こんにちは、ham(@ham50865160)です。
私は結構インドア派で今まではあまり一人でお出かけってあんまりしなかったんですけど、最近は気になるアイテムやショップ、ブランドなんかがあるとそれだけのためにふらっと出かけることが多くなりました。
もちろんこのブログのネタになればいいなという気持ちもあるのですが、服好きが高じて活動範囲が広がるのは良いことだと思っています。
ということで今回はあるブランドのPOP UP STOREに行ってきたのでそのレポートです。
ちょっと私にはめずらしく速報的な記事なんですが、そうでもしないと本当にすぐに売り切れてしまうようなブランドなんですよ。
記事タイトルでネタバレしているのでそんなに引っ張ってもしょうがないのですが、そのブランドとは、
NEAT(ニート)
です。
本当に今大人気のブランドなんですが、そのNEATが2019年9月27日(金)〜10月6日(日)までUNITED ARROWS原宿店でPOP UP STOREを開催していますので行ってきました。
目次
NEAT(ニート)とは
NEAT(ニート)はデザイナーの西野大士さんが2015年に立ち上げたパンツ専業ブランド。
NEATという言葉は「きちんとした」という意味の英語であり、
Tシャツやスニーカーなどのラフなアイテムと合わせても、パンツだけきちんとしていれば上品に見える
というコンセプトのもと数多くの服好きを唸らせる魅力的なパンツを作り続けています。
NEATはもうとにかく人気が半端じゃないんです。
感覚的には今をときめくCOMOLI(コモリ)やAURALEE(オーラリー)なんかと比べても完売のスピードは段違い。
インスタなどのSNSで入荷速報を手に入れたとしても次の日に行ってみたらもうサイズ欠けがあったり、オンラインショップでは掲載日中に完売するようなところもありますからね。
デザイナーの西野さんは元々ブルックスブラザーズで働いていたこともあってアメリカに非常に強い思い入れがあるそうで、19SSでは人気セレクトショップのL’ECHOPPE(レショップ)とのコラボでNEAT USAというアメリカのワークパンツをモチーフにしたコレクションをやっていましたが、これなんかは開店前に行列ができたそうですし、文字通り即完でした。
NEATのパンツは3型
NEATはパンツ専業ブランドですが、主なモデルは
- テーパード
- ワイド
- ベルトレス
の3型のみとなっており、毎シーズン様々な生地でこの3型を作っています。
それぞれ印象が違って魅力的なんですが、やはりブランドコンセプト通りどの型も非常に上品なシルエットをしています。
ちなみに個人的にはテーパードかベルトレスがおすすめ。
ワイドはNEATらしいシルエットではあるのですが、ビッグシルエット全盛でワイドパンツに見慣れた今でさえかなり太く感じます。
本当にドカーンといった感じの迫力があるので、NEAT初心者は少し尻込みしてしまうかも。
特徴的なタック
NEATのパンツの特徴は何と言っても腰回りに深く入ったインタック(※)。
深いタックが入ることにより腰回りにゆとりができ履き心地が良くなりますし、テーパードはより強調されてシルエットがキレイに見えます。
この美しさを生かすためにNEATのパンツは基本的にタックインで履くことを前提に作られていますね。(もちろんタックアウトで履いてもカッコいいですが)
このタックが本当に上品で今の言葉で言うならめちゃくちゃインスタ映えするんですよ。
腰回りのタックを見ただけで「NEATのパンツだな」ってわかるようなブランドを象徴するデザインになっています。
タックとは正式にはプリーツ(Pleats)といい、パンツでは腰回りにゆとりを持たせて窮屈感をなくすためのものです。
また製作過程においては、タックの入ったパンツの方が製図する際に無理のないパターンで作れるそう。
タックにはひだが内側を向いたインタックと外側を向いたアウトタックがあり、インタックはイギリス式、アウトタックはアメリカ式とも呼ばれていますね。(下の写真は上:アウトタック、下:インタック)
日本ではアウトタックの方が一般的ですが、インタックも腰回りの生地の広がりを抑えてお尻をすっきり見せることができるなどの特徴があります。
裾は自分好みでお直しを
NEATのパンツは裾上げを前提としているので購入時は未処理の状態(丈が長い)です。
ここからそれぞれ好みの丈感、裾の形にしていくのですがこういった自分だけのカスタマイズ感も人気の秘密なのかもしれませんね。
