こんにちは、ham(@ham50865160)です。
こちらでもご紹介している、ここ最近飛ぶ鳥を落とす勢いで人気が爆発しているCOMOLI(コモリ)。
今までCOMOLIには直営店がなく、セレクトショップの取り扱いのみ、しかも通販でのカート販売を禁止しているということで、なかなか手に取りにくいブランドだったんですが…
2019年9月14日、ついに初となる直営店をOPENしました。
ということで今回は、COMOLIの直営店に行ってみた感想、場所や雰囲気をレポートし、そこで買ったアイテムについてもご紹介しようと思います。
COMOLI(コモリ)初の直営店舗、COMOLI南青山店に行ってみた
先ほども言ったように、今大人気のドメブラであるCOMOLI(コモリ)。
特に19SSくらいからの人気はちょっと異常で、注目のアイテムになると発売日に行列ができたり、開店後数分で完売なんてこともザラにあります。
そんな今をときめくCOMOLIが初の直営店をOPENするとのことで、結構なニュースになると思ったのですが、蓋を開けてみればネットニュースなんかでもあまり取り上げられず、かなりひっそりとしたOPENになりました。
まあそれでも服好き達は初日から結構押し寄せたみたいで、OPENからちょうど1週間後に私が行った時には人気アイテムはサイズ欠けしているものが多かったですが…。
COMOLI(コモリ)南青山店の場所・行き方は?
COMOLI初の直営店は東京都港区南青山にあり、表参道駅から徒歩で5分ほど行ったところ。
A5出口から出て、根津美術館やAURALEE(オーラリー)の直営店に向かっていく方角にあります。
東京に住んでいる服好きの方なら分かるでしょうが、この辺りは多くのセレクトショップやブランド直営店が軒を連ねるおしゃれタウンですね。
最近話題のL’ECHOPPE(レショップ)や私の好きなBLOOM and BRANCHなんかもこの辺りにあります。
COMOLIの直営店は、LA COLLEZIONE(ラ コレッツィオーネ)という複合施設の2Fにあるのですが、複合施設ということで比較的入りやすい雰囲気だと思います。
COMOLIみたいなおしゃれなブランドの直営店って、マンションの1室なんかに作られるとかなり入りにくいですから、これは嬉しいですね。
2Fを続く階段を上っていくと、ちょっと分かりづらいですが「COMOLI」と書かれたドアが。
COMOLI(コモリ)南青山店内の雰囲気は?
ドアを開けるとコンクリート打ちっ放しの広々としていて、天井の高い空間が広がっています。
大きなカーテンが印象的な店内に入った最初の感想は、店内の広さに対してアイテムが少ないなということ。
広い空間に対して、アイテムは1辺の壁沿いに置いてあるだけで、残りの広々としたスペースは今のところデッドスペース?でした。
まあまだOPENしたばかりですし、COMOLIも毎シーズンそれほど多くのアイテム数を展開するブランドでもないですからこんなもんなのかな?
ただ個人的には、こういうだだっ広い空間のショップは好きです。(所狭しと服が置いてある、ごちゃごちゃしたショップってかなり見にくいですから。)
COMOLIの直営店は、広々とした空間にちょこんとおしゃれな服が置いてあり、とても雰囲気があっておしゃれでしたね。
あと試着室は部屋ではなくカーテンで囲われていたのですが、よくある簡易試着室みたいなちゃっちい感じではなく、かなり広々とした試着スペースでしたね。
ただその広さゆえに1つしか試着室がないので、混雑時は順番待ちになるかも。
直営店だけあって品揃えは抜群
直営店だから当たり前ではあるんですが、他のセレクトショップと比べると全然品揃えが違いますね。
しつこいですが、COMOLIってただでさえ人気でセレクトショップに入荷してすぐ売り切れるアイテムも多いブランド。
そんなCOMOLIのアイテムを、こんなにも多く見られるのはちょっと圧巻でした。
私が最初に行った時はおそらくOPEN用で多めに用意したんでしょうけど、人気のコモリシャツなんかもカラー・サイズによってはまだまだありましたし。
COMOLIファンにとってはたまらない空間でしょうね。
COMOLI(コモリ) 19AWデニムジャケットを衝動買い!!
