- ファッショナブルなワイヤレスイヤホンを探している
- イヤーカフ型のイヤホンって流行ってるけど、本当にいいの?
- ShokzのOpenDots ONEを買おうか迷っている
という人に向けて、今回はShokz(ショックス)のOpenDots ONEというイヤホンを提供していただきましたのでご紹介します。


ShokzのOpenDots ONEは今トレンドのオープンイヤー型イヤホン、それもイヤーカフ型となっています。
実際に使ってみると、オープンイヤー型ならではのメリットが盛りだくさんで、私も初めてこのタイプのイヤホンを使ったのですが、結構ハマってしまいまして。
AppleのAirPods Pro2を愛用している私としては、「イヤホンなんてノイズキャンセリングすればするだけ良いに決まってるやろ」って思ってましたが、完全に価値観変わりましたね。
ということでこの記事では、ShokzのOpenDots ONEについて、以下の内容を他のどこよりも詳しく・分かりやすく、そして正直にレビューしています。
- Shokzというブランドについて
- ShokzのOpenDots ONEを実際に使ってみてのレビュー
- ShokzのOpenDots ONEを実際に使って分かった欠点

イヤホンの買い替えを検討している人はもちろん、今すでにノイキャンイヤホンを使っている人にもおすすめしたいイヤホンとなっていますよ
なお今回ご紹介するShokzのOpenDots ONEは、記事公開時点(2025年4月)でクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて先行予約を受付中です。


- 嫁と子供と服を愛する30代男性
- 20代後半で服に目覚めた遅咲きの服好き
- 年間100万円以上買う服バカ
- シンプルで素材にこだわるドメブラ好き
- 179cm74kgのがっちり体型
デザイン性も抜群のイヤーカフ型イヤホン、ShokzのOpenDots ONEをレビュー【アクセサリーのようなイヤホン】
改めまして、今回私が提供いただきレビューするアイテムの概要はこちら。
ブランド | Shokz(ショックス) |
アイテム | OpenDots ONE |
カラー | グレー |
価格 | 27,880円(税込) |
またShokzのOpenDots ONEについての基本情報は、以下のとおりとなっています。
仕様・情報 | |
---|---|
発売日 | 2025年3月18日 GREEN FUNDINGにて先行予約開始 |
価格 | 税込27,880円 (クラファン早割時は15%OFFで23,699円) |
カラー | ブラック、グレー |
形状 | イヤーカフ型オープンイヤー |
重量 | 片耳:約6.5g ケース:約52g |
防水 | イヤホン本体はIP54 (ケースは非対応) |
連続再生 時間 | 約10時間 ケース込で最大40時間 |
充電 | USB-C急速充電(10分充電で約2時間再生) Qiワイヤレス充電対応 |
Bluetooth | Ver.5.4 マルチポイント(2台同時接続) |
対応 コーデック | SBC(AACにも対応予定) |
特殊機能 | Dolby Audio 自動装着検出(左右自動判別) |
Shokz(ショックス)とは?


Shokz(ショックス)は2011年にアメリカ・ニューヨークで発足したオーディオブランド。
創業当初からオープンイヤー型のイヤホンを中心に展開しており、特に骨伝導技術を用いたイヤホンでは世界のリーディングカンパニーとなっています。


骨伝導イヤホンは通常のイヤホンと違って、振動を耳の中の骨に直接伝え、音を感知する器官を刺激するというもの。
耳を塞がないため圧迫感が少なく、軽快な装着感であることに加えて、音を伝えるのに鼓膜や外耳を介さないため伝音性難聴などの障害がある人でも使えるというメリットがあります。
耳を塞がないって想像以上に良いのね


