こんにちは、ham(@ham50865160)です。
さて、今回購入したバッグはこちら。
KaILI(カイリ)というブランドの、アクションバッグ(ACTION BAG)というリュックになります。
これ本当に良いリュックなのですが、KaILIというブランド自体がまだまだ知名度はあまり高くはないので、ご存知ない方もいるでしょう。
そこで今回は、
- KaILI(カイリ)というブランドについて
- KaILIのアクションバッグのディティールと魅力
についてご紹介させていただきます。
KaILI(カイリ)とは?
KaILI(カイリ)は、
矛盾あるデザイン
をコンセプトにデザイナー兼バッグ職人の方がデザインから製造までを一手に担う、福岡発祥のバッグブランド。
KaILIのバッグは、
デザインに違和感を覚え、矛盾に気付き、考える。
そしてその過程を楽しんでもらう。
というブランドコンセプト通り、どこか不思議であまり見たことのないようなデザインのものが多いですね。
しかもKaILIの良いところって、後ほど詳しくご紹介しますが、ただ矛盾のある突飛なデザインをしているわけではなく、そのデザインがどれも実用的で使用者のことを考え抜いているというところ。
簡単に言うと、
斬新でイケてるデザインなのに、めちゃくちゃ使いやすい
ってことなんですよ。
KaILI(カイリ)のアクションバッグは最強のコスパリュックでした。
こちらのアクションバッグは、KaILIの中でも20AWから新たにリリースされた新モデルです。
ブランドの定番人気であるゲームポケット(GAME POCKET)というリュックを、使いやすさと容量をパワーアップして作られたアクションバッグですが、これがもうシンプルに良いリュック。
ここからはそんなアクションバッグの魅力を、余すことなくご紹介していきます。
使う人のことを考え尽くしたギミックの数々
KaILIのアクションバッグには、使う人のことを考えたギミックが数多く散りばめられていて、本当に使いやすい。
例えば左右両側からアクセス可能な開口ポケットなんかは、使う人のことを考えた非常にKaILIらしいギミックとなっています。
これはハンティングジャケットなどによく見られるゲームポケットという、捕らえた獲物を素早くしまうためのポケットをモチーフにしたものなんですが、ファスナーがなくアクセスが容易でよく取り出すもの(スマホやパスケースなど)を入れておくにはとても便利。
ファスナーがないと言っても、ポケット口の裏側には返しが付いていることで中身がこぼれ落ちるなんてことはなく、利便性と最低限のセキュリティをきちんと両立した設計になっています。
ちなみにファスナー付きのポケットだってちゃんとあって、こちらは向かって左側、左肩に背負った時に右手で取り出しやすいような位置に付いています。
他にもチェストストラップのアジャスター部分がショルダーストラップに隠れる仕様になっていたりと、使い勝手だけでなく見た目の部分にもこだわり抜いているのが分かります。
さらには
- 身体のラインに沿うようなS字カーブを描くショルダーストラップ
- 背中側から直接アクセスできるPCスリーブ
- 荷物の容量によってリュックの厚み(マチ)を調節できるアジャスターバックル
などなど、「ここがこうだったらいいのに…」という使い手の細かな願いが全て叶えられたリュック、痒いところに手が届くリュック…本当にそんなバッグなんですよね。
ミニマルさとギア感の融合
機能性がウリであるKaILIのアクションバッグですが、私がこのリュックに惚れた1番の理由は、はっきり言って見た目です。
実はKaILIには、アクションバッグ以上にブランドのアイコン的モデルとなっているゲームポケット(GAME POCKET)というバッグがあります。
ブランド的にはどちらかと言うとゲームポケットの方が王道で人気も高いとは思うのですが、私にはどうもその見た目がミニマル過ぎる気がしたんですよね。
その点アクションバッグは、左右のアジャスターストラップやチェストストラップなど、どこかギア感溢れるディティールが散りばめられています。
このミニマルさとギア感のバランスが本当に素晴らしい。
っていう私みたいなわがままさんの好みにも、バッチリどストライクなデザインなんですよね。
美しさとタフさを併せ持つコーデュラナイロン
