうじゃないモノ作りがしたい」と立ち上げたブランドがMITTANです。

 

MITTANのコンセプトは、

現代の民族服

であり、世界中に遺る衣服や生地・素材をもとにアイテムを構築しているそう。

日本はもちろん、主にインドやラオス、中国といったアジア圏の民族衣装や伝統的な生地を使うことが多く、それらの生地を日本国内の熟練の職人の手によって1つ1つ丁寧に作り上げています。

 

MITTANでは現代の「今」美しい服だけを愛し、ほつれたり破れたりした服は「過去」のものとなって価値がなくなるという流れに逆らうように、ほつれたり破れたりした服を修繕・お直しするというサービスを行っています。

こちらでご紹介したkiruna(キルナ)にも通じるところがありますが、私はこういうブランドがとても魅力的に思えます。

 

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MITTANの大麻シャツ

そんなMITTANで今回購入したのがこちらの大麻シャツ。

 

さて、それではMITTANの大麻シャツを見ていきましょう。

ちなみに今回私が購入したのはサイズ4(男性M〜L相当)、カラーは濃黒、価格は20,900円(税込)です。

 

素材・生地としての大麻

なかなかインパクトのあるネーミングですが、その名の通りこちらのシャツには生地として大麻が100%使われています。

現在では大麻というと麻薬のイメージが先行してあまり聞こえが良くないですが、実は大麻はヘンプとも呼ばれ日本では昔から「麻」(※)=大麻というくらいに生地・素材として多く用いられてきた伝統的な植物です。

でも最近は麻素材というとリネンの方が有名ですよね?

これは一般的にリネンの方が柔らかく着心地が良いのもありますが、主には戦後大麻の麻薬としてのイメージが強くなり栽培規制がかかって生産数が落ちたことが原因とされています。

そういった歴史背景も今のファッションに関わってくるのだから面白いですよね。

 

生地としての大麻は、麻特有のサラッとした着心地はもちろんのこと、リネンに比べると耐久性が高くかなり丈夫なことが特徴

ただそれだけ繊維が硬いということなので着心地は細く柔らかいリネンの方が良いとされています。

 

「麻」とは植物の茎から取れる繊維の総称であり、その植物の種類によって生地になったときの名前が違い、代表的な麻素材にはリネン(亜麻)、ラミー(苧麻)、ヘンプ(大麻)、ジュート(黄麻)などがあります。

日本ではこの中で素材表記に「麻」と表記できるのはこのリネン、ラミーのみで、ヘンプやジュートは「指定外繊維」となります。

 

シルエット・デザイン

シルエットは最近の流行のバカでかいリラックスシルエットではなく、比較的すっきりとしています。

ただ窮屈に感じる程ではなく、個人的にはビッグシルエットブームの揺り戻しでちょっとシュッとした服が着たくなっているのでこれくらいがちょうどいいかなと。

それはそれとして、ここ数年のビッグシルエットブームでゆったりとした服ばかり着ていたので、ちょっとジャストめの服を着ると以前には感じなかったような窮屈さを感じるようになってしまいましたね。笑

体型維持の部分でもいかに自分を甘やかしていたかを痛感します。笑

 

やや高さのあるバンドカラー、スクエアカットされた裾、その裾に入った少し深めのスリットなど、シャツとしてのデザインやディティールにもこだわっており1枚で着てサマになりますが、その中でも個人的にビビッときたのがボタンです。

 

ボタン自体も小ぶりでとても高級感のある貝ボタンなんですが、第1ボタンと第2ボタンだけが狭い間隔で付けられていてこれが結構良い感じ。

シャツの第1ボタンって閉めて着る人と開けて着る人に別れると思うんですが、私のような首が太い人は閉めて着るのは苦しい、でもだらしなくなるのも嫌だっていう人いるんじゃないでしょうか?

その点この大麻シャツでは第1ボタンを外しても、すぐ下に第2ボタンがあるために襟が開き過ぎずだらしなくなりません。

首が細い人は全部閉めてきっちり感を出したり、第2ボタンまで開けてちょっとシャツジャケットっぽくしたりと襟の開き具合を変えて色んな雰囲気を楽しめるのも魅力ですね。

 

また着丈は長くないのですが通常のシャツよりも多めの9個のボタンが付いていて、なかなか印象的になっています。

ボタンが多いとシャツ全体がかっちりした印象になりますが、脱ぎ着はめんどくさいかもですね。笑

 

着心地

上でも触れたように大麻はリネンに比べて繊維が硬く、特に新品状態ではあまり着心地が良いとは言えません。

全体的に硬くて伸縮性がなく、ギシギシする感じというか。

この記事を書いている時点でもう実は3〜4回程着てその度に洗濯をしているのですが、ようやく少し柔らかくなってきました。

リネンもそうですが、大麻も着込むほどに経年変化していくそうなので今後に期待ですね。

 

また大麻はリネンよりも繊維がしっかりしているため本当にサラッと(むしろちょっとザラッと)した肌触りで、ニ○リの接触冷感とまではいきませんが着た瞬間のヒヤッと感は中々のもの。

35℃を超えるような猛暑日はさすがに無理ですが、30℃くらいまでであれば十分に夏でも着れますね。

むしろ長袖で日光を遮ってくれるためTシャツよりも涼しいとか…(これはさすがに言い過ぎでは?と思っていますが。笑)

 

表面の光沢感

これまでの記事を読んでくれている人なら分かると思いますが、私は上質な生地表面に滲み出る光沢感が大好物。笑

例に漏れずこちらの大麻シャツも上品な光沢感に溢れています。

少し白みがかった繊細な生地感

 

写真では分かりにくいですが、濃黒というカラーを選んだのもあって生地表面は何とも言えないキレイな光沢が出ていますね。

 

ちなみにこちらのシャツはシーズンにもよりますが、濃黒の他に、ホワイト、ベンガラ、濃紺、藍、松煙など様々なカラー展開があります。

ベンガラ、藍、松煙あたりは日本や世界各地の伝統的な染め方をしていて、他では見られないMITTANならではの色味になっているのでおもしろいですよ。

今回私の購入した濃黒というカラーも真っ黒ではなく少し白の混ざった絶妙な色味で素敵です。

 

まとめ

 

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こちらの記事でご紹介したCOMOLIと同じくMITTANはECサイト上でのカート販売を禁止していますが、取り扱いショップに問い合わせることでECサイトからの購入もできます。

最近取り扱いの増えてきたCOMOLIとは違って、MITTANは本当に信頼できるショップでしか販売をしていないとのことで全国でもあまり取り扱いショップは多くはありません。

なので家の近くに取り扱い店があるというラッキーな人以外はECサイトでの購入が現実的でしょう。

有名なセレクトショップでは私も何度かご紹介した埼玉県川越市にあるtwelveや、東京は蔵前にあるWEEKENDERなどでも取り扱いがあります。(ちなみに私はtwelveのECサイトから購入しています)

 

MITTANでは今回ご紹介した大麻シャツの他にも、本物の竹を使用した竹パンツやおばあちゃんが着ているような半纏コートなど、ちょっとおもしろくて優しい雰囲気のアイテムがたくさんありますので、機会があれば是非見てみてほしいですね。

ではまた!!

 

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