こんにちは、ham(ham50865160)です。
2020年に入って、まさかこんなことになるとは夢にも思いませんでした…
外出自粛も辛いですが、何が1番大変ってマスクなどの衛生用品が全く手に入らないこと。
特にマスクは、2月くらいから薬局やコンビニで1度も見かけたことがないってくらいに品薄状態。
開店前のドラッグストアに行列ができるくらいですからね。
そんな異常事態もあって、最近では再使用できる布製のマスクを作り始めたアパレルブランドも増えてきました。
そうですよね?気になりますよね?
てことで今回は、こちらのnest Robe CONFECT(コンフェクト)というブランドのリネンマスクを購入してみたのでご紹介します。
また非売品ではあるのですが、他のブランドのマスクとも比較してみたいと思います。
結論から言うと、
マスクとしての機能は十分。皆さん是非使いましょう。
です。
さらにこの記事では、マスクの必要性なんかについても軽くお伝えできればなと。
nest Robe CONFECT(ネストローブ コンフェクト)のリネンマスクを買ってみた
リネンやコットンなどの天然素材での服作りにとにかくこだわっており、価格帯はAURALEE(オーラリー)やCOMOLI(コモリ)といった人気ドメブラとほぼ同じくらいという、本気で服を作っているセレオリブランドです。
そんなnest robe CONFECTが、このマスク不足に対処するべく、得意のリネン素材で使ったのが今回購入したリネンマスクなんです。
それではこのマスクの着け心地やサイズ感、気になる耐久性についてもご紹介していきましょう。
ちなみに価格は1,650円(税込)でした。
マスク1枚としては少し高いように感じますが、このマスク不足ですし繰り返し洗って使えるので背に腹は変えられないと言ったところでしょうか…
※こちらのマスクはあくまで布マスクであるため、細菌やウイルスを捕捉するフィルター効果はほとんど期待できず、咳やくしゃみによる飛沫を防ぐことを目的としたものであることに注意が必要です。
見た目はかわいい
nest robe CONFECTのリネンマスクは、見た目がかわいくてテンション上がります。
カラー展開も私の購入したオフシロの他に、ナチュラルというベージュのようなカラーもあって、これまた何とも言えない良い色味。
あとはMサイズとLサイズで、耳ひもとロゴのカラーが違います。
メンズ用のLサイズは、耳ひももロゴもネイビーでアクセントになっているので良きですね。
着け心地は?
着け心地は普通に良いですね。
リネンなんで質感はガーゼや不織布に似ていて、特に違和感なく着けられます。
布マスクはぶっちゃけフィルター効果がほとんどないので、呼吸はとてもしやすいですし。(マスクのフィルター効果については下で詳しく説明します)
またある程度の固さがあるのも、立体感が出て良いです。
口鼻部分に密着せず、不織布マスクのような軽い着け心地になっています。
サイズ感は大きめで、目一杯広げた不織布マスクと同じくらい
nest robe CONFECTのリネンマスクにはMとLの2サイズがあり、
- M:女性用
- L:男性用
とざっくり分けてあります。
私は当然Lを購入していますが、Lサイズで不織布の使い捨てマスク(サージカルマスク)を目一杯に広げた時と同じくらいでしょうか。
結構大きめなサイズ感だと思います。
不織布マスクのような鼻部分の樹脂はないのですが、鼻の付け根まですっぽりと覆えますし。
また耳にかける部分はゴム紐を自分で結ぶようになっているため、かなりのサイズの幅が調整できますね。(ちょっとめんどくさいけど…)
耐久性はどうなの?
nest robe CONFECTのマスクは、平織りのリネン100%で作られており、洗って繰り返し使えるとのこと。
洗い方については公式ブログで紹介されていますが、要するに手洗いってことですね。
結構めんどくさそうですが長持ちさせるにはこれくらい丁寧に洗わないとダメなんでしょうね。
まだ購入したばかりで洗ってはいないのですが、洗ってみたらまたブログに追記であったりTwitterなどでレポートしようと思っています。
ただ基本的に清潔を保ちたいので、1日使ったら1回洗うべきでしょうし、薄手のリネン素材ということもあるので、数年間も使えるものではなさそう。
【おまけ】Text(テキスト)のコットンマスクをご紹介
それがこちら。
こちらのマスクを作っているのは、Text(テキスト)というドメスティックブランド。
Textは、私の大好きなMARKAWARE(マーカウェア)のデザイナー石川俊介さんが、2019年秋冬から新たにスタートしたブランドです。
実はこのマスク、CONFECTのように販売されているというわけではなく、元々は展示会用に数量限定で作ったもの。
それが5枚ほど余ったので、石川さんのインスタで応募者の中から抽選でプレゼントという企画を行っていたのですが…
なんと私、それに当選してしまったのです!!