OpenDots ONEの最大の特徴は、オープンイヤー型、それもイヤーカフのように耳を挟み込むような特殊な形状です。
オープンイヤーイヤホンって初めて使ったんですけど、正直なところ想像以上に良いんですね、これ。
実際に使ってみて、オープンイヤー型であることでこのようなメリットを感じました。
- 長時間着けていても耳が痛くならない
- 外部音が聞こえるので安全
- 家での「ながら聴き」に最適
- 激しい運動をしても落ちない
- 清潔な気がする
1つずつサクッと触れていきましょう。
耳が痛くならない
インナーイヤー型のイヤホンってずっと着けていると耳痛くなりません?(私はなります)
特に耳の穴にがっつりと入れるカナル型イヤホンって、2時間くらい着けているとちょっと「取りたいなぁ…」ってなってくるんですけど、OpenDots ONEは痛くならなかったですね。
まあOpenDots ONEも耳を挟み込むので、ひょっとしたら合わない人は挟んでいるところが痛くなったりとかするのかも知れませんけど…
外部音が聞こえるので外でも安全
オープンイヤー型が好きな人の多くは、この「外部音が聞こえるから外でも安全」っていうのを言っている気がします。
確かに私もイヤホンで音楽を聴きながら外を歩いていると、後ろから来た自転車や忍び寄るプリウス(運転音静かすぎません?笑)に気付かずにヒヤッとしたことが何度かあります。
その点OpenDots ONEなら外部音はしっかりと聞こえるので問題ありません。
私自身オープンイヤー型イヤホンを使うのが初めてだったので、この外部の環境音がイヤホン装着前と全く変わらないのに、耳元から音が聴こえてくる感覚はすごく新鮮でしたね。
現実世界に1つ音がプラスされている感覚というか、こんな自然に環境音の中に混ざっているのに、私以外の人が聞こえてないのが違和感というか笑
まあとにかく外部音がクリアに聞こえるというのは、通勤通学でイヤホンをして歩いたり自転車に乗る人やランニングをする人はもちろん、女性の1人歩きにも安心だと思います。
家での「ながら聴き」にぴったり
外部音がはっきりと聞こえることで、家の中で「ながら聴き」をするにもすごく便利でした。
私の場合は、子供のひとり遊びを見守りながらYouTubeやNetflixを見たり、奥さんと同じ空間にいるものの、それぞれの時間を過ごしている時に音楽を聴いたりしていました。



子供が遊ぶ音だけは聞いていたかったり、奥さんに咄嗟に話しかけられた時に「え?なんて?」とならないのはとても良いです(奥さんに怒られずに済みますからね笑)
激しい運動をしても落ちない
OpenDots ONEは耳を挟み込む構造になっているので、通常のインナーイヤー型に比べて運動時も落ちにくいなという印象です。
インナーイヤー型って言っても耳にハマっているだけなので、飛んだり跳ねたりすると流石に取れちゃうんですよね。



実際私もOpenDots ONEを付けたままブンブン頭を振ってみましたけど、全然取れたりズレたりしなかったですよ
私はしないですけど、イヤホンしたままダンスの練習する人とかにも便利そうです。
清潔な気がする
インナーイヤー型のイヤホンって、たまにエゲツないくらい耳垢ついてる時ありません?笑
私思うんですけど、耳って人間の身体で一番汚い部分の1つだと思うんですよ。
だってお風呂に入っても、耳まで念入りにボディソープや洗顔でゴシゴシ洗ったりしなくないですか?(私だけ?)
その点OpenDots ONEは耳の穴には入れないので、耳垢が付きにくくて清潔な気がします。
オープンイヤー型としては十分過ぎる音質



耳を塞がないオープンイヤー型って、音質悪そうじゃね?
と思う人も多いでしょう。
確かにイヤホンを選ぶ際に最も基本的で最も重要な要素の1つ音質ですが、私としてはOpenDots ONEの音質は決して悪くない、むしろ良いと思います。
正直オーディオ機器やイヤホンについてそこまで詳しいわけではなく、ガジェットブロガーみたいな知識や経験も全くないんですが、そんなイヤホン素人の私からすると、OpenDots ONEの音質は十分に良く感じますよ。



つまり私みたいにイヤホンの音質にそこまでこだわりがない人は、全然満足できると思います


機能的な話をすると、OpenDots ONEでは直径11.8mmの高感度スピーカーを2基搭載(2基で16mmカスタムドライバー相当の音響性能)している上、Shokz独自の低音域を強化する「Bassphere™︎」というテクノロジーを採用することで小型ながらパワフルな低音を実現しています。
またOpenDots ONEはShokzで始めてDolby Audioに対応しており、臨場感や没入感のあるサウンドも味わうことができます。(デフォルトではOFFになっているため、専用アプリでONにする必要あり)
実際に使ってみても、OpenDots ONEは耳を塞がずかつ重厚なサウンドを届けてくれるということで、ワイヤレスイヤホンというよりは、「ワイヤレススピーカーを耳に着けている感覚」に近いかなと。
それらしいことを言ってみると、重低音は割としっかりと響いている感じはありますし、高音やボーカルもはっきりと聞こえますね。



