- 安くて良いタンクトップを探している
- ユニクロと無印、どっちのタンクトップが良いの?
- タンクトップなんてなんぼあってもいいですからね
という人に向けて、今回はユニクロと無印のタンクトップを実際に着まくっている私が、徹底的に比較レビューしていきます。
夏のインナーと言えばタンクトップ。
特に2022年くらいからはインナーとしてタンクトップがトレンドになっていまして、良いタンクトップを探しているって人も多いと思います。
ただ真夏の汗を一身に受け止めるインナーということもあって、どうしたって枚数が必要になる。
となると1着にお金はかけられないから、自ずとファストファッションから探すって人が多いと思いますが、そこで出てくるのが我らがユニクロと無印良品でしょう。
何かと比較されることが多いユニクロと無印ですが、タンクトップはどちらが優秀なんでしょうか?
ということでこの記事では、ユニクロと無印両方のタンクトップを着込んだ上で、着心地や生地感、シルエットなどを徹底的に比較していき、結局のところどちらがおすすめなのか?までをしっかりとご紹介していきます。
ちなみに結論だけ先に言ってしまうと、無印のタンクトップの方がおすすめです
- 嫁と子供と服を愛してやまない30代既婚男性
- 20代後半で突然目覚めた遅咲きの服好き
- 年間100万円以上を服を買う服バカ
- シンプルで素材にこだわったドメブラが好き
【最強インナー決定戦〜夏の陣〜】ユニクロと無印のタンクトップをガチで比較してみた
はじめにユニクロと無印、両者のタンクトップの基本データをさらっと比較してみましょう。
ユニクロ | 無印良品 | |
---|---|---|
商品名 | ドライカラーリブタンクトップ | さらっと綿タンクトップ |
素材 | コットン73% ポリエステル27% | コットン100% (リブはコットン89%、ポリエステル11%) |
サイズ展開 | XS〜4XL | XS〜2XL |
カラー展開数 | 7色 | 3色 |
価格 | 590円 | 1,490円 |
ここからは実際に着てみて気付いた点などを含めて、徹底的に比較レビューしていきますよ。
まずは結論から
いきなり結論から言っちゃいますが、個人的には無印良品のさらっと綿タンクトップの方がおすすめです。
理由は、生地感が気持ち良くて締め付けのないシルエット、首と脇の開き具合が控えめで大人でも着やすいからです。
特に生地感は、ユニクロと無印で分かりやすく違う部分。
無印はコットン100%で非常になめらかな質感となっている上、接触冷感とまではいきませんが、ほんのりとひんやりするような肌触りなんですよね。
これが着ていて本当に気持ち良くって。
やや身幅も広めで、普通のカットソーのような着心地も魅力でしたし。
またシャツのボタンを開けて着る時などに、タンクトップの首と脇の開き具合は非常に重要なのですが、その点も無印の方が優っていると思います。
無印は首と脇の開き具合が小さく肌の露出が少ないので、生々しさが出にくいのが良かったですね。
大人の色気として受け取られる、ギリギリの露出具合だと思います
逆に言うと、ユニクロのリブタンクトップはややタイトめなサイジングで、首と脇が開き過ぎてるかなと。
価格は無印の方が倍以上するのですが、価格に関してはユニクロが異常なだけで、無印も十分お手頃価格ですしね。
以上のことから、大人がインナーとして着るなら、無印良品のさらっと綿タンクトップの方がおすすめです。
さあここからは「無印の方がおすすめ」という結論を踏まえて、両者の違いを細かく見ていきましょう。
デザインの違い
「タンクトップにデザインもクソもないだろう」という声が聞こえてきそうですが、意外とそんなこともないんですよ。
実際ユニクロと無印のタンクトップを比べてみると結構違くて。
大きく違うのはリブのデザインと、襟ぐり・アームホールの開き具合です。
まずはリブのデザイン。
ユニクロの方はリブが太くて厚めなのに対して、無印は細く薄手のものになっています。
この違いにより、タンクトップ全体で見た時にユニクロの方はスポーティに、無印の方はややインナーっぽい印象になりますね。
また肩部分(正確な名称は分かりませんが、本記事ではそう呼ばせてもらいます)の太さは、ユニクロ無印ともに実寸で2.5cmと変わらないのですが、リブの存在感がある分ユニクロの方が肩部分が細く見えます。
