【体験談】ユッタニューマンのソール交換してみた

という人いませんか？

ユッタニューマン（JUTTA NEUMANN）といえば、ここ数年一気に注目を集めるようになった高級サンダルブランドで、「おしゃれな人は全員ユッタニューマンを履いている」と言っても過言ではないくらいに服好きたちの間で大人気となっています。

かく言う私もユッタニューマンの代表モデルであるアリス（Alice）を3年前（2019年）に購入し、夏はほぼ毎日のように履きまくっています。

ただやはり4年目ともなるとソールの減りやその他諸々気になるところが出てきてまして、そろそろちゃんとメンテナンスしてあげなきゃなということで、先日ユッタニューマンのアリスをソール交換に出してみたわけです。

ということでこの記事では、私がユッタニューマンのソール交換をしてみた経験をもとに、

などについて詳しくご紹介していきます。

【体験談】ユッタニューマンのソール交換してみた

今回私は東京・五反田にあるapego（アペーゴ）という靴修理専門店にお願いしました。

なぜapegoを選んだのかは詳しく後述しますが、「ユッタニューマンのサンダル修理をたくさん手がけているから信頼できる」というのが最大の理由ですね。

まずはビフォーアフターから…？

何事もまずは結論が肝心。

それではビフォーアフターをご覧いただきましょう。

…と言いたいところなんですが…

なんと、ビフォーの写真を撮り忘れるというとんでもない失態を犯してしまいました…（ファッションブロガー失格です笑）

2021年のシーズン終わり（9月ごろ）の写真はあるので、これで許してください笑

上の画像が2021年9月時点、3シーズンほどガンガン履いた段階でのソールの減り具合です。

私の履きグセのせいなのか、右足のかかとが特にすり減っていて、フットベッド（革部分）ギリギリのところまで削れてしまっていますね。

そしてこちらが今回ソール交換から帰ってきたアリスちゃんの写真。

当たり前ではありますが、ぴっかぴかの新品ソールに生まれ変わっています。

こうして見ると、まだ何も踏みしめていないビリケンソールほど美しいものはないですよね。

ソールのはみ出しはまったくありませんし、ユッタニューマン特有のアーチサポート（土踏まずの湾曲）もぴったり貼り付いて浮きは見られません。

履き心地がめちゃくちゃ良くなった

今回私は革靴も含めて人生で初めて靴（サンダル）のソール交換をしたわけですが、ソールを交換するだけでこんなに履き心地って良くなるんだ、とびっくりするくらいに履き心地は劇的に変わっています。

まずかかとのすり減りがなくなったおかげで、足が地面にピッタリと並行に接するようになって安定感が増しています。

当然クッション性も復活しているので、歩くのも立つのも断然楽になった気がしますね。

また今回私はソール交換と一緒にサムホール（親指を入れるところ）の調整も行ったのですが、この調整をしたおかげでめちゃくちゃ履き心地良くなってるんですよ。

なお私が行った調整というのは、3年間履いてブカブカに伸び切ったサムホールの革を0.5cmほど切り取って詰めるというもの。

調整前はサムホールがブカブカで親指がしっかりとホールドされていなかったのが、たった0.5cm切り詰めるだけで劇的に変わりました。

まあホールド感が良くなって、本当にサンダルが足に吸い付くような感覚と言うか。

「ああ、これが本来のユッタニューマンの履き心地だったな」と思い出させられるような感覚でしたよ。

ちなみにホールド感が良くなったと言っても靴ずれ（サンダルずれ）するほどではなく、あの辛い辛い修行の日々が帰ってくるわけではないのでご安心を。

なぜapegoを選んだのか？

今回私は東京・五反田のapego（アペーゴ）という靴修理専門店にお願いしましたが、apegoを選んだ理由は以下の2点です。

まずやはりユッタニューマンの修理実績が豊富というのが最重要。

通常ユッタニューマンの修理は靴修理専門店でやってもらうと思いますが、そもそも革靴ではなくサンダルですし、履いている人も一部の服好きだけなのでノウハウのない修理店も多いんですよね。

