こんにちは、ham(@ham50865160)です。
いやー発売されましたね、ユニクロユー(UNIQLO U)の2020年春夏コレクションが!
こちらの記事で発売前、ルックを見た感じでのおすすめアイテムについては言及していました。
そして今回は、実際に発売日にUNIQLOに行って全型見てきた中で、改めておすすめできるアイテムをご紹介していきます。
(いやーそれにしても仕事の関係で、どうしても発売初日にUNIQLOに行けず、速報ってほどでもなくなってしまったのが悔しい…)
ちなみに最初に、今回のコレクションの総括は、
おしゃれだけど初心者向けではない。
です。
一点一点はとてもおしゃれで、それこそドメブラでも見るようなアイテムが多いんですが、UNIQLOの服をワードローブの主力としているであろうおしゃれ初心者には少し合わせるのが難しいものが多いかなと。
今回のレビューでは、以下のような『おすすめ度』というものを使ってご紹介します。
- おすすめ度120%:買って損なし。絶対に買うべき。
- おすすめ度100%:クオリティ、価格ともに満足できるレベル。買っておいた方が良い。
- おすすめ度80%:クオリティはもう少しだが、価格を考えると十分おすすめできる。
ユニクロユー(UNIQLO U)2020春夏で、買うべきおすすめアイテム
ドリズラージャケット【おすすめ度120%】
今回のコレクションの中で、正直これが1番良かった!
これはマストバイでしょう。
数年前からジワジワと人気が出てきているドリズラージャケットが、ユニクロユーからも登場。
デザインというデザインがほとんどない、至ってシンプルなドリズラージャケットですが、変にアームホールのバカでかいドメブラの奴より着やすいですね。
シャープで大きめにとられた襟だけは、全体的に標準的なサイズ感の中で、ちょうど良いアクセントになっています。
裾のリブがなくバックギャザー(背面の両サイドのみ)になっているのも、野暮ったさをなくす上で非常に効いているポイント。
本来ドリズラージャケットは、裾がリブになることで風の侵入を防ぐ仕様になっているのですが、このギミックがおっさんくささの根源にもなっていますからね。笑
生地にはリヨセルを使っていて、トロミのある滑らかな生地感となっています。
この生地が高級感があって素晴らしい。
水に弱く洗濯ができないのがリヨセルの弱点だったりしますが、この手のアウターなら洗濯することはないでしょうし、リヨセル100%ではないので、そこまでびしょ濡れにならなければ雨に濡れても大丈夫でしょう。
パープルはかなり難しそうでしたし、ブラウンは少し野暮ったかったので、おすすめカラーはブラック1択です。
またジャストめのサイズ感なので、今っぽく着るためにサイズは1つ上げてみると良いでしょう。
ドリズラージャケットはおっさんくさいアウターの代表みたいなアイテムですが、このシンプルさであれば、すんなりとコーデに落とし込めそう。
間違いなく買いなアイテムだと思います。
ただそれほど人気でもなさそうなので、セールまで待って買うのでも間に合うかも知れませんね。(私はそのつもりです笑)
価格は6,990円(税抜)と、ユニクロのライトアウターとしては標準的な価格設定。
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)【おすすめ度120%】
こちらはユニクロ得意の機能性素材エアリズムを内側に、外側にはコットン生地が出るようにしたダブルフェイス仕立てのカットソー。
コットンの見た目を損なわず、かつエアリズムの吸水速乾機能を兼ね備えた、ユニクロでも今までにないカットソーになっています。
その機能性もさることながら、生地感がとてもキレイ。
上品なツヤ感があって肌触りもとても滑らかですし、ダブルフェイスなのでシームが少しもっちりとしているのも個人的には好みです。
シルエットは名前の通りオーバーサイズですが、バカみたいに大袈裟なオーバーサイズではないので、いつもの自分のサイズを選べば少し肩が落ちる程度。
さらに着丈が短いボックスシルエットだったり、ハーフスリーブ(5分袖)になっていたりと、今のトレンド的に非常に着やすいシルエットになっていると思います。
サイズ展開が豊富なユニクロでは、好みのサイズ感に合わせて色々試せるのも魅力ですよね。
そして最も衝撃的なのがその価格。
なんとこのクオリティで1,500円(税込)。
これは余裕で複数枚買いしても良い、衝撃のコスパの良さです。
かなりの人気で店頭からは飛ぶように消えたようですが、カットソーということもあってユニクロ側も数を積んでいたのでしょう、オンラインストアではまだ全然買えます。(当初はオンラインでも完売があったみたいなので再入荷かな?)
