こんにちは、ham(@ham50865160)です。
さて5月から始めた散財備忘録ですが、今月で2回目です。
とりあえず2ヶ月は続けることができました。笑
ボーナス月だったり私の誕生月ってのもあるし、今年は色々と臨時収入もありましたから。
幸運にも私の仕事は経済的にはウイルス禍の影響を受けませんでしたので、社会に還元するって意味でもバンバンお金を使っていました。
とか言ってそれも散財を肯定するための言い訳だったりするわけですが…笑
まあそんなわけで金銭感覚が完全にぶっ壊れた6月だったということです。
服好きファッションブロガーの散財備忘録【6月の購入品】
BATONER(バトナー) パックTシャツ
こちらの記事でもご紹介しているBATONER(バトナー)は、山形県の奥山メリヤスというニット工場が運営しているファクトリーブランド。
あのAURALEE(オーラリー)のニットも作っていたという技術力の高さを持ちながら、AURALEEよりもはるかに安い価格で手に入るということで、最近かなり人気の出てきたブランドですね。
秋冬はニットが主力のBATONERですが、春夏のカットソーもクオリティはかなりの高さ。
特に私の購入したパックTは
ってくらいにコスパは抜群です。
上質なコットンを丸胴編み(脇下がシームレスな編み方)で仕上げており着心地は上々なんですが、やはりこのTシャツの1番の魅力は生地感ですね。
シャリっとしながらも柔らかさのあるコットン生地は触っていて本当に気持ち良い。
適度な厚みもあって透け感がないため1枚で着てもOKですし、極度のビッグシルエットってわけでもないのでインナーとしても優秀なんです。
このクオリティで5,940円(税込)ですからね。
服好きではない人にとっては、Tシャツ1枚6,000円は高いかも知れませんが、なかなか他では見られないくらいのコスパだと思うので是非1度手に取ってみて欲しいです。
unfil(アンフィル) striped organic cotton jersey pocket Tee
unfil(アンフィル)は、2017年に始まった比較的新しい日本のブランド。
「un fil」とはフランス語で「1本の糸」という意味であり、
素材、シルエット、ディティールをしっかり考えて時間をかけて作り、着心地が良く気軽に着られるシンプルだけど特別な洋服を。
というコンセプトのもと服を作り続けています。
デザイナーは小松さおりさんという女性の方ということもあってか、ブランド全体のデザインや色味なんかはとてもナチュラルで優しい雰囲気が多い印象ですね。
そんなunfilのボーダーTシャツはエクリュという淡い黄色、ベージュにも見えるボディに、細く細かいフォレストと呼ばれるダークグリーンのボーダーが入ったカラーリング。
この色の組み合わせが絶妙で一目惚れだったんですよね。
生地には上質なオーガニックコットンを使用し、とても柔らかく繊細に仕上がりになっていますし、ゆったりとしたサイジングと相まって非常に着心地が良い1枚です。
ただまあ欲を言えば胸ポケットがない方が良かった。
個人的にはインナー使いをイメージしていたので、インナーになった時に胸ポケットって割と余計なディティールになっちゃうというか、ない方がすっきりして見えるんですよね。
一度このTシャツに出会ってから同じようなデザインで胸ポケットのないものを探したんですが、結局このTシャツよりも良いものを見つけられず、こちらを購入しています。
なんて言うと妥協して買ったみたいになっちゃいますけど、普通に気に入っています。笑
J.M.WESTON(ウエストン) シグニチャーローファー180
自分史上、服や靴1点にかけるお金の最高額を更新したJ.M.WESTON(ウエストン)のシグニチャーローファー180。
このローファーって特にこれと言ったデザインが効いているわけでもないんですが、佇まいがとにかく美しく、上品でエレガント。
シンプルイズベストを地で行くようなローファーとなっています。
いやあ、本当に美しい。
ちょっとここじゃあ魅力や愛を語り切れなくって、是非こっちの記事を読んで欲しいですね。
ISLAND SLIPPER(アイランドスリッパ) PT223
ユッタニューマンのアリス以外にも、もっと気軽に履けて大人っぽいレザーサンダルを、割とお手頃価格で探していたところに見つけた(とは言え一昨年くらいからずっと狙ってはいたのだが…)のがISLAND SLIPPER(アイランドスリッパ)のPT223。
