こんにちは、ham(@ham50865160)です。
ファッションにおいてサイズ感というのは非常に重要。
どんなに良い生地を使っていてどんなに優れたデザインの服でもその人のサイズに合っていないとおしゃれには見えませんし、着心地も本来の良さを感じられません。
ちなみに私は身長179cm、体重75kgのガッチリ体型で服のサイズはL〜XLなのですが、結構普段からマイサイズのアイテムを探すのに苦労しています。
Lサイズだと少し小さいけどXLサイズは取扱いがないとか。
今でこそビッグシルエットブームのおかげで大きめのサイズの服が溢れていますが、一昔前の細身ファッション全盛期の頃なんかはLサイズ表記でも結構小さめのものが多くて特にサイズ選びに苦労していた記憶があります。
やはり標準的なサイズ感であるMサイズが1番売れるので取扱いや生産数が多いのはしょうがないのですが、身体が小さかったり大きかったりする人にとってサイズ選びは死活問題。
特にビッグシルエットブーム以降は身体の小さい人の方が大変だと思います。
自分に合うサイズがないからと言っておしゃれするのを諦めていた方もひょっとしたらいるかもしれません。
そこで今回はブランド紹介シリーズの番外編。
普段は私の好きなブランドやよく着るブランドをご紹介しているのですが、今回はある一定の少数派に向けたブランドをご紹介します。
ブランドの名前はRetroPics.(レトロピクス)。
- 背が小さくてサイズ感の合う服がない。
- 既存のXSサイズよりもさらにジャストサイズを求めている。
RetroPics.(レトロピクス)とは?
RetroPics.(レトロピクス)は低身長、特に160cm前後の大人の男性にターゲットを絞った日本唯一のメンズXSサイズ専門のブランド。
コンセプトは、
小柄男性にファッションの喜びを提供したい。
前述したように標準的な身長・体型でない人にとってマイサイズの服を選ぶのは想像以上に大変で、ビッグシルエットブームによって低身長の人にとってはさらに難しくなっています。
XLサイズもですが、XSサイズが豊富なブランドって探すと意外と少なくて、UNIQLOのような大衆向けファストファッションのようなブランドが多く、元々の生産数が少ないドメスティックブランドなんかではほぼありません。(ドメブラでもユニセックスのところはメンズとレディースの間みたいなサイズ展開はありますが…)
こういった背景もありメンズにマイサイズの服がないので、レディースやキッズサイズの服を選んでいる人もいるでしょう。
みたいなガリガリ体型で男性でありながらレディースを着ること誇りに思っている人っていますよね。(ガッチリ体型の私からすると信じられないのですが笑)
こういう普段メンズでマイサイズがあるけど、アクセントとしてレディースも着る人とは違い、低身長の人たちはレディースから選ぶしかないんです。
そんな男性におしゃれを諦めて欲しくないとマイサイズを提供しようとしているのがRetroPics.です。
そんなRetroPics.の特徴を具体的に見ていきましょう。
RetroPics.の特徴
XSサイズのために引き直されたパターン
RetroPics.はとにかくサイズ感にこだわっています。
UNIQLOとかのXSサイズってMサイズが基準としてあって、それをそのまま小さくしたようなサイズ感なのですが、RetroPics.ではXSサイズのために各アイテムごとにパターンを引き直しているそう。
そうすることにより小柄でも肩や裾がぴったりとあったジャストなサイズ感を実現しています。
かなりのジャストサイズなので今流行りのゆったりとしたシルエットとは逆行しますが、男性って大人になればなるほどジャストサイズでビシっとキメなければいけない場面も増えてきますし、流行に左右されない王道のサイズ感ですね。
もしゆったりとしたシルエットが着たければ他のブランドでSサイズを着ればいいだけですから、ジャストサイズであるということに意味があります。
ジャストサイズが映えるシンプルなデザイン
RetroPics.の服はジャストサイズを最大限活かすように極力デザインを削ぎ落としたシンプルでキレイめなアイテムが多いですね。
またシンプルなデザインにすることによって幅広い年代の人が着やすいようにもなっています。
あまりデザインが効いていると大人の男性は着にくいですしね。
常時100点を超えるアイテム数
普段サイズが合わなくて選択肢が少なくなってしまっている小柄な男性にも好きな服を選ぶ楽しさを味わって欲しいということで、RetroPics.では常時100点を超えるバリエーションの服を用意しています。
さらに毎シーズン新しいアイテムを開発しているとのことで、1ブランドが持つアイテム数としてはかなり多いと言えるでしょう。
ただどうしても1つ1つのアイテムの生産数(ロット数)が少ないのでカラーバリエーションが少ないのと、価格が少し高くなってしまいます。
長袖シャツで20,000円程度、半袖Tシャツでも6,000〜13,000円ほどします。
逆にコートなどアウター類は40,000円以下のものが多く比較的低価格ですね。(シャツが20,000円くらいするドメブラだと、コートで100,000円程度は当たり前ですからね)
まあ少数生産だと制作を依頼する工場側にも利益が出にくいですし、パターンを引き直すなど手間もかかっているのでそれだけの価値があり、価格に関しては仕方ない部分もあるでしょう。
RetroPics.はどこで買えるの?
RetroPics.は基本的に公式ECサイトでの購入となります。
実際にECサイトを見てみると、アイテムに関する説明がかなり丁寧にされています。
特にサイズ感に関しては、細身、筋肉質と体型の異なる2人のモデルを用いてそれぞれの体型の人が着た時にどのようなシルエットと着心地になるのかを事細かに説明してあります。
この辺はブランドのサイズ感へのこだわりを強く感じる部分ですね。
しかしただでさえサイズ感に敏感な低身長男性なので、ネットで買うというのは抵抗がある人もいるでしょう。
そこでRetroPics.には2つのサービスがあります。
試着サロン

落ち着いた空間の試着サロン
まずはシンプルに試着ができるというサービス。
この試着サロンは表参道駅から徒歩5分というアクセスしやすいところにあり、100点を超えるRetroPics.の全アイテムを試着することができます。
試着したアイテムは気に入ればその場で購入して持ち帰ることも可能なので、家に帰ってからECサイトで購入するという二度手間が嫌な人にもおすすめ。
また完全予約制なので他人の目を気にせずにゆっくりと試着でき、さらにスタッフからのトータルコーディネートの提案もしてもらえるのも魅力。
もちろん利用は無料です。
ジャストサイズ保証
もう1つが「ジャストサイズ保証」という無料返品サービス。
ECサイトで購入しもしもサイズが合わないと感じたら、7日間以内であれば手数料無料で返品が可能です。(送料は自己負担ですが)
また交換も可能でその際は交換品の送料は無料となっています。
サイズ違いでの返品交換を不可なところも多いですので、こういうサービスがあると安心ですよね。
まとめ
最近ではZOZOTOWNもSMLサイズからマルチサイズ(パーソナルサイズ)展開を始めてかなり好評だったようですが、それはやはり多くの人が服のサイズ選びで苦労していたということ。
ダイバーシティ(多様性)が叫ばれる世の中で、全ての人が体型に関係なくファッションを楽しんでいけるようになるといいですね。
ではまた!!
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