こんにちは、ham(ham50865160)です。
リュック、トートバッグ、ショルダーバッグ、サコッシュ……。
バッグにも様々な種類がありますが、私はその中でもリュックが好きです。
でもリュックって、みんな同じようなものを使っている気がしませんか?
大体みんなこういうやつ。笑
やっぱり服好きとしては少し他人と違う、デザイン性のあるものを使いたいですよね?
そして私が普段から使いまくっているリュックがこちら。
日本のバッグ専門ブランドkiruna(キルナ)のP-BAG 3です。
今回は私が日頃から週5で使っている、kirunaのリュックについてご紹介します。
kiruna(キルナ)とは?
愛着心を追求したバッグ作り
kiruna(キルナ)は、2012年から始まったバッグ専門のドメスティックブランド。
kirunaのバッグ作りのコンセプトは、ズバリ
愛着心=emotional attachment
愛着を持つためには長く使えることが絶対条件。
kirunaは
- シンプルなデザイン
- タフな素材
- 丁寧な作り
にこだわることで、長く使えて深い愛着を持ってもらえるようなバッグを作り続けています。
製造から3年以内なら無料修理が可能
kirunaというブランドの大きな特徴が、
どんな状態であっても、バッグが製造されてから3年以内であれば無償修理が可能
ということ。
まるで家電製品の5年保証、10年保証みたいなサービスですよね。笑
このサービスにはデザイナーの
使い捨てではなく、修理してでも使いたいと思えるものを作りたい。
という想いが込められています。
しかもkirunaは修理に持ち込まれたバッグを参考にして、「どこが壊れやすい」とか「ここをこうしたら、もっと長く使いやすいバッグになる」など、細かなアップデートを重ねているというから驚き。
ただ1つ注意が必要なのが、「購入から3年以内」ではなく「製造から3年以内」であるということ。
kirunaのバッグには上の写真のような切手型のタグが付いており、この数字が製造年を表しています。
このタグを見れば、一目で無償修理が可能かどうかが、ある程度わかるようになっているということですね。
またkirunaのバッグは全て日本国内の工場で作られており、修理の際には作られたのと同じ工場で修理されます。
お気に入りのバッグを修理してもらうのに、作られたのと同じ工場っていうのは安心ですよね。
kiruna(キルナ)のP-BAG 3を正直レビュー
そんなkirunaの中でも、一際目を引くデザインなのが今回ご紹介するP-BAG 3というモデル。
1年ほど前に購入して以来、通勤用のバッグとして週5で使いまくっている私が、P-BAG 3の魅力を正直にレビューしていきます。
ひと目でそれと分かるデザイン
愛着を持って長く使えるようにシンプルなデザインのバッグが多いkirunaの中で、比較的デザインの効いているのがP-BAG 3の特徴。
全体的に丸みを帯びた亀型シルエットも特徴的ですが、1番目立つのはメインスペースのファスナーの形。
渦を巻くような曲線を描く左右非対称なこのファスナーは、人間工学に基づいて背負った状態から右手で荷物を取り出しやすいように設計されています。
かなり特徴的ではあるので、これを背負ってセレクトショップなんかに行くと
って気付いて褒めてもらえることもよくあります。
素材にこだわり、長く使える丈夫さを実現している
kirunaでは長く使ってもらえるように、素材にも大変こだわっています。
シーズンによって使われている素材は異なりますが、私の購入したモデルでは東レが開発したミラコスモナイロンと言われる、世界最細クラスのナイロン糸を使用。
この生地は、ナイロン糸が極細で非常にキメが細かいため、美しいツヤ感がありとても高級感のある雰囲気になっています。
またリュックの底に、上質な牛革スエードが使われているのもポイント。
リュック(デイパック)ってそれだけでかなりカジュアルですし、若干チープに見えやすいですから、このように素材の部分で高級感があるのは嬉しいですね。
底面がスエードになっていることで、もちろん頑丈さも担保してくれています。
追求された機能性
P-BAG 3に限ったことではないですが、kirunaのバッグは機能性も充実しています。
上の写真のキーホルダーは、メインスペースを開けた時にすぐにアプローチできる位置にあるので、家の鍵などを付けておくのに便利。
