- 価格とクオリティのバランスの取れた革靴を探している
- そろそりタッセルローファーデビューしたい
- バーウィックのタッセルローファーが気になっている
という人に向けて、最高に「ちょうど良い」タッセルローファーをご紹介します。

それがこちらのバーウィック(Berwick1707)というブランドのタッセルローファー(モデル名は4340 SIDA)。
そしてこのバーウィックのタッセルローファーが私にとって、
- デザイン
- 機能性
- 価格
- ブランド力
の全てにおいて「最高にちょうど良かった」んですよね。

すべての面で「これこれ、こういうのでいいんだよ…」という感じだったんですよ
ということで今回は、このバーウィックのタッセルローファーについて以下の内容を、どこよりも詳しく・分かりやすく、そして正直にレビューしていきます。
- バーウィック(Berwick1707)というブランドについて
- バーウィックのタッセルローファー(4340 SIDA)が最高にちょうど良い5つの理由
- バーウィックのタッセルローファー(4340 SIDA)を実際に履いてみて分かった欠点



実際に私が履き込んだ上での正直なレビューになるので、信用してもらって大丈夫ですよ




- 嫁と子供と服を愛する30代男性
- 20代後半で服に目覚めた遅咲きの服好き
- 年間100万円以上買う服バカ
- シンプルで素材にこだわるドメブラ好き
- 179cm74kgのがっちり体型
バーウィック(Berwick1707)ってどんなブランド?
バーウィックのタッセルローファー(4340 SIDA)についてレビューする前に、まずはバーウィック(Berwick1707)というブランドについてご紹介します。



作っているブランドを深く知ると、アイテム自体にもさらに愛着が湧いてきますからね
早くタッセルローファーのレビューが見たいという人は、こちらからすぐにレビューに飛べます。
スペインの革靴ブランド


バーウィック(Berwick1707)は、スペインの一大靴の産地であるアルマンサで生まれたブランドです。
バーウィックの革靴は、グッドイヤーウェルテッド製法を採用した本格的な造りはもちろんのこと、スペイン靴らしいバランスの取れたデザインとシルエットが特徴。
また全て職人の手作業で作られているにも関わらず、他のインポートの革靴ブランドと比較しても価格が圧倒的にお手頃ということで、コスパの良い革靴としてここ数年日本でも人気が出てきています。
革靴の本場であるヨーロッパでは、それぞれの国によって革靴のデザインや雰囲気なんかが結構変わってきます。
例えばイギリス靴は堅牢でクラシックなデザインをしていて質実剛健な雰囲気がありますし、イタリア靴はファッションの国らしくスマートかつエレガントで独特の色気を纏っていますね。
その中でスペイン靴というのは、各国の良い所をうまくミックスしたバランスの取れたデザインが特徴。
またスペイン靴はヨーロッパの中ではそれほど知名度が高くないのもあって、バーウィックを始めとしたコスパの良いブランドが数多くあるのも特徴の1つですね。



なので革靴の産地に余程のこだわりがなければ、スペイン靴ってすごく魅力的なんですよね
Berwick1707だが、1707年創業ではない


バーウィックはブランド名に「1707」と入っているので1707年創業だと思われがちですが、正しくはブランドが生まれたのは1991年です。
そもそもバーウィックというブランド名はバーウィック公爵という人物が由来となっており、バーウィック公爵はスペイン継承戦争でスペインを救った英雄的人物。
そしてバーウィック公爵が英雄になったのが1707年のアルマンサの戦いということで、その栄誉を讃え「バーウィック1707」というブランド名になっているわけですね。(この辺の由来に関してはきちんと公式サイトに書いてあります)



名前だけ聞いて「300年以上の歴史があるのか?」と思っていた人には残念な情報かもですが、それでも30年以上の歴史がある非常に由緒あるブランドとなっていますよ
バーウィック(Berwick1707)のタッセルローファーを正直レビュー【最高にちょうど良い5つの理由】
改めてですが、今回レビューするアイテムの概要はこちらとなります。
ブランド | Berwick1707 |
アイテム | 4340 SIDA |
シーズン(購入時期) | 2021年 |
カラー | ダークブラウン |
サイズ | UK7(26cm) |
素材 | アッパー:SIカーフ ソール:ダイナイトソール |
価格 | 36,300円(税込) |
購入ショップ | バーウィック丸の内店 |
理由①:装飾性が『ちょうど良い』


