【香水レビュー】メゾンマルジェラのウィスパーインザライブラリーは大人の色気漂う古本の香り【匂い解説や持続時間、付けたい場面まで詳しくご紹介】

こんにちは、匂いフェチのはむすけです。

という人に向けて、今回はメゾンマルジェラのウィスパーインザライブラリー（Whispers in the Library）をご紹介していきます。

人間関係において香りってとっても重要。

香りってその人の印象に強く紐付くものですし、香りひとつで相手に与える自分の印象をガラッと変えることができます。

普段から自分の香りをコントロールして、人間関係を円滑に進めたりその場の雰囲気を作れたら、本物の大人って感じがしますよね。

今回ご紹介するウィスパーインザライブラリーは、そんな大人が付けるのに相応しい、落ち着いた色気のある香りが特徴の香水です。

この記事ではウィスパーインザライブラリーを実際に使っている私が、以下の項目について詳しくレビューしていくのでぜひ参考にしてみてください。

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【香水レビュー】メゾンマルジェラのウィスパーインザライブラリーは大人の色気漂う香り【匂い解説や持続時間、付けたい場面まで詳しくご紹介】

オックスフォードの古い図書館の思い出

嗅覚は五感のうちで最も記憶に強く繋がっています。

そしてメゾンマルジェラの香水にはそれぞれ『香りの記憶』という、その香りにまつわる思い出・ストーリーがあります。

ウィスパーインザライブラリー（Whispers in the Library）は直訳すると「図書館での囁き声」ですが、その名の通りウィスパーインザライブラリーの香りの記憶は図書館の思い出。

1997年、オックスフォードの図書館

積み上げられた古書とワックスがけされた木の床の香り

もちろん私はオックスフォードの図書館なんて行ったことはありませんが、このストーリーを聞いてからその香りを嗅ぐと、こんな図書館の情景が目に浮かぶようですね。（下記はすべて私の妄想です笑）

オックスフォードの町外れにあるとても古い図書館
ボロボロだけど雰囲気があって、地元の人からは町のシンボルのように愛されている
そこには何百年も前からあるような木製の本棚と雑然と並べられた古書の数々があり、静寂の中で本のページをめくる音だけが聞こえてくる…

古本をイメージしたバニラ中心の甘い香り

ウィスパーインザライブラリーは、付けたて（トップノート）でバニラの甘いが強く香り、甘さが落ち着くにつれてウッディやペッパー、シダーの香りが顔を出してくるというもの。

トップノートのバニラは結構ガツンと来るので、好き嫌いは分かれるかなと。

しかしただ甘ったるいだけはなく、ミドルノートやラストノートのスパイスやシダーがピリッと引き締めてくれているので、非常に奥行きのある甘さです。

例えて言うなら「熟成したウイスキーのような、まろやかで甘い木の香り」でしょう。

香りが強く、持続時間も長い（＝コスパが良い）

ウィスパーインザライブラリーは香りが強く長時間持続するのも特徴。

同じレプリカシリーズのレイジーサンデーモーニングが3〜4時間の持続力なのに対して、ウィスパーインザライブラリーは6〜7時間は持続する印象です。

だから朝家を出る前に付けたとしても、仕事が終わって帰ってくるまでしっかりと香ってくれます。

ちなみに香水の1プッシュは大体0.13〜0.15mLと言われており、メゾンマルジェラのレプリカシリーズ各サイズの使用回数の目安は以下の通りです。

私は今回30mLを購入しましたが、30mLでも毎日欠かさず使ったとしても半年以上は確実に持つということですね。

また爽やかなシトラスや石鹸系が王道のメンズ香水の中で、甘いバニラ系という意味でウィスパーインザライブラリーはちょっと癖のある香水です。

なので個人的には毎日使うというよりは、ちょっと今日は気分を変えたいって時や大人のムードを出していきたい時にピンポイント的に使うっていうのがおすすめの使い方。

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甘さの中にもピリッとスパイシーさがある

ウィスパーインザライブラリーは「最初は甘く、徐々にウッディ&スパイシー」な香りですが、付けてから大体10分くらい経つとウッディな香りが強くなってきます。

ほんのり甘い木の香り、という点ではこのくらいが1番図書館の香りに近いかなと思います。

ワックスがけされた図書館の古い木の床、日本で言うと学期末の小学校の教室を思い出すような少し懐かしい香りですね。（皆さんの小学校でも学期末の大掃除でワックスがけしましたよね？）

