こんにちは、ham(はむ)です。
レザーサンダルの最高峰、ユッタニューマン(JUTTA NEUMANN)。
『サンダル界のロールスロイス』と呼ばれるほど履き心地が良い一方で、価格は5万円以上とべらぼうに高い、しかも履き慣らすまでが修行であることでも有名なサンダルですね。
今回はユッタニューマンの1番人気モデルであるアリス(Alice)を2年間(2シーズン)履きまくった私が、アリスがどのような経年変化をしたのかご紹介しつつ、上のような質問にバッチリ答えていこうと思います。
ちなみにアリスを1年履いた時点での経年変化レビューはこちら。
>>【経年変化レビュー】ユッタニューマンのアリスを約1年履いてみて溢れる愛を語っていく【修業は終わった?】
【経年変化レビュー】ユッタニューマンのアリスを2年間履きまくったらこうなる!【履き心地やサイズ感の変化は?】
最初に言っておくと私は2019年の6月にアリスを購入していますので、この記事の投稿時点(2021年6月)では丸2シーズン履いて、これから3シーズン目ということになります。
>>【購入レビュー】ユッタニューマンのアリスは本当に『サンダル界のロールスロイス』なのか?
なおユッタニューマンは様々なディテールをカスタマイズできるのですが、私のアリスは以下のようなスペックとなっています。
- サイズ:9D
- カラー:ブラック
- フットベッド:ラウンド
- ソール:ビルケンソール
ケアに関してはステインリムーバーで汚れを取ってデリケートクリームを塗り込む程度のものを、シーズンの始めと終わりに1回ずつ、シーズン中にも気が向いたら1回くらいの頻度で行っているくらいです。
革質の変化
ユッタニューマンでは基本的にラティーゴレザーという堅牢な革が使われています。
このラティーゴレザーの硬い革質が履き始めの苦行の原因でもあるんですけど、さすがに2年経つと革質はだいぶ柔らかくなってきていますね。
ユッタニューマンは履き慣らすまでが修行と言われていまして、かったい革のサンダルを素足で履くもんだからもう皮は剥けるわ血は出るわで本当に大変なことで有名です。
たださすがに2シーズン履いた今では完全に修行は終わっています。
というか丸1シーズン履いたくらいで痛みはなくなりました。
まあそれでも2年目の始めは履いていると革が当たる部分が赤くなったりしていまして、それが気になって一度だけミンクオイルを塗り込んでいるんですけどね。
このミンクオイルのおかげもあってか今ではもう全く靴擦れ(サンダル擦れ?)はしませんし、足が赤くなることもありませんよ。
見た目や色味の変化
ラティーゴレザーにはロウが含まれているので新品時点でもある程度はツヤ感があったのですが、履き込むにつれてツヤ感は増してきています。
カラーも新品時のブラック(ほぼダークブラウン)から結構色落ちして、だいぶ赤みが強くブラウンっぽい色味になってきていますね。
個人的にアリスはこれくらいの色味が理想だったので、かなり良い感じで気に入ってます。
なのでこれからもっと激しく色落ちするようなら、補色クリームとかで補色していこうかとも考えていますね。
ちなみに下の写真が2年前のアリスです。
サイズ感の変化
サイズ感に関しても新品時からは少し変化していて、フットベッドが沈むことでやや大きくなっているように感じます。
私は新品時ではかかとがジャスト〜若干はみ出るくらいでしたが、今ではジャスト〜若干ゆとりがあるくらいとなっています。
ちなみに私の足のサイズはこんな感じ。
またアッパーストラップやサムホールが柔らかくなることで、より足が深く入るようになったのもサイズ感が大きく感じるようになった原因でしょう。
とにかく私の経過上から言うと、新品時では多少小さいくらいの方が履き込んだ時はちょうどよくなるんじゃないかと。
あとミンクオイルの塗り過ぎには注意が必要です笑
履き心地は最高
ええ、履き心地は最高ですね。
まあ「ロールスロイスか?」と言われると微妙な部分もありますが(そもそもロールスロイスなんて乗ったことも見たこともないので笑)、間違いなく私が今まで履いてきたサンダルの中では最も履き心地が良いですし、今後アリスを超えてくるサンダルってのもちょっと想像できません。
あとはなんせ本当にどんなコーデにも合うんですよね。
これが本当に最高のポイントで、どんな服着てても結局アリスが1番合っちゃうもんだから、夏はほぼ毎日アリス履いてますもん。笑
そろそろソール交換か?
これもまた経年変化と言えばそうなんですが、ビルケンソールはだいぶ擦り減ってきています。
特に踵はもうすぐフットベッドのレザー部分に達してしまいそうなので、そろそろ何かしらの修理が必要なのかなと。
ソールが擦り減るとせっかくの履き心地の良さも損なわれますし、今シーズン終わったら、もしくは履いていて気になってきたら今シーズン中にも修理に出すかも知れませんね。
ちなみにユッタニューマンのビルケンソール交換は大体7,000〜9,000円くらいかかるそうです。
ちなみに最初の1シーズン履いた時点(2020年8月)ではこんな感じだったので、痛みがなくなってから一気に履く頻度と時間が増えたのがよく分かります。笑
2年間履いてみて気付いた、気になる点
結論から言っちゃうと、気になる点って正直ほとんどないんですよね。
まあ強いて言えば、レザーだから雨の日に履けないことくらいかな?
あとこれはユッタニューマンの気になる点と言うか、「私のアリス」の気になる点なんですけど、新品時から左のフットベッドにかなり大きなシワがあるんですよね。
私は楽天で買ったんですけど、商品ページには「レザーの特性上、傷や皺が付いているものがありますのでご了承下さい」との記載はありましたし、レザーの特性だってことも頭では理解はできるんですけど、にしてもちょっとシワがデカ過ぎませんか?笑
もちろん不良品ではないので返品・交換は不可…
まあ履いている分には全く見えませんし、これも一種のアジと言ってしまえばそれまでですが、やっぱりちょっと気になっちゃいますね。
特に他の人のキレイなユッタニューマンを見た日にゃあ…ね。
逆にこれくらいのシワや傷が気にならないって人は、楽天やAmazonでは並行輸入品を買えるので、国内の正規取扱店よりも2万円近く安く買えることもあります。
もちろん楽天やAmazonで買ったからといって全部が全部こういうシワや傷があるわけじゃないですし、トータルでリスクとベネフィットを考えたら通販の方が賢い選択な気もしますね。(私はただ運が悪かっただけですから…笑)
結論:最高のサンダルだし、絶対に「買い」
もうお分かりかと思いますが、ユッタニューマンはデザイン・経年変化・履き心地・汎用性などあらゆる面で間違いなく素晴らしいサンダルです。
これまで私が履いてきたどんなサンダルよりも気に入っていますし、何年後かわかりませんが今履いてるアリスを履き潰したら確実にもう一度アリスを買います。
ちょっともうユッタニューマンのない夏は考えられませんからね。
それくらいに素晴らしいサンダルなので、ちょっとでも悩んでる、ユッタニューマンが候補に入るよって人には自信を持って「買い」なサンダルだとおすすめできますよ。
【ユッタニューマンのアリスを2年間履きまくったらこうなる】まとめ
改めて冒頭の質問にお答えしましょう。
ユッタニューマンのアリスは、私の貧弱な語彙力と拙い文章では伝えきれないくらいに素晴らしいサンダルです。
確かにサンダルとしてはめちゃくちゃ高いんですけど、騙されたと思って一度買ってみて欲しいですね。
絶対に後悔しませんから!
ではまた!!
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