肩部分が細いとよりスポーティに、太いとノースリーブっぽく見えるので、結構見た目のイメージが左右される箇所でもありますよね。
あとユニクロのリブは太くて分厚いため着ていてちょっと肌に当たる感覚がありますが、無印は気になりません。
リブの見た目や着心地的には、私は無印の方が好きです
次に首と脇の開き具合ですが、どちらもユニクロの方が深く広く開いています。
首と脇の開きが大きいと肌の露出部分が増えて、良く言えば色気のある、悪く言えば生々しい感じになりますね。
この色気と生々しさの境界線は非常に難しくって。
髪型や体型といった本人の雰囲気によっても変わってきますが、基本的には歳をとればとるほど肌の露出は抑えていった方がベター。
その点で見ると、ユニクロが肌の露出が多いのに対して無印は控えめになっているので、非常に着やすいデザインと言えるでしょう。(まあ無印は生地感に下着っぽさがあるので、そういう意味での生々しさは少しありますけど)
基本的には肌の露出が多いとファッションとしての難易度が上がるので、30歳を超えた大人はもちろん、ファッション初心者にも無印の方がおすすめかなと。
ユニクロの方は肌の露出部分が広く肩部分も細く見えるので、めちゃくちゃ大袈裟に言うとボディービルダーが着ているタンクトップのように見えるんですよ
ちなみに20代とか若い人なら、ユニクロのタンクトップで肌を見せるのもいいと思います。(もちろんある程度身体を絞っているのは前提で)
健康的な若さは、肌見せによる生々しさや不潔感を凌駕しますから。
サイズ感・シルエットの違い
ユニクロ、無印双方の公式サイトにあるサイズスペックは以下のとおりとなっています。(私の購入したXLサイズで比較)
ユニクロ | 無印良品 | |
---|---|---|
身丈 | 74 | 73.5 |
身幅 | 48 | 50.5 |
ユニクロの方が身丈が長く身幅が狭いということで、縦長なシルエットになっていることが分かります。
実際に着てみるとユニクロの方は特に身幅の狭さを感じて、結構タイトというか、体にフィットする感覚はあります。
逆に無印は普通のTシャツのようなサイズ感で、体を締め付けるような感じはありません。
タンクトップのサイズ感は見た目に関わってくるところではないので、どちらが優れているとかではなく、完全に着心地の好みの問題になります。
ユニクロはインナーらしいフィット感があり、無印はさらっとしたリラックス感がありますね。
私は無印のゆったりとした着心地の方が好きです
生地と着心地の違い
生地の組成は、ユニクロがコットンとポリエステルの混紡、無印がコットン100%となっています。
この生地の違いによる着心地の違いが結構大きくて、ユニクロはドライでガサっとした着心地なのに対し、無印はさらっと柔らかな着心地。
ともに真夏の暑さ対策や汗をかいた際の快適性を求めた生地ですが、方向性が違うのはおもしろいですよね。
上述のようにユニクロはフィット感のあるサイジングなので、汗をかいても体に貼り付きにくいドライタッチな肌当たりで、ポリエステルなので速乾機能も備えています。
無印はゆったりサイズなのでさらっと風通しの良い質感で、糸の段階で特殊な加工を施すことで生地にシャリ感を付与し、若干の接触冷感になっています。
これも好みですが、私は無印のさらっとした着心地が好きですね。
確かに速乾性やドライタッチではユニクロの方が優れているかも知れませんが、無印も薄手の生地なので割とすぐに乾きますし、何よりコットン100%なので汗をかいてもベタつかないのが良いんですよ。
なお無印の方は結構「接触冷感」を売りにしているのですが、実際はほんのり冷たいかな?程度です。
まあ特殊な化学繊維を使っているわけでもないですし、接触冷感目当てに購入するのは避けた方がいいでしょう。
バリエーションの違い
下にまとめるように、ユニクロと無印ではサイズとカラーのバリエーションが結構違います。
ユニクロ | 無印良品 | |
---|---|---|
カラー展開 | ホワイト グレー ダークグレー ブラック オリーブ ネイビー ブルー | 白 ライトグレー 黒 |
サイズ展開 | XS〜4XLの8サイズ | XS〜2XLの6サイズ |
ただし個人的にはタンクトップにそれほどのバリエーションを求めていないので、両者の差はあってないようなものかと。
だってタンクトップなんてだいたいジャストめなサイジングで、カラーはブラック・ホワイト・グレーくらいまであれば十分じゃないですか?
