こんにちは、ham(ham50865160)です。
アディダス(adidas)のスタンスミス(Stan Smith)というと、ギネスブックに「世界一売れたスニーカー」として載っているほどの名作スニーカーですので、持っているという方も多いかと思います。
そして2019年6月1日、HOME OF CLASSICS(ホームオブクラシックス)という新コレクションから、新たなスタンスミスがリリースされています。
そのスタンスミスがこちら。

と言うことで今回は、そのHOME OF CLASSICSというコレクションのスタンスミスを購入したので、皆さんにご紹介しようと思います。
先に言っておきますがこのスタンスミス、まさに究極の白スニーカーですよ。

目次
HOME OF CLASSICS(ホームオブクラシックス)とは?
HOME OF CLASSICS(ホームオブクラシックス)とは、アディダスの定番人気スニーカーたちに新たな解釈を加えて再構築したコレクションで、
様々な人生経験を通じて真っ白なキャンバスを自分色に描いていくように、汚れや経年変化を楽しんでほしい
というコンセプトのもと、全てのスニーカーがオールホワイトとなっています。
コレクションにラインナップされたモデルは、
- SC プレミア
- スーパーコート 90s
- スーパースター 80s
- スタンスミス RECON
- コンチネンタル 80
- A.R. トレーナー
の全7種類。
そして今回、この中からスタンスミス RECON(リーコン)を購入しましたのでご紹介します。
スタンスミスのRECON(リーコン)って何なの?
そうなんです。
今回のHOME OF CLASSICS(以下HOC)コレクションでは、通常のスタンスミス(※)ではなく、スタンスミス RECON(リーコン)がラインナップされています。
ここで言う「通常モデル」とはいわゆる復刻版のこと。
スタンスミスにはこの復刻版とは別に、ABCマートモデルとも言うべき「廉価版」が存在します。
廉価版ではアッパーの一部に人工皮革が用いられていたり、ソールがパキっとしたホワイトであったりと、どうしても少し安っぽい雰囲気になっているのが特徴。
その他にもシュータンやヒールパッチ、アッパーの金ロゴなど細かな部分に意外と違いがあります。
ちなみに価格は復刻版が15,000〜17,000円程度であるのに対し、廉価版は7,000〜10,000円程度となっています。
結構な価格差があるので、初めてスタンスミスを買うという方など、お試しで履いてみたいっていう人には廉価版もありかも知れませんね。
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RECONとは今回のHOCコレクション以前にも存在していたモデル。
大人のためのハイエンドモデルという位置付けで、通常のスタンスミスよりも細部にこだわった作りになっています。
最も大きな違いはやはりアッパーでしょう。
通常モデルではシボ感のある天然皮革を用いている(シーズン毎に多少の違いあり)のに対して、RECONではツヤ感のある上質なプレミアムレザーを用いていますね。
ただまあぶっちゃけてしまうと、興味のない人にはほとんど違いが分からないと思います。笑
でもこのパッと見では分からないような細部にこだわってこそ、男のおしゃれというものなのではないでしょうか?
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HOME OF CLASSICSのスタンスミス RECON(リーコン)購入レビュー
さて、前置きが長くなりましたが、いよいよ今回購入したHOCモデルのご紹介です。
なお皆さんに少しでも分かりやすく伝わればと、本記事では
- RECONではない通常モデル(いわゆる復刻版)
- HOCモデル(今回購入したモデル)
の比較もしていきます。
それではいってみましょう!
通常モデルとの違い

こうして並べて見ると、HOCモデルがめちゃくちゃシンプルで本当に真っ白であることが分かりますね。
通常モデルもスニーカーとしてはかなりシンプルで大人っぽい印象ですが、HOCモデルはその上をいく大人っぽさです。
ちなみにスタンスミスのシューレースは、別売りのものに変えることでさらに大人な印象を持たせることができます。
私は今まで履いていた通常モデルを、クツヒモドットコムで購入した
- ロウ引き
- 丸紐
- ゴールドチップ付き
のものに変えていますが、かなり良くないですか?
お持ちのスタンスミスがより一層キレイめな雰囲気になりますし、何より履いていて新鮮になるので結構おすすめですよ。(以下の商品リンクより、カスタマイズしていただければ私と同じものが買えます)
そしてHOCモデルのシューレースを変えた後がこちら。

やはり丸紐の方がシュッとした印象になって、より革靴に近いというか、大人っぽいスニーカーになっていますよね。
先端のゴールドチップもアクセントになっていて気に入っています。
それでは通常モデルとの細かな違いを見ていきましょう。
アッパーレザーの質感