いつも使っているAirPods Pro2と比較しても遜色ないと思います
アクセサリーのように着けられるスタイリッシュなデザイン




私はファッションブロガーなので、デザイン性についても言及しておきましょう。
OpenDots ONEはデザインも非常に洗練されていてスタイリッシュですし、イヤーカフ型ということもあってイヤホン感はあまりなく、(ちょっと言い過ぎかも知れませんが)アクセサリーのような感覚で着けることができます。
特にイヤーカフ型のイヤホンってまだそんなにデザイン性の良いものが多くないので、OpenDots ONEのようなスタイリッシュでファッショナブルなデザインはありがたいですね。



イヤーカフ型ってなんかコロコロしたものや、ぽってりしたものが多いんですよね


カラーはブラックとグレーの2色展開ですが、どちらもファッションとの親和性も高く良い色だなと。
シンプルかつニュートラルなカラーなので、コーデの中で浮いてしまうということはないですし。
特に私の選んだグレーは、グレージュのような柔らかい雰囲気でとても気に入っています。



イヤホン本体やケースに一部メタリックな箇所もあってカッコいいですし、使っていてテンションの上がるデザインですよ
やっぱイヤホンって毎日使うものですし、機能性はもちろんのこと、デザイン性も求めていきたいですからね。
着けていることを忘れるほど軽快な着け心地


OpenDots ONEは、片耳6.5gとこのサイズのオープンイヤー型にしてはかなり軽量となっています。
また耳を挟み込む装着様式というのもあって、重さを感じにくく、着け心地は非常に軽快。
外部音が聞こえるという特徴も相まって、慣れてくると本当に着けているのを忘れる瞬間がありますよ。



イヤホンって毎日着けるものなので、着け心地が良いというのは外せない条件ですからね
また充電ケースの方も、AirPods Pro2と比較しても若干大きいくらいで、持ち運ぶにあたってはまったく差異はないですね。
その他、こまごまとしたところ
その他にも、OpenDots ONEを実際に使っていて「お、いいな」と思った箇所がちょくちょくあったので、さっと触れていきます。
専用アプリが使いやすい


OpenDots ONEは専用アプリで
- タップ操作のカスタマイズ
- イコライザー設定
- Dolby AudioのON/OFF
- イヤホンを探す
- 自動装着検出のON/OFF
- ソフトウェアアップデート
などが可能なんですが、このアプリはなかなか使い勝手が良いなと。
特に「イヤホンを探す」でイヤホン本体から音を出せるのは、よくイヤホンをなくす私みたいなズボラ人間にとってはとてもありがたかったです。笑
左右どちらでも着けられるのが地味に嬉しい


OpenDots ONEは左右どちらも同じ形状で区別がないので、どちらをどちらの耳につけてもOK。
また自動装着検出によって、自動で左右を検出して音の切り替えをしてくれるのは便利ですね。
あとケース内でも左右の区別がないので、机の上のイヤホンをしまう時に「こっち右だよな?」とかやらなくていいのは地味に楽でした。
装着したままの操作がしやすい


OpenDots ONEは、装着時にイヤホン本体をタップしたりつまむことで
- 音量の上げ下げ
- 再生停止/再開
- 電話応答/切断
の操作が可能です。
割としっかりとタップしないといけないのですが、その分誤操作が少なく、OpenDots ONEは耳を挟み込んでいるので多少強くタップしても外れないのは良かったです。



インナーイヤー型のタップ動作って、タップするとイヤホンが外れたり、どんどん耳の奥に突っ込んでいくのが嫌なんですよね…
同様にバッテリー部(装着時に耳の裏側に来る部分)をつまむことでも操作が可能で、こちらも誤動作や落下の心配がなく使いやすいですね。
なお誤動作が気になる人は、専用アプリでタップ・つまみ操作をそれぞれ独立してON/OFFできます。
音漏れはほぼしない