特にユニクロや無印のタンクトップは完全にインナー専用なので、サイズもカラーで遊ぶ必要がないですし
サイズに関しては私は179cm73kgでユニクロ無印ともにXLサイズを購入していますが、これはある程度洗濯で縮むことを考慮したため。
新品時のサイズ感ならLサイズでもちょうど良かったです。
カラーに関しては私は今回比較したブラックの他にホワイトも持っていますが、まあこの2色で必要十分かなと。
ちょっとハズしでグレーやオリーブなんかもいいかもですが、基本的に大人ならモノトーンで全然OKでしょう
価格の違い
ユニクロのリブタンクトップは590円(!)、無印のさらっと綿タンクトップは1,490円となっています。
価格に関してはユニクロの圧勝ですね。
無印はユニクロの倍以上しますから。
ただしこれはもうしょうがないというか、ユニクロがイカれてますよ。笑
まあ無印はあくまでコットン100%にこだわっているので、化繊を使っているユニクロより高くなるのは仕方がないこと。
天然素材で接触冷感やらの機能性を求めようとすると、特殊な加工が必要になっておのずと原価は上がりますからね
それに無印の方も1,490円なら十分に安いですよね。
いずれにせよこの価格帯であれば、価格を最優先で考えるよりも、着心地やシルエットなどを優先して選んでいいと思いますよ。
再び結論。私は無印の方がおすすめ
ここまでユニクロのリブタンクトップと無印のさらっと綿タンクトップを、デザイン・サイズ感・生地・価格で比較してきました。
そして繰り返しになりますが、私の結論としては無印のさらっと綿タンクトップの方がおすすめです。
理由は以下のとおりです。
- 肌の露出が(ユニクロと比較して)控えめだから大人でも安心して着られる
- ゆったりシルエットで着ていてストレスにならない
- さらっとした生地感は着ていて気持ちが良い上、若干の接触冷感もある
- 価格も十分安い
シルエットや生地感は好みの部分もあるので、やっぱり決め手は①の肌の露出度合いかなと。
タンクトップやシアートップス(透け感のあるトップス)がトレンドになり、メンズの肌見せが許されてきた昨今とはいえ、基本的に大人の男性は肌の露出は抑えた方がベターでしょう。
そもそも透け感や肌見せはまだまだ若者のトレンドで、大人の男性が飛び付く段階ではないですし。
そういった意味で、無印のタンクトップはギリギリ色気として受け取られる範囲なのに対し、ユニクロはちょっと露出し過ぎですね。
若者だったらユニクロも全然いいと思うんですけどね。価格も無印より安いし
ただしここで1つ注意点。
無印のタンクトップもあくまで「ユニクロと比較して」露出が控えめってだけで、一般的なタンクトップとして首や腕が詰まっているわけではないです。
だから1枚で着るのは当然のこと、シアートップスでガッツリ透けさせるのも、大人の男性なら避けた方が良いでしょう。
あくまで普通のシャツやTシャツのインナーとして着るものです
【ユニクロと無印のタンクトップをガチで比較してみた】まとめ
今回はコスパファッションの二大巨頭であるユニクロの無印良品のタンクトップを、実際に着込んだ上で比較してみました。
ユニクロ | 無印良品 | |
---|---|---|
デザイン | 肌の露出多め | 比較的肌見せが控えめ |
サイズ感 | ややタイト | ゆったり |
生地感 | ポリ混でドライタッチ | コットン100%でさらさら |
バリエーション | カラー・サイズともに豊富 | 必要十分 |
価格 | 590円 | 1,490円 |
私の結論としては、大人の男性なら無印良品のさらっと綿タンクトップの方がおすすめ、となりました。
たかがタンクトップと言えど、デザインやシルエット、特に肌見せの範囲はこだわっていきたいところですね。
ユニクロも無印も、めちゃくちゃコスパが良いタンクトップであることに変わりはありません。
この価格であればある程度の失敗も許容できると思うので、気になった人は「とりあえず両方買ってみる」でもいいかも知れませんね。
ではまた!!
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