こんにちは、ham(@ham50865160)です。
ついに発表されたユニクロ+Jの2021年春夏コレクション。
前回の20AWではちょっと異常なまでの人気っぷりだったユニクロ+J。
発売当日には開店前に100人規模の行列ができたり、店舗によっては店内で服が宙を飛び交う戦場と化していたり…
メルカリでは定価の倍以上のプレ値で売られていたりもして、もう熱狂が熱狂を呼ぶ状態。
「いやいやちょっと落ち着いて、どこまで行ってもユニクロはユニクロだよ」とでも言いたくなるような状況でしたから。笑
私も発売日の仕事終わりで見に行こうかなーと軽く考えていたので、当然フルラインナップどころか数点しか実物を見ることは叶わず、レビュー記事なんて夢のまた夢みたいな状況でした…
そして2021年春夏コレクションの発売日は3月19日となっていますが、おそらく今回も大人気となるでしょう。
発売日にゆっくり1つ1つアイテムを見て回って、買おうかどうか考えよう…なんて悠長なことを言っている場合ではないかも知れません。
そこで今回は発売より一足先に、服好きファッションブロガーである私が注目している、非常に楽しみにしているアイテムを5つに絞ってご紹介していきますので、是非予習という形で発売に備えてもらえればと思います。
ユニクロ+J(UNIQLO+J)とは?
ジルサンダー(JIL SANDER)って何なのさ?
ユニクロ+Jはジル・サンダー(JIL SANDER)という超有名デザイナーさんとのコラボコレクションです。
ジル・サンダーさんはドイツ生まれの女性デザイナーで、1968年立ち上げたご自身の名前を冠したブランド「JIL SANDER(ジルサンダー)」は今や世界的な超人気ブランドとなっていますね。(ややこしいんですが、ここからはデザイナーさんの方をカタカナで「ジル・サンダー」、ブランドの方はアルファベットで「JIL SANDER」と表記します)
そんなジル・サンダーさんですが、ブランドとしてのJIL SANDERとは色々ありまして、現在はJIL SANDERのデザイナーは退任し、特定のブランドのデザイナーは務めていません。
結構勘違いされている方も多いと思うので何度も言いますが、今回のユニクロ+Jは「ユニクロとジル・サンダーさんとのコラボコレクション」なわけで、ブランドとしてのJIL SANDERとのコラボではありません。
ユニクロ+Jのすごいところ
先述のようにジル・サンダーさんは世界的なデザイナーではあるもの、現在はフリー(特定のブランドのデザイナーではない)の状態。
つまりユニクロ+Jは、ジル・サンダーさんご本人のデザインした服が買える唯一のコレクションということ。
これって本当にすごいことで、ジル・サンダーさんのファンにはたまらないコレクションでしょう。(それがいくらユニクロでも、です)
ユニクロ+Jは他のコラボとはここが違う!
ユニクロ+Jが明らかに他のコラボと違うところが、素材と価格です。
例えばユニクロで有名な高級素材のスーピマコットンですが、最近ではユニクロユーやJW アンダーソンコラボでは使用されていませんでした。
しかしユニクロ+Jでは多くのシャツやカットソーでスーピマコットンが使われています。
他にも「繊維の宝石」と呼ばれるカシミアや高級素材の定番であるシルクなど、おおよそファストファッションでは考えられないような素材使いをユニクロ+Jではしちゃってるんですよね。
その分やはり価格は高くなっていてジャケットは全て10,000円越え、秋冬のコートなんかは20,000円超えるものもあったんですけど、それでも他のブランドで作ったらとてもそんな価格で収まるような出来ではなかったですからね。
ユニクロ+Jは「多少価格が上がってもいいからユニクロでもっと良い服を」というニーズをがっちり掴んだ、完全にハイエンドライン的な立ち位置になっています。
【予想プレビュー】ユニクロ+Jの2021年春夏はこれを狙っていけ!【おすすめ5選】
スーピマコットンオーバーサイズバンドカラーシャツ
コットンの中でも最高級に位置するスーピマコットンを使ったバンドカラーシャツ。
ユニクロは数年前までこのスーピマコットンを使ったアイテムで良品をバンバン出していたんですけど、ここ最近は素材価格の高騰もあってかリリース自体も少なくなってましたから、+Jで定番的にスーピマコットンを扱ってくれるのは嬉しいですね。
ただのコットンとスーピマコットンでそこまで何が違うの?っていう人もいるかも知れませんが、見てくださいよこのツヤを!
これはちょっと安いコットンでは出せない、繊維が細くて長いスーピマコットンだからこそ出せるツヤ感です。
ユニクロでこのツヤ感のシャツが買えるって控えめに言って結構ヤバい。
今回のコレクションではスーピマコットンを使ったツヤのあるシャツは何種類か出るんですけど、他のモデルはサイズ感がタイト〜ジャストっぽいので、1枚で今っぽく着るならこのバンドカラーシャツが良さそうですね。
カラー展開で言うと56 OLIVEと06 GRAYがかなりキレイそうで、商品写真の段階では甲乙付け難いので実際に見るのが非常に楽しみです。
シルクコットンVネックカーディガン
今季はカーディガンがトレンドになっていて、多くのブランドからリリースされています。
まあ今トレンドのカーディガンってミドルゲージで肉厚、アウターのようにバサッと羽織るものだったりするんですけど、こちらのカーディガンはハイゲージでどちらかと言うとインナー寄り。
ただやっぱ注目しちゃいますよ、だってこれ半分以上(55%)シルクなんですよ?
