こんにちは、はむすけです。
- 小さくて良いレザーサコッシュを探している
- 本当は手ぶらで出かけたいけど、小さかったらバッグ持ってもいいかな…
- 小さくて気軽なのも重要だけど、やっぱりバッグは見た目も大事だよね
という人に向けて、今回はエンダースキーマ(Hender Scheme)のワンサイドベルトバッグ(one side belt bag)をご紹介していきます。
男性の中には「とにかく荷物を持つのが嫌だ、できるだけ手ぶらで出かけたい」っていう人も多くいると思うのですが、やっぱり大人であれば小さくてもいいから何かバッグは持っておいた方が良いもの。
女性目線で考えても、いい歳してデートに手ぶらで来られたら嫌でしょうしね…笑
だから男性にとって小さなバッグって、使い所が多くって「良いやつを1つは持っておきたい」というアイテムなんですよね。
そこで私がおすすめしたいのが、今回ご紹介するエンダースキーマのワンサイドベルトバッグなんです。
\男なら1つは持っておきたい便利なバッグ/
結論から言うと、エンダースキーマのワンサイドベルトバッグはデザインはカッコよくて機能面も必要十分で、小さなレザーショルダーバッグとしては間違いない、非常に安定感のあるアイテムです。
この記事では実際に使ってみて気付いたワンサイドベルトバッグの魅力や特徴、少し気になる点まで詳しくご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
実際私はこのバッグを2年ほど使っていますが、デザインも良くって耐久性(傷や汚れに強い)も高いので非常に重宝していますよ
- 嫁と子供と服を愛してやまない30代既婚男性
- 20代後半で突然目覚めた遅咲きの服好き
- 年間100万円以上を服を買う服バカ
- シンプルで素材にこだわったドメブラが好き
エンダースキーマ(hender scheme)とは?
まずはエンダースキーマ(hender scheme)というブランドについて簡単に解説していきます。
それよりも早くワンサイドベルトバッグについて知りたいという人は、こちらからレビューに飛べますのでどうぞ。
浅草発のレザーブランド
エンダースキーマ(Hender Scheme)は、2010年にデザイナーの柏崎亮さんが立ち上げた日本のレザーブランド。
元々はシューズブランドとして立ち上がったエンダースキーマですが、今ではシューズはもちろんバッグや財布、ティッシュケースなどの日常小物に至るまでのあらゆるものをレザーで作っており、「革小物と言えば」で最初に出てくるような日本を代表するレザークラフトブランドとなっています。
何か革小物を探している時はとりあえずエンダースキーマを選んでおけば間違いないというような、非常に安定感のあるブランドですよね
エンダースキーマは今なお日本製にこだわり、浅草の革職人さんたちの技術を存分に活かしたモノづくりをする一方で、これまでにはなかった斬新なレザーの使い方をするのも特徴。
ヌメ革やスエード、シュリンクレザーなど様々な種類のレザーを使い分けるだけでなく、キャンバスやナイロンという異素材とレザーを組み合わせたアイテムや、下でもご紹介しますが他ブランドの既存アイテムをレザーを使って再現するなど非常におもしろい取り組みもしており、ファッションにおけるレザーの可能性を広げたブランドとも言えるでしょう。
そんなエンダースキーマは今では本当に多くのセレクトショップで取り扱われるような超人気ブランドとなっており、実際に手に取って見やすいのも魅力の1つ。
また恵比寿、合羽橋、渋谷にスキマ(sukima)という直営店を構えており、スキマでは他のセレクトショップではなかなか見ることのできないレアなアイテムも取り扱っていたりします。(直営店が合羽橋にあるっていうのも職人気質な雰囲気があって良いですよねえ…)
エンダースキーマは大手から小さなセレクトショップまで、とにかく色んなところで取り扱われているので目にすることも本当に多いですね
ブランド名の由来
Hender Schemeというブランド名の由来は、心理学用語であるGender Scheme(ジェンダースキーマ)からきていて、そのGenderの「G」の部分をアルファベット順で1つ後ろにある「H」に変えてHenderにするとこで「性別を超える」ということを表現しているそう。
Gender Scheme(ジェンダースキーマ)とは心理学用語で、ある物事について考える際にその主軸に「性(社会的性)」を置いて考えることです。
