- ボリューミーでインパクトのスニーカーを探している
- スニーカーはやっぱり履き心地・歩き心地が良くなくっちゃ
- OAOのSUNLIGHTが気になる
という人に向けて、今回はOAO(オーエーオー)のSUNLIGHT(サンライト)をについて、サイズ感やデザインの秘密、実際に履いてみて気付いたちょっと気になるところまで詳しくご紹介します。
OAOのスニーカーはアートからインスピレーションを受けてデザインされることが多いですが、SUNLIGHTは人気照明インテリアであるイサム・ノグチのAKARI(アカリ)をモチーフに作られたモデル。
スニーカーとしては非常に新しいデザインですし履き心地も独特なものがあるので、正直なところ「誰にでもおすすめできる!」みたいなスニーカーではないんですよね…
ただその分刺さる人にはめっちゃ刺さる、そんな魅力的なスニーカーとなっていると思います。
この記事ではそんなOAOのSUNLIGHTについてどこよりも詳しく、そして正直にレビューしていきますので、「個性的なスニーカーで周りと差を付けたい」という人はぜひ最後まで読んでみてください。
実際に履いてみてのレビューとなるので、信用してもらって大丈夫ですよ!
\大人気の照明器具がモチーフ/
- 嫁と子供と服を愛してやまない30代既婚男性
- 20代後半で突然目覚めた遅咲きの服好き
- 年間100万円以上を服を買う服バカ
- シンプルで素材にこだわったドメブラが好き
OAOってどんなブランド?
SUNLIGHTについてレビューしていく前に、OAOというブランドについて少しご紹介していきます。
SUNLIGHTのことを早く知りたい!という人はこちらからレビューに飛べるのでどうぞ。
IT業界出身者が立ち上げたブランド
OAOは2020年にIT業界出身の人たち中心となって立ち上げたスニーカーブランドです。
ブランド名である「OAO」の由来は「One And Only(唯一無二)」であり、
都市生活を支えるスニーカー
をコンセプトに、独創的なデザインと高機能が魅力のスニーカーを作っているブランドとなっています。
2022年からは多くのメディアやインフルエンサーにも取り上げられていて、注目度も上がってきているブランドですよ
アートから着想を得たデザイン
OAOのスニーカー最大の特徴は、すべてのモデルがアート(芸術作品)から着想を得てデザインされているということ。
現代建築や彫刻、インターネットアートなど幅広いアートからインスピレーションを受けたデザインは、まさに唯一無二(One And Only)となっています。
後で詳しく紹介するけど、今回ご紹介するTHE CURVE 1は、建築家ザハ・ハディド氏の新国立競技場のデザイン案がモチーフになっているよ
都市生活に最適化された機能性
OAOのスニーカーは、都市生活を送る上で最適な機能を備えたスニーカーです。
だからスポーツスニーカーにありがちな、めちゃくちゃ耐久性があるとかクッション性がもの凄いとか、日常生活ではオーバースペックとも言えるような機能は盛り込んでいません。
あくまで「普段の生活の中で必要十分な機能を持ち、それでいてデザインが素晴らしい」というのがコンセプトとなっているんですね。
ただし決してローテクというわけではなく、すべてのモデルにビブラム社製のソールを使っていたりと、私たちが生活する上では十分ハイテクと言える機能は備えていますけどね。
OAOはミッドソールもボリューミーなものが多いので、クッション性が高い上に身長も盛れちゃうってところがまた嬉しいんですよね
また高機能という点では、OAOでは全モデル購入時にオプション(別途3,800円)で撥水・防汚加工を施すことができます。
京都で着物や振袖を取り扱っている工場が施す撥水・防汚加工は、市販の撥水スプレーの約3倍の効果があるとされており、大切なスニーカーを突然の雨や汚れから守ってくれる心強い味方ですね。