KaILIのアクションバッグは一部(ファスナーの引き手など)を除いて、耐久性や撥水性に優れたコーデュラナイロンを使用しています。
また500デニールというコーデュラナイロンにしては細く繊細な糸を使うことで、リュック自体の軽さと素材表面の美しさを実現しているんですね。(通常のコーデュラナイロンは1000デニール程度)
デニール(denier)とは繊維の太さを表す単位であり、その繊維の糸が長さ9,000mだった時の重さ(g)を◯◯デニールと言います。(9,000mの繊維って想像付かないけど…)
つまり9,000mの長さの糸の重さが1gだった時、その糸の太さは1デニールということですね。
このようにデニールは数字が大きくなるほど太い繊維となり、例えば1,000デニールは9,000mあたりの重さが1,000g(=1kg)となる糸ということになります。
デニールという単位って、女性は聞き覚えのあるの人が多いと思うのですが、これ実はストッキングやタイツの厚さを表す単位としてよく使われているんですよね。
だから女性にはデニール数で何となくその生地の厚み(=糸の太さ)が分かるって人もいるでしょうけど、男性はほとんどいないでしょう。(私もさっぱり分かりません笑)
なおストッキングとタイツって生地のデニール数によって区別されるそうで、一般的には
- 30デニール未満のもの:ストッキング
- 30でニール以上のもの:タイツ
と言うそうです。
またこういう高価格なリュックって、底部にスエードレザーなどを使っているものも多いんですが、KaILIのアクションバッグは底部もナイロン製となっています。
これも軽量化に一役買っていて、確かにレザー素材の高級感も魅力的なんですが、やっぱり長時間背負うものとなると少しでも軽いっていうのは大きなメリットになりますよね。
価格は高い、でもコスパは最高
今回購入したKaILIのアクションバッグの定価は36,300円(税込)です。
今や無印やUNIQLOで3,000円も出せばそこそこに良いリュックが手に入る時代ですし、オールレザーならまだしも、ほぼ全てナイロンのリュックがこの価格は結構やばい。
でも今一度考えて欲しいのは、真のコスパとは『価格÷使用回数』だということ。
簡単に言うと10,000円で買って年に10回しか使わないものよりも、50,000円で買って年に100回使うものの方がコスパは良いってことですね。
- 10,000円÷10回で、1回あたり1,000円
- 50,000円÷100回で、1回あたり500円
使用1回あたりの価格を考えれば、②の50,000円の方がコスパが良い!
そしてこの考え方に基づくと、バッグにお金をかけることってすごく理に適ってるんですよ。
どんなに気に入った服でも、Tシャツなんかは1回着れば洗濯するし、シャツやパンツだって数回着れば洗濯は必要になります。
アウターに関しても1回着る度に洗濯なんてことはないですが、それ1着でコーデの印象を決定付けるアイテムなので、毎日同じアウターっていうのもなかなか難しい。(毎日同じ服着てる奴だと思われますからね笑)
加えてそもそもアウターって、1年のうちで着られる季節が限られてますし。
そう考えた時に、バッグは同じものを毎日使っていても違和感ないですし、こういうナイロンのリュックならそれこそ季節問わずに年中使えます。
月並みな表現ですが「どんなコーデにも合うバッグ」を1つ持っておく、そしてそのバッグにはしっかりとお金をかけることって、実はとてもコスパが良いことなんですよね。
【KaILI(カイリ)のアクションバッグは最強のコスパリュックでした】まとめ
KaILIはまだまだ知名度は高いとは言えないブランドです。
それはデザイナーさんが1つ1つ心を込めて手作りしているからであって、アイテムの完成度は本当に素晴らしい。
こうなるとむしろ、その知名度の低さや流通量の少なさも魅力になってしまいます。
それに繰り返しになりますが、日常的に使うバッグにしっかりとお金をかけて良いものを使うことって、毎日の幸福度を高めてくれる素敵なことだと思うんです。
皆さんも是非、KaILI(カイリ)で勝負バッグを手にしてみてはいかがでしょうか?
ではまた!!
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