オープンイヤー型のイヤホンで気になるのが音漏れですが、OpenDots ONEは独自のDirectPitch™テクノロジーにより、音に指向性を持たせて音漏れを防止しています。
実際試してみたのですが、静かな部屋でテーブルに向かい合っている状態では、全くと言っていいほど音漏れはありませんでした。
静かな部屋でこれなので、電車やカフェなどで音漏れが気になるってことは(よほどの爆音で聴かなければ)ほぼないんじゃないかと。
OpenDots ONEを実際に使ってみて気付いた、ちょっと気になるところ
服やマスクの着脱時にめっちゃ引っかかる
耳を挟み込むイヤーカフ型で、物理的に耳の中に収まっていないので、どうしても同じ服やマスクを脱ぎ着する時に引っかかります。
特にマスクを外す時はもうめちゃくちゃ引っかかりますね。笑
もう絶対引っかかるので、マスクを外す場合は先にOpenDots ONEを外しておく必要があるかなと。



感染症や乾燥対策、花粉でマスクをよくする人は、ちょっと煩わしいかもです
ノイズキャンセリングがない
オープンイヤーイヤホンなんで当たり前ですけど、ノイズキャンセリング機能はありません。
しかもオープンイヤーで外部音がはっきり聞こえてしまうので、集中して勉強したり作業したい場合にはちょっと不向きかも。
なのでもしそういった場面でイヤホンを使いたい人は、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンと使い分けるのがいいかなと。
外をランニングする時や家でながら聴きをしたい時はOpenDots ONE、カフェで作業したい時はノイキャンイヤホンみたいな感じで。



私も使用する場面によってOpenDots ONEとAirPods Proを併用しています
だから正直、今ノイキャンイヤホンを使っていて満足している人は、完全にOpenDots ONEに乗り換えちゃうとちょっと物足りなさは感じるかもです。
ピアスやイヤーカフと干渉する
OpenDots ONEはイヤーカフ型なので、本物のイヤーカフやピアス、イヤリングなどのアクセサリーとは干渉しそうです。
私はそういった耳のアクセサリーを着けないので特に気になりませんが、女性とかアクセサリー好きな人は結構気になるかも知れません。



特に、軟骨の方までピアスをたくさん空けている人は使いにくいのかなと
ただまあ、OpenDots ONE自体がデザイン性にも優れていて、そういう意味では一種のアクセサリー感覚で着けられますけどね。



特に私の選んだグレーの方は、女性にもぴったりな柔らかいカラーですし
男性は、OpenDots ONEとの干渉が気になるほど耳にアクセサリーを着ける人ってそんなにいないでしょうし(よほどロックでパンクな人じゃなければ…)、ほとんど気にならないでしょう。
価格がやや高い
OpenDots ONEの価格は税込27,880円(クラファン早割で23,699円)と、イヤホンとしては比較的高めとなっています。
この価格帯になるとSonyやApple、BOSEといった有名メーカーのハイエンドモデルも競合してくるため、まだそこまでのネームバリューのないShokzに対しては割高に感じる人もいるでしょう。
またSOUNDPEATSなどの格安ブランドでは同じようなイヤーカフ型イヤホンを数千円で買えたりするので、余計にそう思ってしまいますよね。
ただ個人的には、OpenDots ONEのこの機能性とデザイン性であれば決して高過ぎるということもないかなと。
言わずもがなAmazonに売ってるおもちゃみたいな格安イヤホンとは機能・デザインともに雲泥の差ですし、他の大手メーカーはこのようなイヤーカフ型を作っていないので、完全に差別化できています。
実際GREEN FOUNDINGのランキングでは常に上位にいますし、支援総額はも1.7億円以上(!)となっていて、この価格でも欲しいと思っている人がたくさんいるのは事実です。



現時点でイヤーカフ型イヤホンの最高峰ですし、価格が高いのも当たり前かなと
【デザイン性も抜群のイヤーカフ型イヤホン、ShokzのOpenDots ONEをレビュー】まとめ
今回はShokzさんからOpenDots ONEをご提供いただきましたのでレビューしてきました。
OpenDots ONEは以下の点から、オープンイヤー型ワイヤレスイヤホンとしては素晴らしい製品になっていると思います。
- オープンイヤーだから、安全&ながら聴きに最適
- 音質もバッチリ
- 着けているのを忘れるほど軽い着け心地
- その他、痒いところに手が届く機能性が充実
一方で、マスクに引っかかるとかノイキャンがないといったデメリット?もありはしますが、現時点ではイヤーカフ型イヤホンの最高峰と言って差し支えないでしょう。
2025年5月21日までGREEN FUNDINGにてクラウドファンディング中なので、気になった人はぜひ以下の特設ページをのぞいてみてください
ではまた!!
最後まで読んでくれたあなたにはこちらの記事もおすすめ!!
コメント