OAOの芸術的なデザインのスニーカーは汚れや経年変化を楽しむというタイプではないですし、水や汚れを気にせずガンガン履くためにも、ぜひOAOのスニーカーを買った際には付けて欲しいオプションですよ。
サスティナブルでエシカルなスニーカー作り
デザインや機能にこだわっているOAOですが、サスティナブルなスニーカー作りにも注力しています。
OAOで採用されているECCO社のレザーは、DriTan(ドライタン)という独自技術で水の大量消費や汚染を抑えたレザーとなっています。
さらにECCOレザーは食肉用の動物から採られる皮を使用しているので、革作りのために動物を殺すことがないエシカル(倫理的な)なレザーとも言えます。
これからの時代のブランドには当然のようにサスティナブルやエシカルへの配慮が必要とされますから、OAOはその点もしっかり押さえてくれているということです
またOAOの最新作であるSUNLIGHTではリアルレザーではなくフェイクレザーを使っていたりと、さらに環境へ配慮したスニーカー作りをしていますね。
OAOというブランドについてや、OAOの他のモデルについてはこちらの記事でさらに詳しくご紹介しているので、気になった人はぜひ読んでみてください。
【レビュー】OAOのSUNLIGHTってどんなスニーカー?魅力と気になる点をまるっと全部正直に教えます
改めてですが、今回私がレビューするアイテムの概要はこちらとなります。
ブランド | OAO |
アイテム | SUNLIGHT |
シーズン(購入時期) | 2022年春夏 |
カラー | ブラック |
サイズ | 27.5cm |
素材 | アッパー:フェイクレザー ソール:ビブラムソール |
価格 | 29,700円(税込) |
大人気の照明器具から着想を得た独特のアッパーデザイン
SUNLIGHTは日本が世界に誇る有名彫刻家、イサム・ノグチ氏の「AKARI」という作品から着想を得てデザインされています。
AKARIは日本古来の照明器具である提灯(ちょうちん)をベースとし、不均一に張り巡らされた竹ひごが特徴的な、イサム・ノグチ氏の代表作。
ミニマルかつ日本ならではの趣があるということで、誕生から70年以上経った今でも高い人気を誇っている作品ですね
SUNLIGHTはAKARIの中でも竹ひごが不均一に並んでいるDシリーズ(DはデタラメのD)と呼ばれる作品をモチーフにしています。
アッパーに施されたランダムなステッチがAKARIの不均一な竹ひごを表現していて、ハイテクなボリュームスニーカーに趣のある和のエッセンスを加えてくれています。
この他では見ないアッパーデザインこそが、SUNLIGHTの最大の特徴であり魅力でしょう。
AKARIを知らない人から見てもデザインが効いていると感じますし、AKARIを知っている人から見たらすごく和な雰囲気も感じるという、非常に計算されたデザインだなと。
ちなみにSUNLIGHTのカラー展開はブラックとホワイトとなっていますが、ブラックはステッチがホワイトなので目立つ一方、ホワイトの方はステッチもホワイトなのでややデザインとしての主張は控えめになっています。
個人的にはせっかくSUNLIGHTを履くなら、ステッチデザインが映えるブラックの方をおすすめしたいですね
\イサム・ノグチ氏の名作「AKARI」がモチーフ/
最新のビブラムソールが生み出すOAO史上最高のクッション性
SUNLIGHTにはProject Xという新型のビブラムソールが使われています。
Project Xは5.8cmの厚みが生み出す抜群のクッション性が特徴で、歩行時の足への衝撃を最小限に和らげてくれます。
また土踏まずに付けられたTPUパーツと爪先・かかと部分が左右に張り出した独特な形状で、地面をしっかりと踏み締めることができるため安定性もバッチリ。
クッション性が高くて安定感もあるから、長時間の立ち仕事をしている人なんかにはとても嬉しい機能ですね
