- 服にお金はかけられないけど、安っぽい服は嫌だなあ
- ユニクロのシャツって普通過ぎない?
- 高い服って気を使うからあんまり着たくないんだよなあ
という人に向けて、今回はユニクロのシャツのボタンを替えてみたら劇的に高見えするようになったという話をしていきます。
ぶっちゃけた話、ユニクロのシャツってボタンだけめちゃくちゃ安っぽくないですか?
ユニクロのシャツは本的に全てプラスチックボタンが使われていますが、これがどうしたってチープな雰囲気になってしまいます。
だからユニクロのシャツって、生地やデザインは良いんだけど実際に着てみるとなんだか普通過ぎるというか、しっくり来ないってことがよくあって。
ボタンって小さいパーツに見えますけど、実はシャツの印象を大きく左右するディテールなんですよね。
だったらいっそのことボタン替えちゃえばいいんじゃね?
ということで今回私が購入したユニクロのシャツのボタンを全て貝ボタンに替えたところ、見違えるように高見えするようになりまして。
早速お見せしていくと、こちらがビフォアーで、
こちらがアフター。
写真だとあまり変わらないようにも見えますが、実際に見ると同じシャツでも全然違って見えますし、貝ボタンに替えた後のシャツはかなり高級感が出ています。
しかも今回ボタンを替えるのにかかったお金はたったの500円ちょっとですからね。
こんなに安くて、こんなに劇的に高見えさせられるなら、もうユニクロのシャツって全部自分でボタン替えるべきでしょ。
たった500円でこんなにも印象が変わるものかと、普通にびっくりしましたね
ということで今回の記事では、ユニクロのシャツのボタンを替えてみたら劇的に生まれ変わったという話について、以下の内容を詳しくご紹介していきます。
- そもそもなぜユニクロのシャツのボタンを替えようと思ったのか
- どんなボタンにどうやって替えたのか?
- ボタンを替えてみた結果と感想
- 嫁と子供と服を愛する30代男性
- 20代後半で服に目覚めた遅咲きの服好き
- 年間100万円以上買う服バカ
- シンプルで素材にこだわるドメブラ好き
- 179cm74kgのがっちり体型
ユニクロのシャツのボタンを変えてみたら、劇的に高見えしてもう最高だからこれはみんな替えるべき【たったの500円】
最初に言っておくと、今回私がボタンを替えたシャツについてはこんな感じです。
ブランド | UNIQLO and JW ANDERSON (ユニクロアンドJWアンダーソン) |
アイテム | フランネルシャツ/チェック |
シーズン(購入時期) | 2024年秋冬 |
カラー | LIGHT GRAY |
サイズ | XL |
素材 | コットン100% |
価格 | 1,990円(税込) ※セール価格 |
購入したショップ | ユニクロ |
そもそもなぜボタンを替えようと思ったのか
そもそもなんで今回ボタンを替えようと思ったかというと、セールで購入したユニクロJWAのシャツがのボタンがもう絶望的に安っぽかったから。
購入したのは定番となったユニクロとJWアンダーソンのコラボラインのシャツでして、子供と遊ぶ時用の服、1.5軍的な使い方をするシャツとして買いました。
シャツそのものとしては起毛感のあるフランネル生地が秋冬っぽくて良い感じで、ちょっとナード感のあるチェック柄も今の気分と合うなと思い、これでセールで2千円になっていたのならまあ買いかなと。
ただ実際に着てみるとボタンがえげつないほど安っぽくて、めちゃくちゃ悪目立ちしていたんですよ。
若干のマーブル柄の入ったプラスチックボタンなのですが、これが本当におもちゃみたいで。
フランネルシャツというカジュアルなシャツですし、価格が価格ですからそこまでの高級感は求められないですが、それにしたって安っぽ過ぎるでしょう。
ボタンって小さなパーツかと思いきや、シャツ全体の印象を大きく左右する重要なディテールでして。
