- 高い服を買ってもすぐにヘタっちゃうんだよな
- おしゃれな人と同じ服なのに、なぜか自分だけキマってない気がする…
- 大好きな服を長く大切に着ていきたい
というあなたに向けて、今回はおしゃれな人は必ずやっている服のケアについてご紹介していきます。
せっかく高い服、お気に入りの服なのに、着込んでいくうちに劣化してきて段々カッコよくなくなってきてる…
なんてことありますよね?
ニットに毛玉ができたり、Tシャツが痩せてペラペラになったり、シャツがシワシワだったり…
でもこういう服の劣化って日頃の簡単なケアで防げるもの。
ちょっとしたことの積み重ねで服って見違えるほどカッコよくなりますし、服の寿命ってグンと伸びるんですよね。
この記事を読めば、自宅で簡単にできて、服のカッコよく長く着るためのケアを5つも知ることができるので、必要以上に新しい服を買わなくてもおしゃれを楽しむことができますよ。
めんどくさがりの私でも続けられることばかりなので、ぜひ参考にしてみてください
- 嫁と子供と服を愛してやまない30代既婚男性
- 20代後半で突然目覚めた遅咲きの服好き
- 年間100万円以上を服を買う服バカ
- シンプルで素材にこだわったドメブラが好き
おしゃれな人は絶対やってる!服をカッコよく見せて、しかも長持ちさせる魔法のファッションケア【自宅で簡単】
洋服ブラシを使おう。できれば生地によって使い分けて!
服を脱いだらまずは洋服ブラシでブラッシング、これは鉄則です。
ブラッシングは服にとって、そしてあなたにとって良いことがたくさんあります。
- 外で付着したホコリや汚れを落とす
- 生地の表面を整える
- 服を大切にする気持ちが育まれる
まずブラッシングの1番のメリットは、服に付いたホコリや汚れを落とすことです。
1日外で着ていた服って、知らぬ間に結構ホコリとか汚れって付いてるもんなんですよね。
帰ってきて服をよく見てみると、謎の糸くずとか付いてますよ。(今度見てみてください)
あと春なんかは花粉も付きますし。
そこでブラッシングをしてあげると、ホコリや花粉などの簡単な汚れであればサッと落とすことができます。
さらに乾燥の季節にはブラッシングすることで服についた静電気を放電して、クローゼットの中でホコリが付着するのを防いでくれます。
できれば玄関でブラッシングしてあげると部屋が汚れなくていいですね
またブラッシングには服の生地表面を整えるという効果もあります。
ニットなら毛流れを整えて毛羽立ちや毛玉の発生を防ぎますし、ウールギャバのコートならキリッと綾が立ちます。
カットソーなどのすぐに洗濯してしまう服でも、サッとブラッシングしてから洗濯機に入れると洗濯機のフィルターが詰まりにくくなりますよ。
そして最後に、脱いだ服をブラッシングしているとこの服を大切にしようという気持ちが生まれます。
どんなに良い服でも、大切に着なければボロになるのは時間の問題。
どんなに気に入って買った服でも、生地がガサついてたり毛玉だらけになっていればおのずとお気に入り度も下がっていくものです。
逆に高価じゃなくても大切にケアしながら着ていれば、キレイでカッコいい状態が長く続きますし、どんどん愛着も湧きますからね。
ファッションをコスパ良く楽しむ上でも、「大切に着る」という気持ちはとても重要なのです
ちなみに私が使っているのはこちらのショージワークス(Shoji Works)の洋服ブラシで、ニット用とコート用で2本ブラシを使い分けています。
ニット用は柔らかな毛足の長い馬毛、コート用は硬めの豚毛と弾力のある馬毛のミックス。
このように生地の種類やデリケートさによって複数のブラシを使い分けるのが理想ですね。
あくまで理想なので、まだ洋服ブラシを持っていない人はとりあえず多用途で使えるものを1本買ってみてください
ショージワークスはちょっと価格は高いですが、天然毛を使っていてモノが良いのはもちろん、使う度に丁寧な暮らし感が味わえるのでおすすめですよ。
\丁寧な暮らしには必須の洋服ブラシ/
おしゃれ着用洗剤を使おう。洗濯機の手洗いモードでOK
お気に入りの服を洗濯する時には必ずおしゃれ着用洗剤を使いましょう。
\お気に入りの服を優しく洗うならこれ/
