ブランド紹介

知る人ぞ知る至極のドメブラ。山内(やまうち)の魅力とは?

 

こんにちは、ham(@ham50865160)です。

 

さて今回はブランド紹介の第3回です。

第1回、2回はこちらからどうぞ。

 

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第3回で紹介するのは山内(ヤマウチ)というブランドです。

それではいってみましょう。

 

山内はこんな人におすすめ
  • デザインではなく素材や縫製にこだわった服が好き。
  • 服を作る工程や素材の選び方にロマンを感じる。
  • とにかく服が好きで良いものであればかなりのお金をかけられる。

 

 

山内(やまうち)とは?

山内(やまうち)はデザイナーの山内章弘さんが2010年に立ち上げたブランド。

山内さんは服飾系の学校を卒業後、建築関係の仕事をしながら趣味で服作りをしていたそうですが、やはり服作りを仕事にしたいと決心します。

そしてその後フランスでの服作りの修行を経て、山内の前身であるyamoci(ヤモシ)を立ち上げます。

そのyamociが2015年にブランド名を変更し、現在の山内になっています。

 

山内のコンセプトは、

 

日本人であるということ。

 

こちらのコンセプト通り山内では全てのアイテムを日本人の手作業のみで作っています。

なんとブランド立ち上げ当初はデザイナーの山内さん自ら服作りを1から全て手作業で行なっていたそう。

現在でもこの服作りのマインドは変わらず、アトリエの少数の縫製者と山内専業の縫製者とで全て手作業で製作しています。

また山内では服を作る過程を最初から最後まで1人の縫製者が行う丸縫いという手法を用いており、全ての商品には縫製者へのリスペクトを込めて縫製者タグという縫製者の名前が書かれたタグが付いています。

 

まさに魂を込めて服を作っているブランド。

大量生産が主流となっている現在の服作りとは真逆の、このように丁寧過ぎるほど丁寧に服を作っているブランドを私は他に知りません。

「神は細部に宿る」と言いますが、この言葉を最も体現しているブランドが山内だと思います。

 

もうお分かりかもしれませんが、山内の1番の特徴は縫製技術の高さ。

山内を取り扱うセレクトショップの店員さんも言っていましたが、ちょっと気持ちが悪いくらいに縫製がキレイです。

そしてもちろん素材やパターンにもこだわっており、山内では国産の最高級素材を最高の加工・縫製技術を用いて最大限着心地の良くなるようなパターンで服作りがされています。

大げさかもしれませんが、山内の服を着ると日本人でよかったと思える、そんなブランドです。

 

山内のおすすめアイテム

有松塩縮加工リネンシャツ

山内の定番アイテムでまず思い付くのが、有松塩縮加工リネンシャツ

 

愛知県名古屋市の有松地方伝統の「有松絞り」という加工法を用い、独特のシワ感があるシャツができあがります。

 

元々有松絞りは和服に用いられていた技術ですからこのシャツからもどことなく「和」を感じられますね。

有松絞りでは塩縮液と言われる薬品に浸すことで生地を収縮させて独特のシワ感を作り出しますが、この収縮により生地は約30%も縮みます。

つまり普通にシャツを作るよりも多くの生地が必要になるということ。(約2.5倍)

さらに塩縮させた生地は縮み具合がバラバラであるため、使えそうな部分を1つ1つ手作業で切り出してシャツを作るそう。

また、近年の量産を意識した有松絞りでは時間が経つにつれ徐々にシワ感取れてしまうのに対し、山内では生地の芯まで塩縮液を浸透させる手法を用いているためシワ感が半永久的に持続するようになっています。

さらにさらにシャツのパーツ1つ1つに高級素材キュプラの裏地が付いていたりと、語り出すとキリがありませんが、とにかく信じられないくらいの手間をかけて1枚のシャツが作られていることがわかると思います。

価格は35,000円(税別)とかなりお高いですが、それだけの手間がかかり相応の価値のあるシャツと言えるでしょう。

 

素材やその製法にこだわり抜いたシンプルなアイテムたち

山内は派手なデザインを用いないため塩縮加工シャツ以外にも定番アイテムが多く、カシミアと間違えるようなコットンシャツノーミュールシング(※)のウールを使ったニット強撚ポンチ素材のセットアップなど、どれも言葉では表せないほどに素晴らしい出来になっています。

 

ミュールシングとは蛆虫の寄生を防ぐために羊の臀部の皮膚と肉を切る取ること。

羊の皮膚にはシワやヒダが多く、そこに糞尿が溜まることで不衛生になり蛆虫が発生することがあります。

それを予防するために皮膚ごとシワやヒダを切り取るのですが、その際無麻酔で行われ、その後傷の治療も行われないため動物愛護の観点から世界的に問題視されているのが現状。

現在はオーストラリア以外の国では禁止されている行為ですが、ウールは製造過程で様々な種類の毛を混合するためオーストラリア産だけを取り除くのは難しいそうです。

山内さんはこのミュールシングに反対しており、ミュールシングのされていないウール(ノーミュールシングウール)のみを使って服を作っています。

 

山内はどこで買えるの?

唯一の直営店兼アトリエである山内ギャラリーショップ

山内の唯一の直営店である山内 gallery shopは愛知県名古屋市にあり、こちらの店舗はアトリエに併設される形で2016年にスタートしています。

このgallery shopは山内の全ラインナップを見られる唯一の店舗となっていますし、併設されたアトリエでは山内の服作りも見ることができるので、山内ファンにとっては堪らない空間でしょう。

 

ただし名古屋市郊外という地理的にも少し行きにくい場所にありますし、何より見た目がもう完全に人ん家。笑

先日実際に行ってきたのでその時の写真をご覧ください。

看板等はなく表札だけ。入り口から完全に民家ですね。笑

 

いかがでしょうか?

入口に看板はなくただ山内さんの表札があるだけ。笑

そして入口の門をくぐるとそこには普通のお庭があり、軒先から店舗に入るという作りです。

不法侵入じゃないかとハラハラしながら進んでいきます。笑

 

庭先から店舗に入ります。左はアトリエ、右がgallery shopです。

 

初めて入ったときは知らない人の家に不法侵入してるんじゃないかとハラハラしました。笑

面積的に大きくはないのですが、整然としていてアイテムも見やすく、店員さんも優しい女性の方(デザイナー山内さんの奥さんだそう)でとても過ごしやすいお店でしたね。

お近くにお住いの方や、名古屋に行った際などは一度立ち寄ってみてください。

 

セレクトショップでの取り扱いはまだまだ多くない

その他山内の取り扱い店では、

などが有名どころでしょうか。

あえて言うのであれば若干取り扱い店が少ないのが難点かもしれないですね。(もちろん手作業で作っているのでしょうがないのですし、大衆向けでないのも山内の魅力でもあります)

 

まとめ

山内の服作りへのこだわりや、アイテムの素晴らしさが少しは伝わったでしょうか?

 

山内は全てのアイテムが手作業で作られているため流通量が少なく、まだまだ有名ではないかもしれませんが、どこよりも服作りにこだわっているブランドです。

有名ではないにしても、知る人ぞ知るブランドってのも男心をくすぐる響きで良くないですか?笑

 

ちなみに山内で今年からSS(春夏)、AW(秋冬)の括りではなく、WS(冬春)とSA(夏秋)というイレギュラーなシーズン展開をしているので、7月中旬現在でSAアイテムのファーストデリバリーが始まったばかり。

 

本当に極上のアイテムばかりで一度は実際に手にとってほしいブランドではあるので、これから皆さんも頑張って私と一緒に山内貯金をしてみませんか?笑

ではまた!!