タッセルローファーとは甲に「タッセル」と呼ばれる房飾り(ふさかざり)が付いたローファーのことを言いますが、そんなタッセルローファーの魅力はやっぱりこの装飾性。
ローファーは紐靴と違って甲がデザイン的に少し寂しくなりがちなんですが、タッセルローファーはむしろデザインの中心になっています。
元々このタッセルはヨーロッパ貴族の服に付いていた装飾をモチーフにしていることもあって、ドレッシーでどこか高貴な印象もありますね。
タッセルローファーは1948年のアメリカで1人のハリウッド俳優が、イギリスで偶然見かけた靴に憧れて、似たようなデザインの革靴を個人オーダーしたものが始まりとされています。
そしてこの最初のタッセルローファーを作ったブランドは、今現在も革靴の超名門として有名なオールデン(Alden)です。
その後タッセルローファーのスマートで洒落感のあるデザインがアメリカの弁護士たちの間で人気となり、一時期はタッセルローファーが「弁護士の靴」と言われていたこともあったそうです。


またバーウィックのタッセルローファーは、タッセルの根本とサイドの革紐が編み込み状のデザインになっているので、さらに装飾性が高く華やかな雰囲気になっていますね。



編み込みの革紐はどこかかわいらしい感じもあって、個人的には購入の決め手にもなりました(バーウィックには革紐が編み込みになっていないタッセルローファーもあります)
ただしこのタッセルローファーならではの装飾性って、履いてみないと意外と最初は抵抗があるというか、なかなか手を出しにくい部分もあるんじゃないでしょうか?
実際私も履く前は「タッセルローファーはよく分かんない飾りが付いてるし、なんかキザっぽくて小っ恥ずかしいな」って思ってましたし。
でも実際に履いてみたらガラッと印象が変わってしまって。
タッセルローファー単体で見ると確かに装飾性は目立つのですが、足元にあると意外にもすんなりと馴染んでくれるんですよね。
カジュアルな格好ならドレッシーな要素をプラスしてくれますし、フォーマルな格好でもかわいさや抜け感をプラスしてくれて、めちゃくちゃ便利な靴だったんですよ。



1足目の革靴で選ぶものではないですが、プレーントゥやコインローファーはもう持っていて、次はちょっとひねりの効いた革靴が欲しいって人にはぴったりだと思いますよ


理由②:機能性が『ちょうど良い』


私の購入したモデルではダイナイトソールが使用されていますが、このダイナイトソールの機能性と見た目のバランスが良いんです。
ダイナイトソールとはイギリスのハルボロラバー社が作るラバーソールのことで、サッカーのスパイクのようなポイント(突起)が付いていて高い防滑性を誇る一方、ソール自体は薄くて見た目に響きにくくスマートな印象になるのが特徴。
またレザーソールと比べると摩耗しにくいので、長く履いていく上ではランニングコストが抑えられるというメリットもあります。


レザーソールの革靴って雨が降っている時はもちろん、雨が止んだ後の濡れた地面でもツルツル滑るしソールは傷むしでとても履けないんですけど、その点バーウィックのダイナイトソールなら全く問題なし。
濡れた地面で滑ることもソールが傷むこともないので、梅雨時期だろうが毎日でも穿けちゃうんです。(濡れたアッパーはしっかり拭いてあげる必要がありますが)



なおバーウィックではモデルによってはレザーソールやビブラムソールも選ぶことができますが、個人的には1番バーウィックらしいのはこのダイナイトソールだと思います
理由③:コスパ良好でお財布にも『ちょうど良い』


バーウィックのタッセルローファー 4340の定価は税込36,300円。(2025年2月時点)
この価格は決して安くはないですが、良い革靴ができるだけ安く欲しいって考えた時に、クオリティに妥協せずに価格を抑えられるという絶妙なラインかなと。(これ以上安いものになってしまうとクオリティで妥協しなくてはなりません)