おしゃれ着用洗剤は通常の洗剤よりも洗浄力が優しめで中性なので(通常の洗剤は弱アルカリ性が多い)、生地や繊維を傷めずに洗濯することができます。
またシリコンなどの繊維のちぢれを整える成分も入っているので、シワやヨレを補正してくれるという効果もありますね。
そしてお気に入りの服やデリケートな服を洗濯する時は、必ず洗濯機の設定を「手洗いモード」にします。
手洗いモードは洗いの際の水流を緩やかにしたり脱水を甘めにして、洗濯物に負荷がかからないよう優しく洗うモードです。
洗濯機で洗うのって、服同士が激しく擦れたり脱水でブンブン回されたり、実は服に結構な負荷がかかっているんですよ
ちなみに私は洗濯機肯定派なので、どんなにお気に入りの服だろうとすべて洗濯機の手洗いモードで洗ってしまいます。
ハードな服好きの中には洗濯機を使わずに手洗いするという人もいますが、めんどくさがりの私には無理ですね…
おしゃれ着用洗剤と手洗いモードを使ったら、最後にすべての服を洗濯ネットに入れて洗濯をします。
洗濯ネットに入れるのは服同士が擦れて生地が劣化したり、服の形崩れを防ぐためです。
- おしゃれ着用洗剤を使う
- 洗濯機の手洗いモードを使う
- 洗濯ネットに入れる
上記に加えて可能なら、「生地によっては専用の洗剤を使う」のと「色物を分別する」ができたら理想ですね。
専用の洗剤というのは、こちらのようなカシミヤ専用やデニム専用みたいな洗剤のこと。
それぞれその生地を洗うのに特化しているので、当然ですが普通のおしゃれ着用洗剤よりも仕上がりは良くなってきます。
カシミヤ専用なら毛足を整えてふっくらさせてくれるとか、デニム専用なら色落ちしにくいといった特徴があります
また色物の分別は色移りを防ぐためですが、正直これは私も面倒なのであまりやってません。
おしゃれ着用洗剤なら洗浄力が優しいのでそもそも色移りしにくいですしね。
気を付けているのは、デニムと白シャツを一緒に洗わないことくらいです
\生地ごとに洗剤を分けられたら理想/
ニットやスウェットは畳んで保管すべし!干す時も必ず平干しで
ニットやスウェットは畳んで保管することで、のびのびヨレヨレになるのを防ぐことができます。
ニットやスウェットは編み物ですから、ハンガーにかけているとどうしても重力で縦に縦に伸びてしまうんですよね。
なのでニットやスウェットは必ずハンガーにかけずに畳んで保管するようにしましょう。
ちなみに畳んだ状態で木の棚とかに平置きで保管すると、場所は取りますがセレクトショップっぽくておしゃれに見えますよ。
私もニット類はウォークインクローゼットの棚に平置きして保管しています
平置きは場所を取るし整理していないと見栄えが悪いので嫌だという人は、収納ボックスでもいいのでとにかく畳んで保管してください。
畳み方は色々あるのですが、私は下のような畳み方をしてできるだけ嵩張らないようにしています。
どうしてもハンガーにかけたいなら、こういう動画を参考にして伸びにくいかけ方をしてみましょう。
またニットやスウェットをハンガーにかけないのは洗濯後も当然のこと。
洗濯後は水を吸って重くなっていてさらに伸びやすいので、ハンガーで干すなんて言語道断ですよ。
\洗濯の時は絶対に使って!/
必ずこういう平干し用ネットを使ってください。
多少乾きにくくはなるものの、全く伸びないので安心してお気に入りのニットを干せますよ
ちなみにちょっとした小ワザですが、着丈が短さが気になるニットや買ったばかりでまだ馴染んでいないカーディガンなどは、逆にハンガーにかけて保管すると伸びて良い感じになることがあります。(あくまで自己責任ですけど)
トレンドのモヘヤカーディガンなんかは新品時はもっさりしていますが、ハンガーにかけて保管していると縦に伸びて良い感じの落ち感が出ますよ。
さらにさらに、間違えてハンガー保管やハンガー干しをして伸びてしまったニットやスウェットは、乾燥機にかけて縮ませることで元通りにするという方法があります。
こちらは素材や生地はもちろん、乾燥機のパワーによっても不均一な縮みが出て余計にヨレヨレになるリスクもあるので、本当に注意して自己責任でやって欲しいですけどね。
私も着丈の短いニットはハンガーで保管してわざと伸ばしています
スラックスは専用のハンガーでセンタープレスをキープ!