特にユニクロみたいにシャツとしてのデザインがシンプルであればあるほど、ボタンがシャツ全体の印象に与える影響は大きくなります。
だからこそボタンって本当に重要なんですよね。
ユニクロのシャツは生地の質や縫製などは本当に素晴らしいのですが、どうしてもこの価格帯で作ろうと思うとどこかでコストカットしなきゃいけないわけで。
そうして必然的にボタンの質はやや物足りないものになってしまっているんです。
まあそれなら自分で良いボタンに替えてしまえばいいか、となったわけです
替えるボタンの選び方
ボタンを替えるにしてもどんなボタンに替えようかというところで、やっぱり高級感を出すなら天然素材は必須。
高級ボタンというと、今回選んだ貝ボタンの他にも水牛ボタンや木のボタン、あとは天然素材ではないですがヴィンテージ古着なんかではアルミや鉄など金属のボタンも使われています。
ただここは高級シャツといえばやはり貝ボタンでしょう、ということで貝ボタンに決めました。
貝ボタンの中にも貝の種類がいくつかあるのですが、今回はブラウンのチェックシャツで元から付いているボタンもブラウンということで、茶蝶貝のボタンを選んでいます。
どうでしょうこの自然で美しい光沢感。
裏面もキレイなマーブル柄となっていて、とってつけたようなプラスチックボタンのマーブル柄とは違いますよね。
最初から付いていたボタンと比較すると一目瞭然に高級感があります。
なおボタンのサイズは実際に測ってみて、交換前のもので前身頃と袖口(カフス)が13mm、袖口の剣ボロが10mmだったので同じサイズにしました。(厚みは貝ボタンの方が多少薄くなっています)
ボタンは大きいほどカジュアルに、小さいほどフォーマルな印象になるので、ボタンのサイズを変えてみるのも面白そうですね
今回購入したボタンは13mmの方が1個48円で9個、10mmが31円で2個購入していますので、合計で494円でした。
そこに送料がかかってトータル769円でボタンを調達できたことになります。
単価が安いだけに送料が痛いですが、トータル700円ちょいでユニクロのシャツが生まれ変わるなら安いものかなと
自分で替えるか、お直し屋さんに頼むか
ボタンを替えるには自分で替えるか、お直し屋さんに持っていって替えてもらうかの選択肢がありますが、今回私は自分の手作業で替えています。
というのも、最初はお直し屋さんにお願いしようと思っていたのですが、実際に持って行ってみて料金を聞いたらもう驚愕。
ボタン1つ替えるのに340円すると言われてしまったのです。(私が聞いたお直し屋さんだけでなく、どこもこれくらいが相場みたいです)
このシャツに付いているボタンは全部で11個だから、合計金額は3,740円。
いやいや1,990円のシャツで、替えボタンも500円で調達できたのに、交換費用で3,740円はちょっと馬鹿馬鹿し過ぎるでしょう。
ちなみにクリーニング屋さんで「ボタン付け無料!」みたいなところは、あくまで取れてしまったボタンを1つ2つ付けるのは無料というだけで、ボタンの総付け替えは対応していなかったです
ということで仕方なく自分で付け替えることにしたというわけ。
いやーもう結構大変でしたね。(ボタン付けってやってみると意外と難しくって、子供の頃さらっとやってくれていたお母さんに本当に感謝です)
裁縫なんて小学校の家庭科以来でしたし、針と糸の使い方から復習して、YouTubeで勉強しながら何とかかんとか頑張って付け替えましたよ。
ちなみに今回のボタン交換に使った糸は、近くのユザワヤで手縫い糸(エジプト綿)ってやつを100円くらいで買ってきています。
もっと安い化繊の糸もあったんですが、服好きとしては「エジプト綿」って言葉には抗えませんでした笑
ユニクロのシャツのボタンを替えてみた結果
ビフォーアフターはこちら
論より証拠、ということで改めてビフォーアフターはこちら。
どうでしょう?
皆さんにはどう見えますでしょうか?