おすすめカラーは深いグリーンの混ざったようなブルー、定番のブラックですかね。
ブロックテックトレンチコート【おすすめ度100%】
やっぱりこれは良かった。
クラシックながらもカジュアルに着ることを前提に作ったようなコートで、大きくとった身幅や太めのアームホールなんかは最近のトレンドを反映していますね。
襟が大きいのも、COMOLI(コモリ)のタイロッケンコートに似たところがあって素敵。
ブロックテックの機能性もあって、雨の多い日本の春では活躍してくれそうなコートですね。
そのブロックテック生地に意外とハリがなかったのも、トレンチコートをカジュアルに着るためには嬉しいポイントでした。
さらにトレンチコートとは言え、ミリタリー的なギミックはほとんどないので、ダブルブレストコートとも言えますね。
遠目から見れば、私が2019年ベストバイに選んだCOMOLIのダブルブレステッドコートに見えなくもないかなってくらいのクオリティです。
おしゃれ初心者にはこの手のコートはなかなかハードルが高いかとは思いますが、是非挑戦して欲しい1着ですね。
ただ1つ注意していただきたいのが、生地に思ったよりハリがないとは言え、トロミや落ち感のあるわけではなく、かつビッグシルエットであるため、結構バサッと広がる感じにはなるということ。
そのため体格の小さい方や華奢な人だと、コートに着られている感は出てしまうかも知れません。
この辺はCOMOLIのタイロッケンコートでも言えることですが、人によって似合う似合わないがはっきりと出るコートでしょう。
しかしこのコート、もともと出来が良かったのもありますが、ファッションインフルエンサーがこぞっておすすめしていたこともあって、オンラインストアではなんと発売開始から2日でブラウンが全サイズ売り切れに…(店頭にはまだあると思うんですが)
今回のコレクションで1番人気のアイテムになっていますね。
とはいえ個人的におすすめカラーはブラック。
ブラウンの方が特徴的でルックでも使われてましたが、かなりユニバレが怖いカラーでもあるので、私なら匿名性の高いブラックを選びたいですね。
ブラックの方が圧倒的に人気がなさそうなので、セールまでいけば雨用コートとして私も買うかも知れません。
元は14,900円(税抜)と、ユニクロだと少し躊躇してしまうような価格設定。
まあクオリティを考えるとそれでも安過ぎるくらいなので、感覚が麻痺していますね。笑
デニムワークジャケット【おすすめ度100%】
こちらも結構推されていたアイテムの1つ。
フレンチワークの雰囲気を全面に出したデニムカバーオールです。
ある程度予想通りに、やや生地は薄かったものの、やはりUNIQLOのデニムはコスパが素晴らしいなと感じました。
襟がオープンカラーになっていたり、ステッチが曲線を描いていたり、随所に上品さが出ているのもgood。
このクオリティのデニムアウターで、6,990円はシンプルにすごいですね。
ただしデニムカバーオールというアイテム自体が、おしゃれ初心者には少し合わせにくいと感じるかも。
黒やブラウンのテーパードスラックスなんかと相性が良いので、迷ったら是非試してみて下さい。
またカバーオールというアイテム自体、ジャストフィットで着るものでもないので1サイズ上げてみるのも、抜け感が出ておすすめですよ。
初心者が敬遠するということは、着こなせさえすれば上級者の仲間入りということでもありますからね。笑
価格、クオリティ、デザイン含めて、挑戦する価値のある1着だと思います。
ワークっぽいアイテムなので、よりキレイに着るために、カラーはワンウォッシュの方をおすすめします。
ワイドフィットタックテーパードパンツ【おすすめ度100%】
毎回良作の多いユニクロユーのパンツですが、今回の1番の当たりはこれでした。
流行りのワイドテーパードシルエットのコットンパンツで、とにかく生地がキレイ。
高密度に織られたコットン生地は、微光沢を帯びており上品な印象。
これがかなり私好みの生地感ではありました。
特に暗めのカラー(ブラック、ダークネイビー)では生地の良さが出ていて、イチオシはダークネイビー。
ほとんどブラックなんですが、光の当たり具合によってはジワッと滲むようなネイビーで、何とも言えない非常にキレイな色味でした。
シルエットはアウトタックが2つ入っていて、腰回りはかなりゆったりとしたワイドテーパード。
裾に向かってキレイにテーパードしているため、足元で変にグシャってなることもありません。
生地感、シルエット含めて、こちらで紹介したMARKAWARE(マーカウェア)のウエストポイントに近いものがありました。
あと細かいですが、ウエストがボタンじゃなくてフックなのも嬉しいポイント。
どうしてもユニクロのボタンって安っぽいものが多いので…
価格は3,990(税抜)と、コスパも最強です。
今回のコレクションでパンツを買うなら、まず最初このパンツを見て欲しい、そんなパンツでした。
コットンリネンスタンドカラーシャツ【おすすめ度80%】
こちらもプレビュー記事ではノーマークだったアイテム。
ユニクロユーのシャツってコレクション毎に当たり外れがかなり激しいジャンルだと思ってるんですが、今回は結構当たりじゃないでしょうか?