スラックスって大人な雰囲気でカッコいいですよね。
センタープレス(センタークリース)があると洗練された印象になってさらにカッコいいですよね。
でもセンタープレスって穿いているうちにどんどん薄くなってきちゃいますよね。
そんでもってセンタープレスって一度消えると自分で付け直すのは本当に難しいし、面倒なことですよね。
そんな時はボトムハンガーです。
ボトムハンガーとはパンツの裾をクリップで挟んで、折り畳まないで吊るすタイプのハンガーのこと。
ボトムハンガーを使うとセンタークリースがほぼ完璧にキープされるので、基本的にはアイロンなしでずっとキレイなまま穿けます。
特に最近よくあるセンタープレス付きのデニムやチノパンは、生地の特性上ウールスラックスと違ってセンタープレスが取れやすいです。
せっかくセンタープレスがカッコいいと思って買ったのに、すぐに普通のデニムになっちゃった、みたいなことってあると思います。(私はあります)
そんなデニムやチノパンこそ、ボトムハンガーで保管しましょう。
センタープレスをキープしたまま、買った時のカッコ良さのまま穿けますよ。
またボトムハンガーにはパンツ自身の重みでシワが伸びるというメリットもあります。
パンツは普通裾よりも腰回りに重みがあるので、ボトムハンガーにかけることでグッと下に引っ張られてシワが伸びるんですね。
さらにボトムハンガーはパンツを折り畳まないので省スペースで保管することができます。
その代わり高さが必要になるのですが、ボトムハンガーで整然とパンツが並んだクローゼットって気持ちが良いものですよ。
\ドイツ製の上質なハンガーブランド/
ちなみに私が使っているのは、上リンクのMAWAハンガーのクリップハンガーです。
これはクリップの挟む力が強いのと、メタリックな見た目がカッコよくて良いんですよね。
なおボトムハンガーの中にはこういうクリップではなく裾全体を挟んでホールドするものがありますが、正直これはおすすめしません。(MAWAハンガーでいうと上のズボンツリというモデル)
私も以前はこのタイプを使っていたのですが、使ってるうちにホールド部分の噛み合わせが悪くなって気が付くとパンツが落ちてるんですよ。
大切にしたいパンツが床でくしゃくしゃになっているなんて本当にショックでしたからね
革靴は絶対に磨け!スニーカーも定期的なクリーニングを
あくまで私の感想ですが、世の中には靴を磨いていない男性が多過ぎます。
傷だらけの革靴やグズグズのスニーカーを履いている人の多いこと多いこと。
「おしゃれは足元から」という言葉があるように、革靴やスニーカーにキレイにしておくことって本当に重要です。
別に高い革靴やスニーカーを買わなくてもいいんです。
今持っている革靴やスニーカーを磨くだけ、たったこれだけでスタイルが抜群に格上げされます。
特に革靴はキレイに磨かれていると「几帳面でしっかりしていそう」「仕事ができそう」などと人間性まで好意的に見てもらえます。
逆に革靴が傷だらけ、スニーカーがグズグズだと本当にみすぼらしく見えますからね。
でも革靴を磨くのってなんかめんどくさそうだし難しそうじゃない?