アンクル丈にして軽さを出すもよし、ダブル仕上げにして重厚感を出すもよし。
ちなみにテーパードやベルトレスは裾に向かってテーパードしている形ですが、裾上げしてもシルエットが崩れないように計算されているのでご安心を。
NEATのPOP UP STORE
NEATは直営店を持たないので普段は各セレクトショップで買うしかないんですが、これがまた動きの早いこと早いこと。
正直かなりフットワークの軽い人じゃないとなかなか品揃えのよい状態で見ることはできません。
そんな人気爆発中のNEATが比較的大規模なPOP UP STOREをするということで、もうここしかないと思い開催初日に行ってきました。
場所はUNITED ARROWS 原宿本店
場所はUNITED ARROWS原宿本店、ラフォーレ原宿の交差点から竹下通り方面に5分ほど歩いた原宿の中心からはちょっと外れたところにあります。
幸運なことに?UNITED ARROWSの公式HPがメンテナンス中であまり情報が流れなかったようで、初日ではありましたが思ったより人は少なく比較的商品も残っておりゆっくりと見ることができました。
ほぼフルラインナップの豊富な品揃えのはずが…
今回はなんと19AWのほぼフルラインナップということで、今シーズンからの新たな定番であるコットンガルゼ、秋冬の定番素材であるウール、コーデュロイ、はたまた変わり種のレザーなどなど、様々なモデルが勢揃いするとのこと。
こりゃもう期待せずにいられませんよ!!
何度も言いますがNEATは本当に動きが早いのでこんなにアイテムが揃っていることは滅多にないんです。
さていざ当日、私は仕事を定時で終え、足早に原宿に向かって17時過ぎにはUNITED ARROWSに着いたので意気揚々と店内に入っていったのですが…。
と思って店員さんに聞いてみると、なんと開店前から十数人が並んで人気の型・カラーはおおかた売り切れてしまったとのこと!!(基本的に再入荷はないそうです)
特に鬼ガルゼと呼ばれる人気のコットンガルゼはカラー・サイズ欠けが激しく、ブラウンなんかはもう全型完売している始末…。
遅かったー!!
正直密かにコットンガルゼのブラウンのテーパードを狙っていたのですが…。
やはりNEATの人気の凄まじさを再確認しました。
ちなみにコットンガルゼの質感はこんな感じ。
発売当初はなんか違うかな〜と思っていたのですが、日が経つにつれ欲しくなってしまい、POP UP STOREをやるとのことで買う決心をしていました。笑
この生地のブラウンが本当に良い色味で欲しかったんですが、完売とのことで他のカラーにしようかとも考えましたが、妥協して買える価格ではないので諦めました。
価格はコットンガルゼのもので36,300円(税込)です。(た、高い!!)
素材にもよりますがNEATのパンツは30,000〜80,000円くらいとかなり高額です。
それに見合うだけのクオリティがあるとはいえ、パンツ1本に50,000円以上かけるのは正直どうかと…。
個人的にはパンツ1本ならNEATのコットンガルゼくらいまでが限界ですね。
なお今回のPOP UP STORE限定アイテムみたいなものはありませんでした。
店内の雰囲気は?初日にはデザイナーの西野さんも!!
UNITED ARROWS原宿本店はメンズがB1Fということなんですが、POP UP STOREは比較的こぢんまりとしていましたね。
ちょっと中の写真は撮れなかったのですが、あまり他の商品とはっきり区別されているわけでもなく普通に見やすかったです。
コアな服好きしか来ないような個人経営のショップではなく、UNITED ARROWSという大衆的なセレクトショップでやってくれたというのも大きかったと思います。
そしてなんと初日にはデザイナーの西野さんがいらっしゃったんです!
ネットで何度も見た人でしたから生で見るのはなんだか変な感じでしたが、接客などもされていてとても優しそうな方でしたね。
まあ私は極度の人見知りなのでほとんど話せず遠目に見ていただけですが…。笑
まとめ
大人気パンツブランドNEATのPOP UP STOREに行ってきました。
今回のPOP UP STOREは比較的大規模で期間も長いのですが、おそらく最初の土日で人気の型はほとんど完売することが予想されます。
初日の時点でだいぶサイズ・カラー欠けがありましたしね。
なので気になっている方はとにかく早めに行ってみてください。
ではまた!!