つまり「男だからこうあるべき」とか「もっと女らしくしなさい」とかはジェンダースキーマに則った考え方ということ。
そう考えると、ジェンダースキーマって今の時代にそぐわない考え方になってきていますよね。
そんなエンダースキーマのコンセプトは以下の通り。
身体的、生物学的に性差を示すセックスに対して、ジェンダーとは、社会的、文化的な 性差を意味する。
Hender Scheme(エンダースキーマ)ではセックスによる性差を尊重しながらも、身なりにおいてジェンダーを介することなく、人間の経験や環境によって構造化されたジェンダースキーマを超越した概念を提唱する。
やはりブランドにおいて「(社会的)性別を超える」ということが大きな意味を持っているようです。
現にエンダースキーマでは全アイテムでメンズ・レディースサイズともに展開されているのですが、一方で男女の骨格や筋肉の付き方の違いなどの生物学的性差に対しては微妙に木型やカットの深さを変えるなどといった一面もあります。
2022年の今でこそ性的平等が一般的な考え方になってきてはいますが、10年前のブランド創設当時からこのようなコンセプトを掲げていたのはすごいことですよね
レザーの可能性を広げた名作ライン
エンダースキーマが世間に注目されるキッカケとなったのが、ブランド立ち上げ2年目から継続的に行われているmanual industrial productsというオマージュライン。
昔からエンダースキーマを知っている人なら、「エンダースキーマと言えばヌメ革のスニーカーだよな」って人も多いでしょう。
manual industrial productsは世界中のブランドの超名作シューズをすべてヌメ革で再現するという、とても面白いライン。
扱われているシューズの代表的なものは以下の通りで、どれもヌメ革だけとは思えないような非常に再現度の高い出来となっています。
- ナイキ エアフフォース1
- アディダス スーパースター
- リーボック インスタポンプフューリー
- ドクターマーチン 3ホールシューズ
例えば下の写真はリーボックのインスタポンプフューリーですが、ハイテクスニーカーもヌメ革だけでかなり細かなところまで再現されていますよね。(見た目上の再現のみなのでエアーポンプは使えません)
またヌメ革は経年変化によって劇的に見た目が変わるので、「ハイテクスニーカーを育てる」というこれまでにはないような体験ができます。
私もいつかはmanual industrial productsのシューズが欲しいと思っています
【レビュー】小さなバッグならエンダースキーマ(Hender Scheme)のワンサイドベルトバッグを選べばいいよっていう話
ワンサイドベルトが良いアクセントになっているデザイン
ワンサイドベルトバッグのデザインにおける最大の特徴は、その名の通り片側だけで調整できるショルダーベルトです。
逆に言うとそれ以外ではあまり大きなデザインのない、非常にシンプルなバッグとなっています。
ただ唯一のデザインであるベルト部分で、余ったベルトの垂れる感じとアジャスターバックルのメタリック感がデザインのアクセントすごく良いんですよね。
こういう小さなレザーショルダーバッグってデザインで差別化するのってすごく難しくって、ともするとどこにでもあるようなつまらないバッグになりがち。
その点エンダースキーマのワンサイドベルトバッグは、そのアイコニックなベルトのおかげで非常にデザイン性のあるバッグになっていると思いますよ。
手ぶら以上、荷物未満のちょうど良いサイズ感
ワンサイドベルトバッグには通常サイズとスモールの2種類のサイズがありますが、私が購入したのはスモールの方。
各サイズの詳細を下に示しますが、通常サイズとスモールサイズでは結構大きさの差があって、通常サイズはスモールサイズよりも二回り以上大きくなります。
高さ | 幅 | ベルトの長さ | |
---|---|---|---|
通常サイズ | 45cm | 38.5cm | 57〜95cm |
スモールサイズ | 25cn | 19cm | 59〜108cm |
私はコンパクトなレザーバッグを探していたのでスモールサイズにしましたが、通勤通学にも使えるしっかりとしたショルダーバッグが欲しいという人は通常サイズにしてみいいかも知れません。
私の購入したスモールの方はレザーショルダーバッグとしては比較的小ぶりなサイズ感なのですが、荷物の少ない人やちょっとそこまでっていう感覚であれば収納力は十分。