確かに今まで靴磨きをしたことのない人にとってはハードルが高いかも知れませんが、実は全然そんなことないんですよね。
最低限以下のものだけ揃えてもらい、YouTubeでもなんでも靴の磨き方を検索してもらえば誰でもある程度は磨けます。
- 馬毛ブラシ
- 山羊毛ブラシ or 靴磨きクロス
- ステインリムーバー(汚れ落とし)
- ニュートラルのシュークリーム
- 要らなくなったTシャツか靴下
ちなみにこれら全部新しく買ったとしても安ければ3〜4千円で揃えられますし、お得なスターターセットも売っています。
\お手頃なスターターセットもあるよ/
この中で特に馬毛ブラシと山羊毛ブラシ(または靴磨きクロス)は使ってみて欲しい。
シュークリームを塗らなくても、馬毛→山羊毛の順番でブラッシングするだけで革靴は驚くほど輝きます。
頻繁に靴磨きをするのは面倒ですから、日頃からブラッシングで輝きをキープしつつ、1,2ヶ月に1回くらい靴磨きをすれば全然大丈夫です。
スニーカーに関しては、ジェソンマークのクリーナーがおすすめ。
ちょっと高いですが、汚れ落ちが良いのと使っていてテンションの上がるデザインや香りですよ。
靴磨きは今回ご紹介するケアの中でも1番重要と言ってもいいくらい、とにかくみんなにやって欲しいです
シャツはもちろんカットソーやニット、パンツにもアイロンをかけよう!スチームアイロンがおすすめ
アイロンはシャツやワイシャツにかけるもの、と思っている人もいるかも知れませんが、カットソーやニット、パンツにもしっかりアイロンをかけましょう。
ほんと見違えるほどキレイになってシンプルにカッコいいですし、めちゃくちゃ高見えもします。
「カットソーやパンツどころか、シャツにだってまともにアイロンかけてないよ…」って人も結構いるんじゃないかな?(私も以前はそうでしたが)
結構シワシワのTシャツやらニットを着てる人いますからね。
アイロンってシワを伸ばす以外にも良いことずくめでして、まず最初に買うなら俄然スチームアイロン(衣類スチーマー)がおすすめ。
スチームアイロンならシワを伸ばす以外にも、蒸気による消臭や抗菌効果もあります。
特にニットは気軽に洗濯ができないから、スチームアイロンをかけることで清潔に保てるのは嬉しいですよ。
またウールニットなどの繊細な素材では直接アイロンを当ててしまうと、テカリが出たり生地が傷んでしまうことが多々あります。
その点でも生地に直接当てずに蒸気でシワを伸ばすスチームアイロンの方が良いですね。
ちなみにシャツもカジュアルシャツや日々のワイシャツくらいならスチームアイロンで十分です(糊付けされたようなピンシャキにするには普通のアイロンが必要ですが)
さらにスチームアイロンには軽くて取り回しがしやすい、アイロン台が不要でハンガーにかけたまま使えるなどのメリットがあって、初心者には本当におすすめできますよ。
私はSteam Oneというブランドのものを使用していますが、機能が良いのはもちろんデザインもカッコいいので使う度にテンションの上がります
\フランス発のスチームアイロン専門ブランド/
あとはスチームアイロンの王道で言うと、パナソニックやティファールのものがあります。
私も以前はパナソニックのものを使っていましたが、ティファールと比べてスチーム量は控えめなものの(それでも十分なスチーム量ですが)、小さくて軽くて使いやすかったですよ。
\コンパクトで使いやすい王道スチーマー/
\パワフルさが魅力の定番スチーマー/
【おしゃれな人は絶対やってる!服をカッコよく見せて、しかも長持ちさせる魔法のファッションケア】まとめ
今回ご紹介したケアをしっかりやれば、新しい服を買わなくてもすでに持っている服で今よりもおしゃれに見えたりめちゃくちゃ高見えするので、コスパ良くファッションを楽しみたいという人にはマジでおすすめです。
しかも一度ケアの仕方を覚えてしまえば基本的にはどんな服や靴にも応用ができるので、この先色んな服や靴を買っていく中でも使えますから。
ケアしてないボロボロのハイブランドの服よりも、キチンとケアをしているユニクロの服の方が高級に見えることも普通にありますからね。
皆さんにも、日頃のケア一つで服はこんなにも劇的に変わるんだってところを実感してみて欲しいです。
ではまた!!
最後まで読んでくれたあなたにはこちらの記事もおすすめ!!
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