SUNLIGHTではこのProject Xに加えて、高反発のウレタンインソールとコルクの中底を採用することで、さらにクッション性や履き心地を高めています。
持てる機能をもりもりに詰め込んだ、まさに超高機能ソールというわけですね。
ちなみに実際に履いてみた感触としては、地面との反発力があってグングン足が前に出るというよりは、極厚ソールに足がズンと沈むようなイメージ。
歩くのをサポートするというよりは、足全体への負担を減らしてくれて疲れにくくなっている感じです
インパクト抜群なのでコーデの主役になれる
SUNLIGHTはOAOのスニーカーの中でも特に見た目のインパクトが大きいモデル。
上から見ると土踏まずが大きくくびれたソール形状や5.8cmの極厚ソールがゴツめな印象ですが、AKARIの竹ひごをイメージしたアッパーは非常に繊細で、うまくバランスの取れているデザインだと言えるでしょう。
バレンシアガ(BALENCIAGA)の超名作スニーカー、トリプルSと彷彿とさせるようなボリュームスニーカーですね
SUNLIGHTを履くだけで足元が一気に華やかになりますし、完全にスタイリングの主役になれるスニーカーですよ。
またSUNLIGHT自体にすごく存在感があるので、コーデを組む時はトップスやボトムスは比較的シンプルで大丈夫。
そしてインパクト大のボリュームスニーカーはそれだけでストリート・カジュアルな印象があるので、コーデ全体はキレイめな方向に振るのがバランス取れていいんじゃないかなと。
個人的にはキレイめなシャツやストレートのスラックスに合わせて、少しだけモードな雰囲気にするのがすごく気に入っています
逆にトップスやボトムスをあまりごちゃごちゃさせ過ぎると、SUNLIGHTとケンカしてチグハグになってしまうので気を付けましょう。
極厚ソールで身長が盛れる
5.8cmの極厚ソールは履き心地が良いだけでなく、そのまま身長が盛れちゃうっていうのも大きな魅力。
男性であれば誰もがスラっとした高身長に憧れますし、「今よりあと5cm伸びたらどんなに嬉しいか…」と思う人も多いでしょう。
そんな人にとってSUNLIGHTの極厚ソールはまさに救世主で、SUNLIGHTを履いている時は文字通りいつもと景色が違って見えますからね。笑
ただしデートで履く際には、お座敷の店には気を付けましょう笑
SUNLIGHTを実際に履いてみて気になる点
デザイン性に優れていてインパクトも抜群のSUNLIGHTですが、実際に履いてみるといくつか気になったところもあったので、正直にお伝えしていきます。
特徴的なデザイン、ど迫力のボリューム感は好みが分かれそう
まずはやはりインパクトが大き過ぎるあまり、デザインとしては結構好みが分かれそうだなと。
デザインだけでなくボリューム感もすごいので、合うスタイルと合わないスタイルもはっきり分かれそうですね。
決して「どんなスタイルにも合う万能スニーカー」というわけではありません
またパッと見だと一昔前に流行ったダッドスニーカーのようにも見えてしまうので、見る人が見たら「あれ?ちょっと時代遅れかな?」と思われてしまうかも。
アッパーの素材感がちょっとだけ物足りないかなあ…
SUNLIGHTのアッパーにはエシカルなフェイクレザーが使われているのですが、このフェイクレザーの質感が単純な「素材としての高級感」という点においては若干物足りないように感じますかねえ。
環境保護や動物保護の観点からフェイクレザーが素晴らしい素材だということは分かるのですが、ファッションとしてはやはりリアルレザーには敵わないかなと。
ただもちろんフェイクレザーにも撥水性が高くケアが簡単というメリットがあるので、一概にフェイクレザーが劣っているというわけではないんですけどね…
どうしてもリアルレザーの質感が好きという人は、同じOAOのTHE CURVE 1にはリアルレザーが使われているので、そちらを検討してみても良いかも知れません。
で、結局SUNLIGHTって「買い」なの?