しかもユッタニューマンは普通のサンダルと違ってハンドメイドな上に、中にはカスタムオーダーをしている人もいるでしょう。

そして何よりめちゃんこ高いですから、中途半端な修理はして欲しくないし、修理に失敗された日にゃあ悔しくて夜も眠れないわけです。

その点apegoはホームページで公開されている修理実績の中にユッタニューマンのサンダルが数多くありましたし、ソール交換以外にもアッパー交換など様々な修理に対応しています。

実際店舗に伺って修理をお願いした時にも、スタッフの人が慣れた様子で丁寧に相談に乗ってくれたので、やはりapegoを選んでよかったなと思いましたよ。

apegoを選んだもう1つ理由は、郵送での修理依頼が可能だから。

私は東京在住なので五反田までは行けますし、初めてのソール交換ということで色々と相談したかったので店舗に行きましたが、特に地方住みの人なんかは信頼できる修理店が近くにないことも多いでしょうからね。

ちなみに私も受け取りは郵送にしてもらっていますが、送料は修理代金に含まれていたと思うので実質無料で郵送してもらえましたよ。（居住地によって送料は変わってくると思うので、詳細は実際に店舗に問い合わせてください）

ソール交換ってどれくらいお金かかるの？

今回私がお願いしたapegoでは、オールソール交換（ビリケンソール）で9,680円（税込）でした。

もちろん修理店によって異なりますが、ユッタニューマンのソール交換の相場は9,000〜10,000円くらいでしょう。

ソールの交換頻度が3〜4年に1回ですから、まあそんなに割高って感じでもないかと。

またサムホールの調節はサービスでやってくれたので料金はかかりませんでした。（apegoさん最高です！）

さらにapegoでは劣化して千切れてしまったアッパーやサムホールの貼り替えも8,800円（税込）でやってくれます。

サンダルそのものが生まれ変わるようなここまでの本格的な修理となると、本当に慣れている修理店でしか頼めないですからね。

apegoでは他にもユッタニューマンの様々な修理の様子を公式サイトで紹介してくれているので、気になった人はぜひ読んでみてください。

ソール交換ってどれくらい時間がかかるの？

と思う人もいますよね？

私の場合、5月の半ばに修理に出した時には「少しお時間かかるので1週間前後を見込んでいただければ…」と言われましたが、実際には3日くらいで届いています。

もちろん繁忙期となるともう少し時間がかかることは予想されますが、他の修理店を見ても大体納期は3、4日〜1週間のところが多いようなので、シーズン初めに修理に出しても十分そのシーズン履くのには間に合うんじゃないかなと。

ソール交換で少し気になったところ…

まずは新しく貼られたビルケンソールのふちの切り出し面が少しだけささくれているということ。

ビルケンソールは大きな1枚の生地からソールの形に切り出して使われるのである程度仕方ない部分ではあるのですが、やっぱり見た目は良くないですし、どうしても最初は少し気になりました。

ただ履いているうちに少しずつ削れ落ちてキレイになっていきますし、どうしても気になるなら自分で切り落としても良いのでそこまで気にする部分ではないでしょう。

そして私がもう1つ気になったのが、ソールから謎の金属パーツが見えるようになってしまったというところ。

ソールとフットベッドを固定するパーツだとは思うのですが、側面から見るとソール内部に謎の金色のパーツが見えています。

ソール交換の過程でどうしても出てしまうものなのか、何かしらのミスで出てしまったものなのかは分かりませんが、ただまあこちらも履いている分にはまったく見えませんし、そこまで気になるわけではないのでOKとしましょう。

【ユッタニューマンのソール交換してみた】まとめ

今回4年目にして初めてユッタニューマンのソール交換をしたわけですが、結論から言うと本当に交換して良かった。

ソール交換でこれほど履き心地が蘇るっていうのはちょっとびっくりしましたね。

もし今ユッタニューマンのサンダルを履いていて「ソールがすり減ってきたな…」と思っている人は、すぐにでも交換して欲しいくらいですよ。

またソール交換をすることでアリスに対する愛着がさらに増した気がするので、そういう面でもソール交換はして良かったです。

アリスに関してはこの先もまた何回もソール交換をして、ずっとずっと大切に履いていきたいと思っているサンダルですからね。

皆さんもお気に入りのサンダルをきちんとケアして、もっともっと愛着を深めてみてはいかがでしょうか？

ではまた！！

＼ソール交換を繰り返して一生履いていきたい名作サンダル／

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