これ以上安いとクオリティが心配だし、これ以上高くなっちゃうとなかなか手が出しにくいですよね
メイドインスペインで職人が手作業で作っていて、革も十分上質な上に本格的なグッドイヤーウェルト製法であることを考えると、この価格はかなりコスパが良いと言えるでしょう。
しかも私が購入した2021年時点での定価が税込33,000円だったのが2025年では10%しか値上がりしておらず、これはインポートの革靴ブランドとしてはめちゃくちゃ良心的なんですよ。



多くのブランドはこの数年で30〜40%くらい値上がりしていますから…
理由④:ブランドの知名度が『ちょうど良い』


バーウィックって革靴好きや服好きにはある程度知られたブランドではありますが、一般の知名度はまだそこまでかなって思っています。
コスパの良い革靴ブランドでいうと、まだまだREGALとかジャランスリワヤの方が有名でしょうし。
ただしそうやって超有名ブランドでないところも、また私には「ちょうど良く」って。
タッセルローファーみたいなデザインの効いた革靴を履くんだったら、せっかくなら他の人とは違うものを身に付けたいじゃないですか。



周りとの差別化はファッションの基本ですからね
しかも王道のイギリスやイタリア、アメリカ靴ではなくスペインってところもまた渋くて良いじゃないですか。


理由⑤:革質や造りの部分は『かなり良い』


ここまでは「最高にちょうど良い」と言ってきましたが、アッパーの革質や革靴としての作りの部分は「ちょうど良い」ではなく「かなり良い」と思っています。
今回ご紹介しているタッセルローファー4340 SIDAを始め、バーウィックの多くのモデルにはフランスの名門タンナー(革を作る会社)であるデュプイ社のレザーが使われています。



デュプイ社は世界最高峰のタンナーとして知られ、名だたる超高級ブランドでも使われていることでも有名です
4340 SIDAに使われているのはシカーフ(SI CALF)というムラ感のあるレザーで、シカーフは真正面からの最高級レザーというわけではないんですけど、これがまた雰囲気抜群で。
職人が1つ1つ手作業で染色するパティーヌという手法が用いられていることで、良い意味で革質の部分は誤魔化しが効いているんですよね。
もちろん革質が最高級でないというのも「デュプイ社の他の最高級レザーと比べると」という話で、世間一般では決して悪いわけじゃないですよ。


また製法としては、高級革靴では定番のグッドイヤーウェテッド製法を採用。
インソールに敷き詰められたコルクが、履く程に自分の足の形に沈んでいくことでまさしく自分だけの履き心地になる上、ソールが擦り減ったら簡単に修理が可能ってのは大きな魅力ですよね。



超高級タンナーの革を使用し、職人が手作業で本格的な製法で作られているのにこの価格って改めて感動しますよね


サイズ感はやや大きめで、ヨーロッパの革靴らしいシルエット


バーウィックの革靴は全体としてややサイズ感が大きいと言われています。
実際私も普段は革靴を26.5〜27cm、スニーカーは27.5cmを履くことが多いのですが、バーウィックのタッセルローファーはUK7(26cm相当)を購入しています。
また私の購入した4340というモデルはスペイン本国で使われている木型(ラスト)を使用しており、爪先が薄く細いヨーロッパ靴らしいシルエットをしています。
なので正直ちょっと日本人の足には合いにくいのかも。



実際私も爪先に足が入りすぎるのを防ぐためにタンパッドを入れていますが、それでも爪先は若干当たる感じがします
タッセルローファーって靴紐がない分フィッティングは通常の革靴以上に慎重したいので、可能あれば実際に試着してみて、それが無理なら最低でも返品可能なオンラインストアで買いたいですね。
ちなみにこの記事内にあるリンクはRakuten Fashionなので返品は可能ですし、バーウィックの公式オンラインストアは無料の会員登録をすれば送料・手数料無料で返品またはサイズ交換が可能となっています。



楽天ポイントが欲しい人や楽天でのセール・クーポンを狙う人はRakuten Fashion、そうでない人は公式オンラインストアがいいかもですね


なおバーウィックのシルエットが足に合うか不安…という人には、バーウィックには日本人のために開発された木型(名称はHO262)もあって、その木型を使用したタッセルローファー(モデル名は8491)も展開されています。
\こちらは日本人のために作られたモデル/


こちらの木型は日本人の足に合わせて甲高幅広になっているので、インポートの革靴が足に合いにくいという人はそちらを選んでみても良いかも知れませんね。
ただし日本人用の木型を使った8491は同じタッセルローファーでも革紐のデザインが違っていて、私の購入した4340のように編み込みになっていません。



私は4340と8941で迷いましたが、やはり編み込みのデザインが気に入って4340にしました
バーウィック(Berwick 1707)のタッセルローファーを実際に履いてみて分かった欠点
細かなところの作りはやや粗い?