他にも
- 大容量のフロントポケット
- 止水ファスナー
- 耐衝撃のPCスリーブ(Macbookの13インチがすっぽり収まるくらいのサイズ)
- 体に沿うフォルムをしたショルダーベルト
- クッション性が高く、メッシュ生地で通気性のあるショルダーベルト、背中部分
- スエードのストラップがついた高級感のあるファスナー
など普段使いするのに便利な機能が多く付いていますね。
1年使ってみて…
私はP-BAG 3を約1年使っているのですが、その正直な感想は、
- 背負った時のフィット感は素晴らしく、荷物の重みは感じにくい
- 非常にタフな素材で雑に扱っても傷が付きにくい
- 背負った状態では左手で荷物を取るのが癖なので、むしろ若干使いにくい
- キーケースを使っているのでキーホルダーは使わない
といった感じ。
多機能なkirunaのバッグですが、我ながらその機能を十分に使いこなせていないですね。笑
ただし1つだけ確かなのは、めちゃくちゃ気に入っているということ。
ツヤ感のあるナイロン生地は本当に美しいですし、私の雑な扱いにも余裕で耐えてくれる耐久性を持っています。
ちなみにその独特なフォルムについては奥さんに、
と言われてショックを受けたこともあります。笑
リュックって一目でどのブランドか分かるようなものが多いですが、kirunaはブランドとしてはまだそこまで知名度が高くないでしょう。
このP-bag 3もかなり目を引くデザインながらも匿名性が高い、知る人ぞ知る感がたまらなく好きですね。
たとえカメックスと言われようと好きなんです。笑
余談ですが、私は服好きなので服はこだわったものをキレイに着たいし丁寧に扱いますが、バッグや財布、キーケースなどの小物類は気を使わずに雑にガシガシ扱いたい人。
だから高級感がありながらも、私の雑な扱いに耐えるこのバッグはとても気に入っていましたね。
P-BAG 3を修理に出してみた
そうです、散々耐久性が高くて好きとかいっておきながら、壊してしまったのはこの私です…
その壊れた部分がここ。
フロントポケットのファスナーが内側の生地を噛んでしまい、全く動かなくなってしまったのです。
こうなる前に「あれ?少し動きが悪いな」と思ってはいたのですが、あまり気にせず無理矢理に使ってしまったのが原因です…
ええ、完全に私が悪いですね。笑
ファスナーがビクともしなくなってから、一応自分で直そうとマイナスドライバーを使ってみたりはしたのですが、これが全然直らない…
ファスナーや内側の生地を痛めるのも嫌だし、せっかくkirunaは無償修理もしてくれるんだし、修理に出そうと決めました。
修理の流れ
修理の受付は、購入店舗またはkirunaのウェブサイト上から申し込みます。
私の場合は楽天市場で購入していますので、今回はkirunaのウェブサイトから直接申し込みました。
ウェブサイト上のコンタクトフォームから修理の旨を申し込むと、翌日にはkirunaを運営するFaceという会社の担当者からメールが来ました。
そのメールを要約すると、
- シリアルナンバーが「06718」以降のものであれば無償修理が可能。(私が修理に出した時点です)
- それ以前のものでも一度状態を見て、有償ではあるが修理は可能。
- 修理にかかる期間は4週間ほど。(時期によって左右される)
- バッグは私のいいタイミングで送ってくれればよい。
- バッグを送る際の送料は自身で負担、修理後の送料はFaceさんで負担してくれる。
といったことが書かれていました。
4週間って結構かかるなーとは思いましたが、それだけ丁寧に修理してくれるならと修理をお願いしました。
修理から帰ってきた時のことは、こちらの記事でご紹介しています。
まとめ
愛着心を追求したkirunaは、
安いものをポンポン買って、着なくなったら捨てればいい
という消費的な今のファッションにおいて、何だかとても好感の持てるブランドだと思います。
こうやって気に入ったものを長く使って、壊れたら修理してまた使って…みたいな風に、一生モノと呼べるものたちに囲まれて暮らしていけたらいいなあと。
私もこのP-BAG 3を大切にして、まだまだずっと使っていきますよ。
ではまた!!
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