財布にスマホ、キーケースを入れてもまだ余裕がありますし、500mLのペットボトルも入らないことはありません。(バッグのシルエットが崩れるので私はあまり入れませんが…)
最近はキャッシュレス化で大きな財布を持ち歩く人も減っているでしょうし、これくらいのサイズ感がちょうど良いと思いますよ
傷や汚れに強く、見た目は美しいシュリンクレザー
エンダースキーマのワンサイドベルトバッグにはシュリンクレザーという、シボ感のあるレザーが使われています。
シュリンクレザーは耐久性が高く、傷や汚れ、ちょっとした水分などに強いという特徴があるため、レザーにも関わらずガンガン使えるというメリットがあります。
またレザーアイテムの醍醐味でもあり、同時に1番めんどくさい部分でもあるケアについても、シュリンクレザーはほぼケアをしなくても大丈夫。
年に1回くらいデリケートクリーム(レザー用の保湿クリーム)を塗ってあげればいいので、私のようなめんどくさがりな人でも安心ですね
またシュリンクレザーはヌメ革のように劇的な経年変化をすることはなく、時間が経っても新品時のキレイな状態を保つことができます。
エンダースキーマのシュリンクレザーはツヤが強く高級感があるので、新品時のキレイさが長く味わえるというのは嬉しいですよね。
経年変化はレザーアイテムを使う上での大きな楽しみではあるので、その経年変化をしないというのはデメリットのようにも聞こえますが、まあこの辺は好みの問題でしょうね。
私はこのシュリンクレザーの美しさがすごく気に入っていますよ
機能性は必要十分
エンダースキーマのワンサイドベルトバッグは、機能性も十分満足できるレベルです。
そもそもこのサイズのショルダーバッグにそこまで機能性を求めている人もいないとは思いますが、入り口の留め具や内ポケットなど、最低限の機能は備えています。
またアイテム名にもなっている、ショルダーベルトの長さ調整機能もあります。
バッグを正面から見て向かって右の片側のみで調節するベルトは、約10cm毎に計6つの調節穴が空いていて、59〜108cmの間で調節が可能。
1番長くした状態ではショルダーバッグに、1番短くすれば手下げバッグのように使用できるのですが、スモールサイズのサイズ感だとほぼずっと1番長い状態にすることになるでしょうね。
実際私は買ってからずっと1番長い状態で使っています
で、結局これって「買い」なの?
価格に目を瞑れるならとりあえず「買い」
で、結局エンダースキーマのワンサイドベルトバッグって「買い」なアイテムなの?
に対する私の結論は、
「多少価格は高くてもいいから、上質で大人っぽくてコンパクトなレザーショルダーバッグが欲しい」という人は買い!
です。
エンダースキーマのワンサイドベルトバッグはデザインや素材の良さ、サイズ感において非常にバランスの取れた良いバッグです。
価格が少し高い(税込24,200円)ということを除けば、とりあえずこういう小さなレザーバッグが欲しい人は買って損のないバッグだと思いますね。
\価格さえクリアできるなら最高にバランスの良いバッグ/
エンダースキーマの他のバッグと比べると…
エンダースキーマではワンサイドベルトバッグと同じようなデザイン、サイズ感のショルダーバッグがいくつか展開されています。
その中でもワンサイドベルトバッグはかなり大人っぽい方です。(ただその分価格も高い方ですが…)
シュリンクレザーの上質で洗練された雰囲気と、シンプルながらもワンアクセントあるデザインは唯一無二となっていますし、価格さえクリアできるのであればエンダースキーマの中でも屈指の名作バッグだと思いますね。
\エンダースキーマの中でも屈指の大人っぽさ/
【小さなバッグならエンダースキーマ(Hender Scheme)のワンサイドベルトバッグを選べばいいよっていう話】まとめ
エンダースキーマのワンサイドベルトバッグは、洗練された素材感とシンプルかつアクセントの効いたデザインが魅力のレザーショルダーバッグです。
少し価格が高いという欠点はありますが、そこさえクリアできるならとりあえず持っておいて損のないバッグだと言えます。
エンダースキーマの中でも定番として毎シーズンリリースされているバッグですので、気になった人はぜひ実物を手に取ってみてください。
ではまた!!
\小さなレザーバッグ探してるならコレ!/
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