バーウィックのタッセルローファーは私にとって最高のタッセルローファーだという話をしてきましたが、それはあくまで価格も考慮しての話。
価格も含めて世界最高峰ではないので、どうしたって細かい部分で粗い部分はあるのはしょうがないこと。



革靴の世界って上を見ればキリがないんですよね
だから私が「バーウィックは最高です!!」って言っているのに対して、「いやいやオールデンの方が良い革を使っているし」だとか「エドワードグリーンの方が造りが丁寧だ」とか言われてもそれはまた全然話が違ってきます。(オールデンやエドワードグリーンはともに世界最高峰の革靴ブランドと言われ、価格もバーウィックの数倍はします)


確かによーく見ると、ところどころ作りが雑とまでは言わないまでも若干粗い感じがあったりしますけど、まあそこも含めて愛おしいじゃないですか。笑
そもそも超名門タンナーの革を使って職人さん達が本格的な製法でもって作っている、しかもデザインも申し分ない。
そんな革靴が3万円ちょっとで買えるなら、それはやっぱり「最高」と言って差し支えないと思うんです。
履き心地はやや硬め。馴染むのに時間はかかりそう


バーウィックのタッセルローファーに使われているシカーフは、パティーヌされたレザーに薄く塗膜が貼られていることもあって履き始めはやや硬くなっています。
またグッドイヤーウェルト製法も履き馴染みには時間のかかる製法と言われているので、どうしたって最初の靴擦れは仕方がないかなと。



実際私も最初は革が硬くてかかとが靴擦れしましたし、歩いていても底(インソール)が硬い感じがあって結構疲れました
革質的に傷が目立ちやすい


今回のタッセルローファーに採用されているシカーフ(SI カーフ)はセミアニリン仕上げという加工を施されており、絶妙に濃淡のあるダークブラウンの色味と透明感のある光沢が魅力ですが、一方で傷が結構目立ちます。
セミアニリン仕上げの工程では最後に透明な塗膜を貼るのですが、おそらくこの塗膜が剥がれてしまうため通常の革以上に傷が目立つのかなと。



こういう傷も含めてアジ、経年変化なんでしょうけど、アッパーの色味が気に入って購入したところもあるので、結構落ち込んでいたんですよね…
シュークリームなどで補色するしかないんでしょうけど、ブラックの革靴と違ってブラウンの革靴はクリーム選びも難しくって。
ブラウンのシュークリームにもいろんな色味があるので、色味が違うとクリームを塗った部分だけ浮いてしまいますし、全体に塗ったとしても元の色から大きく変わっちゃったら嫌じゃないですか。
ということで思い切ってバーウィックに相談してみたところ、こちらのシュークリームを使って何度かケアしていけば徐々に目立たなくなるということでした。


これ実際に買ってケアしてみたところ、傷は消えないものの最初よりはかなり目立ちにくくはなっていたので、繰り返し定期的にケアしていけば気にならなくなりそうです。



バーウィックのダークブラウンの革靴を持っていて、同じく傷で悩んでいる人はぜひ試してみてください。
【バーウィック(Berwick1707)のタッセルローファーを正直レビュー】まとめ
バーウィックのタッセルローファーは、私にとって
- デザイン
- 機能性
- コスパ
- ブランドの知名度
- 革質・作り
の面で「最高にちょうど良い」タッセルローファーでした。



れからガンガン履き込んでいって、バチバチにカッコよく経年変化させていきたいと思っています
それにやっぱりタッセルローファーって良いですよね。
なんだかすごくおしゃれな人になった感じがするというか、ファッションに興味がない人は絶対に履かない靴ですし、履いているだけですごくテンションの上がる革靴だと思います。
ぜひあなたもバーウィックで最高にちょうど良いタッセルローファーに出会ってみてはいかがでしょうか?
ではまた!!


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