- AKARIからインスピレーションを受けた幻想的なデザイン
- 極厚のビブラムソールによるOAO史上最高のクッション性
- インパクト抜群でコーデの主役になれる
- 極厚ソールで5cm以上身長が盛れる
- OAO公式オンラインストアなら返品交換無料だから試着感覚で買えちゃう
- 独特なデザインは好みが分かれそう
- エシカルなフェイクレザーを使っている分、素材感はもうひとつ…
- スニーカーとしてはやや価格が高い
スニーカーにインパクトを求める人、安定感がある履き心地が好きな人は「買い」
SUNLIGHTはとにかく見た目にインパクトがあって、ガシッと地面を踏みしめるような安定感のある履き心地が魅力のスニーカーです。
なので「スニーカーは見た目にインパクトがなくちゃ!」とか「がっしりと安定感のある履き心地が好き」という人は買って損がないでしょう。
間違いなくコーデの主役になれるスニーカーですし、有名なアート作品をモチーフにしたというバックグラウンドも素敵ですしね。
ただし特に見た目は結構好みが分かれると思うので、気に入った人にはとことん刺さるけど、少しでもデザインで気になる部分があるならOAOの中でももっと無難なモデルを選んだ方がいいかと。
私は非常に好きなデザインですが、決して万人受けするスニーカーではないでしょう
\インパクト絶大で主役になれるスニーカー/
似たようなスニーカーと比較してみると…
「SUNLIGHTと似たようなスニーカー」と言っても、SUNLIGHT自体がかなり唯一無二なスニーカーなので難しいんですよね。
上述のように、シルエット的にはバレンシアガのトリプルSなんかはすごく近いのですが、価格があまりにも違い過ぎて購入にあたっての比較対象にならないでしょうし。(トリプルSは12万円くらいします笑)
なのでデザイン的には少し違いますが、比較対象となるのは同じOAOの THE CURVE 1などでしょうか。
THE CURVE 1はOAOのブランド立ち上げ時からある定番人気モデルで、幻の新国立競技場をモチーフにしたスニーカーです。
モノトーンのアッパー、極厚のソール、全体的なボリューム感などSUNLIGHTと共通点も多く、価格もほぼ同じ(SUNLIGHTが29,700円、THE CURVE 1は28,600円)なため、どちらか迷う人も多いんじゃないかなと。
ただSUNLIGHTががっしりと地面をつかんで安定感がある一方で、THE CURVE 1はゆりかご型ソールでグングンと足が前に出るような作りとなっているため、履き心地に関してはかなり違います。
アッパーデザインに関しても、SUNLIGHTはホワイトステッチがアクセントとなっているので、スニーカーとしてより目立つデザインなのはSUNLIGHTかなと。
THE CURVE 1は基本的には完全にオールブラックorホワイトなので、さらにシックでモードな雰囲気となりますね。
また上述のようにSUNLIGHTのアッパーにはフェイクレザーが使われていて、その質感がやや物足りなくはあるので、そういう意味ではリアルレザーを使っているTHE CURVE 1は価格に対しての満足感が得やすいかも知れません。
ただまあアッパーの質感なんてよほど近寄って見ないと分からない部分ではあるので、基本的には履き心地とデザインの好みで選んでもらって大丈夫そうです。
THE CURVE 1についても実際に履いてみた上でしっかりとレビューしているので、気になった人はぜひ読んでみてください。
【OAOのSUNLIGHT、魅力と気になる点をまるっと全部正直に教えます】まとめ
SUNLIGHTはインパクト絶大でコーデの主役になれるスニーカーです。
コーデに足元でアクセントを付けたい時や、ここぞって目立ちたい時には非常に重宝するでしょう。
この記事を読んでSUNLIGHTが気になったという人は、ぜひOAO公式オンラインストアからのぞいてみてください。
ではまた!!
\大人気の照明器具がモチーフ/
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