まあシルクもピンキリですから実際の生地感は実物を見てみるまで分からないんですけど、これは生地だけで期待しても良いんじゃないかな。
カラーバリエーションでは09 BLACKというカラーに注目していて、商品写真ではシルク特有の日に焼けたようにブラウンがかった深みのあるブラックに見えるんですよね。
このシルク特有のブラックって、それこそCOMOLI(コモリ)あたりのブランドがあえて使うような色味ですから、それがユニクロで手に入るとなったらこれはもう激アツじゃないかと。
あとは地味にVネックのVのところが浅いデザインなんかも、普通のカーディガンとは一味違う感じがして良いですよね。
ただVネックが浅い=ボタンが1つ多いということなので、ボタンのクオリティが気になります。
シルエットはハイゲージのキレイめなカーディガンなのでたっぷりと生地を余らせて今っぽく着る感じではないかも知れませんが、サイズを上げた時にどういうシルエットになるのかも試着して確認してみたいですね。
ちなみにカーディガン以外のプルオーバーニットやニットポロシャツも、シルク55%コットン45%の生地になっていますので、こちらも合わせて注目しておくと良いでしょう。
ドライスウェットシャツ
コットン32%、ポリエステル68%の生地を使ったプルオーバースウェット。
正直なところ高級な天然素材使いまくりの+Jの中では、ポリエステル中心の生地ってどうなの?って思うところではあるんですが、このアイテムは色味、特にある1色に注目しています。
それが上の写真の03 GRAYというカラー。
オンラインストアの画像を見た限りですが、ブルーがかったようなパープルがかったような淡いグレーがまあキレイ。
ここ数年ドメブラなんかでもこういう淡いブルーグレーみたいなカラーは流行っていますし、もし実物も写真通りの美しい色味だったら即買いでもいいんじゃないかなと。
価格も3,990円+税と別に高くはないですしね。
スーピマコットンリラックスフィットクルーT
これは今回のコレクションの中で、良い意味でも悪い意味でも最注目アイテムだと思っています。
良ければ大ヒットするだろうけど、期待値が高い分期待外れだった時のショックも大きそう。
最近のユニクロが得意としているビッグサイズのTシャツで、何と言ってもスーピマコットンを100%を使っているのはすごい。
昨年のエアリズムオーバーサイズTシャツのように、今年の夏のキラーアイテムになってもおかしくないと思いますよ。
ただ一つ懸念されるのが生地の厚み。
スーピマコットンを100%使って価格が1,500円+税となると、そんなにしっかりとした厚みは期待できなさそうなんですよね。
ゆったりとしたサイズ感で使う生地の量も多いでしょうし…
最悪のケースはサイズ感がゆったりしているのに生地がペラペラってこと。
これだと1枚で着るには生地が薄いし、インナーで着るにはサイズが大きくてダボつく…みたいなことになりかねませんからね。
ゆったりサイズで作るなら生地の厚みもある程度しっかりしておいて欲しいところ。
逆に生地が厚くできないならインナー特化でジャストサイズだと嬉しいんだけどね…
ここ最近ユニクロではスーピマコットンを使った良いTシャツがなかなか出てきていなかったので否が応でも期待してしまいますが、あまり期待し過ぎずに、でも注目はしておきたい1枚ですね。
ちなみに上記のスウェットで注目していたパープルがかったキレイなグレー(03 GRAY)はこちらのTシャツでも展開されています。
セルビッジ スリムフィットストレートジーンズ
ユニクロが得意とするセルビッジでリジッド仕上げのデニムパンツ。
こちらは直球ど真ん中のスリムデニムで、スキニーまではいかないまでもかなり細めのシルエットになっていそうですね。
スタイル抜群のモデルさんが履いてこのシルエットですから。
今のトレンド的は何でもかんでもビッグサイズなんで、そういう意味ではトレンドに逆行するようなデニムなんですが、やっぱりこういう細身のスタイリッシュなアイテムにも普遍的なカッコ良さがありますし、何より新鮮ですよね。
こういう小細工なしにカッコ良さを追求したデニムってデザインやシルエットで誤魔化しが効かない分、生地感がとても重要になっていくるんですが、このデニムはその生地感がめっちゃ良さそう。
このインディゴ(カラー表記は69 NAVY)なんて生地感と色味はもうほぼアーペーセー(A.P.C.)でしょ。笑
アーペーセーといえばスタイリッシュで大人っぽく履けるデニムの代表みたいなブランドですが、このグレーがかったような落ち着いたインディゴカラーも、本来カジュアルウェアであるデニムを清潔感があって大人っぽい、とても品のあるパンツに見せてくれるんですよ。
ちなみにこちらが本家アーペーセーのデニムですが、写真で見る限りは生地の雰囲気とかすごく似てませんか?
価格は5,990円+税とユニクロのデニムにしてはかなり高いんですけど、アーペーセーと比べると半額以下ですし、今のトレンドとは違うアイテムを高いお金払って買うのはちょっと…っていう人は是非見て欲しい。
【ユニクロ+Jの2021年春夏はこれを狙っていけ】まとめ
同じハイブランドデザイナーとのコラボラインであるユニクロユーがデザインでも質でもインラインと大差なくなっている中で、ユニクロ+Jはしっかりと差別化が図れていますよ。
ユニクロの服がもう少し高くてもいいからもっと良い素材で見てみたい、というニーズにバッチリハマっていますし、デザインやシルエットも今のトレンドに迎合し過ぎていなくて新鮮です。
こりゃますます発売日が楽しみになってきますが、そんな興奮の中でも今は非常時ということはお忘れないように。
皆さんくれぐれも健康や感染防御に十分注意した上で、このお祭りを楽しんでくださいね。
ではまた!!
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