それではここから、ユニクロのシャツのボタンを替えてみて私が感じたことを正直にお伝えしていきましょう
劇的に高見えするようになった
まず率直に言って、明確に高見えするようになったと感じました。
最初のプラスチックボタンのチープ感がえげつなかったので落差がすごい、というのもありますが、やはり貝ボタンになったことでシャツ全体の印象がすごく洗練されたというか、引き締まって見えるようになったんじゃないかと。
交換前はボタンが悪目立ちしていたのですが、交換後は良い意味でボタンが目立たず、上品な雰囲気になっています。
正直言って、ボタン1つでここまで印象が変わるとは思ってなかったのでちょっとびっくりしましたね
多分このシャツを見て1,990円だとは誰も思わないでしょうし、めちゃくちゃ贔屓目に言って5,000円くらいには見えてもおかしくはないんじゃないかと。
ユニクロのシャツは価格の割に生地が良いことでも有名ですから、そこに自分で高級ボタンに替えてしまえばもう無敵ってわけですよ。
元は絶望的に安っぽいからという理由でボタンを交換しようということになったので、これは大成功と言って良いのではないでしょうか。
ユニ被りしなくなった
ユニクロの商品画像↑
ユニクロのシャツのボタンを替えてみて予想外に良かったことは、ユニ被り(ユニクロの服で他人と被ること)しなくなったことです。
まあ正確には同じシャツではあるのですが、ボタンが違うだけで全然違うシャツに見えるんですよ。
今回ボタンを替えたユニクロアンドJWアンダーソンのフランネルシャツは、デザイン的にもアイコニックでしたし、街で着ている人を割とよく見たんですよね。
そしてこのシャツは悪い意味でボタンが主役になってしまっているようなシャツだったので、ボタンを替えただけで全然ユニ被り感はなくなりました。
あとは自分の中で「確かに同じシャツだけど、俺のは貝ボタンだぜ」というちょっとした優越感が得られたのも、素直にボタンを替えて良かったところですね。
言い方は悪いですが、ファッションなんて所詮は自己満足と他者との差別化による優越感みたいなとこありますからね
このようにボタンを替えただけでシャツとしての印象はガラッと変わってくるので、普段からユニ被りが気になる人はボタン交換するのかなりおすすめですよ。
また今回のようにアイコニックなデザインのシャツ、ひと目でユニクロだと分かってしまうようなシャツも、ボタンを替えて印象をズラすというのは良いテクニックだなと感じましたね。
アイコニックなデザインのこのチェックシャツでもかなり印象は変わりますから、もっとシンプルなシャツだったらそれこそ全く別物のシャツになると思います
自分で替えたから愛着はマシマシ
ボタンを替えたことによる嬉しい効果は見た目だけではありませんでした。
ボタン交換というカスタムしている、しかも今回は自分の手作業でカスタムしたこともあって、もう愛着がマシマシになっています。
元は1.5軍用として買った、たかだか1,990円のシャツにここまで愛着をモテるようになったのは、まさに自分でボタンを替えたからこそ。
服に対する愛着は、ファッションを楽しむ上で最も重要なことと言っても過言ではありません。
心から愛着を持って着ることができれば価格やブランドなんか関係なく、その人にとって最高の服と言えるでしょうからね。
自分のスキルになったのも嬉しい
今回はお直し屋さんでやってもらうのはあまりに高過ぎるということで自分でボタンを交換しましたが、結果的には自分でやって良かったと思っています。
それはやはり手縫いでのボタン交換というスキルが身に付いたから。
YouTubeで独学で学んでボタンを替えるのは想像以上に難しく時間もかかりましたが、一度できるようになるとそこからはサクサクできるようになりましたし、出来の方も自分で言うのも何ですが上々なんじゃないかと。
自分でボタン付けを学んだことで、ユニクロはもちろんドメブラの高価なシャツでも意外と簡単な付け方をしているんだな、とか新たな発見もあって面白かったです
家族にボタン付けができる人がいるなら頼んでみてもいいとは思いますが、この機会に自分でボタンを付けられるようになっておいて損はないでしょう。
私自身次からはもっと早くもっと上手くボタンの交換ができるでしょうし、将来子供の服を直してあげることもできるので、今回自分でボタン交換をして本当に良かったと思いますね。
【ユニクロのシャツのボタンを変えてみたら、劇的に高見えしてもう最高だからこれはみんな替えるべき】まとめ
今回はユニクロの2千円のシャツを貝ボタンに交換したら見違えるように高見えするようになった、というお話でした。
いやね、今回自分でボタン交換してみて思いましたけど、これは絶対にみんなボタン交換すべきですって。
私自身、今後ユニクロのシャツを買う機会があったらまた貝ボタンに替えるだろうと思います。
次はよりシンプルなブロードシャツで今回以上に印象を変えてみたり、ボタンのサイズや色なんかを替えてみたりしてもっとカスタマイズを楽しんでみたいですね
たったの数百円でいつものユニクロシャツが劇的に変わるので、皆さんもぜひやってみてください。
ではまた!!
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