またその後にゆっくりと顔を出すペッパーの香りは、図書館の本棚に何年も放置されてきたような古本のページをめくった時のような、これまた落ち着く香り。

繰り返しになりますが、このウッディでスパイシーな香りのおかげでただ甘ったるいだけの香りではない、非常に深みのある大人の甘さを実現しているんですね。

ウィスパーインザライブラリーの少し気になる点

ウィスパーインザライブラリーはバニラの甘い香りが特徴の香水で、メンズが付ける香水としてはかなり独特な香りです。

だから比較的好き嫌いは分かれるでしょうし、「いつでもどこでも誰でも付けられる香水」ってわけではありません。

万人受けする香りでもないと思うので、例えば初対面の人に会う時なんかは付けない方が良いかも知れませんね。

また香りが強く持続するということで付け過ぎにも注意が必要。

甘いバニラ系は他の香りに比べて苦手な人も多いですし、中には気持ち悪くなっちゃうって人もいますからね。

男性であればワンプッシュ出し切らないくらいの量で十分でしょう。

また付ける場所も香りやすい手首や首元ではなく、腰や足首などの時間をかけてさりげなく香ってくれる場所がおすすめです。

ウィスパーインザライブラリーはこんなシチュエーションで使いたい

落ち着いた甘さは秋冬向け

ウィスパーインザライブラリーはバニラの甘さが目立つ香水。

寒い日にホットミルクを飲むようなイメージで、秋冬にふんわりと付けたい香りですね。

また、春先の少し暖かくなってきた柔らかな陽気の中でも映えそう。

逆に真夏なんかは、まあ付けられないことはないでしょうけど少しムワッとしてしまうので、場面によっては暑苦しくなるかも知れません。

小洒落たバーや夜景ドライブといった大人の夜デートにはぴったり

甘さの中にもスパイシーさのある少しセクシーな香りは、日が落ちた後のデートでムードを演出するのにもぴったり。

ジャズなんかがかかった小洒落たバーや夜景を見に行くドライブとかで付けてたら、そりゃあ雰囲気出るでしょうね。

ただし先述のように香りが強い香水なので、レストランなどでキチンと食事を楽しみたい場面では付け過ぎに注意しましょう。

雨の日や、春夏の少し肌寒い日にも付けたい

甘くしっとりとした香りは、雨の日や少し肌寒い日にも良く合います。

雨の日や肌寒い日ってなんだか憂鬱になりますよね？

そんな時はいつもと違う香りを身に纏うと、気分も変わって元気が出てくるのでおすすめですよ。

仕事や学校はギリギリOKライン

ウィスパーインザライブラリーは仕事や学校に付けていけないことはない、ギリOKってレベルでしょう。

どうしてもバニラの甘い香りが中心なので職場や学校向きとは言えませんが、ウッディやスパイシーも含んだ落ち着いた香りなので、付ける人のキャラクターによってはそこまで違和感なく付けられるかも知れません。

まあこの辺は職種や職場の雰囲気、学校での自分のキャラクターによるものも大きいので一概には言えませんが、「迷ったらやめておく」くらいの感覚にしておくのが良いでしょう。

あとはウィスパーインザライブラリーに限らずどんな香水でも付け過ぎは良くないですからね、付ける量はもちろんのこと付ける場所も意識して、微かに香るくらいのイメージで付けてください。

もちろん読書する時にも

ウィスパーインザライブラリーを付けたいシチュエーションと言えば、やっぱり1番は読書する時ですよね。

図書館のような甘い木の香りは、リラックスして読書するのにはぴったりです。

また甘く優しい香りなので寝る時に枕にシュッとひと吹きして、寝香水として使うのもいいでしょう。

ウィスパーインザライブラリーはどこで買えばいいの？

お手軽に、スピーディーにだったらAmazonや楽天もアリ

まず何よりもお手軽に、スピーディーに買いたいならAmazonや楽天がおすすめ。

メゾンマルジェラのレプリカシリーズは人気が高く、Amazonや楽天を含む様々なショップで取り扱いがあるので、いつも通りのネットショッピングの感覚で買えちゃいます。