まずはレザーの質感が大きく違います。
RECONの説明でも触れたように、通常モデルではアッパーにシボ感のあるレザーが使用されているのに対し、HOCモデル(RECON)では滑らかなプレミアムレザーになっています。
つま先部分はさらに滑らかでつるっとしていますね。
シュータンのデザイン

次に大きく違うのはシュータン。
元々スタンスミスとは実在した有名テニスプレイヤーの名前なのですが、通常モデルではシュータンにこのスタンスミスさんの顔が割とでかでかと描かれています。
これが履いた時に意外と目立ってしまい、特に女性では
と思う人もいることでしょう。(少なくとも私の奥さんはそう言っていました笑)
一方HOCモデルのシュータンにはスタンスミスさんの顔ではなく、各国のサイズ表記が刻印されています。(某メゾンブランドでも同様のデザインがありましたね)
個人的にはスタンスミスさんのお顔も素敵だと思うのですが、HOCモデルの方がよりミニマルな印象になっていますね。
ヒールパッチ

さらにヒールパッチにも違いがあります。
スタンスミスといえばこのヒールパッチが特徴的で、ヒールパッチ以外にほとんどカラーが使われないので全体の印象がヒールパッチによって大きく左右されます。
定番のグリーンやネイビーなどは結構カジュアルな印象になっていますよね。
私が持っているクリアグラナイ(薄いグレー)というカラーも定番のグリーンやネイビーに比べると大人な印象ですが、HOCモデルは完全にアッパーと同色。
またロゴもプリントではなく刻印で目立ちにくく、さらにミニマルな雰囲気になっています。
その他の違い
上で挙げた違いの他にも、
- アッパーのステッチ(縫い目)がオミットされている。
- 履き口内部までレザーが使われている。
- インソールのロゴが違う。
などよく見なければ分からないような細かな違いがたくさん散りばめられています。
逆にソールがオフホワイトなところなどは、通常モデルもHOCモデルも共通しており、
あとは箱がやたらとおしゃれ。笑

サイズ感は通常モデルと同じ
サイズ感に関しては、HOCモデルと通常モデルとで違いはありません。

ちなみに私はこんな感じの足のサイズで、通常モデルもHOCモデルも27.5cmを履いていますが、ほぼジャストか若干の余裕があるくらいです。
スタンスミスの弱点を克服したスタンスミス
スタンスミスは通常モデルでも十分に大人っぽく、カジュアルコーデの引き締め役であったり、セットアップスタイルの外しであったりとスニーカーと革靴の中間的な使い方ができます。
そしてHOCモデルはさらに革靴に寄ったスニーカーと言えるでしょう。(もちろんフォーマル使いができる訳ではないですが…)
そんな万能に思えるスタンスミスですが、唯一の弱点と言えるのが匿名性のなさ。
冒頭でも触れましたが、スタンスミスは世界で一番売れたスニーカーとしてギネスブックにも載っています。
つまり単純に考えると、世界一他人と被りやすいスニーカーなのです。
ファッションが好きになればなるほど他人と被らない、大衆的でないという匿名性はアイテム選びの重要な判断基準になってきます。
その点でこのHOCモデルはスタンスミスとしての安定感や使いやすさはそのままに、ちょっと特別感があり他人との差別化を図るのにぴったりなスニーカーでしょう。
【HOME OF CLASSICSのスタンスミス RECON(リーコン)購入レビュー】まとめ
今回はアディダスのHOME OF CLASSICSコレクション、スタンスミス RECONを購入しました。
HOCモデルはとにかくミニマルで使いやすさは抜群、まさに究極の白スニーカーと言えるでしょう。
新品のキレイな状態も素晴らしいのですが、HOCコレクションのコンセプト通り、自分色に経年変化していった時にどんな表情になるのかもとても楽しみです。
また1年くらい履いたところで経年変化っぷりを報告できたらと思っています。
なお私は表参道のフラッグシップストアで購入しましたが、注目されたコレクションの割には発売日当日でも落ち着いていて、まだまだ在庫はありそうでしたのでミニマルなスニーカーがほしいという方は是非検討してみてはいかがでしょうか?
ではまた!!
20SSではHOCコレクションの第2弾が展開されています。
第1弾と違ってオールホワイトではなくなったものの、シュータンやライナーにヌメ革が使用されていたり第1弾よりも安価になっていたりと、こちらはこちらで魅力的なコレクションになっていますね。(下の商品リンクはスタンスミスではありませんのでご注意を)
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