直営店で私が衝動買いしてしまったのが、こちらのCOMOLI 19AW デニムジャケットです。
投稿が見つかりません。確かに欲しいものリストの中でデニムジャケットは挙げてはいました。
ただし購入確率10%と、かなり優先度は低めに設定していたはずが…
価格は41,800円(税込)。
決して安くない、いやむしろかなり高いと思います…
と自分に言い聞かせる日々ですね。笑
想像から生まれた独特なデザイン
デニムジャケット(※)には
- 1st
- 2nd
- 3rd
- (4th)
と大きく分けて3つ(もしくは4つ)の種類があります。
デニムジャケットには大きく分けて3つ(もしくは4つ)のモデルが存在します。
それぞれ元はデニムの元祖であるLevi’s(リーバイス)が生み出したものなのですが、現在では各ブランドでそのモデルに沿った形でデニムジャケットが作られています。
- 1stモデル
最初に発売された形でデニムジャケットの原型とも言えるモデル。
着丈の短いボックスシルエットであり、フロントやバックには動きやすさを実現するためのプリーツ(タック)が施されています。(今回購入したCOMOLIのデニムジャケットではこのプリーツが省略されています)
バックにバックルベルト式のアジャスターがついていたり、ポケットが左胸の1つのみとなっているのも特徴ですね。
- 2ndモデル
基本的には1stモデルを踏襲したボックスシルエットでありフロントプリーツも健在ですが、ポケットが右胸にもついて左右対称となっています。
またバックのアジャスターがサイドアジャスターに進化し、着た状態のまま裾幅を調節できるようになっています。
- 3rdモデル
現在主流になっているモデルであり、ワークアイテムとして作られた1st、2ndモデルとは異なりファッションアイテムとして作られたのが3rdモデルです。
シルエットも野暮ったくならないようにと若干コンパクトなシルエットになっていますが、最大の特徴はフロントプリーツがなくなり左右の胸ポケットから伸びるV字ステッチになっているところ。
このV字ステッチには前身頃に立体感を持たせて可動域を確保することの他に、ウエストを細く見せる(上半身を逆三角形に見せる)効果もあるそう。(ホントかな…笑)
なお3rdモデルの着丈を長く、身幅を細くしたものを4thモデルと呼ぶこともありますが、主にデニムジャケットのモデルというと1st、2nd、3rdを指すことが多いですね。
そしてCOMOLIのデニムジャケットは、1stモデルにCOMOLIが独自の解釈を加えたもの。
1stモデルの特徴であるプリーツ(タック)を排除し、
実は1stモデルが生まれる前に、プリーツ(タック)のないモデルが存在していたのではないか?
という仮説と想像から生まれたデザインだそうです。
それだけでも十分に魅力的なストーリーですが、実際のデザインもめちゃくちゃカッコいい。
現在ではデニムジャケットっていうと3rdモデルが主流になっていて、ただでさえ1stモデルはめずらしい。
しかも、その1stモデルともちょっと違うっていう遊び心がたまらなくないですか?
デニムジャケットとは思えない着心地
先程も言ったように、現在デニムジャケットというと3rdモデルが主流になっており、比較的コンパクトで着丈も短いものが多いんです。
さらに硬さのあるデニム生地ということもあって、デニムジャケットってあまり着心地が良くないってイメージがあると思います。(デニムが馴染んでくると多少はマシですけどね)
デニムジャケットというと男臭くてカッコいい分、着心地は諦めていた方も多いんじゃないでしょうか?
特に私のように肩周りがガッシリしている人では、普通のデニムジャケットはどうしても肩まわりが窮屈に感じる…
ところがこのCOMOLIのデニムジャケット、デニムジャケットなのにめちゃくちゃ着心地が良いんです。
身幅がかなり広めにとってあり、アームホールもゆったりとしているので、肩周りの窮屈さを全く感じませんね。
さらに着丈も比較的長めなので、インナーとの変な着丈差が出ずにコーディネートもしやすい。
デニムの生地感
COMOLIのデニムジャケットはもちろんデニム生地にもこだわっていて、特殊な加工による着古したデニムのような凹凸感が特徴的。
経糸には上質なスビンコットンを用いてヴィンテージ感を強調し、厚みは11.5oz(オンス)と比較的薄めになっています。
さらにこの生地が、実際に着込んでいくにつれて絶妙な色落ち・経年変化をしていくそう。
今から楽しみでしょうがありませんね。
こちらが半年ほど着用し、2回家庭洗濯をしたもの。
背中のアジャスター部分なんかは着用・洗濯によるシワがはっきりついて、色落ちしてきている部分もあります。
まだまだこれからガシガシ着て、自分だけの色落ち・経年変化をさせていきたいですね。
薄さがちょうど良い
上でも言ったようにCOMOLIのデニムジャケットは11.5ozと、比較的薄めの生地感。(リーバイスなど、一般的なデニムジャケットは13ozくらいが多い)
私はこの薄さが、COMOLIのデニムジャケットの大きな魅力だと思っています。
デニムジャケットって結構着られる季節が限られちゃうもので、春と秋、それも寒くもなく暑くもないみたいな気温じゃないと正直着づらい。
しかしCOMOLIのデニムジャケットは薄手かつゆったりとしたシルエットなので、アウターとして着る場合には、インナーをTシャツからスウェット、パーカーまで幅広く選べます。
またコートのインナーとして着る場合でも、薄手なのでコートのシルエットにあまり影響しません。
まさに夏を除いた3シーズン着られる、汎用性の高いデニムジャケットなんですね。
【COMOLI(コモリ)初の直営店舗、COMOLI南青山店に行ってみた】まとめ
今回はCOMOLI初の直営店に行って、デニムジャケットを衝動買いしてきました。
言い訳じゃないですけど、個人的には衝動買いってあんまり悪いものじゃないと思っていて、『衝動買い=運命の出会い』とも言えます。
それに服好きにとって服は趣味ですから、そんな必死になって自分を律する必要もないと思うんですよね。
これからも運命や衝動は大切にしていきたいです。
そんな話はさておき、COMOLI南青山店はCOMOLIファンにとってはたまらないショップでした。
別にブランドのファンじゃなくても、服好きにとっても一見の価値があるショップだと思います。
またCOMOLIのデニムジャケットに関しては、20SSでもリリースされましたし、今後定番化していく可能性もありそうです。
20SSでもかなり人気ですぐに完売してしまったので、気になる方はシーズンの初めから準備する必要があるかも知れませんね。
20SSでは、直営店限定でデニムジャケットが再入荷するといったこともあったみたいですから、やはり直営店は要チェックです。
COMOLIらしいゆるくて抜群に雰囲気のあるデニムジャケットですので、こちらも是非見てみてください。
ではまた!!
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