ISLAND SLIPPERと言えばビーサンタイプのトングサンダルが代表的なモデルなんですが、私どうもトングサンダルのあの指の間に突き刺さる感じが苦手で、甲全体を覆うクロスサンダルのPT223を選んでいます。
ISLAND SLIPPERは数年前から日本のセレクトショップでも取り扱いが多くなってきていて、最近よく見るなあとは思っていたのですが、正直舐めてましたね…
実際に履いてみると、スウェード素材がめちゃくちゃ気持ちいいんですよ。
スウェードってことで見た目にも大人っぽい、上品な印象がありますし。
またソールも厚めでしっかりとしているので、歩き心地も上々。
しかもハワイの自社工場で職人がハンドメイドで作ってるっていう、服好きにはたまらないバックグラウンドもあるんですから、こら売れるわなと。笑
それだけいろいろ詰まったサンダルで、価格が20,000円をきってくるんだから大したもんです。(並行輸入品を狙えば10,000円ちょいで買えちゃいます)
MARKAWARE(マーカウェア) Super 120’s Wool Tropical Comfort Fit Shirts S/S & Classic Fit Trousers
大好きなMARKAWARE(マーカウェア)からは思い切ってセットアップを購入。
こちらはSuper 120’s woolという、バカみたいに細くて繊細なウール糸をバカみたいに贅沢に使っており、生地感や色味は極上の仕上がりとなっています。(その分値段も極上になってますが…笑)
特にこの色味が本当に好きなんですよね。
カラー表記はベージュなんですが、光の当たり具合によっては少し赤みがかって見えたり、逆にグレーっぽく見えたりして本当に深みのある色味。
さらにこの何とも言えない杢感というか、縦横に入った線が上品さの中に抜け感をもたらしてくれます。
ちなみにこの杢感っていうのはトップ染め(原料染め)(※)といって、糸が出来上がってから染めるのではなく、糸の段階から染めるという製法を使っているからこそ生まれるもの。
糸ができる前、繊維の段階で染めて後から紡績して糸にするものを『トップ染め』と言い、これに対して糸を作ってからその糸を染めることを『糸染め』と言います。
トップ染めは糸染めに比べて色の耐久力が高く褪せにくいというメリットがあり、高級品的な位置付けになっているようですね。
なお、糸を紡ぐ前の繊維を棒に巻きつけてある状態を「トップ」と言うため、トップ染めという名前になっています。
またトップ染めでは様々な色に染まった繊維を混ぜ合わせて糸を作ることができるため、より深みのある色合いを表現することが可能。
MARKAWAREの生地もトップ染めを用いることで、杢感のある味わい深い色柄となっていますね。
生地感ももちろん最高で、さらさらと柔らかな落ち感があって、着た時にトロっとしたドレープが本当に綺麗に出ます。
しかもこの生地、防縮加工が施されているので家庭での洗濯も可能とのこと。
この価格のウールアイテムを家庭洗濯ってのはちょっとなかなかに勇気が必要ですが、特にシャツの方は毎回クリーニングってわけにもいかないので、家庭洗濯OKは嬉しいポイントではありますよね。
ちなみにこちらのシャツは、MARKAWARE定番のComfort Fit Shirts(コンフォートフィットシャツ)というモデルのシャツを半袖にしたもの。
縦横ともに結構大きいんで良い意味では雰囲気のある、ともすると少し合わせにくいようなシルエットになっていますね。
そしてパンツはClassic Fit Trousersという太めのテーパードシルエット。
これまたかなーり太くて、シルエットだけで言うとなかなかに迫力があるので、割と履く人を選ぶかも知れません。(ある程度身長が高くないと厳しいかも…)
それでもまあ履くだけで本当に雰囲気が出るので、去年くらいから個人的にかなりハマっているシルエットですね。
ただし素材感や色味、シルエットに雰囲気があり過ぎて、セットアップで着るには少し難易度が高いかなと感じています。笑
まあそれぞれでも全然使えますし、とにかく所有欲を満たしてくれるアイテムなのでセットアップで買ったことに全く後悔はないですけどね。
【服好きファッションブロガーの散財備忘録】まとめ
バカみたいに買いまくった6月でしたが、とりあえずこれで1月くらいから続いていた20SSでの買い物はひと段落かな。
ひと段落だよね?
ひと段落のはず…
いやあ最近はセール品の誘惑が多いですからね、うん…笑
さて、7月はそろそろ秋冬ものも立ち上がってきますし、来月もどんな素敵な出会いがあるのか楽しみですね!
ではまた!!
コメント