また並行輸入品ということで定価よりも安く手に入ることもあるので、できるだけ安く買いたいという人もAmazonや楽天で探してみると良いかも知れません。

ただし人気や在庫状況によっては逆に定価よりも高値で販売されていることもザラにありますし、これはあまり言いたくないのですがショップによっては偽物の可能性もまったくないとは言い切れません。（Amazonや楽天のECモールに出店できているだけである程度は安心だとは思うんですけどね…）

ちなみにAmazonや楽天では香水をアトマイザーに分注したオリジナル商品も売っていますが、ああいうのは偽物の可能性はもちろんのこと、香水の品質（※）も怪しい部分があるので買わない方が良いですね。

＼信頼できるショップから買おう／

確実に定価で本物を買いたいなら直営店やアットコスメショッピングがおすすめ

「偽物の心配はせず、特別安くなくてもいいから確実に定価で買いたい」という人には、直営店もしくはアットコスメショッピングがおすすめ。

直営店は言わずもがな、1番確実に定価で本物を購入できる手段ですからね。

ただお住まいの近くに直営店がない人や直営店に入るのはハードルが高いという人は、アットコスメショッピングもかなり良いです。

アットコスメショッピングは大手コスメショップのアットコスメが運営するECサイトで、メゾンマルジェラのレプリカシリーズに関しては多分1番多く取り扱っているショップなんじゃないかと。

運営元も大手で安心ですし、品揃えは豊富かつ確実に定価で買えるので、ネットでメゾンマルジェラの香水を買うならアットコスメショッピング以上のショップはないだろうなって思います。

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ただやはりウィスパーインザライブラリーは独特な香りの香水なので、ネットで買うにしろ一度は実物を嗅いでからの購入がおすすめです。

もしもなかなか実物を見に行く機会がない、でも何か良い香水が欲しいという人は、同じメゾンマルジェラのレイジーサンデーモーニングのように、好みが分かれず万人受けする香水の方が良いでしょう。

欲張りで飽きっぽい人には香水のサブスク、COLORIA（カラリア）がぴったり！

そんな人にぴったりなのが、香水のサブスクリプションサービスであるCOLORIA（カラリア）。

サブスクということで、月々1,980円（税込）から好きな香水を月替わりで使えちゃうという欲張りで飽き性な人には持ってこいのサービスです。

カラリアでは超人気の定番ブランドの香水が数多くラインナップされており、その中からプランに応じて1〜3種類の香水を選べます。

選んだ香水は4mLのアトマイザーに入れて送られてきますが、これは先述の計算式（香水1プッシュで0.13〜0.15mL）に当てはめると27〜30回使える計算で、1日1プッシュ1ヶ月でちょうど良い量。

気に入ったら次の月も同じ香水を選べばいいですし、気分を変えたい時や季節に応じて違う香水を選べるってのはサブスクならではの魅力ですよ。

また香水って香水売り場で嗅いだだけでは香りの変化などなかなか分からない部分も多いですし、お気に入りの香水を見つけるまでのお試し期間としてカラリアを使うみたいなのもいいかも知れません。

香水って買ったはいいものの実際に使ってみるとあまり気に入らなかったって場合にも、使い切るのに1年以上かかってしまって結構苦痛ですからね…

ちなみにウィスパーインザライブラリーは人気香水であるため月額とは別途で500円かかってしまいますが、元がかなり高価であること、メゾンマルジェラのブランド力を考えるとそこまで割高な印象はありませんね。

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【メゾンマルジェラのウィスパーインザライブラリーは大人の色気漂う古本の香り】まとめ

ウィスパーインザライブラリーは図書館をイメージした落ち着いた甘さのバニラの中に、ワックスがけされた古い木の床のようなウッディ&スパイシーな香りがアクセントになっている大人の香水でした。

メンズ香水ってどうしても爽やか一辺倒になりがちですから、たまにはこういうしっとりした大人の香りを纏うのも良いですよね。

また女性が付けても違和感のない香り（むしろ女性の方が合いそう）ですから、彼女や奥さんとシェアして使えるってのも魅力だと思います。

私は同じメゾンマルジェラの香水であるレイジーサンデーモーニングも使っていますが、やっぱりマルジェラの香水はそのストーリー含めておもしろい香りが多くってハマりそうですね。

香りの良さだけでなく、所有欲・コレクション欲を刺激する、付けていて非常に楽しい香水ですよ。

ではまた！！

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