その中でも出色の出来だったのが、コットンリネンスタンドカラーシャツ。
コットン48%リネン52%の生地は、予想以上にツヤ感が出て良い感じ。
特にブラックはツヤ感が目立って高級感が出ていました。
ピンクやナチュラルも淡めのカラーリングで春らしさを演出できますし、スタンドカラーなので首元もスッキリ。
スタンドカラーって、同じスタンドカラーでも襟が高いものと低いものがあるんですが、高めの方が縦のラインがハッキリと出てスタイルが良く見えるので、個人的には好み。
そして今回のユニクロユーは、やや高めのスタンドカラーとなっています。
また裾は四角くスパッと切ったようなボックスカットで、スッキリとした印象に。
春先にブルゾンやデニムジャケットのインナーとして着ることにより、着丈の違いも活かした抜け感のあるレイヤードができそうです。
1つ残念だったのが、ボタンがチープだということ。
しかも結構厚みがあって目立つため、安っぽさが強調されてしまいます。
特にピンクでは、白いボタンが目立っていましたね。
その点ブラックはボタンもブラックになっており、目立ちにくくて良かったです。
まあ価格(税抜2,990円)を考えると仕方ないですし、それでも十分出来の良いシャツです。
同じ形でストライプ柄のものもあったので、こちらも同様におすすめできるシャツになっています。
リブクルーネックセーター【おすすめ度80%】
このニットに関しては、今までのUNIQLO Uのものとあまり変わり映えしなくてインパクトに欠けるかなとノーマークだったんですが…
やっぱりクオリティと価格のバランスが良く、とても使いやすそうですね。
価格は3,990円(税抜)。
コットンニットですが、袖や裾はリブがない仕様なのでスウェットのように着られます。
首元の編み目も、最近のドメブラとかでもよく見る仕様になっていて本格的。
生地感に関しては少しガサっとしていて、まあ可もなく不可もなくってくらいなんですが、価格とコットンニットの汎用性を考慮して【おすすめ度80%】としました。
春にサッと着られるニットやスウェットを持ってないよって人は、買っておいて損はないでしょう。
ただしUNIQLOのニットってなーんか小さめのサイズ感なので、今っぽく着るために1〜2サイズ上げて着るのがベターですね。(XL以上は、オンラインストアでのみの取り扱いとなります)
おすすめカラーはブラックかベージュかな。
価格は3,990円(税抜)。
期待していたアイテムたちは…
コットンリネンセットアップ
こちらのコットンリネン素材は、思ったよりも生地が薄くて春夏向けでした。
パンツは特に薄かったですね。
結構クシャクシャとした生地感でシワが目立ちましたし。
シルエットもリラックスシルエットでしたが、ジャケットの着丈が長く少し野暮ったい印象を受けましたね。(ジャケットはオーバーサイズにするのが難しいですからね…)
パンツの方は、ウエスト全周がゴムになっていて、ウエストは気にせずシルエットだけでサイズを選べるのは嬉しいのですが、全周がゴムなのでタックインでは履けないのがマイナスポイント。
まあ正直、買いたい!と思えるアイテムではなかったです。
キューバシャツ
うーん、色味が微妙でしたね。
やっぱオレンジは難しいし、ホワイトならキューバシャツじゃなくて良い。
まあ半袖シャツのバリエーションとして持っていても悪くはないと思いますが、ユニバレ率も高そうですし、積極的におすすめできるシャツではありませんでした。
オーバーサイズクルーネックT
これは別に悪くはないですが、エアリズムオーバーサイズTシャツが良過ぎたので、わざわざこっちを買う必要はないかと。
生地感も特別良くも悪くもないですしね。
まとめ
今回は全体的にアウターとトップスの出来が良かった印象です。
カラーリングに関してはオレンジやパープル、ピンクといった少しメンズが使いづらいカラーも多く、しかも発色も微妙なものが多かったかな…。
UNIQLO Uは人気アイテムともなると、それこそ即完するようなアイテムも出てきます。
かと思えば発売から1ヶ月もしないうちにセールにかかったりと、買うタイミングがなかなか難しいコレクションなんですよね。
まあでも本当に欲しいのであれば、早く見るに越したことはないので、この記事を読んで気になるアイテムがあったという方は、是非お早めにチェックしてみて下さい。
ではまた!!
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