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まあそういうことで紹介したところで今から買えるものでもないのですが、せっかくなのでご紹介しようかと。
エジプトの高級綿GIZAコットンのスムースな肌触り
Textのマスクには、エジプトの高級綿GIZAコットンが使われています。
しかもTextやMARKAWAREでは、ブランドとしてサスティナビリティ(持続可能性)にもこだわっており、このマスクに使用しているGIZAコットンも、バイオダイナミック農法という有機農法によって栽培されたものを用いているとのこと。
そんなこだわり抜いたコットンを使っているこのマスクは、めちゃくちゃしっとり滑らかな触り心地。
本当に着けていて気持ち良いです。
サイズは大きめ、鼻口が完全に隠れる大きさ
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Textのマスクは大きめの作りで、男性であっても目の下から顎くらいまですっぽり隠れる大きさです。
これはCONFECTのマスクと一緒で、口や鼻がはみ出る恐れがなくて良いですね。
滑らかで柔らかいので、口や鼻の形が目立つ…
Textのマスクは100%コットン、それも高級なスムースコットンを使っているのでとても柔らかいです。
これはTシャツとかであればとてもメリットにはなるのですが、マスクとなるとその柔らかさゆえに、口周りの輪郭がはっきり出てちょっと恥ずかしい。
息を吸った時には、唇の形が浮かび上がるようになってしまいます。笑
CONFECTの方はリネンで少し固さのある生地感だったのでここまで輪郭は出ないし、その点はCONFECTのマスクの方が優れているかも知れません。
洗濯機での洗濯が可能
Textのコットンマスクは洗濯機での洗濯が可能です。
nest Robe CONFECTのリネンマスクが手洗いだったのに対して、洗濯機で洗えるのは楽で良いですね。
ただ見た目にもかなり繊細なコットン生地なので、感覚的にはCONFECTのリネンマスクの方が長持ちしそうな感じはありますけど。
こちらのマスクも洗ってみてどうなるか、また検証してみたいと思います。
そもそもマスクって着けて意味あるの?
ここからはちょっとだけ専門的というか、皆さんに知っておいて欲しい知識をお伝えできればと。
今のご時世、感染症防止のためにはマスクが必須みたいな雰囲気になっていますが、本当にそうでしょうか?
朝早くから開店前の薬局に並んで買えるだけの数を買い込み、(今はもう禁止されましたが)高いお金を払って転売ヤーから買い集める必要が本当にあるのでしょうか?
皆さんご存知かと思いますが、マスクには
- 不織布のサージカルマスク
- 布マスク
の2種類があります。
そして街で見かけるほとんどがサージカルマスクであり、これは不織布の中にフィルターを入れたもので名前の通り外科手術でも使われるマスクです。
布マスクはガーゼを重ねたガーゼマスクであったり、今回私の購入したリネンマスクのようなものがありますね。
なお医療現場ではN95と言うマスクも使われていますが、これはサージカルマスクよりもさらに細かな粒子の物質を捕捉し、医療従事者を感染の危険から守るというものになります。
ただこれ顔に密着させるしフィルター効果が高過ぎるしで、めちゃくちゃ耳痛いし息苦しいです。笑
完全に医療用となるので、今回のような感染症対策で日常的に使用するのは向いていないですね。
マスクで感染症が予防できるというエビデンスはない
医療業界では、いかなる治療、薬も厳密な臨床研究や臨床試験によって、その効果を証明する必要があります。
この証明のことを「エビデンス(evidence)」といい、エビデンスの有無や強さによって治療や薬を使い分けているのです。
みたいにね。
そして率直に言うと、
サージカルマスクを着けることによって、風邪やインフルエンザなどの感染症を予防できるというエビデンスは全くありません。
残念ながらこれは事実です。
満員電車の中でさえ、サージカルマスクを着けた人と着けていない人では感染症の罹患率に差はなかったという残念な結果が出てしまっています。
これは『医療用の高性能なフィルターを備えたサージカルマスクでも』です。
ウイルスは、市販のマスクではほとんど防げない
一般的にフィルターの付いたサージカルマスクで捕捉できる粒子の大きさは、
5μm(5mmの1000分の1)
と言われています。
これに対して感染症の原因物質の大きさは、
- 結核菌:3μm
- インフルエンザウイルス:0.08〜0.12μm
- 今回のウイルス:0.1μm
となっています。
もうお分かりいただけますよね?
そう、私たちが着けているマスクのフィルターでは、ウイルスには大き過ぎてスッカスカ状態なのです。
自分よりも50倍も大きな隙間ですよ?ウイルスからしたら通りたい放題なんですね。笑
マスクの効果は限定的だが、一定の効果はあるだろう
と思うかもしれません。
しかし、マスクにだって一定の感染予防効果はあります。
1つ目に飛沫の防止です。
人が咳やくしゃみをした時って、気道や口鼻の中のウイルスや病原菌を含んだ唾液や鼻汁が飛び散ります。
先ほど言ったようにウイルスや病原菌単体の大きさは、マスクのフィルターよりも遥かに小さい。
しかしそれを唾液などの水分でコーティングした飛沫ってやつは、マスクのフィルターよりも大きく、マスクで捕捉できることも多いのです。
そして2つ目に、マスクをしていることで自分で鼻や口を触らなくなることです。
電車のつり革やエスカレーターの手すり、人は外に出ると様々なものを触り、その際に手にウイルスや病原菌が付着します。
そしてその手で無意識に口や鼻を触って、感染してしまうというケースが多いそうです。
マスクをしていると、こういった感染ルートは少なくなるかもしれません。
【nest Robe CONFECT(コンフェクト)のリネンマスクを買ってみた】まとめ
nest Robe CONFECTのマスクを購入してみましたが、
布マスクとしてはかなり良いし、普通に使えそう
ですね。
ありあわせで作った感じやちゃっちい感じも全然ないし、かなりしっかりとしたものでした。
まあ感染予防効果は上でご紹介した通りですが、マスクにはエチケットとしての意味合いもありますからね。
ただ布マスクは繰り返し洗って使えるとは言え、ちゃんと管理しないとマスク自体が不潔になりむしろ健康に良くないのでご注意ください。
いろいろと大変な世の中ですが、お気に入りのブランドのマスクを着けて、テンション上げていきましょう。
ではまた!!
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